2026/08/01 - 2026/08/12
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j-ryuさん
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★インド最北端でパキスタンや中国と国境を接する
ラダック&ザンスカールに行ってきました。
平均標高が3500m~4000mと私が訪れた国や地域の中でも
群を抜く高度です。
そもそもラダック&ザンスカールって聞き慣れない地名だけど
何があって何が見所なの?
ざっくり言えばヒマラヤに囲まれだ荒涼としたチベット仏教の
祈りの大地と言った感じです。
Part3ではカルギルから雄大な氷河や7000m級の山を眺め
ペンシ・ラ峠を越えてザンスカールの中心地パドゥムに向かいました。
途中では念願だったブルーポピーや貴重な高山植物が見られ
私の今回の旅の目的の半分が達成できた感じです。
Part4ではザンスカールの中心地パドゥムを拠点に
周辺の大自然を愛でながら歴史ある僧院(ゴンパ)を訪ねました。
ただパドゥムの標高は3565mもあり何もしなくても
息が上がります。
旅の後半には標高5360mの峠越えも待っていると言うのに
体調&体力が持つのだろうか・・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
★2026年 8月:インド最北端・祈りの大地・ラダック&ザンスカール
大紀行12日間 スケジュール
8/1(土) 自宅→東北線→新白河(新幹線)→上野→両国
◎ホテルリブマックス両国泊
8/2(日)羽田空港(11:50)AI357(エアインディア)→
17:30(デリー) 飛行時間9時間10分
◎デリー/ディベンチャーサロバールボルティコ泊
8/3(月) デリー空港(07:05)→ラダック/レー空港)(08:15)
(09:00)4WD専用車→アルチ《3165m》
ザンスカール川とインンダス川合流地点、アルチ僧院。アルチ村散策
◎アルチ/ジムズカンホテル泊
8/4(火)(08:00)4WD専用車→ムーンランド→ラマユル僧院
→フォトゥ・ラ峠《4029m》→ナミカラ峠《3720m》
→17:00(カルギル)《2705m》
◎カルギル/ゾジラホテル泊
8/5(水) (07:00)4WD専用車カルギル→バルカチック氷河/ヌン峰
《7135m》クン峰《7087m》→ペンシラ峠《4401m》
→ダラン・ドゥルン氷河→ザンスカール/パドゥム
◎パドゥム/ポタラホテル泊
8/6 (木)ザンスカール・パドゥム近郊観光
カルシャー僧院、ゾンクル僧院、サニ僧院など
◎パドゥム/ポタラホテル泊
8/7(金) ザンスカール・パドゥム近郊観光
パルダン僧院。トンデ僧院、
→ザンラ《3500m》ザンラ僧院。ザンラ旧王級跡
◎パドゥム/ポタラホテル泊
8/8(土) シンギラ峠《5050m》→ワンラ僧院→ラマユル
◎ラマユル/ナムキラホテル
8/9(日)(09:00)→レー
シャンティストゥーパ、ナムギャル・ツエモ、バザール
◎レー/ホテル・アエロラダック
8/10(月) レー→チャンラ・峠《5360m》→パンゴン・ツオ《4250m》
◎レー/ホテル・アエロラダック
8/11(火)(12:10)AI2464→デリー(13:35)
デリー(18:10)AI358→飛行時間8時間5分
8/12(水)
AI358→羽田(05:55)
→羽田→上野→
東北新幹線→新白河→東北線→自宅 -
★羽田→デリー&ラダック ルートマップ(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@22.2212864,100.9085932,4271305m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MDgxOS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
東京からデリーまで往きは9時間10分。
デリーからレーまでは1時間10分。
帰路、デリーから東京までは偏西風に乗り8時間5分。 -
★ラダック&ザンスカール ルートマップ
西遊旅行HPより
https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GDIN43/ -
★ザンスカール・パドゥムの僧院ルートMap
※Google Mapに加筆
https://www.google.co.jp/maps/@33.5419525,76.7468052,21245m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MDkzMC4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
8/6(木)06:00
おはようございます。
私の部屋から北西側の眺め。
山頂に少し雲がありますがP16(6431m)やP18(6184m)や
T20(6157m)など6000m級の雪山が見えます。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
T20(6157m)双耳峰の山です。
写真では左側の峰が高く見えますが
実際高いのは右側の山で6157mあります。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
T20の右手(北側)に連なる山々ですが
名前(山座)は分かりません。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
広角で見た構図です。
山並みの上だけ朝日に照らされています。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
T20(6157m)
私が山座名や標高を参考にさせていただいたのは
京都大学山岳会の『ザンスカール(インド・ヒマラヤ)登山小史』です。
https://www.aack.info/ja/news/2015MAYsakamoto/Zanskar.html -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
ただ山座名はT20とかT16とと表記されていますが
京都大学山岳会の『ザンスカール(インド・ヒマラヤ)登山小史』は
2015年の情報なので現在はこれらの山にも
正式名(山座名)が付いているのかも知れませんが
Netでは調べ切れませんでした。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
上記の山々を含めパドゥムの西に連なる山は
『ザンスカール(インド・ヒマラヤ)登山小史』では
ゴンペ谷山域と呼んでいて、
広域的にはヒマラヤ北部に当たるようです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルの朝食
8/6(木)07:30
今朝も体調がイマイチで食欲はありませんでしたが
今回の旅行で朝食会場で白粥が出ることが多く
今朝はチリメン山椒ふりかけで少しだけ食べました。
写真左は添乗員さんが作ってくれたインスタント味噌汁です。
日本から持参した -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
朝食後は部屋で少し寛ぎ9時に3つのゴンパ(僧院)見学に
出かけました。
青空もありますがやや雲が多い天気です。
ザンスカールやラダックはインド洋からのモンスーンの
影響はあまり無いそうですが、それでも夏場は雲が多いようです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
パドゥムの市街地を抜けるとホテルの部屋からは見えなかった
南西の山が見えてきました。
この三角の山はおそらく標高6431mのT15ではないかと思います。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
▲標高6431mのT15かな?
一般的に山容は富士山のようなコニーデ(円錐火山)型じゃないと
見る位置によってかなり山容(姿)が変わるので
ビギナーは山座の特定に難儀します。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
パドゥムの市街地を抜け盆地を進むと
トサラップ川(ツァラプ川)の向こうの山肌に
カルシャ僧院(Karsha Gompa)が見えてきました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
パドゥム盆地の北西に連なるゴンペ谷山域 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
左手の山は▲標高6431mのT15かな? -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
同じ山塊の谷を挟んで
左手にチュージグザル尼僧院
右手にカルシャ僧院が望めます。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
険しい山肌にへばりつように建物が密集して建つカルシャ僧院 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
カルシャ僧院はザンスカールの僧院の中で最大の規模です。
カルシャ・チャンバリンとして知られるこの僧院は、
偉大な翻訳官であるパクパ・シェラブによって建立され、
その後ラマ・ドルジェ・シェラブによって現在の規模に
拡大されました。
現在も100名以上の僧侶が修行するカルシャ僧院には、
ストッドのチャンセム・シェラブ・ザンポによってゲルク派の教えと
ツォンカパの教えがもたらされます。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
カルシャ僧院の麓にはグリーンベルトが広がり
農業地帯になっています。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
写真下のもっと手前をトサラップ川が流れていますが
なぜか川に近い方が緑があまりありません。
恐らくこのトサラップ川(ツァラプ川)が暴れ川で
増水や氾濫で流域が定まらず
結果として氾濫の及ばない標高の高い部分にしか
農地や宅地が発展できなかったのではと思います。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
チベット仏教の僧院はなぜ崖や山腹に建設されるのかというと
崖や山腹の僧院は、修行に適した隔絶性、聖地としての象徴性、
守りやすさ、そして高原の地形条件が重なって生まれたものです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
▲標高6431mのT15かな? -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
カルシャ僧院が山腹の崖にへばりつくように
建てられているのが分かりますが
写真で見る以上に高い場所で急峻な地形に
驚かされました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
パドゥム盆地の北西に連なるゴンペ谷山域の
T16(6431m)やT20(6157m)が望めますが
山頂付近に雲が多く残念です。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
上記T16(6431m)やT20(6157m)の右手(北)の山ですが
山座名は分かりませんが6000m級の山だと思います。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
パドゥム盆地の北西に連なるゴンペ谷山域
2016年頃はまだ未踏峰の山が大かったようですが
その後の情報は分かりません。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
▲標高6431mのT15かな? -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
パドゥム盆地が標高3500mを越えているので
この山は4500mくらいはあるでしょうか。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
カルシャ僧院の立地は日本なら豪雨や雪崩の危険があるので
まず建てないと思いますが
それだけこの辺りは雨が極端に少ない気候なのだと思います。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
ではなぜチベット仏教の僧院はぜ崖や山腹に建設されるのか?
修行の環境
チベット仏教では、世俗から少し離れた静かな場所が
修行に向くと考えられてきました。
山腹や崖は人の出入りが少なく、瞑想や隠遁に適した環境です。
洞窟や岩場が修行の場として使われた例も多く、
そこから僧院化した場所もあります。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
聖地として見えやすい
山はチベット文化で特別な意味を持ちやすく、
高い場所そのものが聖性を示します。
山腹や崖上の僧院は遠くからも見え、
信仰の中心として強い象徴性を持てます。
ポタラ宮のように、宗教と権威を視覚的に示す役割もありました。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
現ダライラマ来院を記念して建てられた新しい僧院。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
4WDに分乗し急斜面を登りカルシャ僧院の駐車場に
やって来ました。
かなり登ってきたので広大なパドゥム盆地が見渡せます。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
盆地の右手向こうが6000m級の山が連なるゴンペ谷山域の山々で
その麓あたりにパドゥムの市街地があります。 -
★ザンスカール・パドゥム~パドゥム盆地と大麦畑
扇状地のような盆地の真ん中をトサラップ川が
流れています。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
緑が広がる部分はトサラップ川より標高が高く
比較的水害が及びにくい場所だと思われます。 -
★ザンスカール・パドゥム~パドゥム盆地と大麦畑
丸みのある棚田のような農地は大麦畑で
日本で言うところの収穫まじかの麦秋の景色です。 -
★ザンスカール・パドゥム~パドゥム盆地と大麦畑&ブッタ像
下の方には黄金色の大きなブッタ像ガ見えています。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
◎カルーシャ僧院 は
ザンスカール地方最大の僧院で、リキール僧院(下ラダックの
ヘミス僧院と並びラダックで最も力のある僧院の1つ)の分院であり、
ザンスカール地方のゲルク派の僧院を統括する僧院です。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
-
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
正式名称は「カルーシャ・ガルダン・チャンバリン」と言い、
もともとは麓にある「チャンバリン(弥勒堂)」
(チャンバ=弥勒菩薩)が発展した僧院です。
15世紀末、ゲルク派の開祖ツォンカパ大師の
弟子チャンセム・シェーラブ・サンポにより現在の
カルーシャ僧院の場所に僧院が建てられ、
ザンスカール初のゲルク派の僧院となりました。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
-
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
ザンスカール諸侯の寄進も篤く、お堂・僧房などが
どんどん拡張され、現在では約120名の僧を擁しますが、
常駐している僧は数十名です。
冬は多くの僧が南インドに滞在するそうです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
僧院の最高地点辺りから見下ろしたパドゥム盆地。
盆地の中央を流れている川が
ツァラプ川(トサラップ川)はやがてザンスカールに合流し
ザンスカール川はその後インダス川に合流し
インダス川はパキスタンでインド洋のアラビア海に注ぎます。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
今日は高僧が訪れるとのことで
僧たち送迎の準備に追われていました。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
青空が広がり広場のタルチョ(五色旗)がたなびいています。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
僧院内部は残念ながら撮影禁止です。
ドゥカン・ヨクマは、日頃勤行堂とし
て使用されており、創建は 17 世紀と言われています。
「ゲルク派の守護尊」怖畏金剛は、サンスクリット語で「
ヴァジュラ・バイラヴァ」と呼ばれ、
水牛忿怒面を持つ守護尊(イダム)です。
チベット仏教では後期に登場した無上瑜伽タントラという
経典に登場する尊格を守護尊とする事が多く、
この怖畏金剛もその一つです。
バイラヴァとは、ヒンドゥー教のシヴァ神の凶暴な面の具現で、
仏教に取り入れられ怖畏金剛になったとされ
ています。また、怖畏金剛は「文殊菩薩が変化した姿」とも言われ、
水牛面の上部が文殊菩薩であるとのことでした。足元
には屍体を踏みつけており、その下の頭蓋骨の器には
その屍体の目や舌、血などが溢れんばかりの描写です。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
カルーシャ僧院での最後の見学は、カルーシャ僧院での目玉である
「ラブラン堂」へと向かいました。
ラブラン堂は15世紀に建てられたカルーシャ最古のお堂の1つで、
本尊はチューチクザル像(十一面千手千眼菩薩)。
他には珍しい「腰掛けのチャンバ像」(弥勒菩薩)を見学。
何よりここの見どころは、五仏をはじめとする「仏画の数々」でした。
ここの壁画は創建当時の色合いをそのまま残したもので、
カルーシャ僧院は「ザンスカールで
最も美しい壁画が揃う僧院の1つ」と言われています。
お堂正面には黄金の立体曼荼羅が置かれ、
その前にはお供え物のトルマが置かれていました。
トルマとはツァンパ(大麦を炒って
粉にしたもの)に水とバターを混ぜて作られたお供え物のことです。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
建物の陰で僧侶がこそっとスマホを見ていました。
いったい何を見ているのでしょう?
それにしてもスマホの無い秘境などあるのでしょうかね(^-^;。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地を望む絶景です。
今は真夏なので雪は少ないですが10月~5月頃は
雪がとても美しいそうです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
ザンスカールやラダックの年間降水量は
ラダックが100ミリ前後で
ザンスカール100ミリ前後から200ミリ未満だそうです。
東京は1600㎜ほどなので、なんと東京の1/100~1/160と言う
少なさです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
ラダックやザンスカールはインド洋から流れてくる湿った雲も
これらヒマラヤ山脈やザンスカール山脈にぶつかり
雪になり盆地には乾いた空気しか降りて来なくなるので
極端な乾燥地帯になってしまいます。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
でも平地(盆地)の降水量は極端に少なくても
ヒマラヤ山脈やザンスカール山脈の山々には
インド洋からの湿った雲が多くの雪を降らせ
氷河まであるので、その雪解け水により
農業が可能になり引いては人間が生活できるわけです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
パドゥム盆地は北のヒマラヤ山脈や南のザンスカール山脈からの
雪解け水が川となって盆地に集まるので
極度な乾燥地帯にあっても人間の営みが可能なんですね。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
しかし、地球温暖化により盆地の降水量はわすかに増えたものの
氷河の縮小により保水力が弱くなり川の水量が減少傾向にあるようで
このまま氷河の縮小が続けば天然のダムが無くなるのと同じで
盆地の生活が成り立たなくなる恐れがあります。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
2026年7月のネパールの氷河崩落による土石流なども
地球温暖化の警鐘とも言えるでしょう。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
上空がすきっとした青空ならより美しく見えたことでしょう。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々
このT20(6157m)にも山頂にへばりつくような
大きな氷河がありますが
これらが一気に崩落したら麓のパドゥム盆地も
無傷ではいられないでしょう。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
仏教僧は国ごとの袈裟の色は、気候と染料、仏教の系統、
歴史上の制度の違いで変わっています。
完全に国ごとで一色に決まるわけではなく
同じ国でも宗派や場面で違うのが実際に近いです。
タイやスリランカなど上座部仏教は黄色や橙色が多いですが
チベット仏教僧は臙脂や赤が多いようで
ここカルシャ僧院はゲルク派で赤い臙脂色のようです。 -
★ザンスカール・パドゥム~カルシャ僧院
チベット仏教の僧院は、礼拝の場であるだけでなく、
教育機関と生活の場をあわせ持っています。
大きな僧院には本堂、学堂、僧房があり、
行事や財産を管理する機能も備わっていました。
ゲルク派では、規律ある僧院生活と論理学的な学習が
重視されることで知られています。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゴンペ谷山域の山々とパドゥム盆地
カルシャ僧院を見学した後は同じ山塊の山腹ながら
谷一つ隔てた場所にあるチュージグザル僧院 (尼僧院)を
訪れます。
谷を隔てて隣合っていますが直接は行けないので
一旦山麓へ下りまた登り返します。 -
★ザンスカール・パドゥム~チュージグザル僧院 (尼僧院)
◎チュージグザル僧院 にやって来ました。
カルシャ僧院に比べれば小さめですが
壮大な規模の僧院が岩山にへばり付いています。
一般的には11世紀初頭にリンチェン・サンポによる
創建と伝えられています。 -
★ザンスカール・パドゥム~チュージグザル僧院
本堂は祈りの時間以外は閉めているようで
管理している尼僧さんに開けてもらい見学しました。 -
★ザンスカール・パドゥム~チュージグザル僧院
ここは珍しく内部撮影が許可されました。
本堂の壁画はすベて13~15世紀のサキャ派様式であり、
本尊の十一面千手千眼観音は13世紀初頭のものであると
伝えられています。
チュージは11、グザルは顔、11面観音菩薩です。 -
★ザンスカール・パドゥム~チュージグザル僧院
チュージグザル僧院には現在20名程の
尼僧が暮らしているそうです。
その後ホテルへ戻り昼食をとり。
午後は再びチベット仏教の僧院である
ゾンクル僧院とサニ僧院を見学します。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルでのランチ
13:00PM
一旦宿泊しているホテル・ポダラに戻り
バイキングスタイルの昼食です。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルでのランチ
体調が万全なら美味しい料理の数々なんだと思いますが
体調不良で食欲がなく食べる楽しみが失せてしまいました(--〆)。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルでのランチ
それでも少しは食べないと身体が持たないので
少しだけ取り分けました。
ビールがあれば無理にでも流し込めるのですが
残念ながらラダックやザンスカールのホテルは
ビールはもとよりアルコールは置いてないので
流し込むのもできません。
ま、高山病的な症状があるのに
ビールを飲むなどは最悪の行為なので
我慢するしかありません(=_=)。 -
★ザンスカール・パドゥムの僧院ルートMap
※Google Mapに加筆
https://www.google.co.jp/maps/@33.5419525,76.7468052,21245m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MDkzMC4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院前の渓谷
ホテルで昼食後はパドゥムの市街地から北西に直線距離で
40㎞ほど離れた山中にあるゾンクル僧院に向かいます。
道中は農家がポツンポツンとあるくらいで
その後は荒涼とした岩石砂漠の中を進み
道路の終点にゾンクル僧院(ゴンパ)がありました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院前の渓谷
ゾンクル僧院前の前に川が流れ対岸の渓谷には
この地域では珍しい滝が見られました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院前の渓谷
この周辺は雨が殆ど降らないので
この滝の水源は氷河や残雪だと思われます。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院前の谷
写真右手が上流でこの川は下流でドタ川に合流します。
ドーダ川(ストッド川)は全長79kmの川で、
インドのラダック連邦直轄領ザンスカールに位置する
ストッド渓谷を形成しています。
パドゥム-ペンシ・ラ-カルギル高速道路は、
南のパドゥムから北のペンシ・ラまでストッド/ドダ川渓谷に
沿って走っています。ペンシ・ラ(ペンジ・ラ)の北からは、
さらに北へ進み、スル渓谷を通ってカルギルの町へ向かいます。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院
山道を登り、荒々しい岸壁の谷を走ったところに立っている
ゾンクル僧院。
2年前はまだ未舗装の道だったそうですが、ほぼすべて
が舗装路になっていて快適!驚きました。
かつてこの僧院へは歩いていくか、馬に乗っていくかし
かなかった僧院です。
下の僧院から急な階段を約200段ほど登り、
ゾン・ゴンマと呼ばれる瞑想用の洞窟小堂へ行く予定でしたが、
残念ながら工
事中で危険ということで上のお堂は見学できないことに。
下の本堂のみを見学しました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院
この僧院の歴史は古く、11世紀にカギュ派の開祖マルパの師である
ナーローパがこの地を訪れ、現在も残る洞窟内で瞑想
をしたのが始まりとされています。
この辺りは標高が約3,850mほどあり、かなり息苦しいです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院
入り口には魔除けとしてバーラル(ヒマラヤン・シープ)の
頭部のはく製が飾られていました。
えっ!!??
仏教って基本的には殺生禁止じゃないの?? -
★ザンスカール・パドゥム~ゾンクル僧院
創設者のナーローパはこの場所を選ぶ際に、
近くの山の上に立ってマントラを唱えながら一つの
プルバ(金剛杵)を空に投げたといわれています。
そのプルバは空を舞い、そしてこの地に突き刺さったのだそうです。
17 世紀にバルダン僧院で修行を積んで
ゾンクル僧院の基礎を築いたザンスカール出身の
ンガワン・ツェリンはこの洞窟で瞑想し悟りを得たそうです。
その息子であるジャパ・ドルジェは、ザンスカールの歴史の中でも
有数の絵師として知られています。
本堂の内部には洞窟を利用したお堂があり、持金剛とナーローパの像、
他にも釈迦牟尼、パドマサンパヴァ、この僧院を建てた
ンガワン・ツェリンや高僧の像、
そして見ごたえある勝楽尊のヤブユム像がありました。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
ゾンクル僧院見学後は同じ道をパドゥム市街地方面に戻り
昨日訪れたサニレイク近くにあるサニ僧院を訪れました。
残念ながら内部の撮影は禁止です。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
サニ僧院の由来は古く、元は2世紀頃にクシャーナ朝の
カニシカ王がこの地にチョルテンを建立したのが
始まりとされています。
8世紀にはグル・リンポチェ(パドマサンバヴァ)が、
11世紀にはナーローパが訪れたといわれるこの僧院ですが、
ザンスカールが王国だった時代にはここで
頻繁に王家の法要が営まれており、
当時のパドゥム王の息子は出家しここで修行をしたそうです。
その為、王家の城という意味も込めて、
「サニ・カル」とも呼ばれています。
現在の僧院の基礎を築いたのはパドゥム王の息子だと言われています。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
お堂の内側は、色鮮やかな壁画と美しい仏像で埋め尽くされていました。
壁画はパドゥム王の息子、釈迦の弟子16阿羅漢、
左奥には三世仏と呼ばれる過去(燃灯仏)、現在(釈迦牟尼仏)、
未来の仏(弥勒菩薩)の像。正面奥に大
日如来像があり、周囲を6つの聖獣が取り囲んでいました。
右側には僧院で最も神聖なゴンカンがあり、
普段はカーテンで閉じられていますが、
中には四臂のマハーカーラ(大黒天)の像があります。
数日前にお祭りが開催され
ていたので、まだ御開帳されており、私たちも拝むことができました。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
僧院本堂の傍らにはザンスカールでは珍しい
ネパール様式の仏塔がありました。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
仏塔の四方にはブッタの目が描かれ
仏が四方を見渡し、人々を見守ることを示す意匠とされます。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院
本堂前広場で四方に広がるタルチョ(五色旗)が
青空に映えます。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院周辺の山々
パドゥム盆地は西にヒマラヤ山脈、東にザンスカール山脈に
囲まれていて、こちらはザンスカール山脈側です。 -
★ザンスカール・パドゥム~サニ僧院近くのサニレイク
昨日訪れたサニレイクを左手に見ながら
パドゥム市街地にあるホテル・ポダラに戻ります。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地
ホテル・ポダラに戻り夕食までまだ時間があったので
パドゥム市街地を散策することにしました。
パドゥムはザンスカールの行政&商業の中心地ですが
ザンスカールじたいの人口は13000人ほどしかなく
その中心地なので市街地といっても素朴な商店が
200mほど並ぶだけです。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地
素朴なお土産屋や雑貨店、八百屋などが並ぶ商店街。
道路は所々工事中で雑多な印象です。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地
日本で言うところのセブンイレブン的な雑貨店。
覗いてみましたが、欲しいような物はありませんでしたが
カシミール産りんごを使ったノンアルコール飲料アップルビールが
あったのでお土産用に1本買いました。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地
素朴な八百屋さん。
ザンスカールは標高が3500mもあり
採れる農産物は貧弱で、おそらく果実などは他所から
仕入れるのだと思います。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地~薬局
商店街に繰り出したのは高山病で体調が悪かったので
高山病の対処薬である『ダイヤモックス』を売っている
薬局がないか確認することでもありました。
ぱっと目についた薬局が2店あり、品揃えが豊富そうな1店に入り
ダイヤモックスがあるか聞いてみました。(英語で)
私のような患者が多いと見えて直ぐにダイヤモックスを
見せてくれました。
15錠で65Rsだと言うので、ぱっと暗算し1300円くらいだと思い
2000Rs(4000円)を出したら.
私は一桁勘違いしたようで100Rsでお釣りがくる値段でした。
あまりに安いので勘違いしたわけです。
ってことで30錠を130Rs(260円)で買いました。
日本のNet処方価格の約1/30です。
理想的には現地到着前から服用する方が良いようですが
当日以降でも服用しないよりは症状は軽減すると思います。 -
★ザンスカール・パドゥム市街地~マニ車
商店街の中にはいかのもチベット仏教の街だけあって
大きなマニ車もありました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラ
街をぶらぶらしましたが、たいして欲しいものも無いので
ホテルに戻り夕食までのんびりしました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
部屋にもどると▲T20(6157m)が
くっきり望めました。
正直、カッコいい山ではありませんが
どしっとした存在感のある山です。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテルポダラからの眺め
真夏だと言うのに▲T20(6157m)は
山全体が氷河に覆われています。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテル・ポダラでの夕食
19:00PMからホテルのレストランで夕食です。
高山病対処薬のダイヤモックスは飲みましたが
あくまで予防薬であって治療薬ではないし
ましてやダイヤモックスは本来は緑内障の治療薬なので
高山病の症状が劇的に良くなるわけではありません。
せいぜい、これ以上症状が重くならないような効果を期待するだけです。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテル・ポダラでの夕食
それでも薬を飲んだんでこれ以上症状は重くならないだろう
と言う期待があり安心感につながりました。
とは言え薬を飲んだから急に食欲が戻るはずもなく
これ以上体力が落ちないよう少しでも食べることにしました。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテル・ポダラでの夕食
日本にいるときもどちらかと言えば小食な方ですが
体調が悪いので最低限の食事量です。
熱はありませんが、高熱があるときのような
食欲不振です(--〆)。
あぁ~ビールが飲みたいな~・・・・。 -
★ザンスカール・パドゥム~ホテル・ポダラでの夕食
夕食時に、ドライバーのニンマさんがツァンパの作り方を
実演してくれました。
素材は裸麦の麦焦がしですが、
日本の『蕎麦がき』のように団子状にして食べます。
わざわざ実演してくれたのは、とてもありがたいですが
正直、ツァンパそのものは美味しいとは思えませんでした。
現地でははオカズなしでも食べる人も多いようですが
濃い味のオカズや汁がないと厳しいと感じました(^-^;。
一応、高山病対策のダイヤモックスは服用したので
明日は体調が少しでも良くなればいいのですが・・・・・
これで★インド最北端・祈りの大地・ラダック&ザンスカール
大紀行Part,4はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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