済州島 チェジュ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
午後は「天帝淵瀑布」から「薬泉寺」の参拝と続きます。1960年に建立された比較的新しい寺院ですが、境内にはヤシの木が数多く植えられ、済州島らしい南国ムードが漂います。境内には東洋最大規模を誇る法堂があり、高さ約23メートルの3階建ての壮大な建物でした。南側の観光はこれで終わり、北側の市内に戻りながら「トッケビ道路」にも立ち寄りました。差し掛かった坂道でバスはエンジンを止めてくれますが、なるほど登り坂をずるずる登って行くような感じがしました。バスを降りて実際に歩いてみるとそれほどの違和感はありません。トッケビは朝鮮半島に伝わる精霊や妖怪を指す言葉で、朝鮮時代以前には具体的な姿形は表象されず、鬼火などの神霊的な存在として伝承されたようです。何年か前に韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」を見たことも思い出しました。市内に戻るとカードが配られ、「ロッテ免税店」でフリータイムになります。高級店のエントランスを入ると高級ブランドの並ぶ通路に中国の団体さんが地べたに座っています。免税店のお土産や化粧品のフロアもカオス状態で、特に欲しいものも無いので時間を潰すのに困りました。最終的には表に出て通りに面した花壇の脇に座っていました。最後の夕食は「サノチョンボク」というレストランでアワビの釜めしをいただきました。今回はお粥と違ってちゃんとアワビの切り身が上に並んでいました。それ以外にもパンチャンが数多くありましたが、追加でアワビの刺身と蒸しアワビを注文してありました。さらにチジミも注文して美味しい晩ご飯となりました。ホテルに戻った後は「オリーブヤング」で済州島でしか売っていないというオレンジのリップとハンドクリームをお土産にまとめ買いしました。

トラピックス 大自然に癒やされる済州島4日間(5)薬泉寺を参拝し、トッケビ道路を走って、最後の晩はアワビの釜めしと刺身に舌鼓み。

3いいね!

2026/07/07 - 2026/07/07

1113位(同エリア1385件中)

旅行記グループ 2026済州島の旅

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kojikoji

kojikojiさん

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午後は「天帝淵瀑布」から「薬泉寺」の参拝と続きます。1960年に建立された比較的新しい寺院ですが、境内にはヤシの木が数多く植えられ、済州島らしい南国ムードが漂います。境内には東洋最大規模を誇る法堂があり、高さ約23メートルの3階建ての壮大な建物でした。南側の観光はこれで終わり、北側の市内に戻りながら「トッケビ道路」にも立ち寄りました。差し掛かった坂道でバスはエンジンを止めてくれますが、なるほど登り坂をずるずる登って行くような感じがしました。バスを降りて実際に歩いてみるとそれほどの違和感はありません。トッケビは朝鮮半島に伝わる精霊や妖怪を指す言葉で、朝鮮時代以前には具体的な姿形は表象されず、鬼火などの神霊的な存在として伝承されたようです。何年か前に韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」を見たことも思い出しました。市内に戻るとカードが配られ、「ロッテ免税店」でフリータイムになります。高級店のエントランスを入ると高級ブランドの並ぶ通路に中国の団体さんが地べたに座っています。免税店のお土産や化粧品のフロアもカオス状態で、特に欲しいものも無いので時間を潰すのに困りました。最終的には表に出て通りに面した花壇の脇に座っていました。最後の夕食は「サノチョンボク」というレストランでアワビの釜めしをいただきました。今回はお粥と違ってちゃんとアワビの切り身が上に並んでいました。それ以外にもパンチャンが数多くありましたが、追加でアワビの刺身と蒸しアワビを注文してありました。さらにチジミも注文して美味しい晩ご飯となりました。ホテルに戻った後は「オリーブヤング」で済州島でしか売っていないというオレンジのリップとハンドクリームをお土産にまとめ買いしました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
観光バス 徒歩
航空会社
大韓航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • 「天帝淵瀑布」でへとへとになった後はバスに乗って「薬泉寺(ヤクチョンサ)」へ移動しました。<br />

    「天帝淵瀑布」でへとへとになった後はバスに乗って「薬泉寺(ヤクチョンサ)」へ移動しました。

    薬泉寺 寺院・教会

  • 石碑の奥に駐車場があるのでこの碑はバスの中から写真に撮っておかないと歩いて戻ることはありません。韓国国内でも漢字を見るとなんかホットした気分になります。

    石碑の奥に駐車場があるのでこの碑はバスの中から写真に撮っておかないと歩いて戻ることはありません。韓国国内でも漢字を見るとなんかホットした気分になります。

  • この寺院は東洋最大規模の「法堂」を持ち、本来は薬水庵(ヤクスアム)という名前がついた小さな庵でしたが、近くに有名な湧水があったため「薬泉寺」と呼ばれるようになりました。

    この寺院は東洋最大規模の「法堂」を持ち、本来は薬水庵(ヤクスアム)という名前がついた小さな庵でしたが、近くに有名な湧水があったため「薬泉寺」と呼ばれるようになりました。

  • 寺院の前に川や橋があるのは単なる交通上の都合だけでなく、俗世と聖域を分ける境界という意味があります。川はこちら側の「日常の世界」と、向こう側の「仏の世界・聖域」とを隔てるものと考えられてきました。橋を渡ることで参拝者は日常の気持ちを切り替え、寺院の境内へ入る準備をします。

    寺院の前に川や橋があるのは単なる交通上の都合だけでなく、俗世と聖域を分ける境界という意味があります。川はこちら側の「日常の世界」と、向こう側の「仏の世界・聖域」とを隔てるものと考えられてきました。橋を渡ることで参拝者は日常の気持ちを切り替え、寺院の境内へ入る準備をします。

  • 太平洋戦争で日本軍に徴用されて犠牲になった済州島出身者の方の慰霊碑がありました。

    太平洋戦争で日本軍に徴用されて犠牲になった済州島出身者の方の慰霊碑がありました。

  • これは済州島の伝統文化に由来する「放射塔(パンサタプ)」と呼ばれる石塔です。風水地理に基づき、村の特定の方向に「不吉な兆候がある」「気が不足している(虚している)」と判断された際にその方角から入ってくる厄運や災い、邪気を防ぐ(防邪:パンサ)ために建てられました。村の安全、火災や伝染病の予防、海上安全、子孫繁栄などを祈願する守護神の役割を持っています。済州島に豊富にある火山岩(玄武岩)をモルタルなどの接着剤を使わずに円錐形や円柱形に積み上げて作られており、一般的には上部にカラスや鷹などの鳥の形をした石や、人型の石が載せられることが多いようです。

    これは済州島の伝統文化に由来する「放射塔(パンサタプ)」と呼ばれる石塔です。風水地理に基づき、村の特定の方向に「不吉な兆候がある」「気が不足している(虚している)」と判断された際にその方角から入ってくる厄運や災い、邪気を防ぐ(防邪:パンサ)ために建てられました。村の安全、火災や伝染病の予防、海上安全、子孫繁栄などを祈願する守護神の役割を持っています。済州島に豊富にある火山岩(玄武岩)をモルタルなどの接着剤を使わずに円錐形や円柱形に積み上げて作られており、一般的には上部にカラスや鷹などの鳥の形をした石や、人型の石が載せられることが多いようです。

  • 巨大な伽藍が見えてきました。基本的な造りは慶州にある「仏国寺」と同じだと感じます。

    巨大な伽藍が見えてきました。基本的な造りは慶州にある「仏国寺」と同じだと感じます。

  • 左右には「鐘楼」と「鼓楼」が設けられています。韓国仏教の伝統において「鐘楼」の梵鐘(ポムジョン)は単なる装飾品ではなく、法鼓(ポップゴ)、泛影楼(パミョンル)、雲形撞木(パミョンル)と並ぶ「寺院の四大法器」の1つとされています。梵鐘の起源と目的はその深みのある音色を通して、仏教の教えと慈悲を宇宙全体に広めることにあります。

    左右には「鐘楼」と「鼓楼」が設けられています。韓国仏教の伝統において「鐘楼」の梵鐘(ポムジョン)は単なる装飾品ではなく、法鼓(ポップゴ)、泛影楼(パミョンル)、雲形撞木(パミョンル)と並ぶ「寺院の四大法器」の1つとされています。梵鐘の起源と目的はその深みのある音色を通して、仏教の教えと慈悲を宇宙全体に広めることにあります。

  • ここでは本堂に向かって右側が「鐘楼」で左側が「鼓楼」になっていました。この寺院ではテンプルステイも出来るようなので、伽藍の一部はそんな施設になっているのかもしれません。

    ここでは本堂に向かって右側が「鐘楼」で左側が「鼓楼」になっていました。この寺院ではテンプルステイも出来るようなので、伽藍の一部はそんな施設になっているのかもしれません。

  • 「極楽道場薬泉寺」の扁額の下を潜って階段を登っていきます。

    「極楽道場薬泉寺」の扁額の下を潜って階段を登っていきます。

  • 階段の上にあるのが「薬泉寺」の東洋最大規模の「法堂」です。この「大寂光殿(テジョックァンジョン)」は朝鮮王朝初期の建築様式を取り入れていますが、実際には1981年から1996年にかけて、恵仁大師の監修のもとに完成した近代的な壮麗な寺院です。本堂である「大雄宝殿」は高さ30メートルを誇り、アジア最大級の仏堂の1つとされます。

    階段の上にあるのが「薬泉寺」の東洋最大規模の「法堂」です。この「大寂光殿(テジョックァンジョン)」は朝鮮王朝初期の建築様式を取り入れていますが、実際には1981年から1996年にかけて、恵仁大師の監修のもとに完成した近代的な壮麗な寺院です。本堂である「大雄宝殿」は高さ30メートルを誇り、アジア最大級の仏堂の1つとされます。

  • 日本建築の「斗栱(ときょう)」である「栱包(コンポ)」がとても美しく思えます。新しい建築なので竣工時の丹青(丹青)の色彩がまだ残されていて、いい具合に古色になっています。

    日本建築の「斗栱(ときょう)」である「栱包(コンポ)」がとても美しく思えます。新しい建築なので竣工時の丹青(丹青)の色彩がまだ残されていて、いい具合に古色になっています。

  • 「大寂光殿(テジョックァンジョン)」の内陣には、中心の毘盧遮那仏と脇侍である薬師如来と阿弥陀仏が左右に取り囲んだ配置となっています。毘盧遮那仏は宇宙の真理そのものを仏格化した仏で、華厳教学ではすべての仏・世界の根本に位置する仏です。薬師如来は病や苦しみを救い、現世の安穏をもたらす仏で、薬泉寺の寺名とも結びつきの深い仏です。阿弥陀仏は西方極楽浄土の仏で、死後の往生や衆生の救済を願う信仰の中心です。

    「大寂光殿(テジョックァンジョン)」の内陣には、中心の毘盧遮那仏と脇侍である薬師如来と阿弥陀仏が左右に取り囲んだ配置となっています。毘盧遮那仏は宇宙の真理そのものを仏格化した仏で、華厳教学ではすべての仏・世界の根本に位置する仏です。薬師如来は病や苦しみを救い、現世の安穏をもたらす仏で、薬泉寺の寺名とも結びつきの深い仏です。阿弥陀仏は西方極楽浄土の仏で、死後の往生や衆生の救済を願う信仰の中心です。

  • 堂内は吹き抜けになった内陣とは別に三層になった回廊が設けられています。

    堂内は吹き抜けになった内陣とは別に三層になった回廊が設けられています。

  • 今年はインド東部の仏跡を訪ねる旅から始まり、6月には同じくインドのラダックのチベット仏教寺院を訪ね、そしてこうして韓国の寺院を参拝しています。

    今年はインド東部の仏跡を訪ねる旅から始まり、6月には同じくインドのラダックのチベット仏教寺院を訪ね、そしてこうして韓国の寺院を参拝しています。

  • 韓国の伝統的な木造建築に見られる華麗な色彩が施された組物は韓国語で「ゴンポ」と呼ばれ、それに伴う丹青(タンチョン)と呼ばれる装飾的な彩色が施された軒下がとても美しいです。

    韓国の伝統的な木造建築に見られる華麗な色彩が施された組物は韓国語で「ゴンポ」と呼ばれ、それに伴う丹青(タンチョン)と呼ばれる装飾的な彩色が施された軒下がとても美しいです。

  • 柱の上や柱の間に幾重にも重ねられた木製の部材が伝統的な多包系(だほうけい)の様式で精巧に組み上げられており、緑・赤・青などの極彩色が特徴的です。

    柱の上や柱の間に幾重にも重ねられた木製の部材が伝統的な多包系(だほうけい)の様式で精巧に組み上げられており、緑・赤・青などの極彩色が特徴的です。

  • 「大寂光殿(テジョックァンジョン)」の外側のパネルも美しくその何枚かを写真に撮ってきました。この左側のパネルは」「本生譚(ほんじょうたん)」の中の「捨身飼虎(しゃしんしこ)」の物語の場面で、釈迦の前世の摩訶薩埵(まかさった)が飢えて弱った母虎と7匹の子虎を見つけます。王子は虎たちを救うため、自らの身体を餌として与えようと谷へ身を投げます。これは法隆寺の玉虫厨子にも描かれる場面です。右側は「十牛図」の第4図「得牛(とくぎゅう)」で、牛は禅でいう本来の自己・仏性のたとえです。牛を捕まえたものの、まだ人の思いどおりにはならず、手綱を強く引いて導こうとしています。これは、迷いや欲望、分別の心を制御しようとする修行の初期段階を表します。

    「大寂光殿(テジョックァンジョン)」の外側のパネルも美しくその何枚かを写真に撮ってきました。この左側のパネルは」「本生譚(ほんじょうたん)」の中の「捨身飼虎(しゃしんしこ)」の物語の場面で、釈迦の前世の摩訶薩埵(まかさった)が飢えて弱った母虎と7匹の子虎を見つけます。王子は虎たちを救うため、自らの身体を餌として与えようと谷へ身を投げます。これは法隆寺の玉虫厨子にも描かれる場面です。右側は「十牛図」の第4図「得牛(とくぎゅう)」で、牛は禅でいう本来の自己・仏性のたとえです。牛を捕まえたものの、まだ人の思いどおりにはならず、手綱を強く引いて導こうとしています。これは、迷いや欲望、分別の心を制御しようとする修行の初期段階を表します。

  • 中国の「二十四孝」の1つである「大舜(たいしゅん)」の説話の彫刻もありました。大舜は家族からひどい迫害を受けながらも強い親孝行を続けたとされ、その徳の高さによって耕作する際には象が畑を耕し、鳥が草を抜いて手伝ったという故事が描かれています。画像では木にぶら下がる人物と白い象が表現されています。<br />

    中国の「二十四孝」の1つである「大舜(たいしゅん)」の説話の彫刻もありました。大舜は家族からひどい迫害を受けながらも強い親孝行を続けたとされ、その徳の高さによって耕作する際には象が畑を耕し、鳥が草を抜いて手伝ったという故事が描かれています。画像では木にぶら下がる人物と白い象が表現されています。

  • この彫刻は釈迦が霊山や極楽浄土などで、一切の生きとし生けるものを救うために慈悲の教え(説法)を説いている場面を表しています。韓国の伝統的な寺院の扉に施される「花殺門(コッサルムン)」やこうした物語彫刻には、以下のような深い仏教的メッセージが込められています。

    この彫刻は釈迦が霊山や極楽浄土などで、一切の生きとし生けるものを救うために慈悲の教え(説法)を説いている場面を表しています。韓国の伝統的な寺院の扉に施される「花殺門(コッサルムン)」やこうした物語彫刻には、以下のような深い仏教的メッセージが込められています。

  • 仏教の経典や神仙の物語では高徳な聖者や菩薩が説法をしたり、深い悟りを開いたりした際に「その言葉や呼吸が美しい花(曼陀羅華など)となって虚空に湧き出る」、あるいは「体から蓮や桜の香りが放たれる」という超常的な奇跡が語られます。この彫刻では右側の人物(仏弟子や聖者)が、天上の神仏(あるいは中央の見えざる尊い存在)に向かって、清らかな祈りや、美しい教えの言葉(真言や経など)を捧げている姿だと解釈できます。その「清らかな言葉」が目に見える花となって、天の瑞雲へと昇華していく様子を描いています。

    仏教の経典や神仙の物語では高徳な聖者や菩薩が説法をしたり、深い悟りを開いたりした際に「その言葉や呼吸が美しい花(曼陀羅華など)となって虚空に湧き出る」、あるいは「体から蓮や桜の香りが放たれる」という超常的な奇跡が語られます。この彫刻では右側の人物(仏弟子や聖者)が、天上の神仏(あるいは中央の見えざる尊い存在)に向かって、清らかな祈りや、美しい教えの言葉(真言や経など)を捧げている姿だと解釈できます。その「清らかな言葉」が目に見える花となって、天の瑞雲へと昇華していく様子を描いています。

  • 中央の蓮台に座しているのが阿弥陀如来であり、その左右を固めるのが観音菩薩と勢至菩薩です。阿弥陀如来は生きとし生けるものを苦しみのない「極楽浄土」へと導いて救う仏様です。このレリーフは信仰する人々を極楽へ迎え入れる穏やかな救いの瞬間を象徴しています。<br />

    中央の蓮台に座しているのが阿弥陀如来であり、その左右を固めるのが観音菩薩と勢至菩薩です。阿弥陀如来は生きとし生けるものを苦しみのない「極楽浄土」へと導いて救う仏様です。このレリーフは信仰する人々を極楽へ迎え入れる穏やかな救いの瞬間を象徴しています。

  • 鳳凰は聖天子(優れた徳を持つ治世者)が世に現れるときに現れるとされる瑞鳥で、天下泰平や仏法による平和な世界の訪れを意味します。周囲を漂う「祥雲(めでたい雲)」とともに描かれることで、ここが悩みや苦しみのない、美しく清らかな仏の国(理想郷)であることを表しています。

    鳳凰は聖天子(優れた徳を持つ治世者)が世に現れるときに現れるとされる瑞鳥で、天下泰平や仏法による平和な世界の訪れを意味します。周囲を漂う「祥雲(めでたい雲)」とともに描かれることで、ここが悩みや苦しみのない、美しく清らかな仏の国(理想郷)であることを表しています。

  • 韓国の古建築ではこのような異形の顔の装飾を「鬼面( グィミョン)」と呼びます。ただし日本のツノが生えた「赤鬼・青鬼」のような邪悪な妖怪ではなく、「災いや邪気を睨みつけて追い払う、優しくも力強い守護神(魔除け)」として位置づけられています。近年の東アジアの建築史・美術史の研究ではこのデザインの多くは鬼ではなく、「龍の正面顔」(または龍の一種である瑞獣)であるという説が有力視されています。よく見ると頭にはシカのような角、耳、そして鋭い牙があり、中国や韓国の伝統的な「龍の顔」の系譜を引いています。<br />

    韓国の古建築ではこのような異形の顔の装飾を「鬼面( グィミョン)」と呼びます。ただし日本のツノが生えた「赤鬼・青鬼」のような邪悪な妖怪ではなく、「災いや邪気を睨みつけて追い払う、優しくも力強い守護神(魔除け)」として位置づけられています。近年の東アジアの建築史・美術史の研究ではこのデザインの多くは鬼ではなく、「龍の正面顔」(または龍の一種である瑞獣)であるという説が有力視されています。よく見ると頭にはシカのような角、耳、そして鋭い牙があり、中国や韓国の伝統的な「龍の顔」の系譜を引いています。

  • 「十牛図」の第6番目のステージである「騎牛帰家(きぎゅうきか)」という場面です。牛の背に乗る少年: 少年(修行者)が楽しそうに笛を吹きながら、手綱を持たずに牛に乗っています。これは、それまで手懐けるのが大変だった野生の牛(自分の心・煩悩)を完全にコントロールし、一体化できた状態を表しています。じっくり見学したいところですが、何枚かしか読み解けなかったのが残念です。<br />

    「十牛図」の第6番目のステージである「騎牛帰家(きぎゅうきか)」という場面です。牛の背に乗る少年: 少年(修行者)が楽しそうに笛を吹きながら、手綱を持たずに牛に乗っています。これは、それまで手懐けるのが大変だった野生の牛(自分の心・煩悩)を完全にコントロールし、一体化できた状態を表しています。じっくり見学したいところですが、何枚かしか読み解けなかったのが残念です。

  • バスは同じルートを戻り、天気が良くなってきたので「松岳山」に立ち寄ることになりました。

    バスは同じルートを戻り、天気が良くなってきたので「松岳山」に立ち寄ることになりました。

  • 「兄弟島(ヒョンジェソム)」も午前中よりもはっきり見えてきました。遠くから見ると兄弟が並んでいるように見えることから、この名前で呼ばれています。

    「兄弟島(ヒョンジェソム)」も午前中よりもはっきり見えてきました。遠くから見ると兄弟が並んでいるように見えることから、この名前で呼ばれています。

  • 「サゲ足跡化石発見地」と呼ばれる海岸線は済州人の足跡と動物の足跡化石産地として立ち入り禁止になっていました。ガイドさんの説明では人が入れないので海洋ゴミがたくさん打ち上げられているそうです。

    「サゲ足跡化石発見地」と呼ばれる海岸線は済州人の足跡と動物の足跡化石産地として立ち入り禁止になっていました。ガイドさんの説明では人が入れないので海洋ゴミがたくさん打ち上げられているそうです。

  • 「松岳山」の駐車場まで来ましたが、大多数の人はもう一度展望台まで歩く気はありませんでした。ただ1人のおじさんが歩いて行ってしまい、残った人は近くのお土産物屋で時間を潰しました。アイスを買うのに妻が出した紙幣はかなり古いものでびっくりしました。お店の人も同じような表情で、突き返されるかと思いましたが受け取ってくれました。後で調べてみると銀行で交換してもらうのが一般的なようです。

    「松岳山」の駐車場まで来ましたが、大多数の人はもう一度展望台まで歩く気はありませんでした。ただ1人のおじさんが歩いて行ってしまい、残った人は近くのお土産物屋で時間を潰しました。アイスを買うのに妻が出した紙幣はかなり古いものでびっくりしました。お店の人も同じような表情で、突き返されるかと思いましたが受け取ってくれました。後で調べてみると銀行で交換してもらうのが一般的なようです。

  • 「松岳山スタバ」には済州島オリジナルのカップなどもありましたが、円安の時代ではお土産にと気軽には買えません。何となく韓国ウォンというと1000円が11,000ウォンだった時代の事が頭に浮かんでしまいます。

    「松岳山スタバ」には済州島オリジナルのカップなどもありましたが、円安の時代ではお土産にと気軽には買えません。何となく韓国ウォンというと1000円が11,000ウォンだった時代の事が頭に浮かんでしまいます。

  • 旧日本軍の「アルトゥル飛行場」の近くを通過して島の北側へ向かいます。

    旧日本軍の「アルトゥル飛行場」の近くを通過して島の北側へ向かいます。

  • その途中で立ち寄ったのが「トッケビ道路」です。見た目は上り坂なのにペットボトルを転がしたり、水を流したりしてみると、まるで坂を上っていくように見える不思議な錯覚現象は、韓国語で「子鬼」を意味する「トッケビ」の名が付けられました。

    その途中で立ち寄ったのが「トッケビ道路」です。見た目は上り坂なのにペットボトルを転がしたり、水を流したりしてみると、まるで坂を上っていくように見える不思議な錯覚現象は、韓国語で「子鬼」を意味する「トッケビ」の名が付けられました。

    トッケビ道路 観光名所

  • 1981年に停車中の車が坂を上っていくように見える現象が発見され、その後メディアで紹介されて有名になったそうです。実際にこの道路を測量すると約3度の緩やかな下り坂で、周囲の地形や木々によって目の錯覚が起きているのだそうです。

    1981年に停車中の車が坂を上っていくように見える現象が発見され、その後メディアで紹介されて有名になったそうです。実際にこの道路を測量すると約3度の緩やかな下り坂で、周囲の地形や木々によって目の錯覚が起きているのだそうです。

  • トッケビというと妻が観ていたことから一緒に観だした「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が思い出されます。

    トッケビというと妻が観ていたことから一緒に観だした「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が思い出されます。

  • トッケビは朝鮮時代以前には具体的な姿形は表象されず、鬼火などの神霊的な存在として伝承されたようです。近代以降は日本の鬼との混同が起きたとされ、地域によっても変化または独自に伝承されています。

    トッケビは朝鮮時代以前には具体的な姿形は表象されず、鬼火などの神霊的な存在として伝承されたようです。近代以降は日本の鬼との混同が起きたとされ、地域によっても変化または独自に伝承されています。

  • 通過する車は必ずエンジンを止めて、下り坂を登って行くような錯覚を楽しんでいるようです。

    通過する車は必ずエンジンを止めて、下り坂を登って行くような錯覚を楽しんでいるようです。

  • 一応始まりから終点まで歩いてみましたが、感覚としては坂道を下っているとしか思えませんでした。

    一応始まりから終点まで歩いてみましたが、感覚としては坂道を下っているとしか思えませんでした。

  • 済州市内に戻って向かったのは「ロッテ免税店」です。ガイドさんから割引のチケットをもらって店の中に入ります。免税店では1時間ほどのフリータイムになります。

    済州市内に戻って向かったのは「ロッテ免税店」です。ガイドさんから割引のチケットをもらって店の中に入ります。免税店では1時間ほどのフリータイムになります。

    ロッテ免税店 (済州店) 免税店

  • 日本に来なくなった中国人観光客は韓国に流れているようで、「ロッテ免税店」にもたくさんの人がいました。座るところが無いので広い1階の通路は格好の休憩場所になっていました。

    日本に来なくなった中国人観光客は韓国に流れているようで、「ロッテ免税店」にもたくさんの人がいました。座るところが無いので広い1階の通路は格好の休憩場所になっていました。

  • 1階のフロアのハイエンドのブランドショップにはほとんどお客さんが入っていませんでした。

    1階のフロアのハイエンドのブランドショップにはほとんどお客さんが入っていませんでした。

  • 韓国の人気アニメ「ポンポンポロロ」に登場するビーバーのキャラクター「ジャン万ルピー」と記念写真です。済州島なのでオレンジのカチューシャをしています。

    韓国の人気アニメ「ポンポンポロロ」に登場するビーバーのキャラクター「ジャン万ルピー」と記念写真です。済州島なのでオレンジのカチューシャをしています。

  • 化粧品売り場ではものすごい人の数でびっくりです。韓国コスメは中国でも人気なようです。

    化粧品売り場ではものすごい人の数でびっくりです。韓国コスメは中国でも人気なようです。

  • 上の階には済州島のご当地キャラクターの「テディ・チェジュ」の大きなぬいぐるみが置いてありました。特に買い物する気も無いのでこんなことをして時間を潰します。

    上の階には済州島のご当地キャラクターの「テディ・チェジュ」の大きなぬいぐるみが置いてありました。特に買い物する気も無いのでこんなことをして時間を潰します。

  • 妻は推しのパネルを見つけてニッコリです。

    妻は推しのパネルを見つけてニッコリです。

  • この碑の夕食は「サノチョンボク」という店でアワビの釜めしを頂くことになっていました。<br />

    この碑の夕食は「サノチョンボク」という店でアワビの釜めしを頂くことになっていました。

  • まずはマッコリで乾杯です。

    まずはマッコリで乾杯です。

  • 済州島の特産品の1つであるアワビは古くからその品質を認められ、朝鮮時代には王様に献上されていたそうです。チョンボクトルソッパプ(アワビの釜飯)にはアワビと内臓が一緒に入っていて、香ばしい風味が絶品です。済州に行くなら必食のメニューで、済州特別自治道東部の旧左に有名なアワビ釜飯の店がいくつもあるそうです。

    済州島の特産品の1つであるアワビは古くからその品質を認められ、朝鮮時代には王様に献上されていたそうです。チョンボクトルソッパプ(アワビの釜飯)にはアワビと内臓が一緒に入っていて、香ばしい風味が絶品です。済州に行くなら必食のメニューで、済州特別自治道東部の旧左に有名なアワビ釜飯の店がいくつもあるそうです。

  • 釜めしだけでなくこの店では副食材のパンチャンは品数豊富でした。

    釜めしだけでなくこの店では副食材のパンチャンは品数豊富でした。

  • ここでも1人参加のおじさんたちと4人での食事だったので、自分たちの分を先に確保しておかないと食べられてしまいます。

    ここでも1人参加のおじさんたちと4人での食事だったので、自分たちの分を先に確保しておかないと食べられてしまいます。

  • ワカメスープにはちょびっとウニが乗っていました。韓国ドラマを観るようになってワカメスープの意味がちょっと分かったような気がします。

    ワカメスープにはちょびっとウニが乗っていました。韓国ドラマを観るようになってワカメスープの意味がちょっと分かったような気がします。

  • アワビの釜飯(チョンボクトルソッパプ)はz電実のアワビ粥とは違って切り身がたくさん入っていました。石焼きでお焦げになったご飯がとても美味しいです。アワビの肝のほのかな苦さもいいです。

    アワビの釜飯(チョンボクトルソッパプ)はz電実のアワビ粥とは違って切り身がたくさん入っていました。石焼きでお焦げになったご飯がとても美味しいです。アワビの肝のほのかな苦さもいいです。

  • 事前にガイドさんから別料金でアワビの追加がありました。1個分が10,000Wなのでそれほど高くは無いので刺身と蒸しを1つづつお願いしました。刺身はコリコリで美味しかったです。妻の好きな海藻クリスタルがたっぷり敷いてあります。

    事前にガイドさんから別料金でアワビの追加がありました。1個分が10,000Wなのでそれほど高くは無いので刺身と蒸しを1つづつお願いしました。刺身はコリコリで美味しかったです。妻の好きな海藻クリスタルがたっぷり敷いてあります。

  • 蒸しアワビは別添えで肝もあり、こちらは柔らかくてとても美味しいです。マッコリから焼酎へと移って美味しくいただきました。

    蒸しアワビは別添えで肝もあり、こちらは柔らかくてとても美味しいです。マッコリから焼酎へと移って美味しくいただきました。

  • 店を出ると夕焼けが奇麗でした。

    店を出ると夕焼けが奇麗でした。

  • 改めて食事した店が海沿いにあるのだと知りました。

    改めて食事した店が海沿いにあるのだと知りました。

  • 次回個人で来ることがあったら奮発して海鮮をたくさん食べたいなと思いました。

    次回個人で来ることがあったら奮発して海鮮をたくさん食べたいなと思いました。

  • ホテルに戻った後は最後の晩なので少し街歩きと買い物をすることにしました。ホテルの近くはそれほどではありませんが、少し西に行くと若者で賑わっていました。

    ホテルに戻った後は最後の晩なので少し街歩きと買い物をすることにしました。ホテルの近くはそれほどではありませんが、少し西に行くと若者で賑わっていました。

    グロスター ホテル チェジュ ホテル

  • お土産に考えていたのが「オリーブ・ヤング」の済州島限定商品でしたが、オレンジのリップとハンドクリームくらいしかありませんでした。

    お土産に考えていたのが「オリーブ・ヤング」の済州島限定商品でしたが、オレンジのリップとハンドクリームくらいしかありませんでした。

  • 若い人たちに混ざってレジに並び買い物は終了です。オリヤンのお土産は若いガールフレンドに喜ばれました。

    若い人たちに混ざってレジに並び買い物は終了です。オリヤンのお土産は若いガールフレンドに喜ばれました。

  • 少しの観に行きたいところでしたが、お腹もいっぱいで荷造りもしなければならないのでホテルへ戻りました。ホテルの近くにあったチジミの専門店には行っておけばよかったなと思います。

    少しの観に行きたいところでしたが、お腹もいっぱいで荷造りもしなければならないのでホテルへ戻りました。ホテルの近くにあったチジミの専門店には行っておけばよかったなと思います。

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2026済州島の旅

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