2026/07/19 - 2026/07/19
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fmi(ふみ)さん
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東京都町田市は、東西に細長いうえ市域の半分がまるで神奈川県に埋もれているような市である。また市の西側の境は相模と武蔵の境界でもあり、開発前の古い地形をなぞっているため複雑だ。
市の中心である町田駅自体が、神奈川県相模原市との県境ぎりぎりだし、小田急も東急田園都市線も、都県境沿いをなぞって走行しているのである。
今回は、東急田園都市線のうち、町田市内ぎりぎりのつくし野-すずかけ台付近の撮影ポイントと、小田急線町田駅至近の撮影ポイントを紹介する。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地下鉄千代田線、北千住駅、まだラッシュが続いている9時40分台。
都内北東部最大のターミナルで千代田線も乗降客が多い。そしてこの駅、東武特急だけでなく、朝夕は小田急のロマンスカーも乗り入れてくるのだ。
朝9時47分発の特急ロマンスカー北千住始発箱根湯本行きに乗車して、町田駅まで行く。北千住駅 駅
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小田急ロマンスカーMSEが綾瀬方向から回送で入線。
地下鉄乗り入れ対応のMSEを使った、千代田線直通特急は、平日は上り朝2本、夕方1本、下り朝1本、夕方5本ある。朝の上りと夕方の下りは結構乗っていた。
地下鉄内は大手町、霞が関、表参道に停車するが、地下鉄内はクローズドドア制をとっている。料金は、地下鉄乗り入れ列車の方が若干高い。東京メトロ 千代田線 乗り物
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地下直ロマンスカー車内。空いている。
平日と土日は運行時間が違うので注意。小田急ロマンスカー 乗り物
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ラッシュは過ぎても運転本数が3分から4分乱獲と緻密で先行列車を追い抜けない併行ダイヤなので千代田線内はゆっくり走る。
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代々木上原で運転停車。ここから小田急の複々線区間に入る。
この時間帯は、ラッシュを終えた入庫電車は外側線を走り、急行線は本数が減ってるのでロマンスカーは爆走する。代々木上原駅 駅
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地下直ロマンスカーは成城学園に停車し次は町田に停車。
町田駅に到着。小田急小田原線 乗り物
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小田急線上り側からみた町田駅構内。
真上をショッピングセンターが多い、二面4線に折り返し線を1線持つ大きな駅。小田原方は高架線で新宿方は地上駅。町田駅周囲が境川の谷底にあるため。人口42万の大きな都市の中心だが、神奈川県の境目ぎりぎりに位置し、駅のすぐ先は神奈川県、というか相模の国。
多摩川の水利を廻って東京と神奈川の境目が変遷したため。明治後期までは多摩郡(現在の町田市、八王子市、日野市、立川市など)は神奈川県だった。小田急は玉川学園駅から柿生駅までの間は神奈川県と東京都の境目を走っており、神奈川県に出たり入ったりしている。町田駅 駅
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イチオシ
町田駅付近、玉川学園より、芹が谷公園付近で雨の中撮影開始。
快速急行小田原行。20分ごとに走る新宿-小田原間快速急行は、平日休日日中限らずとにかく混雑する電車。特に町田から新宿までが混む。途中停車駅が町田まで代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘と少ない。登戸で目立って客が入れ替わる。 -
新宿行き普通。10両編成化が朝夕中心に進んでいる。沿線に大学が多いので、普通も空いてはいない。
芹ケ谷公園 公園・植物園
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下りロマンスカーが通過。MSE使用の6両編成か。
朝夕は10両編成のロマンスカーも走る。
小田急のロマンスカーは新宿と小田原の間は1時間あたり2本から3本走る。乗客の多い時間帯は20分間隔で走り、その時間帯が年々増えている。特に箱根湯本発着はインバウンド中心に利用客が多い。休日は江の島行きも走る。 -
3000系使用の普通本厚木行き。
日中の普通電車は10分間隔で、全て新宿から本厚木まで走る。本厚木から先は、快急が松田まで各駅に停まる。
急行は日中は全て多摩線に行き新百合から先は走らない。ただ、新宿発藤沢行き快急が20分毎に運転され、町田始発急行小田原行がそれに町田で接続。この列車は海老名から先は各駅に停車するという、効率的なダイヤが構成。 -
雨には勝てぬ。短時間で町田駅に戻ることにした。
町田始発小田原行急行が引き上げ線に停車中の脇を、新宿行き快急が町田駅を出発。
小田急の快速急行は、特にJR東海道線の「湘南新宿ライン」に対抗して登場した列車で、特に藤沢発着はその性格が強い。急行停車駅から経堂、成城学園、向ケ丘遊園を抜いた。現在の町田-新百合間は快急10分、普通10分毎のダイヤにロマンスカーが2本から3本入る。新百合と代々木上原の間はそれに多摩線からの急行が10分毎(うち半分は千代直)に入る。 -
この日は町田から大和に抜け相鉄線の新宿直通電車で一旦引き上げた。
町田駅 駅
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日を改めて東急田園都市線の町田市内の撮影地点を炎天下に探索することにした。
押上駅から半蔵門直通の田園都市線急行で長津田まで乗り換えなし。半蔵門線はやや遠回りだが駅間距離が長く意外と速い。
長津田から普通に乗り換え、目的地であるつくし野駅まで行く。
つくし野周辺と、隣のすずかけ台まで歩き、撮影地を探索。東急田園都市線 乗り物
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下車駅、つくし野駅。
隣の横浜線乗換駅の長津田駅は横浜市緑区だが、次のつくし野、すずかけ台、南町田駅は東京都町田市内。このあたり、田園都市線は東京都と横浜市との都県境に沿って走行している。つくし野駅 駅
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つくし野駅から長津田方向へ線路沿いに200mほど戻り、線路沿い道路が終わるあたりまで進むと、ちょうどアウトカーブを線路レベルの高さで撮影出来る場所を発見。ここで数本撮影。
東武車使用の各停電車。押上から先、東武伊勢崎線に入ると急行になり、南栗橋駅まで走りとおす。
現在の東急田園都市線は渋谷止まりはほとんどなく、全ての電車が半蔵門線に乗り入れ、朝夕ラッシュ時以外は押上駅まで走りとおす。大体4割の電車が東武線に乗り入れていく。 -
反対側(長津田側)を見るとこんな感じ。丘陵の北側を沿うように南へカーブしている。長津田駅は横浜線との乗換駅だが、横浜線は八王子方向へしばらく西に直進、田園都市線は横浜線をオーバークロスし南下、大体南西方向へ進み大和市の中央林間へ向かう。
右手に見える丘陵の森林(短大の敷地と市営の森林公園)が横浜市でカーブのあたり(沿道が急坂で落ち込むあたり)に都県境が通り、撮影地点から先は横浜市、撮影地がぎりぎり町田市だ。
走行する電車は大井町線からの乗り入れ急行で、都内の大井町駅を起点に、武蔵溝の口から田園都市線に乗り入れて中央林間まで走破、全区間で急行運転する。
田園都市線は全て10両編成だが大井町線急行は7両。都心に直通しないためか、田園都市線よりも若干空いている。 -
イチオシ
東武車の中央林間行き普通と離合する、東急5000系使用の準急押上行き。日中の半分は半蔵門線の終点である押上止まり。
田園都市線の電車が全て10両固定編成で東武の従来車のように分割併合できないことは、東武との直通の際、支障になったようで、伊勢崎線の半直当初は、朝も日中も直通本数が少なかった。久喜駅と南栗橋駅で系統分割し、半直は全て準急か急行としたことで、現在の本数になっている。
現在の東武の乗り入れ車は画像の50000系に統一されている。同じ50000系でも、東上線・副都心線・東横線を走るタイプより車体幅がわずかに細い。これは東急車5000系も同様。デント線の車両の方が東横線よりわずかに狭い。これは神保町等既成市街地の下、しかも既存の地下鉄等構造物を避けて掘らなくてはならず建設期間も長くなり、少しでも建設費を抑えるため。
逆に副都心線は建設機械の技術革新もありやや広く掘れるようになった。そういった経緯もあり、東横線の車両は、従来の8000系よりも2cmほど車体幅を広くしたのである。 -
一旦つくし野駅に戻り、そのまますずかけ台駅まで、線路の西側の沿道を往くことにした。
つくし野駅 駅
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神奈中バスと出会う。東京都下ながら町田市や八王子市の一部は神奈中バスの天下だ。町田駅周囲に大きなバスターミナルが2つあり、どちらも神奈中バスが主に発着する。
このつくし野駅と、南町田駅から町田駅までのバス路線もあり、大体30分ごとの運行、所要時間も30分くらい。 -
次は、つくし野駅とすずかけ台の中間あたりの直線区間を、沿道西側から撮影。
田園都市線沿線は起伏が激しく、そのためか緩いカーブとトンネル、勾配も多い。つくし野とすずかけ台の間にもトンネルが一か所ある。
よって沿線撮影も高低差を利用したバラエティのある撮影が出来る。
画像の電車は東武車使用の準急中央林間行き。
準急は、田園都市線の混雑が激化した2007年頃に登場。急行との違いは、旧新玉区間(渋谷から二子玉川までの地下区間)と、長津田から中央林間の間は、各駅に停まること。朝夕ラッシュ時と、休日の一定の時間帯は、急行の運転が無く代わりに準急が走る。ラッシュ時の混雑緩和が目的。朝の田園都市線は1時間に27本走る(うち半分近くは長津田発)過密路線で、混雑も酷かった。ホームドア設置前は椅子のない多扉車も運転されていた。複々線化で大井町線が溝の口まで延伸され、更にリモートワーク推進によって、大幅に混雑が緩和されたが、退避設備が多く追い抜きの多い田園都市線は準急、急行ともかなり混む。
平日は日中も20分ごとに準急が走り、南町田の商業施設に行く場合便利だ。 -
半蔵門線18000型使用の準急押上行き。
地下鉄半蔵門線と一体化して運行してる田園都市線は、メトロ車も普通に見かける。昭和53年に一部が開業した半蔵門線は小刻みに延伸しながら当初の計画である日本橋蛎殻町(今の水天宮駅)まで1990年に開通。その後計画が変更され隅田川を越え清澄から三つ目通りを北上、押上を経て東武伊勢崎線の曳舟に繋がり、東武とも相互直通を始めたのは、最初の開業から25年後の2003年だった。
田園都市線からの乗客は多くが渋谷で降りてしまい、半蔵門線まで乗っていく客は意外と少ないが、日比谷線しか直通してなかった東武伊勢崎線は、大型車10両がそのまま曳舟から大手町や永田町へ直通できるようになり、大幅に利便が向上。東武からの上り直通急行は半蔵門線内もかなり混んでいる。押上がスカイツリーがある関係で観光客が終日多く、朝でも半分以上運転する押上始発列車が観光客や京成押上線からの乗り換え客を捌いている。
半蔵門線の車両基地は東急線内の鷺沼にある。 -
田園都市線の最新型電車、2020型。「サスティナ車」と呼ばれる総合車両独自(かつての東急車両)の標準型電車で、同じ系統の電車が、JRのE235系や都営浅草線の5500型、相鉄12000型等。特に東急車は前面や側面のスタイルが洗練され、座席も5000型やE235系よりずっと良くなっている。
東急X020シリーズは、現在、大井町線、目黒線にも走ってるが東横線にはまだない。大井町線はこの系列を導入し、余剰になった9000型を西武に売却している。
田園都市線の日中のダイヤパターンは、急行3本、準急3本、大井町線急行3本、普通6本の20分パターンで、東武と揃えられている。コロナ前は、急行4本、普通8本だった。日中は全列車が中央林間始発。 -
イチオシ
半蔵門線の直通車輛、8000系。1980年に登場し、田園都市線の増発、増結、半蔵門線の延伸のたびに増備を繰り返し、1994年まで生産された。
千代田線の6000系の発展型でメカニズム大体同じだが、台車が我が国で初めてボルスターレス台車になった。
当時の営団車両は地下を走る関係から電車に冷房を載せておらず、この8000系も当初は非冷房だった。平成に入ってから量産されたタイプから冷房搭載に変更され、それまでの車両も順次冷房化された。
これは東急の車両も同じで、投入時の8500型は非冷房、または冷房のカバーだけ付けた準備工事車だった。
半蔵門線乗り入れ当初の田園都市線は8両編成が最長で、8000系も当初は8連だったが、混雑激化により昭和末期から10両編成に増強。平成初期に全てが10両編成になった。
21世紀になってから大幅な車体更新が行われ、インバータ制御、誘導電動機に換装。コロナ後、後継車18000型に順次置き換えて行ってるが、昨年発生した脱線事故のため、現在も2編成のみ生き残っている。画像はそのうち1編成の第16編成車、1988年製造の昭和の車両だ。
8000系は今年中に引退する予定である。 -
2020系準急押上行きがトンネルを出てきたところを撮影。
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日中20分ごとに運転する大井町線直通急行中央林間行きを撮影。
大井町線直通急行の停車駅は、大井町、旗の台、大岡山、自由が丘、二子玉川、武蔵溝の口、鷺沼、たまプラーザ、あざみ野、青葉台、長津田、南町田グランペリーパーク、中央林間。
休日のこの時間帯は大井町線直通しか急行は来ない。 -
すずかけ台駅へ向かう。南下すると田園都市線のトンネルの上の尾根筋に出るが、ここを国道246号(大山街道)が通っている。
すずかけ台のすぐ東側の山の上を通ってる道で、この道が大体都県境。
画像は振り返って東京方向を撮影したもので、ちょうど立ってるあたりが、県境になっている。画像方向は東京都になり、真後ろは神奈川県になる。昔の尾根筋を忠実に都県境にしている。 -
246号から西に分かれる旧道に入り、尾根のサミットに来ると、真下にカーブする田園都市線が見えた。
私が歩いてる旧道が都県境そのものになっており、田園都市線はぎりぎり町田市側を通っているのが分かる。
カーブ途中にあるすずかけ台駅も見える。
この辺り、標高80メートル。すずかけ台駅自体は標高70メートル、長津田益が標高49mである。馬の背 名所・史跡
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イチオシ
すずかけ台駅を出発する2020系各停電車。
背後にニトリが見える。あのあたりが南町田グランペリーパーク。 -
北西方向の眺めが良い。
遠くに丹沢山地が見える。 -
南町田グランペリーパーク界隈。
東名高速の横浜町田インターが近く、国道16号と246号がぶつかる所でもある。交通至便なので大型ショッピングモールが出来たんだと思うが、渋滞の激しい所でもある。 -
運よく2本目の半蔵門線用8000型をとらえた。
すずかけ台を出発する8000型第9編成。これも昭和の頃に製造された40年選手の電車。 -
ここから先は国道246号に出て、すずかけ台駅の裏、東側を通り、回り込んで駅の西口に行くルートを採る。
高低差が大きく、すずかけ台駅は低地の西側にしか出入口がないのだ。
このあたりは、246号自体が都県境である。撮影した地点は東京都町田市、中央分離帯から向こうが横浜市緑区。
横浜市側の緑地は大学のキャンパスだと思われる。 -
国道246号からすずかけ台駅を望む。この高低差。
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駅に降りていく途中で撮影。夏草で撮りづらい。
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南から回り込んで西側に降り、ようやく駅の入口に着いた。
暑い中歩くのは疲れる。すずかけ台駅 駅
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運よく押上行き準急が来た。終点まで座って帰れる。
猛暑中の撮影行は正直きつかった。行く時間帯と天気を見極めていく必要があると感じた。 おわり。東急田園都市線 乗り物
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