2026/05/25 - 2026/05/25
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kanakoさん
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ハンガリー•スロベニア•クロアチア女一人。
スロベニア観光1日目。長くなったので(上)(下)に分けました。(上)はブレッド湖観光です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
スロベニア首都リュブリャナの宿を早朝に出て、駅前バスターミナルへ。
Mliner(ムリナール)というパン屋でサンドイッチを購入。1903年クロアチア発祥のチェーン店だそうで、あちこちにあります。
黒っぽいハード系パンにコーンやツナを挟んだものを食べました。頼むとパンをトーストしてくれるようです。パン自体から美味しい。
本日はブレッド湖観光を予定。湖近くのブレッド城とヴィントガル渓谷も予定。
…でしたが、結果から言いますと、ヴィントガル渓谷は行けず、早めに帰ってリュブリャナ観光をしました。詳細は後程。
長くなりましたので(上)(下)に分けました。(上)はブレッド観光です。
バス券は昨日買ってあるので安心。
しかし、事前に下調べしても、駅前ロータリーに沢山バス停があって、どれがブレッド行きなのか謎でした。
現地で見たら、写真のように、ロータリーの中州に横並びにずらっとバスが並び、その上の青い看板が「プラットフォーム番号」、という形式でした。
なんと50番以上あります。長距離バスターミナル (リュブリャナ) バス系
-
ブレッド湖行きは何番、と決まっている訳ではないようで、バス切符売り場の出入口外の電光表示板で確認します。
写真のように、発車予定時刻、行き先と経由地、運行バス会社、プラットフォーム番号が表示されます(写真は後日撮影)。
…2つ電光表示板があるものの、写真の様にガラスが反射して読めなかったり、樹脂が劣化して字が消えてる部分があったりして…。結局窓口の人に聞きました。
ちなみに、長距離バスFlixBusは、中州部分でなく線路沿い歩道側のプラットフォームで固定でした。
ところで、バス券の購入について。
窓口でバス券を購入すると、レシートのようなものを2枚渡されます。
記載内容がいまいち切符らしくなくて分かり辛いですが、長くてQRコードが大きい方がバス券、短い方が領収書です。
窓口で購入する場合の注意。
乗車時に運賃を払って乗るより割高です(往復券を買うなら割安)。手数料ということのようです。
同じ行き先でも複数バス会社の運行があって、コースや時間や料金が違うので、どの便か指定しないと買えません。
私は、行きは不安要素を減らすため窓口で事前購入し、帰りは時間が読めないので乗車時買うことにしました。 -
8時頃ブレッド着。
湖観光メインのプレトナボートは9時からで、まだやってません。ブレッド城は8時からなので先に。
城を先に行くため、最寄りの中央バスターミナル「ブレッド」で下車。
湖に行くにはバス停「ブレッドユニオン」がいいそうです。
湖に向かって下る感じの街並みで、日本の温泉街のように細くて起伏の激しい道が入り組んでいて分かり辛く、地図をくるくる回してしまいました…。
写真はZdraviliški(ズドラヴィリシュキ) park。
その上の丘の教会の、更に奥左側に城が見えます。 -
城へ上る道。
写真は下の方なのでおだやかですが、次第に狭く急な山道になっていきます。
帰りに使った別の道は下の方がスロープで、そこまでベビーカー(アウトドア用らしく多少の山道は平気そうなもの)を押して上ってきた御一家が、下りてきた人に、この先行けるか尋ねていました。
このコースだと難しそうです。
後日調べたら、公式サイトでは城への訪問はベビーカーでなくチャイルドキャリアの利用を推奨していました。
(車で上の方まで上れる道があって、駐車場から城入口まではベビーカーが使えるようです。城内は階段があり利用困難)。 -
城入口です。
ブレッド城 城・宮殿
-
城内は下庭と上庭があって、こちらは下庭。
城内はフリーWiFiがあって、あちこちにあるQRコードを読み込むとオーディオガイドが聞けます。
…何故かガイドの欠番がいくつもあったのですが、観光できる場所の見直しとかしてるのかな?
中央は印刷工房。その上の歩哨の回廊(?)や右の塔にも後程行きます。 -
湖や街や山々を一望。人の間の湖上に島の教会も見えます。
湖面から約130mの切り立った崖の上の城。
11世紀初頭の文献に記載されていて、スロベニア最古の城だそうです。 -
ブレッド湖に浮かぶブレッド島とそこに建てられた教会。
ブレッド湖の大きさは東西2120m、南北1380m、そして周囲約6km程度だそうです。
なお、この景色を見るには午前中がおすすめで、湖面が綺麗に見えるそうです。 -
教会はこんな感じです。
後程、この島にも渡ります。 -
下庭から階段を上り上庭へ。
中央に風見鶏。建物左の内部は礼拝堂、右入口は博物館になっています。画面外左の方に東屋があります。 -
湖を見下ろす東屋。
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礼拝堂内部。
-
この礼拝堂はフレスコ画が有名で、1700年代のものだそうです。
左の絵は柱などを立体的に感じさせるトロンプ・ルイユ(だまし絵)の技法か使われています。
奥の窓は湖の方を向いています。 -
博物館内。展示物はこの城で使われていたものではないそうですが、味わい深いです。
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振り回すにはかなり力がいりそうですね。
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城の壁面から小部屋が張り出した所にあるトイレ。
穴が空いた便座で用を足すと城壁の外へ落ちるシステム。
「garderobe」(ガードローブ。衣類を守るの意味)というそうです。
こうした遺物は考古学者にとって大変価値ある研究対象と説明書きにありました。 -
湖と反対側の景色。遠くの山々は恐らくアルプス。
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先程の下庭へ戻り、印刷工房。
15世紀のグーテンベルクの活版印刷機が再現されていて、職人の方にカードを作ってもらうこともできるそうです。
何故この城に?元々あった訳でもないのに?と思ったところ。
公式サイトによると、
「16世紀において、ブレッド城はプロテスタント思想の重要な中心的存在であった。この期間中の印刷の発展は、宗教的・文化的進歩と密接に関連していた」
とのことです。
写真は、印刷所の上にあるプリモジュ・トゥルバルの記念室。
スロベニアにおけるプロテスタント宗教改革の主要人物で、スロベニア言語の歴史を代表する人物だそうです。
階段を上ろうと見上げると目が合う人形にちょっとドキッとします。 -
塔の中は、あまり城に関連したものはありません。
城全般、内装は綺麗で、近年改修されたように見えます。 -
こちらの写真は最上階の天井。
城敷地内にはワインセラーもありましたが、お土産用ワイン店として現役だったので中は遠慮しました。 -
歩哨用通路(?)。当時のものではないと思いますが、味わい深いです。
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通路から見下ろした下庭と湖。
-
城を出て湖まで下りて来ました。湖は全周散策できる道があるそうです。
ブレッド湖 滝・河川・湖
-
湖畔の水鳥。5羽とも日陰でまったりしています。5月なのに大分暑いです。
-
130mの岸壁の上にブレッド城。
絵になりますが…地震大国日本ならこういう家に住みたくない。 -
右の岩壁上にブレッド城。
左の湖面上の白いのが、ブレッド島に建つ教会。
奥の山々はアルプス。
ブレッド湖は「アルプスの瞳」「アルプスの真珠」とも呼ばれます。
スロベニア北西部のここは、ユネスコの生物圏保護区に指定されているユリアン(ジュリアン)・アルプスの一部です。
アルプスはヨーロッパ中央部を東西に横切っていて、その東端の南側がユリアン・アルプス(大雑把な説明)。 -
湖観光の定番。伝統的な手漕ぎの「プレトナ•ボート」で島の教会へ渡ります。こんなボート。
すごく並ぶことかあるそうですが、今回はすぐ乗れました。
(電動ボートや自分で漕ぐボートで渡ることもできます)Pletana (ブレッド島へのボート) その他の交通機関
-
島が近付いてきました。 -
島の船着場。プレトナボートがずらり。
行き帰り同じボートに乗って、帰りの乗車時に現金で乗船料を払うシステム。間違えませんように…。
約40分自由時間です。ブレッド島 自然・景勝地
-
聖母被昇天教会(聖マリア教会)。
愛のスポット的に知られていたり、鐘を3回鳴らすと願いが叶うと言われたり、色々伝説があります。
私は中へは入りませんでしたが、ひっきりなしに鐘が鳴り続けていました。聖母被昇天教会 (聖マリア教会) 寺院・教会
-
教会は島の高い所にあって、急な長い階段を上ります。
へとへとになって辿り着くと、そこにはアイス屋が…(笑)ということで、皆さん、教会中庭でアイスを食べながら休憩しています。
私は島北側の日陰の階段から来ましたが、中庭から見下ろす位置に、南側の階段もあります。
写真中央、その炎天下の階段を上ってくる人影があります。
しかも、マッチョ彼氏が彼女をお姫様抱っこして。
中庭にいる面々が固唾を飲んで見守る中、彼氏はゆっくりと、でも同じペースで淡々と上り続けます。
あと数段、となった頃、辺りから拍手が沸きはじめ、上り切るとともに大きな拍手で迎えられました。リア充万歳。流石、愛のスポット。
…と、その時は単純に思っただけだったのですが。
後日調べたところ、Wikipedia談
「先史時代の人間の痕跡が(ブレッド)島に見られて、教会より前には愛と繁殖のスラブ人の女神であるŽivaの聖地があった。ブレッド島は、教会への98段の階段があり、伝統的な結婚式では新郎は新婦を担いで98段を昇ることになっている。その間、新婦はずっと沈黙しなければならない。」
結婚式ではないけれど、これになぞらえていたのか!∑(゚Д゚) -
愛のスポットらしく、湖上には、いい所見せたい彼氏が漕ぐ甘いカップルの2人乗りボートが沢山。
島の船着場にいたら、背後から「駐車(接舷)が一番難しいね」と日本語が聞こえました。
振り返ると、マキシ丈ワンピースのフェミニン系オシャレ女子2人組がボートから下りてきたところでした。
…その格好で漕いだの?!格好いいな!
写真は島内にあった看板(カップル禁止ではありません)。
湖は遊泳禁止、ということかと思ったら、調べたら一部区域は遊泳可だそうです。看板文面を読むと
「適切な服装でお越しください。水着はご遠慮ください」と書いてありました。
宗教施設のTPO的に不適切、ということかな? -
島を後にします。
ボートに乗る直前、腕時計を落としたことに気づきました。
もう教会まで戻る時間ない!いや待て、ほんの5分前に時間見た記憶あるからこの辺の筈…と探したら。
ありました!船着場のスノコ状の木の板の上。よく下の湖に落ちなかった…。
今回の旅行は、ずっと天気に恵まれているし、何気ない行動でトラブルを回避したことが何度もあったりして、凄く幸運に恵まれています。(←フラグ) -
11:50頃湖畔へ戻りました。
ブレッド名物のブレッド・クリームケーキを食べます。
名物なのであちこちの店にありますが、美味しくて比較的安いと人気のカフェSlascicarna Zimaへ。(Slascicarnaはケーキ屋やカフェ、Zimaは冬の意味)
中央バスターミナルの近くにあります。 -
ブレッド・クリームケーキ。
カスタードクリームと生クリームの2層をパイ生地で挟んだケーキ。
スロベニア語でBlejska kremna rezina。
ブレイシュカ・クレムナ・レジーナ。ブレッドのクリームケーキの意味。
似たケーキは中欧でよく見られ、クロアチアの首都ザグレブ名物 Zagrebačka kremšnita(ザグレバチュカ・クレムシュニテ)は、ザグレブのクリームケーキの意味で、上が粉砂糖でなくチョコレートだそうです。
たっぷりのクリームが美味しい。カスタードは少しスフレ寄りでフワフワ。パイはザクザク。
(店によりフワフワ派やしっとり派があるそうです)
そして見た目で予想した通り、潰さず食べるのが難しい(笑)。
上のパイを横にしたフォークで挟んで捻って一口分割ってから、それに合わせて下まで切る感じで食べました。
それにしても大きい!
欧米のケーキは日本のオシャレ系ケーキの倍位ある…。でもカプチーノと一緒にペロリと食べられました。
そして、トレイ左上に注目!水が出るんですよ!
日本のように飲食店で無料で初めから水が出る国は少数派で、スロベニアも基本出ません。
「Tap water(水道水)」をください、と言うと無料で出してくれる店もあります。
この店は頼まないのに付いてきた!
この店のネットのレビューで、水が出たと喜ぶレビューがあったので、それを期待した客が増えて定着したとかかもしれません。
そして、水を貰ってない客も結構いて、どういう基準で水を出す出さないを決めているのかは不明…。
冷たい飲み物を頼まない客にだけ出している?
いかにも観光客な、クリームケーキを注文するアジア系だから、水を欲しがるだろうと気遣ってくださったのかもしれません。 -
店内はこんな感じで、白が基調で爽やか。テラス席は丁度一杯でしたが、気持ち良さそうですね。
さて、12:30頃中央バスターミナルへ。
ヴィントガル渓谷を目指すため。
ユリアン・アルプスのハイキングを楽しめる所として、ヴィントガル渓谷は近年人気です。
入場券の事前購入はできますが、入場時間を指定しなければならず、遅刻不可。
城や湖観光の後で行くので時間が読めないため、現地購入することにしました。
渓谷を朝一番で行くことも考えましたが、城からの湖の眺めは午前の方が綺麗とか、ボートは昼頃から混むという情報を見て、湖と城を先に。
環境保護のため、渓谷入口へのアクセスは電気自動車のシャトルバスや自転車や徒歩など。シャトルバスは駐車場やバスターミナルから出ています。
どのバスか分からず1,2台見送ってしまい20分位待ってしまいました。やっとバスに乗ろうとしたら、「入場券は?」と訊かれました。
現地で買うと言ったら、
「今日の分の入場券は完売です。夕方まで全て」
ええー!!まだお昼なのに!
入場制限がかかることもあるとは聞いてたけど、ハイシーズンは7,8月なので、5月の平日ならまだ大丈夫な方に賭けてました…。
この不運で、フラグ回収(笑。ブレッド島最後の文参照)。
でも、券売り場へ行った後でなくシャトルバスに乗る前に教えてくれたのは親切だと思います。
そして、素晴らしい自然だから見に行きたいのに、オーバーツーリズムで破壊しに行っては本末転倒なので、正しく入場制限が機能しているのは頼もしいことと思います。
という訳で皆さん、ヴィントガル渓谷入場券は事前購入をお勧めします…。
公式サイトはこちら。
https://www.vintgar.si/en/
券購入ができるほか、シャトルバスや散策コースの案内などもあります。
ショックでへろへろしつつ、午後の予定の変更を検討。
ここからバスで行けるというボヒニュ湖へ行ってみるか? でも下調べ不足で自信がない。それともブレッド湖一周散策してみる?
悩んだ末、明日少しだけの予定だったリュブリャナ観光を今日がっつりやることにして、バスで帰りました。
リュブリャナ観光は次の旅行記にて。
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