清潔な国スロベニア３・プレトゥナに乗ってブレット島へ

2022/04/16 - 2022/04/18

最終日。フライトは16時なので、14時に宿を出ればOKで、レイトチェックアウトにもしてもらい、余裕があります。午前中に、プレトゥナに乗って、ブレッド島に行きました。

表紙写真は、ブレッド島から見て南側の岸から撮影したもの。こちら側が、雪を頂いた山が背景になって、べスポジなんじゃないかな～。

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: ブリュッセル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もお天気良さそう！昨日と今日、ブレッド湖を訪れるべき日・1年のうちベスト10を選定したら、確実に入ってきますよ。お天気も、気温も素晴らしすぎる。

フライトのWebチェックインをしたら、あれ、そういえば、席を選んでいなかったんだっけ。もう翼にかかる席しか残っていない・・・。

何故か夕日っぽい光線になっていますが、朝です。角の特等席を取りました。

この宿も、朝食のチョイスがかなーり充実しています。ホント、それぞれ5泊くらいしないと制覇出来ないですよ！スロベニアって、別に朝食が有名ではないはずで、たまたま気合の入っているホテル２連チャンになっただけと思っているのですが。

「トラディショナル・スロベニアン・ブレックファスト」としてデフォルト提供されるもの。個別に色々頼んだので、あまり手を付けられなかった・・・。

Railroader(鉄道員)と名付けられた、クランスカ風ソーセージにポテトサラダ、ホースラディッシュにマスタード付き。何が鉄道員、なのかな？

Trigravという名のシュトゥルクリ。良くある説明は、パイ的なものという表現だけど、これはロールケーキ的というか厚めのクレープ生地を巻いた感じと言えばいいのかな。

朝から食べ過ぎだ～。

プレトゥナの開始時間も鑑みて、9時30分頃にお散歩開始。地図で見ると、プレトゥナ乗り場はVelika Zakaにもありそうなのですが、昨日、フロントで「プレトゥナに乗りたいのならMlino Portから」と聞いていました。確かに、Velika Zakaは、船はあるものの稼働はしていなさそうでした。

飛行機雲が交差しています。

Mlino Portまで歩くと、確かに、何台ものプレトゥナが待機していて、お客が集まると順番に出ていく形です。私が乗った船も、すぐに人が集まり、出発です。湖の周りは、全く混雑しておらず、散歩のときは静けさを堪能しているけれど、お客がいなくてプレトゥナが出ないということは無い、という丁度良さです。

20人くらい乗るのかな？一人で、一見軽々と漕いで、結構なスピードで進んでいきます。実際には大変なのかな？お客さん同士でおしゃべりしているのを聞きながら、短い船旅を楽しむ。スロベニア人とイタリア人の会話は英語だったので、私も他の皆も付いていける。結局、国が違う欧州人同士のコミュニケーションって、英語なのよね。

船の全体像です。40分、45分だったかな？リリースされます。結論から言うと、島は超小さいけれど、40分は短すぎる！教会を見学して、お土産屋さんを覗いたら、もうオシマイです。あと、お手洗いも行きたいし・・・。のんびりアイスを食べたりしている人は、何も見ていないのではないだろうか。もしくは自分でボートを漕いできた人かな？

あおり気味に撮っているので急な階段に見えますが、実際には大したことないです。

商売的には、行きに乗せた人を帰りにも乗せて、帰りに集金するので、行きと帰りで別の船に乗られると困る。回転を良くするためには40分程度で切り上げてほしい、ということなのだろうけれど、行きに集金はしちゃって、どの船で帰ってもいい、とかにしてくれればいいのにな。自分がお金を取れていないお客を乗せなくてはいけなくなるけれど、お互い様ってことで。

一人15ユーロ×20人×1日8往復くらい＝2400ユーロ(34万円)/日、と思うと(何故か計算してしまうww)、スゴイけど、こんなに稼げる日は限られるか・・・。

この塔は・・・まあ、登る必要はあまり無いです。教会自体に入場券が必要だと勘違いして、うっかり買ってしまったので、見学しました。説明がまあまあ面白かったので、よしとしよう。このせいもあって、時間が足りなかったのか。

教会内部。白と金の色遣いが素敵です。3回衝くと願いが叶うという鐘、どこにあるのか最初、分かりませんでした。なんと、綱がぶら下がっているだけで、鐘本体は見えないんですよ！綱をかなーり力強く引っ張って、鳴らします。最初、うまく出来なくて、私の前に鳴らした人に「もっと！もっと強く引っ張るのよ！！」と激励されてしまった。

おそろしく透明な水だなあ。この綺麗な水と回りの緑、空の青が、湖の不思議な色を作り出しているのでしょう。

この後、部屋に戻って、14時までのんびり。今日は事前にレイトチェックアウトをお願いしてありました。公共スペースがあまり無いので、部屋にいられなかったら、若干最後が辛かったと思う。

帰りは、シャトルを予約しておきました。シャトルというか、結局プライベートなので、要はタクシーですね。今から思えば、中心地まで歩くかタクシー(2回歩きたくはないのでおそらくタクシー)にして、そこからバスでも行けたな～。しかし、諸々の情報ではシャトルが基本、とあったのと、フライト前にリスクを取りたくなかったのです。この辺、もう少し日本語の情報の充実を求む。38ユーロ。ちょっと、高いね。30分であっという間に到着。

かなり小さい空港なので、ドロップオフ・セキュリティチェックは一瞬。ラウンジから見える風景がヨイ。

お昼を食べていないまま15時、さすがにお腹が空いています。ラウンジはコンパクトながらも、メニューはなかなか充実していて、色々頂く。このWeck的な入れ物、コロナでどれくらいバカ売れしたんだろうなあ。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ビールはLaskoでした。昨日のビール、Unionにしておけば良かった！(なるべく色々試したい)

ラウンジから、展望デッキ的な場所に出られます。うーむ、首都の空港とは思えない長閑さ・・・。

いやー、3日の割には凝縮し、かつ、ゆとりのある旅でした。首都と自然を楽しんでいるのに、各移動時間が30分とか2時間とかですからね。地方から直接空港に行けるのも大きい。チェコ旅と似た構造ながら、段違いのゆったりさ。疲れ度合いも全く違います。後半は田舎かつ日曜・祝日で、スーパーに行けなかったり、お土産を検討出来ないのはちょっと残念だったかな。

行きは少し空席があったのですが、帰りは満席！この後は雲の上になってしまいました。

バランス的には、リュブリャナは、あと３時間あればゆったりしていて、ブレッドは３時間持て余したけれど、まあ仕方ないな。スロベニア、清潔で可愛くて、大変気に入りました。同じ意見の人は大変少ないと思いますが、ブラチスラバと並ぶ欧州2大好きな首都かもしれない。ホント、私、小さい街好きだな～。旅程的には首都＆Hotel Cuboが後の方が良かったけれど、マーケットが土曜だったからなあ。

ザベンテムに近づいても降下しないので、おかしいな、と思っていたら、そのままブリュッセルの街を通過、旋回して戻っていきました。このコース取り、初めてかも。アトミウムやラーケン王宮が見えました。

イースターでフライトが高かったので総計はそこそこしたけれど、ホテル代・ご飯代・交通費はとにかく安かった。しかして、ホテルも食事も、普段の私の西欧旅よりはるかにレベルが高いものを楽しみました。東欧、イイね。

今日も、ANAがいました(ちょっと分かりにくい写真です)。荷物をサクッとピックアップして、20時くらいには帰宅。これくらいがちょうどいいね～。

スゴク気に入ったし、シュコフィヤ・ロカなど気になる町はまだあれど、絶対行きたい2カ所を制覇して、再訪優先度はちょっと低いかな。こういうところをまた訪れて、ブラブラ出来るようになりたいものです。