2025/09/14 - 2025/09/22
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夏みかんさん
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9月、秋のパリへ行ってきました♪
パリへは10年以上前に行って以来です。
円安でお財布が痛いですが、
趣味全開で楽しんできました。
今回はお友達4人での旅。
一緒に周ったり、それぞれが行きたい所に個人行動したり、自由に楽しみました。
3日目は、午前中はオルセー美術館、午後からはサヴォア邸へ行ってきました!
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ホテルの朝食。昨日は出発が早くて食べられなかったので、今日が初めて。
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品数は多くないですが、わりと満足。毎朝パン屋さんから、フランスパンやクロワッサンが届いていました。食事代を節約するためにも、ホテルの朝御飯をたくさん食べておきます。
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今日は、まずはオルセー美術館を観光します。ホテルから美術館までは歩いて約20~25分。散歩がてら、みんなでゆっくり歩いて行くことに。
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チュイルリー公園前のメトロ入口。1900年のパリ万博に合わせて、エクトール・ギマールによってデザインされたアール・ヌーヴォー様式の入口です。パリのメトロといえば、の有名なデザインですよね。パリ市内にはこのギマールによるメトロ入口が88箇所ほど残っているそうです。
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チュイルリー公園を突っ切って行くことにします。公園内は散歩にぴったり。
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所々に芸術作品が飾られています。
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オルセー美術館が見えました。セーヌ川を渡ったらすぐです。
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チケットはあらかじめ日本で購入済です。美術館の公式サイトから買えます。3週間ほど前に購入したので、朝一番の9:30の枠で予約できました。オンライン購入は€16。当日窓口だと€14で買えますが、かなり並んだり売切だったりのリスクがあるので、オンライン購入がおすすめ。
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開館時間の10分前くらいに到着。予約済の人の列なのですが、既にけっこう並んでいます。
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開館後はスムーズに入場できました。
ここで一旦解散して、それぞれ自由に見学することに。午後からもそれぞれ個人行動の予定です。 -
オルセー美術館の建物は、元駅舎(オルセー駅)をリノベーションしたもの。装飾が施された鉄骨やガラスドーム、大きな時計等、綺麗ですね。
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オルセー美術館にはオペラ座の断面模型があります。けっこう精巧で、じっくり見ると面白いです。奥の方に展示されていて人もあまりいませんでした。
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舞台裏の構造もしっかり作ってあります。
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クールベの「画家のアトリエ」。実物はかなり大きな作品でびっくり。サイズは3.61×5.98。
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マネの「笛を吹く少年」。超有名作品ですね。昔、家にこの絵のパズルがあったので、懐かしくて写真撮りました。
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10年前に来た時に、ミレーの「落穂拾い」が貸出中で見れなかったので、リベンジも込めて来たのですが、何と!
今回も海外の美術館に貸出中でした⋯。しかも「晩鐘」もありません。そんな⋯(泣)
縁がないんでしょうか。いつか絶対見たい。 -
気を取り直して。彫刻コーナー。
フランソワ・ポンポンの「シロクマ」。台座にポンポンのサイン入り。 -
気に入ったので、お土産のキーホルダーを買いました。値段忘れちゃったんですが、確か€8だったかな?(日本円にしたら1500円くらい。サイズは小っちゃいですが、わりと高いですね。)
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アントワーヌ・ブールデルの「弓を引くヘラクレス」
ギリシア神話の英雄ヘラクレスが、12の試練のうちの6つめの試練・怪鳥ステュムパリデス退治のため、まさにいま矢を放とうとする瞬間を捉えたもの。
後で調べたところ、この作品は上野の国立西洋美術館や広島の呉市立美術館等にもあるようです。 -
この絵も気に入ったのですが、ポストカード売ってなかったので、写真を撮っておきます。広い雪原の真中にポツンと1人のスキーヤー?が描かれています。
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作者はCuno Amiet(クーノ・アミエ)というスイスの画家。英語版Wikipediaによると、「アミエは、スイスの近代美術の先駆者で、スイスの画家として初めて構図において色彩を重視した。彼の数多くの風景画には、冬の風景、庭園、果物の収穫などが多く描かれている。」
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続いて5階へ。印象派コーナーですが、美術館内で一番混み合ってました。展示は画家ごとにわりとまとまってました。
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ルノワールから観ていきます。
「ぶらんこ」《La Balançoire》
わりと好きな作品。柔らかな木漏れ日が素敵。
ぶらんこに乗っている女性は、ルノワールのアトリエの近くに住んでいたジャンヌという名の女性で、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」でもモデルを務めています。 -
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」《Bal du moulin de la Galette》
ルノワールのなかでも有名な作品の一つですよね。この絵の前は人が多かったです。 -
「都会のダンス」《Danse à la ville》
なお「田舎のダンス」は貸出中でした。 -
「ヴェールの若い女性」
《Jeune femme à la voilette》 -
続いてモネ。
「モントルグイユ街,1878年6月30日の祭日」《La Rue Montorgueil, à Paris. Fête du 30 juin 1878》
万博の開催を祝って行われた祝祭行事の模様を描いたもので、フランス国旗のトリコロールカラーが鮮やか。
これはポストカード売っていたので、買って帰りました。 -
「サン=ラザール駅」《La Gare Saint-Lazare》
モネはサン=ラザール駅の作品を12点連作で描いており、そのうちの1点がオルセー美術館にあるこちら。
列車の煙で背景のパリの町並みがくもって見えます。 -
「日傘をさす女」《Essai de figure en plein air : femme à l'ombrelle tournée vers la droite(la gauche)》
日傘をさす女性の絵は3枚あり、一番初めに描かれた1枚は、ワシントンのナショナル・ギャラリーが所蔵しています。その1作目で描かれている人物はモネの最初の妻カミーユ(+その長男ジャン)がモデル。カミーユはその後、32歳という若さで結核により亡くなってしまいます。
こちらのオルセー美術館所蔵の2・3作目は、1作目が描かれてから10年後に描かれており、モデルは二番目の妻アリスの子供シュザンヌと言われていますが、女性の顔ははっきり描かれていません。
シュザンヌを描きながらも、最初の妻カミーユを思い浮かべていたとも言われていて、カミーユのことが大好きだったんだな、となんだか切ない作品です。 -
「ルーアン大聖堂」《Cathédrale de Rouen》
連作で全30点ある作品。オルセーはそのうちの5点を所蔵。ノルマンディー地方のルーアンのノートルダム大聖堂をモチーフに、ほぼ同じ構図で描かれていて、天気や時間帯による光の変化が捉えられています。 -
「青の睡蓮」《Nymphéas bleus》
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「睡蓮の池、緑のハーモニー」《Le Bassin aux nymphéas : harmonie verte》
睡蓮はこっちの作品のほうが好きかも。でもパリで睡蓮を観るなら、やっぱりオランジュリー美術館が個人的オススメ。 -
「舟遊び(ノルヴェジエンヌ号で)」《En norvégienne, ou la Barque à Giverny》
ジヴェルニーのエプト川(セーヌ川の支流)でボートに乗る義理の娘たちを描いた作品。水面に反射して映る表現がなんともいい感じ。 -
ドガの作品も何点か展示されていました。
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次はゴッホのコーナー。ここも常に人が多かったです。
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「ローヌ川の星月夜」《La Nuit étoilée》
アルルの町を流れるローヌ川の夜景を描いた作品です。町のガス灯が川の水面に反射する光や、夜空の星の輝きが印象的。右下には川辺を歩くカップルが。
とっても素敵な作品だと思います。 -
他の作品もそうですが、もし日本の展覧会に来たとしても、絶対にすごい人で混雑してゆっくり観れないと思います。オルセー美術館だと混雑もそこまでではないので、近くからもじっくり鑑賞できます。やっぱり所蔵する美術館で観るのは良いですよね。
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「ウジェーヌ・ボックの肖像」《Eugène Boch》
ウジェーヌ・ボックは、ベルギー出身の画家・詩人。ゴッホが南フランスのアルル滞在時に知り合いました。肖像画の背景は、星のきらめくウルトラマリンの夜空。
ゴッホはウジェーヌ・ボックやこの作品について「彼はダンテを思わせるような風貌の持ち主で、オラニエ公ウィレム1世時代のフランドルの紳士貴族を連想させる。彼が親切な男でも誰も驚かないだろう。そして彼は無限の空間の中に輝く蒼白い星の神秘的な光に包まれるのだ。」という言葉を残しています。ウジェーヌ・ボックのことが好きだったんですね。
ウジェーヌ・ボックも生涯この絵を大切にしていたそうです。 -
「アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ」《Le Restaurant de la Sirène à Asnières》
この作品も良いなと思いました。
アニエールはパリ郊外、セーヌ川河畔の町。パリに住んでいたゴッホが南仏アルルへ旅立つ前、幾度も足を運んだレストランだそうです。時には友人のベルナールやシニャックと一緒だったとか。
明るくほっこりするような雰囲気の作品だと思います。 -
マネとモネの「草上の昼食」が向かい合わせで展示されていました。
マネの方の作品は、はじめ「水浴」というタイトルでした。この作品に感銘を受け、モネも「草上の昼食」を描きました。これを受けて、マネは作品タイトルを「水浴」から「草上の昼食」に変更。お互いに影響を与えあっていたんですね。
ちなみに、モネの方の作品ですが、今残っているのは分割された部分図。この絵はかなり巨大で、サロン出展のために制作していましたが完成せず、また家賃滞納の借金のかたとしてこの絵を取られてしまい、やっと取り返した時には傷みも激しかったので、モネ本人の手によって切断・分割された、ということです。なおロシアのプーシキン美術館所蔵の「草上の昼食(習作)」にて、モネが構想していた作品の全体像を観ることができます。 -
有名なオルセーの時計。時計越しにセーヌ川の向こうの景色が見えています。写真スポットになっていて、時計の前で写真を撮りたい人の行列ができていましたが、斜めからの画角で時計だけ撮りたい場合は並ばなくても撮影できます。
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カフェスペース。朝はそこまででしたが、11時頃には満席になっていました。
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屋上テラス?に出られる所があって、セーヌ川や対岸の景色が見えました。
他にも色々展示室を見て周り、ショップでポストカード等のお土産を購入。
時刻は12時前。午後からサヴォア邸に行く予定のため、そろそろ美術館を後にします。一度ホテルへ戻って身支度を整えてから、パン屋さんでランチを買って、Auber駅へ。全て徒歩で頑張りました。 -
駅へ行くためエスカレーターを降りると、何やら見覚えのあるものが。
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鬼滅の刃の映画ポスターがいっぱい貼ってありました。どうやら、ちょうどこの日から、フランスでも映画公開されるようです。フランスで日本のものが人気だとちょっと嬉しくなります。
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では改札に入ります。
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Auber駅には、3種類の行き先の電車が止まります。私が乗るのはPoissy(ポワシー)行きなので、間違えて乗らないように気をつけます。
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電車が来るまで、ランチに買ったパンを食べます。サーモンサンド、美味でした。
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電車に乗りました。車内はこんな感じ。2階部分の席に座れました。
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終点のポワシーまで乗るので、乗り過ごしの心配なく安心です。AuberからPoissyまでは約30分。
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到着!
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Poissy駅はこんな感じ。六角形がモチーフなのかな?
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ポワシー駅からサヴォア邸までは、バスだと10分、歩くと25分。節約のため徒歩で行きます。
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お店の並ぶ通り。地元の方がお買い物をしていて、のどかな郊外のまち、という雰囲気です。
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この辺りは歴史ありそうな建物が建っています。
奥には教会が見えます。 -
ノートルダム教会です。
大きくて立派。ゴシック様式でしょうか。
調べてみると、1016年創建、12世紀にルイ9世が洗礼を受けたという由緒ある教会のようです。 -
西側から教会を望む。お花が綺麗に咲いていました。
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道路標識にも"Villa Savoye Le Corbusier"の道案内がありました。
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途中、お城のような古い大きな建造物が。
マップを見ると"Musèe du jouet"とあります。どうやら玩具博物館のようです。建物自体は古い歴史的建造物のように見えます。 -
案内板がありました。
元々は1300年代に建てられた「サンルイス王立修道院」だったようです。現在は入口の門の建物のみ残っていて玩具博物館として使われているとのこと。 -
坂道を登っていき、少し高い所まで来ました。この辺りは新興住宅地っぽい雰囲気。学校帰りのような小学生も一人で歩いていたので治安良さそう。
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ようやく到着。サヴォア邸の入口です。
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配置図。敷地広いですね。
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敷地入ってすぐ右手には庭師小屋。管理人兼庭師のための建物でサヴォア邸とセットで世界遺産です。修繕工事中で外観すら見えませんでしたが、こちらの建物もピロティや水平連続窓などがあり、小さなサヴォア邸みたいな見た目らしい。
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木々の間を進むと見えてきました。
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Villa Savoye サヴォア邸です!実物が見れて感激。
玄関のある正面は反対側になります。敷地入ってきてまず目にするのが建物裏側?になるのがびっくり。現地来て初めて知りました。 -
まずは建物外周をぐるっと一回りしてみます。
本や雑誌で見てたときは分からなかったですが、1階の壁って緑色だったんだなぁ。 -
よく見る角度から撮影。
サヴォア邸は、ル・コルビジェ設計の住宅。(「コルビュジエ」表記のほうが正しいようですが、個人的には「コルビジェ」のほうが馴染みがあるのでこっちの表記で進めます。)
保険会社を経営していたサヴォア夫妻の週末の別荘として1931年に建てられました。20世紀以降の世界中の建築に大きな影響を与えた傑作として、世界遺産に登録されています。 -
サヴォア邸には、コルビジェが提唱したモダン建築の基礎となる5つの設計理論「近代建築の五原則」が体現されています。
鉄筋コンクリートの技術を活かし、床と柱で建物を支える構造形式とすることで、これまでの「壁で建物を支える」という構造的制約から解放。それによって、より自由に建物を計画できるようになりました。 -
五原則①ピロティ (les pilotis)
建物を「柱」で地面から浮かせることで、地面を歩行者や車のための自由な空間として開放。 -
②屋上庭園 (le toit-terrasse)
これまでの伝統的な三角屋根ではなく、平らな屋根(陸屋根)にし、屋根の上に自然豊かな庭園スペースを。 -
③自由な平面 (le plan libre)
「壁」ではなく「柱」で支える構造にすることで、壁の配置の制約がなくなり、間取りが自由に計画できます。階ごとに全く異なる壁配置や、部屋の用途に合わせた柔軟な空間設計が実現。 -
④水平連続窓 (la fenêtre en bandeau)
壁で建物を支える必要がないので、横長の大きな窓を設けて、室内に光をたっぷり取り込むことができます。 -
⑤自由なファサード (la façade libre)
壁で支える必要がないので、水平連続窓や曲面など、ファサード(外観)も構造に縛られずに、自由にデザインできます。 -
では中に入ってみます。チケットは当日窓口で購入しました。9€です。
なお、建物内に入らなければチケット不要なので、建物外観は無料で楽しめます。芝生には椅子もおいてあり、沢山の人がのんびりしてました。 -
日本語のパンフレットもありました。
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入ってすぐに目にはいるのは螺旋階段。
使用人専用なんだとか。普通は使用人の階段は目立たないようにするものですが、コルビジェはこれを「鉄筋コンクリートの彫刻」と定義付け、前面に出しました。 -
家主やお客様は、螺旋階段の隣に見えるスロープを使って上階へ行きます。
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スロープを登ります。
スロープは、コルビジェ建築で重要な「建築的プロムナード」というコンセプトを実現するもの。建物内を散策路のように歩きながら、次々と変化する空間や光、景色の展開を楽しむことができます。 -
スロープを上がって正面はリビング。86㎡の大空間。
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テラスに面して大きなガラス戸。ガラス戸は開け放して、テラスと一体的につなげることもできるそうです。開放感のある明るいリビングです。
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リビングの片側の壁はピンク色
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もう片側は青色。
サヴォア一家は、青色の壁のそばはダイニングスペース、ピンク色の壁のそばはリビングスペースとして使っていたそうです。 -
リビング(ダイニングスペース)の隣はキッチン。収納棚は造り付けです。
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キッチンスペースもかなり広いです。
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廊下の片側は青い壁。
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こちらの部屋はパンフレットによると「息子の部屋」。
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「息子の部屋」のバスルーム
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「息子の部屋」の書斎スペース。外の景色を見ながら作業ができて気持ちよさそうです。
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こちらはマスターベッドルーム。サヴォア夫妻の寝室ですね。広さは60㎡。
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寝室入ってすぐに、特に間仕切りなく浴室が設けられています。面白いですが、湿気とか大丈夫だったのかな?
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浴槽?のそばには造り付けの寝椅子。のんびりできそう。
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トイレ、洗面台。
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洗面台上部には天窓が設けられており、明るいです。
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寝室
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寝室の隣の小部屋。パンフレットには「ブドワール、小さなサロンまたは書斎。」と書かれていました。ブドワールを調べると「貴婦人の私室」という意味でした。サヴォア夫人の部屋ということかな。
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屋上に出てみます。屋上からリビングルームを眺めたところ。
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造り付けのテーブルもあり、屋上テラスでのんびりするのも気持ちよさそうです。
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屋上にもスロープ。上ります。
パンフレットより:「半球型の防風壁は、大西洋横断船の煙突を、スロープの安全柵は船の手すりを連想させる」。うん、確かに。言われてみるとそんな感じ。 -
上がりながらリビングを覗く。
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上がってきました。
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建物正面から見えていた曲面部分。
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パンフレットから引用:「スロープに沿った『壁にあけた穴』は『建築的プロムナード』の終着点であり、1枚の絵のような、セーヌ渓谷の眺めを堪能することが出来ます。」
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確かに絵画みたい。写真では木々しか見えませんが、建物が高い位置に立地しているので、遠くのほうまで眺められます。
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地上階に戻ってきました。
スロープ横の柱には洗面台とテーブルが設置されていました。玄関入ってすぐに手を洗える場所があるのは良いですよね。コロナ禍以降、玄関近くに洗面台を設けるのが流行りましたが、サヴォア邸では既にそういう設計がされていたんだなぁ。 -
玄関ホールから外を見る。全面ガラスなので明るく、外部との一体感もあります。
地上階には、使用人の寝室2部屋、ランドリールーム、運転手の住居、ガレージがありますが、ランドリールームのみ見学できました。使用人の寝室の一部はショップとして使われていました。 -
じっくり見学できたので、駅の近くに戻ってきました。
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コルビジェの銅像。
場所はPoissy駅から徒歩5分ほどの所。
Rue du BoeufとRue au Painの2つの通りが交わる広場にあります。 -
最後、電車に乗る前にスーパーでお土産のお菓子を買います。パリ市内よりも安かったです。
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16:30パリ市内に戻ってきました。
まだまだ明るいので、ノートルダム大聖堂を見学してから、ホテルへ帰ることにします。 -
予約はしていませんでしたが、並んですぐに入れました。2019年の大規模火災による焼失はショッキングでしたね。再建工事を経て2024年12月から一般公開が再開されています。5年という短期間で火災前と変わらない姿に復元されていて驚き。ただし、まだ修復工事は続いており、クレーン車が見えます。
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内部に入ると、10年前の記憶と比べて、ずいぶん明るい空間となった印象。
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以前はロウソク等の煤で黒くなってしまっていた建材が、元々の石材の色であるクリーム色に戻った影響のようです。
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バラ窓は奇跡的に火災を免れたとのことで、オリジナルの物です。修復工事で煤などを洗浄したそうです。
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光が差すと、ステンドグラスを通して虹色の光が壁に映り、とっても綺麗。
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側廊部分も鮮やかになっています。
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ステンドグラスの修復中?なにやら作業をしていました。
ちなみに、南側側廊の6つの小礼拝の窓のステンドグラスは、マクロン大統領の主導で、現代アートのデザインに置き換える、というプロジェクトが進行中らしいです。 -
柱を見ると古いように見えるのですが、石材は元のものを再利用しているんでしょうか??
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ほぼ無傷のまま火災被害を免れた奇跡の「ピエタ像」も、遠くからですが拝むことができました。
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椅子はモダンな物に新調されています。フランスのデザイナー、イオナ・ヴォートラン(Ionna Vautrin)が手がけたものだそうです。背面には大聖堂の頭文字を取って「ND」と刻まれています。
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数年後には修復工事も完成すると思うので、大きなクレーンがある状態は今しか見れないんだろうな、と記念に撮影。
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工事の仮囲いには、修復工事の様子が紹介されていました。
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ではホテルへ戻ります。
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帰り道に、ピエール・エルメに寄ってマカロンを買いました。2個で約1000円、円安の影響でむちゃ高かった(泣)むしろ日本で買うほうが安かったかもしれないです⋯。けど食べたかったんで買っちゃいました。もちろん美味しかったです。マカロン代が高すぎたので、晩御飯はマカロンと日本から持ってきたカップうどんにしました。
この日も盛りだくさんな1日でした。
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