2025/06/02 - 2025/06/02
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mom Kさん
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明日の帰国便は朝。セトッーバルから発ちたかった。無理はできない。さんざん考えてのリスボン泊。
ならサンロケ教会を訪れよう。
大村市、外海エリア、五島列島を歩いた目で彼らが滞在した教会に今立てば、どんな気持ちになるだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1986年8月の朝、降り立った。
到着した時の感慨と最初に目にした光景をよく覚えている。前年、パリ ノルド駅で列車タルゴは一週間先まで切符がないと言われ、スペインまでも行けなかったから。この国を目指しての旅で日本からパリに到着した朝の落胆。
アポローニャ駅は変わっていないように思える。
プラットホームと外が地続きの駅が好き。映画のシーンが目に浮かぶ。気分が高揚する。サンタ アポローニア駅 駅
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Tomarから午後に2便もある。
ああ、あの街からリスボンを避けてのセトッーバルまですんなりは無理だった。サンタ アポローニア駅 駅
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ポルトガル旅最後の食事は、鰯と決めていた。ナザレとセジンブラの素朴な鰯の炭火焼きを思い出しながら、賑わいのテラスで。
ナザレは2006年を最後に封印した。 -
アルファマに初めて足を踏み入れる。
あの頃はなんだか不穏な気配を感じて、市電で素通りして市中に向かった。Alfama ホテル
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上に上にと細い階段とくねくね坂道を上ったら、
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ここに辿り着いた。
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テージョ川にクルーズ船が停泊しているのが見える。
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夜には今でも1人では
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私は歩けない。
Alfama ホテル
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わあ~、ほんとはこんなところに入って、「赤を1杯お願いします」と言いたい。
でもこれから大切なところに行くのです。沈没はできません。 -
英語!
ということは、今は観光客もここまで上がってくるということだろうか。 -
テーブルはあれだけ?
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番地を覚えておこう。もうポルトガルは最後かもと思っているけれど。
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魚屋さんだもの。昔の金沢 “寺喜” みたい。このスタイルに小躍り。
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郵便屋さんが往く。
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もう少し上へ。
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昼下がりの束の間ののどかさかな
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へえ~ 現在は結構な観光客が散策する地区になってるということかしら。
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開いた扉から覗く
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ここも夜の
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大賑わいが目に浮かぶ
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海辺の街は魅力的
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おっ、洗濯屋さん。
うん、ポルトガルは“洗濯女”のイメージ。
ナザレの洗濯場が頭をよぎる。 -
この国でタパス?ポルトガルもその習慣あったのかなあ。
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私たちの横断を自動車みたいにちゃんと待っててくれる。
女性の運転手さんをパチリマダレナ通り 散歩・街歩き
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最後のエアメールを送る。
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坂道や階段途中のバルやレストランのテラス席を見ながら、上がって上がって、
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ようやくサンロケ教会が見えた。
16世紀のころは、イエズス会の本部であり、宣教師たちはここから日本やアジアに派遣されたらしい。
2年半に及ぶ長旅を終えた4人の少年たちは、ヨーロッパの最初の地リスボン、ここを宿舎にしたという。 -
祭壇のエリアは観光客の私たちは入れない。
4人の少年たちが歩いた床を眺める。
1582年冬出発し、1590年夏帰国。
日本を出たのは、13歳から14歳の時。途中中浦ジュリアンは病気になり、ローマ教皇に謁見できなかったと伝えられる。
それでも4人とも無事に帰国できたのは、付き添っていた人々の手当てや世話は並々ならないものであったということだろう。
彼らは往く途中マカオで長く滞在して教育を受けている。ここから日本のキリスト教世界が始まった by mom Kさんサン ロケ教会 寺院・教会
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サン・ロケ教会では1ヶ月ほど滞在したという。最も多感な年頃の16歳から17歳の少年たち。彼らが学び、育んだものを思うと、帰国後の運命は悲嘆を超える。
伊藤マンショ、禁教下教会活動をし、1612年、病死。
中浦ジュリアン、20年間潜伏教会活動する。1633年、捕縛され殉死。
両者、帰国後マカオに留学し、司祭に叙される。
千々石ミゲル、帰国10年後、棄教。
原マチルノ、マカオに追放。1629年死亡。ここから日本のキリスト教世界が始まった by mom Kさんサン ロケ教会 寺院・教会
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エヴォラ大聖堂では伊藤マンショと千々石ミゲルが演奏したというオルガン。
あのオルガンも弾いていたかしら。ここから日本のキリスト教世界が始まった by mom Kさんサン ロケ教会 寺院・教会
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彼らも何度も見上げたに違いない。
私にさえ“あの光の向こう”を感じさせる。
40年前に訪れた時にはこれほどの感慨に耽ることは無かった。
歳を重ねる特権。ここから日本のキリスト教世界が始まった by mom Kさんサン ロケ教会 寺院・教会
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1580年代はまだまだこの辺りはブドウ畑だったかもしれない。
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4人が教会からアルファマの家並みを見下ろしていた辺り。
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壁タイルはazul。Parque駅から歩いて3分で帰宿。
22日間のポルトガル旅がとうとう終わる。
無事に帰国すること。それだけを心がけよう。 -
Top hostel
旧式のエレベーターが嬉しい。
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