2026/03/07 - 2026/03/09
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ノーーウォリーズさん
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2026年ネパールのエベレストベースキャンプ・ゴーキョへトレッキングの旅に出かけます。まずはネパールの首都カトマンズに合計5日間滞在して、カトマンズをあちこち歩きます。観光名所のカトマンズとバクタプルのダーバースクエアを訪れ、ネパールのヒンドゥー教の聖地パシュパティナート寺院・ダクシンカリ寺院でヒンドゥー教ネパール人の価値観を感じます。特に死生観についてヒンドゥー教ネパール人は独特な考えを持ち、葬式はオープンなイベントで、寺院参拝ではヒンドゥー教の神に生贄を捧げます。彼らの文化に慣れていない私の様な外国人は正しく理解できず戸惑いもあるのですが、敢えて無知な状態で感想を述べた旅行記です。カトマンズのチベット仏教は別の旅行記で特集します。
日本国内にネパール人の労働者が増えておよそ27万人(ネパール総人口の1%)、日本に滞在する外国人で5番目に多い国籍です。日本の地方でもネパール人を見る事が多く、日本とネパールは今や日常の隣人となっています。これには賛否両論があり私の意見は述べませんが、カトマンズのネパール人に日本へ繋がりや親しみがあるか色々と訊いてみます。また日本でインネパと呼ばれるネパール人経営のカレー店が増えていますが、本場のネパール料理も味わいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
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2026/3/7にネパールへ出発します。2日前のネパール総選挙は平和に終わったようですが、2月末からアメリカ・イスラエルのイランへ攻撃が始まって中東へのフライト(エミレーツ・エチハド・カタール)は軒並みキャンセル。私はマレーシア経由なので影響なしですが、トレッキングの他のメンバーの多くがヨーロッパから来る様で、トレッキングツアーが日程変更やキャンセルになるかもという不確かな状況で出発です。
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ネパールに近づくとエベレストが見えてきます。歓迎モードで最初からラッキーです。その下には雲海が広がっています。
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カトマンズに到着。雲海の下で厚い雲に覆われています。マレーシア航空の機内の隣の隣に座っていたネパール人女性が日本の土産物袋を持っていたので、日本語で話しかけるとやはり日本で働いているネパール人です。流暢な日本語を話し日本生活を楽しんでいる様です。ネパール滞在中に彼女の様なネパール人に沢山会うのでしょうか、日本語での交流が楽しみです。
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ネパールは20年ぶり。昔はカトマンズの空港外に沢山のタクシーの客引きが群がって混乱な場所でした。今回は落ち着いており少しの声掛けのみ。歩いて空港の外の道路に出てそこにいた白タクで700ルピーで中心地へ。1000ルピー札を出すとおつりがないと言われ、代わりにAU$5札で払うことに。500ルピー相当でもOKしてくれます。
トリブバン国際空港 (KTM) 空港
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ライドシェア Pathaoを使えば、空港までバイクで150ルピー程度で行けます。カトマンズのどこへ行っても200ルピーを越えることなくとても安いです。支払いはキャッシュ。
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2日前のネパール総選挙は無事終わり、カトマンズは通常の雰囲気です。この選挙で新首相に選ばれたのがカリスマ的存在のバレン・シャーという元カトマンズ市長です。ラッパー・ミュージシャンであった事が日本でも話題になった様です。
タクシー運転手に訊くとラッパーとしての魅力より元市長の功績と改革姿勢が若者に支持された様です。彼の改革によってカトマンズの街中ではゴミが減り・屋台禁止・屋外タバコ禁止など、町は綺麗になったとの事。
確かに20年前のカトマンズは大気汚染が酷く空港も混乱でしたが、今はどちらも改善されています。選挙公約に環境改善を出す政治家は世界中で多いですが、結果を出せるリーダーシップある政治家はごく僅かです。
Source:
https://news.yahoo.co.jp/articles/a41cc8047de2f6f43d2de1f0164658f3d0844faf -
確かに街中にゴミは少ないです。ここはカトマンズの高級ショッピングストリート。米系ファーストフード店はネパールではまだごく僅かで、KFCやPizzaHutなど高級レストランです。先進国ではジャンクフードと呼ばれて安物扱いですが。
途上国でも首都には豪華ショッピングモールがある国(=貧富の差が大きい)が多いですが、カトマンズは昔のままという雰囲気。20年前インドのデリーも同じ感じでしたが、あちらはかなり発展しました。 -
数少ない高層ビルのヒルトンホテル。このヒルトンホテルは元首相オリの息子がオーナーという事で、2025年9月のデモの時に狙われて放火されます。現在修復中です。元首相オリへのデモの象徴的な場所となり、新首相バレン・シャーが誕生します。
元首相オリが全世代SNS禁止令を出した事がきっかけでZ世代中心のデモが起きました。ネパールでは大人から3歳児まで全員SNS使っているに、今更禁止したらこんな事になるのに気が付かなかったのか。 -
タメル地区に到着。正直カトマンズは20年間発展しておらず、昔のままの雰囲気が変わらず残っています。
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2015年の大地震の影響はほぼ見られません。この様な修復中の建物が幾つか残っているだけで、あとは昔のまま。しっかり修復したのか分からないですが、傾いたりヒビが入った外見の建物はもうないです。
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カトマンズではタメル地区の日本人宿に泊まってみます。20年前、私は空港からタクシーで勝手に連れていかれたのが当時の日本人宿(こことは別です)、そのまま日本人宿に泊まり日本語トレッキングツアーに勧誘されて、良いお客だったでしょう。希望していなかったですが結果的に楽しかったので、昔の気分を思い出すために久しぶりに日本人宿に泊まってみます。
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このカトマンズの日本人宿の自慢が日本語マンガの取り揃え。1000冊以上あって全部読むには1か月あっても足りません。しかしカトマンズに長期滞在する日本人は今や少ないようです。この日宿泊する日本人は1人のみ(スタッフは博士と呼び、常連だとか)で一度も会わず。日本語話せるスタッフはいなくて、マンガ以外はただの安宿です。
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部屋です。この部屋は外に窓があるフロア唯一の部屋。他の部屋は内窓で何かカビ臭い。外窓ある部屋は特別料金と言われますが、このフロアの部屋だけは事情があって通常価格で良いとの事。ちなみに通常価格は1泊1部屋約1000円で、カトマンズの個室では最安値のグループ。20年前は外窓ある普通の部屋が400円だったので、やっぱり値上がっています。
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それではカトマンズの観光に出発です。まずは定番のダーバースクエアへ向かいます。夕方ですが買い物客で物凄い人混みです。
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北側からの入口となるインドラチョーク。聖なる場所なので中の撮影は止めておきます。
インドラチョーク 散歩・街歩き
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ダーバースクエアの入口で外国人は1000ルピー払って通過します。2015年の大地震の影響は見られず修復されています。
ダルバール広場 広場・公園
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20年前も、この塔の階段に座ってのんびりしていた記憶が。
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門の前には犬の像が。犬は死の神ヤマの使いで、犬は守られています。なので野良犬も沢山います。
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鳩も沢山。信者が餌をあげて徳を積むのだとか。仏教でも鳩を野に放つ習慣あるので、仏教の教えと似ています。
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熱心に祈りを捧げる人達。カーラ バイラブと呼ばれ、シヴァ神の化身だそう。インドのシヴァ像はハンサムで筋肉隆々ですが、ネパールはアニメみたいな雰囲気。微笑んだ様に見えますが手には人首を持っており、実は怒っているのです。これはチベット仏教の影響を受けているのでしょうか。同じヒンドゥー教でも全く違いインド人も驚きでしょう。
ヒマラヤのヒンドゥー聖地ケダルナートへバックパッカー旅
https://4travel.jp/travelogue/11795508カーラ バイラブ 史跡・遺跡
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スウェト バイラブも、怒ったシヴァ神の化身だそう。こちらは明らかに怒り顔です。疫病から守り勇気を与えてくれます。
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ハヌマーン像、ハヌマーンはラーマヤナにも登場するヒンドゥー教では有名な猿の神です。このネパールのハヌマーンもインドのそれと全く姿が違います。同じヒンドゥー教でもこうも違うとは。。
パンチャ ムクヒ ハヌマン寺院 寺院・教会
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ミュージアムに入ってみます。かつてネパールが王朝だった頃、王様が住んでいた城。壮大なネワリ建築です。
ハヌマンドカ (旧王宮) 史跡・遺跡
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この城の最上階まで登れます。日本の城と同じような雰囲気で、木造の太い柱と急な階段、階を上がると徐々に部屋が小さくなります。
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最上階から見た北側の景色。王宮の庭が見えます。
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南側には広場が。後に向かいの建物の屋上にあるルーフトップテラスに行きます。
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ネワリ彫刻は本当に精巧に出来ています。しかし木造で外に張り出した建物の隅を歩くと、揺れている様な不安定さを感じます。もしこの瞬間に大地震が来たら。。
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ミュージアムの出口。歴史地区ですがこの建物だけ西洋風のシャンデリアが。1908年建築と古いもので、2015年の大地震でダメージを受けるも今は修復済み。修復してもあえてキラキラ感を出さず昔のままの雰囲気。
ガッディ バイタック 城・宮殿
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ダーバースクエアの南側は野外マーケットです。なにか珍しい物が売っていますが、私にはその価値が分からず。
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先ほどの城を見渡せる最上階のカフェに行きます。この様に良い眺めで観光客向けのカフェと思っていたら、何とネパール人の若者のたまり場です。3グループ15人位いて私の隣はガラの悪い連中。酒とタバコを吸いながら、自慢のタトゥーや紫色の髪を見せ合っています。
彼らに話しかけられて引き返そうかと思いましたが、ネパールの若者と話す良い機会です。彼らは学生と名乗っていますが、平日の昼間に酒飲んでる学生って。。日本で働いた事ある?と訊くと、自分たちは無いが日本で働いている友人は何人もいるそう。ああ、こういう層が日本に来るのね。。 -
Study in Japanの看板。もちろん出稼ぎで金稼ぐのが本当の目的です。日本や韓国は、経験なくても手っ取り早く仕事するには良い国だそうです。
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オーストラリアやカナダも人気です。こちらはしっかり勉強して定住を目指す国です。ワーホリもできないしIELTS(英語テスト)の受験料だけでも平均的なネパール人には激高、簡単にはいかないです。
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タメル地区の夜です。観光客向けの店が集まりますが、ネパール人が集まるバーもあり深夜まで騒がしいです。ネパールの物価は安いですがビールは1缶300ルピー(330円)程します。
タメルチョーク 散歩・街歩き
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The North Face, Arc'teryx, Kathmandu など高級アウトドアブランドが格安で売られています。もちろん偽物ですが。ネパール人のガイドも着ており、偽物でもある程度機能性あります。ゴアテックスは機能していませんが、フリースやダウンなら使えます。私もこの1500ルピー(1650円)のフリース買います。肌触りは良くて保温性もしっかりしています。
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タメル地区の一部は中国化しています。中国の店が並び、まるで中国の様。そこで食事するのはチベット僧。。まあカトマンズ発着便の1/3は中国行きなので仕方がないのでしょう。
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日本にはネパール人経営のインネパ料理店が多くありますが、これがネパール現地の食事です。これはカーナ(ターリー)と呼ばれる定番のセットメニュー、価格は300ルピー(330円)。お代わり自由で腹一杯になれます。
数種類のスープとご飯などを盛り合わせたもの。ネパールでは豆のスープでスパイスは抑え目、カレーと呼ぶかは微妙な味付け。カーナ(ターリー)は店によって異なり、全く同じという事はありません。基本的に辛くなく、右側の小さな鉢の辛いスパイスを加えて各自で辛さを調整できます。右上ヨーグルトは別に添えられます。 -
別の店のカーナ(この店ではインド式ターリーと表示していました)。大体がご飯(バスマティ)が添えられますが、この店ではチャパティも付いています。
なおチャパティやナンを手で食べる時は、右手のみを使います。ヒンドゥー教で左手は汚れている扱いなので、両手で食べるのはマナー違反。国が違えばマナーも全く違います。お客は食べる前に洗面所で手を洗えます。まあ日本のインネパ店でナンを両手で切ってマナー違反と批判される事はないと思いますが。 -
日本のインネパ店ではナンが添えられる事が多いですが、本場ネパールでナンが付いてくるのは少数派。それでもナンを出す店はあり、店の前に丸い窯があれば間違いありません。目の前で焼かれた出来立てのナンは美味しいです。
しかしシェフがナンを作る時に手を洗ってないのは明らかで、殆どの日本人には無理かと思います。価格150ルピー(170円)の激安店ではこれが普通なので、ネパール人が出稼ぎで日本の飲食店で働くには、衛生面で相当な教育がいるのでしょう。この様に両国でのマナーは全く違って、お互い相手国に行くと戸惑うのでしょう。 -
少し珍しいネパールのネワリ料理です。これもカーナと同じく色々な料理を一つの皿に盛っています。数種類の豆がありますが、茹でてなく豆はとても固い。。歯が割れたら困るので、完食できず。パサパサで味も今一歩、すいません。
カトマンズではインドのビリヤニやイタリアのピザなど多国籍料理を食べられます。エベレスト街道トレッキングでも、食べ物の種類は豊富でステーキも食べれます。 -
翌朝、バクタプル Bhaktapurへ向かいます。ラトナパークのすぐ東側のバス停から、所要約1時間、バス料金はその時によって違う様で私は50ルピー払います。
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バクタプルのダーバースクエア。入場料2000ルピー(2200円)。左側に旧王宮がありネワリ彫刻が見事ですが、一番の核心部王宮部はヒンドゥー教徒しか入れません。
ダルバール広場 広場・公園
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ヒンドゥー寺院。
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エロチックな彫刻。
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ニャタポラ寺院 Nyatapola Templeの急な階段を上ります。戦士・象・獅子・グリフィン・女神に守られます。
ニャタポラ寺院 寺院・教会
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上からの景色、トウマディー広場を一望します。
トウマディー広場 広場・公園
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バクタプルの古い町を散歩するのも楽しいです。
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カトマンズへ戻り、パシュパティナート寺院 Pashupatinath Templeへ。4大シヴァ寺院と呼ばれるカトマンズで最も重要なヒンドゥー寺院です。あいにく寺院にはヒンドゥー教徒しか中に入れません。
この先数枚の写真は閲覧注意です!パシュパティナート寺院 寺院・教会
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パシュパティナート寺院の東側にはガンジス川の支流の一つであるバグマティ川があります。ここでは亡くなった人の火葬が行われていて、その様子を川の対岸から何百人の関係の無い人達が見守っています。
この写真の人は50人以上の参列者に囲まれて幸せな最後ですが、その隣には周りに誰もいない人が地面に放置されています。その後担架を持った4人の係員が来て最低限の事を済ませて終了。ネパールでは孤独死しても何百人の関係の無い人達が最後を見守ってくれます。 -
火葬場では炎が上がっています。燃えてる途中で参列者は去って、灰が川に流される時には誰もいません。ネパールの葬式はオープンなイベントで、知らない人のお葬式に参加して敬意や悲しみを示すのは当たり前の事の様です。
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夜になると聖なるバグマティ川沿いには更に人が増えて、セレモニーが行われます。きっと生前は偉大な人だったのでしょう。
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プジャで追悼しています。ヒンドゥー教の神聖なる儀式で、様々な場面で行われます。
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万歳している参列者。葬式は最後のお別れと言うより、卒業式みたいに新たな旅立ちなのでしょうか。
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プジャの炎で、清めてもらいます。ネパールでは死生観が根本的に違うのでしょう。死んだ後の事は誰もが考えたくないですが、この様に大勢で気持ち良く送り出してくれれば不安もなくなります?
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ネパールの死生観でもうひとつ特徴的な事、それは徳を積むために生贄を捧げる儀式です。もちろん人間の生贄ではなく動物ですが。5年に1度のガディマイ祭りが有名です。
カトマンズ郊外にあるダクシンカリ寺院Dakshinkali Templeへ行きます。こちらもカトマンズからバスで約1時間で着きます。火曜日と土曜日に参列者で賑わうそうですが、私は沢山の生贄を見たくないので別の曜日に行きます。ダクシンカリ 散歩・街歩き
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生贄になる鶏たち。。必ずしも動物の生贄が必要ではなく、この花飾りやココナッツでもOKです。
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比較的静かな日に訪れましたが、それでもこの参列者の行列。生贄を捧げる人はこの中で数人で、殆どの参列者は別の捧げ物を持っています。
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有名なヒンドゥー寺院でも核心部は小さく、多くの人で混雑しています。この小さな碑に捧げた後、生贄を持った人は碑の裏へと進み首を。。そこはオープンに公開されていなかったのは良かったです。隣には肉屋の様な場所があります。撮影禁止です。
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参例した証でしょうか、ミサンガな様なお守りを腕に着けて額にビンディを塗られます。
カトマンズ滞在中に観光名所を訪れて、カトマンズ聖地でネパール人の死生観を感じます。そして日本ではインネパ料理と呼ばれる本場のネパール料理を味わいました。次回の旅行記ではエベレストベースキャンプへ旅行の準備と出発の様子を紹介します。
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