2026/03/31 - 2026/04/03
102位(同エリア175件中)
kayo fujiさん
- kayo fujiさんTOP
- 旅行記27冊
- クチコミ30件
- Q&A回答4件
- 9,872アクセス
- フォロワー29人
2026年3月23日~4月7日の期間、3年越しに念願のパキスタンフンザへ行ってきました。
紆余曲折あり、イスラマバード往復航空券を購入した直後、パキスタン政府がアフガニスタンに攻撃をとのニュースが…
しかし、ネットの情報をみてもイスラマバードは平和そのもので戦争している気配なし。
某旅行社さんも催行を取りやめていないし、航空会社はどこもキャンセルにしていない。
仕事を辞めて、今年こそはとチケットを取ったものの家庭の事情でキャンセルせざるを得なかった去年、一昨年を踏まえ、
今年、行かなかったらもう二度と行くチャンスはないんじゃないか…そう思って行ってきました。
ちなみに今回のテーマはガンダーラとシャングリラ(桃源郷)ですが、ガンダーラはほとんど周れていませんw
旅の前半~中盤の私の判断力、強運、現地の人との出会いと比較し、旅の後半はHPが削られ、判断力が鈍り移動中心でほとんど観光できなくなっています。
これも旅の醍醐味ですが…
3月31日からはシムシャールへ。今回の旅のメインになる部分です。
せっかく2週間あるからちょっと遠出したい。調べていたらシムシャールは4月にお祭りがあることがわかり、そこに合わせてスケジュールを組みました。村の生活体験に加えて、タガム祭に参加しました。が、とにかく,夜が寒かった。
追記:ほとんど周れなかったのでタイトルからガンダーラ抜きました。
-
ゲストハウスにバックパックを預け、折り畳みリュックに2泊3日分の荷物をもってアリアバードの乗合いランドクルーザー乗り場までやってきました。
今日からシムシャールへ4月1日にあるという「タガム祭」を見に行きます。
ここのカウンターでシムシャールに行きたいというと「チケットは?」と聞かれます。
よくみると、乗客(予約)名簿みたいなのに13人名前が書いてある。
たぶん、先日までに予約しておいた方がいいらしい。 -
乗れないの?と聞くと
大丈夫だからそのまま待てと言われる。
この日は朝から小雨が降っていて寒い。
仕方ないので、すぐ近くにあったレストランで朝食を食べることにする。 -
朝ごはんの定番パラタ(油で焼いたパン)は当たり外れがあって、油が古かったり、焼いてからだいぶ経って冷たくなっているものはおいしくない。
けど、ここは意外にもおいしかった。
もう、手で食べるのにも慣れてきました。 -
ついでにトイレを借ります。
トイレは一般的なパキスタンのトイレ(汚い)ですが、庭はきれい。 -
大きい荷物を荷台に積み始めます。
どうも、ランドクルーザーは2台あるらしい。
ガソリンっぽいタンクなども載せていて、村に必要な物資の運送も兼ねているようです。 -
なんとか乗れました。
13時発車。
ありがたいことに窓際の席でした。
いつのまにか空も晴れている。 -
発車して1時間で休憩です。
ここでお昼を食べるんですが、私はさっき遅い朝食を食べたばかり。
トイレだけ済ませて、車に戻りました。
で、乗客と世間話をしていたらとんでもない事実が発覚しました。
「タガム祭が観たいの?明日じゃなくて4月2日だよ」
2泊3日のつもりで準備してきましたが…どうすんだ? -
満員だと思っていましたが、パス―とシムシャールの分岐点で母と子ども2人が乗車。
一体、何人乗っているんだろう… -
パス―から分岐した道へ入ると、川沿いにテントがたくさんある一帯がありました。
キャンプをしているわけではなさそう。
スズキも停まっていて、ここで生活している人たちのようです。
もしかするとチュプルサン地震でこの辺りも被害を受けて、家が壊れたためテント生活をしている人達かもしれません。 -
シムシャールへの道は2003年に道路ができるまでは徒歩でしか行けなかった場所です。
道路ができたといってもアスファルトではなく、石を積み上げられてつくった車一台ギリギリ通れる程度の道、さらに高所の崖すれすれを行くのでスリル満点。
車から身を乗り出して下を覗くと、はるか下に谷底が見えます。
ですが、ここフンザに来てから高所の崖、狭いギリギリの道になれてしまったためか、私の感覚がおかしいのか。まったく怖いとは感じず。
ただただきれいな絶景を楽しめました。 -
こういう大きい岩がゴロゴロしています。
谷底に落ちる可能性だけでなく、上からこういうサイズが落ちてくるという危険もあります。 -
見えにくいけど、こういう曲がりくねった細い道を通ります。
-
八百万の谷越えて~
-
この真下には谷底が…
道が完成するまでに亡くなった人は多かったようですが、完成してから亡くなった人はいないそうです。 -
村へ入るちょっと手前で、ドライバーが乗客からお金を集めていました。
どうやら聖地らしく、お賽銭(喜捨)をお願いされました。
お金を渡すと写真を撮ってくれました。
あとで、ゲストハウスのオーナーにきいたけど「聖地」ということしかわからないそうです。
もしかすると、ここは道路工事で亡くなられた方たちの慰霊碑にもなっていて、道中の安全祈願も兼ねているのではないか。ここで集めたお金は道路の補修に使われるのではないかと考えました。
あくまでも私の想像です。 -
ついでにランドクルーザーの写真も撮ってくれました。
-
村に入ったようです。石垣が見えます。
シムシャールにはこういった石垣が多くみられました。 -
第一村人発見の前にヤギ。
-
村にはいくつかゲストハウスがありますが、予約サイトやアプリで予約できる宿は1か所しかなくかなりお高め。
行ってから決めようと思っていましたが、村も広いのでどのへんで降りたらよいか見当もつきません。
そこで乗客(村民)に「ゲストハウスの予約していないんだけど、どこか泊まれるところ知らない?」と聞いてみました。
紹介されたのがここ。
「SIFAT GUEST HOUSE」 -
結局、村に入ったのは17:30。ゲストハウスに着いたのは18:00くらい。
途中休憩30分として、4時間30分くらいはランドクルーザーに乗っていましたが、景色を見る余裕があったので退屈はしませんでした。
ゲストハウスのリビング兼キッチン。 -
ゲストハウスのオーナーはファジーラという20歳前後の若い女性。
お母さんと二人暮らしです。
私が一人で女性だからここを勧めてくれたのかと思います。
お母さんはこの村の民族衣装らしい手作りの刺繍を施した帽子を被っていました。 -
夕食です。
このゲストハウスは朝食付きで1泊5,000Rs。ほかと比べると比較的安め。
昼食・夕食は別料金ですが、ほかに食べるところがないので基本的にゲストハウスでいただくことになります。
昼食・夕食料金は3泊合わせて1000Rsでした。安すぎ。 -
チャイを飲もうとしたら停電。
カリマバードやアルチットに比べると、一定時間停電するというよりは突然停電になって、突然復旧するというのを小刻みに繰り返す感じ。
TVドラマ(サスペンス)を見ている途中で消えてしまったので、続きが気になってしょうがない。 -
夕食後、ファジーラ(オーナー)が近所に買い物に行くというのでついていきました。
彼女の友人がやっているという雑貨屋さんです。 -
食品から日用品、生活雑貨までなんでも売っている。
こういった店がこの近所に2~3軒あるようです。 -
目当てのものがなかったようです。もう一軒別の店に行きました。
ところどころに登山家が山に登頂した写真が飾られています。
この村はガチで山に登るときの拠点にもなっています。 -
カリマバードは観光地なので宿泊費や物価が高めと聞きますが、ここは奥地で物資が限られているので、日用品の物価はもっと高めのようです。種類も限られています。
-
月あかりで夜空はほんのり明るい。
そして、かなり寒い。
出発直前に上野のモンベルでやや厚めの登山用パンツを買っておいてよかったです。 -
翌朝、一晩経った後なので散らかっていますが、もとはきれいでちゃんと整えられていました。
もちろん、暖房なし。 -
シャワーも洗面台もあるけど、お湯はもちろんこの時期だからか水はでない。
お湯は言えば持ってきてくれますが、寒すぎてシャワーを浴びる気がしない。
水は貯めてあるバケツから汲んで使用します。
トイレでお尻を洗う&流す用のとほぼ同じ(2個バケツがある)なので、ちょっと抵抗ある人はいるかも。
こういうのはあまり考えない方がいい。 -
寒いとおもったら、シャワー室の窓が開いていました。
カリマバードの宿と比べるとこれで1泊5000Rsは高いですが、シムシャールのほかの宿はここと同等くらいでもっと高めなのを考えると妥当というより割安な値段です。 -
パキスタンのゲストハウスは女性用、男性用があるらしいですが、ゲストハウスはファジーラ家族がいる部屋とは別の棟になっているので、男性でも宿泊できると思います。
-
ゲストハウスの前の庭からの景色がいい。
杏の木はまだ花をつける前でした。
4月下旬の日本のゴールデンウイークくらいなら見ごろかもしれません。 -
朝ごはんは母屋(ファジーラの家)でいただきます。
お母さんがパラタを焼いてくれています。 -
ファジーラもチャイを作ってくれています。
調理はこちらのガス台でだいたい行っています。 -
反対側に薪ストーブ兼かまどがあって、山から拾ってきた小枝と一緒にゴミを燃やしていました。
こちらでお湯を沸かしたり、暖房がわりにもなります。
ゲストハウスの部屋よりここは暖かくて過ごしやすいです。
どうやら冬の間、家族はここで寝ているみたいでした。
いや、私もここで寝たいよ。 -
朝食ができました。
卵焼きとパラタ。これにチャイがつきます。
パキスタンの基本的な朝食です。
タガム祭りが今日だと思っていた私。今日一日暇です。
ファジーラに相談をします。
そういえば、ちかくに氷河があったっけ?(氷河は興味ないと言っていたのは誰だ?)
「氷河が観たいんだけど」
ファジーラが真剣な顔で言います「遠いけど…2日かかるよ」
はい、却下!
※この時、私は氷河じゃなくて峠(国境)と言ってみたいです。4,700mじゃ、この季節じゃなくても無理。氷河も半日かかるので無理だけど。 -
タガム祭りが4月1日だと思って2泊3日で考えていましたが3泊4日にするか…
アリアバードーシムシャール間のランドクルーザーはそれぞれ1日1便です。
アリアバード→シムシャールは13時発
シムシャール→アリアバードは朝7時発
なるべく車がすれ違わないようにという工夫です。
明日(4月2日)タガム祭りに参加した後、その日に帰る車はありません。
4月3日の朝に帰ることになります。
考えても仕方ないので庭に置いてあるベッドでゴロゴロしながらヤギを眺める。 -
庭にあるこのベッドが寝心地いい。暇なので持ってきた本を読む。
持ってきたのはスティーブンソンの「宝島」。
かさばらない単巻の文庫本で持っているのがそれしかありませんでした。
ダイビングにハマっている時期にJEEP島(ミクロネシアの無人島)に持って行ったものです。
この山の中で無人島の話か…と、ふと思い出した。
少し前まではここも陸の孤島だったっけ。 -
ここのヤギは4頭いて写真手前がここのボス(お父さん?)のようです。
ふと顔をあげるとこちらをガン見しています。
気が付くとこの4頭にジッとみられていることが多いのです。 -
ファジーラが水を汲みに行くというのでついてきました。
この村には基本水道はありません。
自分たちで川まで水を汲みに行きます。 -
石垣の先に山。
その下に川が流れています。 -
よくみると山肌に道が…
そういえば、この先に家畜を移動させて暮らしているというのを聞いたことがあります。
季節で家畜を移動する(クッチ)をみるツアーもあるらしい。(某S旅行社さんのHPより)興味はあるけど、体力が… -
昨日、来るときに見えた川の水はきれいだったんだけど、今日は結構濁っています。
よく見ると真ん中より上付近に銀色のパイプが通っています。
水道(川の水)だそうです。川から離れた家まで届けるためでしょうか? -
この辺で汲むようです。一輪車にタンクを3つ載せて持ってきました。
-
これ、私がやったらたぶん川に落ちるパターン。
これをタンク3つ分繰り返します。 -
タンクに入れておいた水の不純物(砂や泥)は沈殿し、その上澄みを使うのと、飲み水は沸かしたものを飲んでいたので、ここでお腹を壊すことはありませんでした。
たぶん、寒いのもあるかと思います。 -
タンク3つ。青いのが一番重い。これをまとめて運びます。
調子にのってやらせてもらいましたが、バランスを崩してコケました。
重いというのもありますが、この一輪車のバランスをとるのが非常に難しい。
タンクの水がこぼれなくてよかった。 -
ファジーラはなんなく運んでいます。
もっと小さな子どもが運んでいるのも見かけました。
これを毎日ですよ。このほかにも燃料にする小枝を集める作業もあります。 -
帰り道にあったお墓。
ファジーラのお爺さんのお墓だそうです。 -
母屋(リビング&キッチン)に戻ってきました。
お母さんが薪ストーブでなにやら作っています。
明日のタガム祭りで使う「セイメン」です。
昨日、夜にお店で購入した粉(結局なんの粉かはわからない)を長時間(24時間と言っていたが実際はもうすこし短い)煮込むそうです。 -
ガスではなく、薪ストーブ(かまど)に火をおこして木をくべています。
-
リビングの中央には天窓が開いていて、明かりとりと煙突を兼ねています。
空がきれいだなあ。 -
昼食は昨日の夕食の残り。寒いから食べ物が痛むこともなさそう。
-
ヤギに水と餌を与えます。
庭の草も食べますが、草はほとんど食べつくしているようです。 -
ベビーヤギはすでに離乳済みですが、大人たちの勢いにちょっとひいてます。
-
午後は一人で村を散策。
とはいっても、村は広いので近所を散歩します。
近くに別のゲストハウスを発見。地図アプリをみるとこの近くにもう1軒あるようなので、宿を決めていない人は、この辺で降りていくつかゲストハウスをみて決めるというのもありだと思います。 -
カフェを発見。
でも、開いていませんでした。 -
「イスマイリ・ボランティア・シムシャール」と書いてある。
イスラム教のイスマイリ派の慈善活動団体の事務所でしょうか? -
ここのロゴマークが遠目にみると、あのコーヒー屋さんっぽく見えます。
-
お店もいくつかあります。
-
パラボナアンテナ?
停電があるのに意味あるの?とおもったら、太陽光パネルっぽいのもありました。 -
歩いていたら、近所の方がお家に招待してくれました。
明日のタガム祭りの準備をしているそうです。ファジーラのお母さんが作っていたものと同じ「セイメン」です。 -
長時間なので、ガスではなく木を燃やした火で煮込むのでしょうか?
-
私もやらせてもらいました。
これずっと、誰かが張り付いてかき混ぜていないといけません。
最初はさらさらしているのが、煮込むことで濃縮して粘稠度が高くなっていきます。 -
ドロドロしている感じが伝わるかな?
-
ここのお家も薪ストーブの上に天窓がありました。
誘ってくれた女の子はファジーラの友達だそうです。
イスラマバードの学校に進学して、タガム祭りのために帰省しているそうです。
イスラマバードに進学できるってことは、ある程度裕福な家庭かもしれません。 -
おばあちゃんが被っていた帽子を被せてもらいました。
頭にかけているスカーフはカリマバードで購入したものです。
アレクサで電気をつけたり、音楽かけたりとハイテクな生活をしているお家でした。 -
この後、木の枝を担いだ女性からも声をかけられましたが、その方は写真NGでした。
ムスリムだからではなく、「こんな格好だから」ということです。
後編につづきます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2026パキスタンフンザ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン① 国内と北京無料トランジットホテル 3月23~24日
2026/03/23~
北京
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン② イスラマバード→スカルドゥ 3月25日
2026/03/24~
スカルドゥ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン③ スカルドゥ 3月26日
2026/03/26~
スカルドゥ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン④ スカルドゥ→アルチット 3月27~28日
2026/03/27~
スカルドゥ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン⑤ 天上の桃源郷 3月28日
2026/03/28~
フンザ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン⑥ 無謀なパス―探検 3月29日
2026/03/29~
フンザ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン⑦ カリマバード 3月30日
2026/03/30~
フンザ
-
2026 シャングリラ(桃源郷)のパキスタン⑧ シムシャール タガム祭(前編) 3月31日~4月3日
2026/03/31~
フンザ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
フンザ(パキスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
パキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
パキスタン最安
504円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2026パキスタンフンザ
0
69