2026/02/05 - 2026/02/14
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しにあの旅人さん
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2026年2月8日の明日香村は雪でした。5センチくらい積もりました。
地元の方によると、年に1,2回あるかないかの大雪だそうです。
ラッキーといえばラッキーでした。そのかわり予定はめちゃめちゃ。電チャリをレンタルする予定でしたが、無理もいいところ。
写真は雪が一番ひどいころで、どこが写っているのか分かりません。もしかすると、この屋根のどれかが飛鳥寺かもしれません。
レンタカーは冬タイヤにしてもらいましたが、四駆ではありません。坂や細い道は避けることにしました。
雪の飛鳥を一回りして、飛鳥座神社に車を止めて、歩きました。
一書に曰く、
雪の飛鳥です。
もうこんなことって、あるかしら!
と喜んで、もうこの森ってわけではありません。
が、想像もしなかった雪景色で、宝くじに当たった気分です。
おおあたりです!
By妻
投稿日:2026/04/01
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
めったにない機会ですから、本文に関係なく雪の飛鳥の写真を貼っておきます。岡寺から大原神社にいたるどこかです。
-
この長い屋根はわかる。万葉文化会館です。
-
本文これから。
-
大原神社です。「藤氏家伝」によれば、鎌足はこの辺りで生まれたことになっています。
「藤氏家伝」は藤原鎌足の誕生から藤原武智麻呂の死まで、藤原氏の功績を書いた歴史書です。奈良時代後半760年~762年ごろ成立しました。
編者は藤原仲麻呂、武智麻呂の次男です。鎌足の孫。藤原氏の一族が編纂したので、仲間褒めは当然です。それを割り引いても、7~8世紀の歴史を知る上で非常に史料価値が高いそうです。
使用したのは「現代語訳・藤氏家伝」(沖森卓也・佐藤信・矢崎泉訳/2019年/ちくま学芸文庫)
飛鳥寺での鎌足の中大兄皇子との出会い、飛鳥宮での蘇我入鹿暗殺の時、鎌足はここに屋敷を持っていました。
このあたり、
「六国史の旅 飛鳥の姉弟13 大来皇女宮はどこに?」
https://4travel.jp/travelogue/11688405
にちょっと詳しく書いておきました。「不比等さんち」の下です。
鎌足はここから飛鳥座神社へくだる路を飛鳥宮へ通勤(?)していたのではないかと思います。 -
一書に曰く、
大原神社も、雪が積もって、また風情があります。
ああ、貧窮問答歌に、寒い夜は、どうするんでしたかね。
なんか塩をなめつつ、糟湯酒をすするんだっけ。
布団かぶって、着るもの全部をひっかぶっても寒いんだっけ。
場所が場所だけに、山上憶良なんか思い出しながら、雪の上を歩きます。
寒くなったら、暖房に逃げ込める現代という時代は、人類史上最高に、快適な時代なのですねえ。よちよち。
本当に、鎌足クンが、ここに住んでいたなら、雪の日もあっただろうな。
そういう時は、真綿入りの綿入れなんか着て、出かけたんだろうか。
いやいやお若い時は、おー!さむさむ。とか言いながら、鼻の先赤くして鼻水すすりながら出仕したんだろうね。
雪のせいか、はたまたいつもこうなのか、誰もいなくて、寒さは、しみとおります。
ツルリ! あぶな~!
By妻 -
鎌足さんちを出ます。
-
すぐ前の道を右に。
-
回りの畑にはしっかり雪が積もっておりますが、鎌足ロードは除雪されております。塩をまいて溶かしたのかも。
やっぱり、なんですかね、鎌足さんの政治力で、明日香村はこの路の除雪を優先していると思われます。 -
すぐに古墳のようなものが。
-
ようなものではなくて、本物の古墳です。
ベンチなどがあり、木陰でお弁当などに最適ですが、この日はそれどころではありません。
鎌足さんのお母さん「大伴夫人(ぶにん)の墓」だそうです。未発掘で、本当のところは分かりません。
「ぶにん」でも「ふじん」でもいいらしい。本来は律令制で皇后、妃の次だそうです。ということはせいぜい5,6人ですが、現代では相当インフレ状態です。By妻だって出るところへ出れば夫人です。 -
右の道を下ります。
かなりの坂です。除雪されていなければ滑りそう。 -
一書に曰く、
なにか建物が見えてきました。
人がいました!って叫びたいくらい、人がいない。
ここで滑って転んで頭打ったら、だれか助けてくれる人は、いるのかな?と不安になるくらい静か。
建物のなかには、どなたかいらっしゃいましたよね。
ちょっと電話して確認したいくらい、無人の雪景色。
ラッキーでした。転びもせず、車がスリップもせず、無事に飛鳥の雪景色を堪能しました。
わたくし、普段から心掛けがよいおばばだから、ごほうびだわね。
よしっ、これからもよいおばばしますから、またごほうびくださいね。
By妻 -
雪が好きな犬の気持ちです。
-
わん、わん!
-
右の建物から人が出てきました。
-
風も強くて、枝を離れた雪が舞い散っていました。
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「飛鳥寺研修会館 修徳坊」といいます。
https://www.syutokubou.com/facilities.html
ホームページには、
★修徳坊は、広く明日香の拠点として、又各種研修宿泊の場として,更には古里を愛し万物の命を愛する仏教の心を育てる場として開設しました。
どうぞお気軽に御利用ください。★
となっていました。宿泊設備もあるようです。大学のゼミなどにも使えるみたいです。 -
さらに下りると、右は飛鳥座(あすかにいます)神社の社叢。左に雪の飛鳥が広がります。
-
めったに見られない雪の飛鳥です。
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岡が見えています。
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甘樫丘です。ということは正面の大屋根が飛鳥寺でしょう。
-
前を行くBy妻。手にしているのは俯瞰写真をとるための1脚です。これが5mに伸びます。
今回は、風が強くて使いませんでした。 -
飛鳥座(あすかにいます)神社にやってきました。
案内板の写真を撮るBy夫、私メです。
生垣に立てかけているのはウオーキングポール、階段を覚悟していたので持ってきました。雪道を歩くのに役にたちました。
本当は蘇我入鹿を暗殺した乙巳の変の朝、鎌足がこの路を通って飛鳥浄御原宮に行ったという妄説をぶち上げようと思ったのですが、道筋がはっきりしませんでした。
飛鳥座神社がここにあれば当時この路があった有力証拠なのですが、645年にはここにはなかったらしいのです。
というわけで鎌足の路はここで行きどまりです。 -
もうこの森
▲▲▲▲▲
あまりに手抜きではないかという声が、Wifiを通して聞こえそうです。
そこで鎌足の路の続きです。
乙巳の変のおり、切り殺された入鹿の首が鎌足を追いかけたというお話があります。鎌足は逃げに逃げて気都和既(きつわき)神社まで逃げました。
ここでやっと「もうここまでは来ぬだろう」と言いました。
で、このあたりの森が「もうこの森」
お話の出典は調べていません。
飛鳥宮あとから徒歩3.2㎞くらいあります。
上り坂ですから、鎌足さんも大変でした。 -
ちゃんと案内板がありました。
-
「鎌足が腰かけた石」だそうです。
「ふう~~」と手拭いで汗を拭いている姿を想像しました。 -
式内社です。
谷間にあるので、コケに覆われた静かな神社。 -
一書に曰く、
下の方に小さく「茂古の森」
恥ずかしがっているみたい。神社としてはうれしくない別名かもしれません。
もうこの森です。蒙古かと思っちゃいましたよ。
茂古の森で、もうこって、ふつう読みませんよね。
斎藤もう吉か?
当て字にしたって、もっと違う字があるでしょうに。
こんなところまで、朝青龍の先祖が来ていたんかい?と思いました。
奈良の正倉院は、シルクロードの東の終点ですもんね。来ていても、驚かないけど。
それにしても、蘇我入鹿の首が追いかけるって、入鹿に随分肩入れしていると思ったら、飛鳥座神社辺りが、蘇我氏の本拠地なんですって。
気都和既神社は、物部の系統とかで、入鹿の敵陣だから、ここまでは来ないだろうって。
なんだよー、鎌足クン、いじめっ子に追われてボスの陰に隠れたガキかよ。
だらしねえな。
ほんとに小さなお社でした。
森全部が、御神体だったのでしょう。
気都和既神社って、きつわき。
漢字でも、わからない名前ですが、音にしても意味不明です。
きつつき?
ま、ウッドペッカーみたいな、小粋なお社でしたが。
ドルゴルスレン・ダグワドルジって、お分かりですか。朝青龍の本名です。
キツワキって、ジンギスカンの先祖にいそうな名前だとおもいませんか?
キツワキスカン?
、、、無理か。
By妻 -
私たちのブログは、役に立たない旅行記大賞候補と、常に言われております。そこで汚名挽回。
雪が降ったら絶対行かないこと
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
私たちが行ったのは2月6日、大雪の前でした。
気都和既(きつわき)神社は県道155で、石舞台から談山神社の中間点くらいです。 -
神社目指して右折して、すぐUターン、155をくぐります。このUターンが文字通り180度です。
軽自動車でも一度切り返しました。 -
155をくぐってきたのがここ、神社の目の前です。
-
神社の前に駐車スペースが2台分くらい。
その先は、 -
写真で見るより勾配はきつい。道路に滑り止めがついているくらい。しかも狭い。
山側に側溝があるので、すれ違いは絶対できません。
雪が降ったら、四駆でもやめた方がいいでしょう。
もうひとつ役に立つ情報。
私たちはこの日、飛鳥レンタサイクル石舞台で電チャリを借りて、ここまで旧道を来ようと思っていたのです。
旧道はほぼ全部同じような上りのようです。
やめてよかった。
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