2026/02/24 - 2026/02/25
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Ake Bingaさん
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この旅行記のスケジュール
2026/02/24
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福島駅東口広場
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芭蕉と曾良の旅姿立像
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コラッセふくしま
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コラッセふくしま展望ラウンジ
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この旅行記スケジュールを元に
この冬、阪神・淡路大震災30年と東日本大震災15年の節目を迎える神戸・福島、そして東京の3ヶ所で「クレラーミュラー美術館」からの名作を展示する『大ゴッホ展』が開催されることを知りました。
冬の神戸や夏の東京よりも、一度も訪れたことのない「福島県立美術館」に興味が湧き、初めての「福島アート旅」を思い立ちました。
クレラーミュラー美術館は、アムステルダムの「ゴッホ美術館」に次ぐ、世界屈指のゴッホコレクションを誇る美術館で、ゴッホファンの憧れです。
10年ほど前に一度だけ訪れたことがありますが、まさか、こんなに沢山のコレクションを公開していただける日が来るとは・・・夢にも思いませんでした。
―――困難な人生を歩みながらも、決して創作をあきらめなかったファン・ゴッホの作品を通して、次世代を担う子どもたちの豊かな心を育むとともに、多くの皆様に感動や元気を届け、未来に向かって進む原動力につなげます―――
という開催メッセージを噛み締め、開催に尽力された多くの方々に感謝し、展覧会を堪能させていただきました。
ご参考までに、10年前にクレラーミュラー美術館を訪れた時の旅行記はこちら・・・
2016/07/13 クレラーミュラー美術館 1
https://4travel.jp/travelogue/11157943
2016/07/13 クレラーミュラー美術館 2 ( ゴッホ編 )
https://4travel.jp/travelogue/11157947
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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札幌から空路で仙台、そして「仙台空港アクセス線」と「東北本線」を乗り継ぎJR福島駅に到着
ここから「福島アート旅」の始まりです福島駅 駅
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宿泊は駅に隣接している『JR東日本ホテルメッツ福島』
JR福島駅東口を出てすぐ右側にありました駅近なのに静かなJRホテル「メッツ福島」 by Ake BingaさんJR東日本ホテルメッツ福島 宿・ホテル
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線路のすぐ隣ですが、騒音対策は流石 JRのホテル! 静かな部屋で安心
シンプルながら清潔感のある機能的なビジネスホテルで、入浴剤が嬉しいサービスです
一休みしてから、明日利用する「飯坂線」駅の下見と駅周辺の散策に出掛けます駅近なのに静かなJRホテル「メッツ福島」 by Ake BingaさんJR東日本ホテルメッツ福島 宿・ホテル
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東口広場には福島出身の作曲家 古関裕而氏がピアノを弾いている像がライトアップされています
グーグルマップによると「古関裕而生誕100年記念モニュメント」とあり、
傍にはピアノの音が流れる「古関メロディー階段」もありました
以前NHKの朝ドラのモデルとなったこともあり「古関裕而のまち」として より力を入れているのでしょう古関裕而像 名所・史跡
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「芭蕉と曾良の旅姿立像」
こちらはライトアップされていないので影が薄くて残念です -
東口広場に可愛いうさぎを発見!「ももりん」の水道です
我妻小富士に春先現れる残雪のかたち「雪うさぎ」をモチーフにした観光PRキャラクター「ももりん」は、福島特産の桃と林檎を掛け合わせたネーミングですね -
次に、明日利用する「飯坂線」の駅を下見に…
明日は県立美術館で「大ゴッホ展」観覧のあと飯坂温泉に宿泊する予定なので、「片岡鶴太郎美術館」と「リト リーフアートミュージアム」そして飯坂電車一日乗り放題券がセットになった「特別セット乗車券」を事前に購入しようと思いましたが、チケットは当日販売とのことでした福島交通飯坂線 乗り物
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西口側に抜け「コラッセふくしま」に向かいます
1階にある福島県観光物産館はもう店じまいするをところで、
「まちの駅ふくしま情報ステーション」で観光情報のパンフレットをいただきました -
「コラッセふくしま」12階にある「展望ラウンジ」は無料で、21時まで利用できるとの情報で、行って見ましたが…
展望室はがらんとした暗い場所で、お勉強をしている学生さんがひとりだけ
昼間の展望がメインなのか、レストランは閉まっていて、飲み物の自動販売機だけが明るく光っていました
ちょっと期待外れで、学生さんの邪魔になっても悪いので早々に退散しました
明日に備えて早めの就寝ですコラッセ福島 福島県観光物産館 美術館・博物館
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翌朝のホテル朝食はクチコミで評判の良い和食の定食を選びました
納豆以外は完食、ごちそうさまでした
さあ、ゴッホ展へ出発です!駅近なのに静かなJRホテル「メッツ福島」 by Ake BingaさんJR東日本ホテルメッツ福島 宿・ホテル
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飯坂線の福島駅
予定の「特別セット乗車券」を購入し、初めての「いい電」に乗車
飯坂線は一日乗り放題です福島交通飯坂線 乗り物
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飯坂線「美術館図書館前駅」下車
とても小さな駅ですが、「大ゴッホ展」のポスターが貼ってあります美術館図書館前駅 駅
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「大ゴッホ展」の案内板に従い「福島県立美術館」へ向かいます
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美術館到着!
開館は9時半ですが、人気の展覧会は早めに行って並ぶのが鉄則
1時間前を目指して、8時23分に着きました福島県立美術館 美術館・博物館
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展覧会が始まって初めての平日で、上野と違ってこちらの美術館はどのくらい並ぶのか全く予想がつかなかったのですが、生憎の雨の影響もあったのか 前から10番目くらい・・・ちょっと肩透かしの感がありました
ただ、入り口前の屋根のあるところで待つことができたのはラッキーでした
少し後に来た方々は、傘をさして待つことになり、のちに係の誘導で横に設置されたテントで待機していました -
開館時間の9時半に待ち時間なしで入館できましたが、荷物をコインロッカーに預けるため列から離れ、戻った頃には少し後ろになってしまいましたが・・・
それでも スムーズに進み、振り返るとどんどん後ろに行列ができていました
やはり、展覧会は早い時期の早い時間に来るのが一番ですね -
チケットのチェックを済ませて、やっと会場入り
この展覧会は写真撮影OKの作品が5点あり、いずれも展示の後ろの方にあることが分かっていたので、混雑を避け 先ずは後半「パリ時代」エリアに向かいます
全体の展示をサッと見ながら最後の方にあるお目当ての作品をゆっくり観た後で、最初に戻って丁寧に観るのがいつものパターンです福島県立美術館 美術館・博物館
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撮影OKの最初のゴッホ作品は・・・
『草地』1887年4月-6月 油彩/カンヴァス
クレラーミュラー美術館所蔵のゴッホ作品はこの木製のシンプルな額縁に統一されていて、今回はその統一感も見どころのひとつです
世界各地の美術館から集められたゴッホの展覧会に行っても、この額縁を見るとすぐにクレラーミュラーからだとわかるのです -
「草地」部分
印象派の点描を取り入れながらも、ゴッホ独特のタッチで色彩豊かに描かれている草花・・・
特にこのピンクの花の辺りが好きです -
「草地」右下アップ
素早いタッチで描かれている生命力のある草 -
『自画像』 1887年4月-6月 油彩/厚紙
この自画像は、10年前クレラーミュラーに行ったときには展示されていなかった作品
2016年に「東京都美術館」で開催された「ゴッホとゴーギャン展」でお目にかかりましたが、全て撮影禁止の展覧会でしたので、こうして自分で写真を撮るのは初めてです
激しいタッチや厚塗りの作品が多い自画像の中では珍しく薄塗りの油彩で、キャンバスではなく厚紙に描かれています -
自分を鋭く見つめている深い眼差しが印象的で、瞳と同じ色の背景と赤茶色の鬚、ジャケットのグレーとブルーのタイにベストの縁取りのえんじ色が効いていて…
色彩の効果を研究していたゴッホらしい絶妙なバランスの良さに惹きつけられてしまいます
今回 一番観たかった作品です! -
『レストランの室内』1887年夏 油彩/カンヴァス
こちらも展覧会で度々見る機会が多い パリ時代を代表する作品のひとつ
壁や床は点描技法で明るく描かれ、テーブルや椅子、壁に飾られた額絵は点描ではないところが面白く、ゆっくりと眺めて居たくなります -
花瓶に活けられた花やレストランの壁の点描とそれ以外のものの描き分けが面白い
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壁の点描が明るく、赤いラインのあるピンクのドアと白いテーブルクロスの上の花瓶の花と葉の緑(この辺りも赤と緑の補色)の色合いがとても好きです
まだ誰もいないのに・・・あのドアから誰かが入ってきて、これから楽しい食事が始まる予感がします -
『石膏像のある静物』1887年後半 油彩/カンヴァス
こちらも展覧会によく登場する作品で何度か観ています
石膏像以外のものを全て斜めに配して、イエローとブルーの2冊の本、黄色い布と背景の青の補色効果が分かり易い -
そして、同じく斜めに横たわるピンクの薔薇が石膏像以上に気になる存在です
-
でも、主役はやはり石膏像なのでしょうか
手前の本はタイトルまで読めるほど書き込まれていますが・・・
本のサイズからみると石膏像はあまり大きくはないけれど、ひとつだけ斜めを向いてすっと立っている姿で、縦型の塊としてみると その存在がだんだん面白くなってくるから不思議です -
そして5点目の撮影OK作品が展示室の最後にありました
『夜のカフェテラス』(フォルム広場) 1888年9月16日頃 油彩/カンヴァス
今回の展覧会ではアルル時代の作品は2点だけで、アルル時代以降の作品は来年 第2期「大ゴッホ展」で見られるそうです -
『夜のカフェテラス』右上部分
ゴッホの描く夜空は、星が瞬き明るく美しい
この星空は、この年の9月16日の星の配置とほぼ一致するといわれ (いろいろと研究する人がいるのですね…) 想像でバランスよく配置した星空ではないことが分かったそうです
ゴッホはイーゼルにカンヴァスを立て、夜間にこの場所で描いたのですね -
カフェの明るい黄色と星が瞬く深い青色の夜空が補色の効果で引き立て合い
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石畳からカフェのテラス、屋根、右側の暗い建物などが遠近法により中央へと誘われ・・・
人々のぬくもりを感じる明るい夜のカフェテラス風景は、アルル時代の中でもゴッホが前向きで幸せだったころの傑作のひとつです
黒で描かない青い夜空、その青と同系色が左側の柱にも使われ、作品をグッと引き締めている
なんとも心憎い ゴッホの得意技「補色効果」満載の黄色と青の世界が素敵です -
それから最初に戻り、少し混んできた展示室をゆっくりと最後まで観覧しました
今回の第1期は、オランダとパリ時代の作品が中心で、アルル時代のものは2点だけ、アルル時代以降の作品は、来年開催予定の第2期に来るそうです
次回のメインは「アルルの跳ね橋」 クレラーミュラーで観たことはありますが、次回もぜひ見に行きたいと考えています
自画像をもう一度鑑賞して・・・
せっかく福島県立美術館に来たので、これから常設展示の方も見に行きます -
展覧会を退出する時に受け取ったチケットで、特設のミュージアムショップに行き、限定のスペシャルグッズ「夜のカフェテラスミッフィー(小)」と「夜のカフェテラス缶(クッキー)」を購入しました
普段はクリアファイルが大好きでよく買うのですが、クレラーミュラー美術館に行った時にクリアファイルとメガネ拭きを沢山購入しているので、今回は自粛しました
クッキー缶はキラキラして宝石箱のようです -
ショップで買い物の後、2階のコレクション展へ行く途中に好きな彫刻家佐藤忠良の作品を発見!
佐藤忠良 (1912ー2011)
『若い女・シャツ』 1982年 ブロンズ
佐藤忠良は宮城県生まれですが、北海道にも縁があり 旧制の札幌第二中学で学んだことから札幌市内でもいくつかの作品が見られます
札幌大通公園西12丁目のバラ園にも若い女の像があり、真っ赤なバラの咲く頃に見に行くのが最高です
佐藤忠良の若い女性像はポーズが美しく魅力的ですね -
ここからは コレクション展
嬉しいことに写真撮影OKの作品が数点ありました
【展示室A】
カミーユ・コロー (1796ー1875)
『ヴィル・ダヴレー 林をぬけてコロー家へ向かう池沿いの道』
1873年 カンヴァス・油彩 -
カミーユ・ピサロ (1830ー1903)
『エラニーの菜園』 1899年 カンヴァス・油彩 -
『エラニーの菜園』部分
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ピエール=オーギュスト・ルノワール (1841ー1919)
『帽子をかぶる女』 制作年不詳 カンヴァス・油彩 -
関根正二 (1899年ー1919) 白河市出身
『自画像』 1918年 カンヴァス・油彩 -
関根正二 (1899ー1919) 白河市出身
『神の祈り』 1918年頃 カンヴァス・油彩 -
ここからは 【展示室B】
東日本大震災15年ー作家たちのまなざし -
齋藤 研 (1939ー2020) 新地町ゆかり
『佇む』 2011年 カンヴァス・油彩
作者ゆかりの新地町釣師浜にあった老舗旅館「朝日館」を描いた作品。
津波被害により骨組みだけとなった姿は報道でもたびたび取り上げられた。
同地は現在、防災緑地公園となっている。
・・・との解説文あり -
高津 俊郎 (1955ー) 郡山市ゆかり
『震災の記憶~高田松原』 2017(平成29)年
パネル・繊維壁、白色セメント、モデリングペースト、アクリル
高田松原は作者の故郷で、震災以降繰り返し同地をテーマとする作品を描いている。傷つき朽ちていく樹木の描写に自然への畏怖と被災者への鎮魂の想いが重なる。(解説文) -
『震災の記憶~高田松原』部分
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遠藤 徳 (1936ー) 大玉村 (旧・安達郡大山村) 出身
『古里・帰還の日』 2017(平成29)年 石膏、彩色
2011年以降、震災と復興をテーマに制作された一連の作品のひとつ。当時の避難所で出会った女性の印象をもとに、凛々しく空を見上げる姿に瑞々しい生命感が表現されている。(解説文) -
若杉 儀子(1944ー) 会津坂下町出身
『Rainbowーこだま』 2014(平成26)年 FRP
震災後に3点が制作された(Rainbow)シリーズのひとつで、作者の亡くなった愛犬がモデル。少女に寄り添う愛犬の姿に、失われた日常への愛情の念がにじむ。・・・との解説文
こうして東日本大震災15年の節目の年にこの「大ゴッホ展」が開催されたわけですが、併設の常設展示を見て改めて震災の被害から復興してきた県民の皆さんの大変なご苦労や復興への頑張り、そして前に向かって挫けずに歩んでいる姿に少しでも寄り添いたい気持ちになりました
地震災害はこの国に生きる全ての人々にとって他人事ではない大きな問題として、忘れてはならないことです -
「大ゴッホ展」ありがとうございました
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さあ、これから『いい電』に乗って次の目的地「片岡鶴太郎美術」と「リト リーフアートミュージアム」のある「花水坂駅」へ向かいます
・・・福島アート旅はつづく美術館図書館前駅 駅
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