2016/07/13 - 2016/07/13
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Ake Bingaさん
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『結婚30周年記念、スイス・オランダの旅』の5日目、
「クレラーミュラー美術館 2」はゴッホ作品のみをまとめました。
10代の頃ゴッホに夢中になり、憧れを抱いていたクレラーミュラー美術館に本当に行き、たくさんの本物のゴッホ作品をゆっくりと鑑賞し、おまけに写真撮影までできたことは、一生の思い出になる最高のひとときでした。
作品のタイトル等は「リッツォーリ版 世界美術全集 ゴッホ 1・2 」(昭和49年初版)で調べました。
随分古いものですが、ゴッホの全作品リストが写真付きで載っているという当時としては画期的な本で、クレラーミュラー美術館の所蔵品については現在もほとんど変わっていないようです。
タイトルの訳はこの本に従っていますので、最近の表現と異なるものもあります。
撮影したゴッホの作品を古い美術全集の白黒写真リストの中から1点ずつ探し出し、「クレラーミュラー美術館 蔵」の文字を確認して、タイトルや制作年を調べる作業は、大変でしたが、それもまた、とても幸せな時間でもありました。
翌日に訪れたアムステルダムの「ゴッホ美術館」は作品の撮影ができなかったこともあり、帰ってからの写真整理で再度作品に向き合ったことも含めて、「クレラーミュラー」は今回の旅行の中で一番思い出深い美術館となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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クレラーミュラー美術館 EXPO4「ヴァン・ゴッホ・ギャラリー」の中央にあり、最初に目に入るのがこの作品。
夜のカフェテラス(アルルのフォラン広場、夜景) 1888年 9月
テレビCMなどでもお馴染みのゴッホの代表作のひとつで、
日本で公開された時に何度か行って観ているのですが、何度観ても素晴らしい。
青い星空と、黄色の明るいカフェテラスの屋根が印象的で、
右側の街路樹の深い緑や地面の茶、黒、テラスのオレンジ、それを引き締める左横の建物の存在・・・
絶妙なバランスで配置された色と透視図法の構図の効果で、惹きつけられる作品です。クレラー ミュラー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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青い空とオリーヴ畑 1889年 9月〜12月
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麦畑(サン・レミの精神病院の裏) 1890年 春
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麦畑(サン・レミの精神病院の裏) 1890年 春 の右上部分
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麦畑(サン・レミの精神病院の裏) 1890年 春 の左上部分
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麦畑(サン・レミの精神病院の裏) 1890年 春 の右下部分
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麦畑(サン・レミの精神病院の裏) 1890年 春 の中央下部分
ゴッホの花の描写、良いですね〜 -
もう一度、「夜のカフェテラス」
夫も一番気に入ったそうで・・・
4分間も独り占めした ! とすっかりゴッホ好きになってくれて嬉しいです。
帰りにミュージアムショップで、眼鏡クロスやクリアファイルなどこの作品のグッズを色々と買っていました。 -
ここでちょっと寄り道・・・
TDSショップのショーウインドウに飾られている「夜のカフェテラス」
カフェのお客や歩いている人々の頭がミッキーになっているパロディー作品であることを知ってから、TDSに行くたびに見に行き、写真を撮ってしまいます。
一度こうして本物と見比べてみたかったのです。
夫がこの作品を気に入ったきっかけはここにあるのかも・・・ -
夜のカフェテラス(アルルのフォラン広場、夜景) 1888年 9月 の中央部分
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アルルの公園の入口(公園のなかからの眺め、人物、レバノン杉) 1888年 9月
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農夫と農婦(オリーヴの実を摘む) 1889年9月〜12月
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麦畑(麦わら、背景に家) 1888年 6月
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静物(ひまわり) 1887年 夏
花瓶に活けられた「ひまわり」が有名なゴッホですが・・・
個人的には、このひまわりの方が好きです。 -
静物(ひまわり) 1887年 夏 の左側部分
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静物(ひまわり) 1887年 夏 の中央部分
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静物(鰊) 1886年 晩春
オランダの人は結構ニシンを食べるのです。 -
モンマルトルの眺望(菜園、小屋、家、風景) 1886年 秋
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ムーラン・ル・ラデ(子どものいるモンマルトル風景) 1886年 春
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糸杉のある道(夜の星空、荷馬車、通行人) 1890年 5月
数年前に「ひろしま美術館」に行った時、観たわけではないのですが、ショップでこの作品の眼鏡用クロスを購入し、今も愛用しているので、とても身近な作品です。 -
糸杉のある道(夜の星空、荷馬車、通行人) 1890年 5月 の右下部分
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糸杉のある道(夜の星空、荷馬車、通行人) 1890年 5月 の右中部分
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糸杉のある道(夜の星空、荷馬車、通行人) 1890年 5月 の上部分
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糸杉のある道(夜の星空、荷馬車、通行人) 1890年 5月 の左上部分
この太陽のような星の輝き・・・ゴッホ独特のタッチです。 -
アルルのはね橋(アルル、洗濯女、小舟、荷馬車) 1888年 3月
高校生の頃、複製額絵を父が買ってくれて、自分の部屋にずっと飾っていた思い出の作品なので、とても懐かしい気がします。
でも、本物を観るのは今回が初めて!
新婚旅行の時に、跳ね橋には行かなかったけれど、アルルを訪れたことも思い出しました。
2月のアルルはパリと変わらないほど予想外に寒くて、日本にあこがれ南フランスのアルルを目指したゴッホも確か2月に暮らし始めたことを重ね合わせて、春が待ち遠しかったのではないかと思いました。
この「跳ね橋」の日差しは明るく暖かで、このころからゴッホの作品はどんどん明るくなってゆきます。 -
アルルのはね橋(アルル、洗濯女、小舟、荷馬車) 1888年 3月 の上部分
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アルルのはね橋(アルル、洗濯女、小舟、荷馬車) 1888年 3月 の中央部分
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アルルのはね橋(アルル、洗濯女、小舟、荷馬車) 1888年 3月 の左中央部分
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アルルのはね橋(アルル、洗濯女、小舟、荷馬車) 1888年 3月 の左下サイン部分
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オーギュスティーヌ・ルーランの肖像(腰かけて手を組む)(子守唄) 1889年 1月
ルーラン夫人の同じ構図の作品は全部で5点あり、
以前、損保ジャパン美術館で、「ルーラン夫人」を聖母に見立て中央に、両脇に「ひまわり」を配する祭壇画のような展示計画(ゴッホの書簡の中でプランが記されていた)を再現したことがありました。(その時の作品は他館のものでしたが)
ゴッホにとって「ルーラン夫人」は心を許せる大切な存在だったようです。 -
オーギュスティーヌ・ルーランの肖像(腰かけて手を組む)(子守唄) 1889年 1月 の中央右部分
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オーギュスティーヌ・ルーランの肖像(腰かけて手を組む)(子守唄) 1889年 1月 の左上部分
この背景の花柄、まるで花瓶に活けた花のように生き生きしていて不思議だけれどいいですね。 -
オーギュスティーヌ・ルーランの肖像(腰かけて手を組む)(子守唄) 1889年 1月 の中央下 指輪の部分
本物の宝石を張り付けたのかと思うほど盛り上がり、きらきらしていています。 -
緋桃(マウフェの思い出) 1888年 3月
2002年 道立近代美術館で開催された「ゴッホ展」の時の観て、好きになった作品。 -
緋桃(マウフェの思い出) 1888年 3月 の中央部分
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緋桃(マウフェの思い出) 1888年 3月 の左下部分
アントン・マウフェの訃報に接し、マウフェの思い出に捧げ、未亡人に贈った作品。
近年では、「花咲く桃の木、モーヴの思い出」と呼ばれています。 -
糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月
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糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月 の右上部分
いかにもゴッホという感じのタッチです。 -
糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月 の中央部分
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糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月 中央二人の女性の部分
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糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月 の左部分
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糸杉(二人の女) 1889年 6月〜1890年 2月 左部分のアップ
描き立てのような・・・盛り上がった絵の具が凄い。 -
サン・レミの精神病院の庭(小道、樹木、男) 1889年 11月
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麦畑(つみわら、夕日) 1889年 7月
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山の眺め(野原と農家”マス・ド・ジョルジュ”と呼ばれたサン・ポールの農家)
1889年 12月 -
刈り取りの人のいる麦畑(サン・レミの精神病院の裏、夕暮) 1889年 9月
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森の下草 1889年 7月
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よきサマリア人 1890年 5月
ドラクロワの作品をもとにしたJ・ローランのリトグラフからのとったもの -
よきサマリア人 1890年 5月 の中央部分
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よきサマリア人 1890年 5月 中央下部分
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サント・マリー風景 1888年 6月
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秋の風景(樫の木) 1885年11月
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二人の農夫(馬鈴薯を掘る農夫) 1885年8月
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静物(三つの烏の巣) 1885年 9月
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静物(三つの烏の巣と枝) 1885年 9月
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食卓についた五人の農夫(馬鈴薯を食べる人たち) 1885年4月
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食卓についた五人の農夫(馬鈴薯を食べる人たち) 1885年4月 の部分
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農婦の顔(白いずきんをかぶる) 1885年5月
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農婦の顔(白いずきんをかぶる) 1885年5月 のアップ
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農婦の顔(暗色のずきんをかぶる) 1884年12月―1885年3月
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農婦の顔(暗色のずきんをかぶる) 1884年12月―1885年3月
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農婦(窓の前で食事をする農婦) 1885年2月―3月
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車を引く牛 1884年 7月
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農夫(鋤で耕す農夫) 1885年 8月
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農婦(掃除をする農婦) 1885年 3月
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農夫像(パイプをくわえる) 1884年 11月
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農夫の顔 1884年 12月―1885年3月
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農婦の顔(暗色のずきんをかぶる) 1884年12月―1885年3月
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森の中の少女 1882年 8月
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漁夫(砂浜の漁夫) 1883年 8月
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漁夫の妻(砂浜に立つ漁夫の妻) 1883年 8月
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麦わら帽子のある風景 1885年 春―夏
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森のはずれ 1882年 9月
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並木道(夕暮) 1884年 (リストでは1885年10月―11月)
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ヌエネン墓地の塔(農夫) 1884年 2月後半
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ゴッホの生涯です
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併設のレストランでの昼食は・・・
「ゴッホ風ローカルテイストのスペシャルメニュー」です。 -
シェフのスペシャルメニュー 15ユーロ
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ミュージアムショップにはゴッホグッズがたくさん。
靴まであったのは驚きでした。
オランダのおしゃれな人なら似あうのかも・・・ -
こちらもゴッホグッズ。
ゴッホの自画像をあしらったバッグもありました。
我々もクリアファイルや眼鏡クロスなど暈にならないようなものを色々購入しました。
沢山のゴッホ作品を堪能した「クレラーミュラー美術館」をあとにし、
次、ユトレヒトへと続きます・・・
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