2026/02/17 - 2026/02/17
41位(同エリア115件中)
玄白さん
かねてより一度見てみたいと思っていた冬の風物詩、オホーツク海の流氷。道東の冬のオホーツク海沿岸に、ロシア極東のアムール川の川氷やサハリン北部の海氷がオホーツクの沿岸に押し寄せる流氷は、紋別、網走、知床で、その形状や大きさが異なるというので、今回は、予備日も含めて5泊6日の日程で、これら三か所の流氷撮影に臨んだ。
早朝の羅臼沖での流氷とオオワシ、オジロワシの撮影後、昼間は羅臼にいてもやることもないので、別海町まで足を延ばして、野付半島のトドワラを見に出かけてきた。運が良ければ、野付湾でもオオワシ、オジロワシに出会えるかもしれないのである。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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一回目の羅臼の流氷原でのオオワシ、オジロワシの早朝撮影が終了してホテルに戻り、朝食。
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早朝の流氷原でのオオワシ、オジロワシの撮影が終了した後は、昼間は羅臼にいてもやることもないので、少し遠出して、野付半島のトドワラを見に出かけた。
標津町の根室海峡の海沿いを走る国道335号の所々での風景を撮影しながら南下していく。根室海峡越しに見る知床半島の山々。 -
汽水の野付湾は、全面結氷している。ここでは氷に穴をあけてワカサギ釣りのようなスタイルで、チカという魚の釣りが盛んである。
チカとは、ワカサギに似た魚で、海のワカサギとも言われている。 -
根室海峡越しに国後島の雪山が遠望できる。
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知床連山遠望。この辺りからは知床より国後島の方が近いのである。
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野付湾の岸辺の漁船。冬で休漁中なのか廃船なのか?
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根室海峡の海岸に並べられた消波ブロックの上には、雪が積もっている。
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野付半島の根元にあるナラワラ。
ナラワラとは、もともとナラの木の林が、野付半島の地盤沈下により海水が流入して立ち枯れた情景となったものである。 -
ナラワラがある雪原と道路の間には、結氷していない汽水域が広がっている。
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ナラワラの前にはエゾシカがたむろしている。
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イチオシ
野付湾と根室海峡の間にできた大きな砂洲が野付半島である。幅は狭いので、野付湾と根室海峡を同時に見ることができるのである。
膨大な漁網のウキが放置されている。 -
陸に引き上げられた漁船。
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放置された廃船
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色とりどりの漁網のうきと国後島
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エゾシカがたむろしている背後の木々もナラワラだろうか?
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立派な角を持ったエゾシカが道沿いをのんびり歩いている。
この辺りはエゾシカが多く、車との衝突事故の多発地帯らしい。 -
イチオシ
枯草を食むエゾシカ。背後には国後島が遠望できる。
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野付半島ネイチャーセンターに到着
ここから、トラクターバスで氷上を移動してトドワラまで行けるツアーがあるようだが、我が家は、ここから2kmほどの小さな砂洲を歩くミニハイキングに出かけることにする。 -
トドワラに至る砂洲上の歩道
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所々にある枯れ木とその影
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トドワラを示す看板
トドワラとはかつてのトドマツの森林が海水の流入によって立ち枯れた情景である。現在はほとんどすべての立ち枯れ木は倒壊して、消滅間近である。いわば朽ちていく森林の最終段階にあるのである。 -
スノーモービルが牽引するそりでトドワラ見学に来る観光客
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わずか3本の立ち枯れたトドマツの枯れ木。
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イチオシ
別のアングルにて。
遠くない将来には、この立枯れ木も倒壊し、かつてのトドマツの森林だったことの面影は消滅してしまうことは想像に難くない。
上高地の大正池と同じ道をたどることになるのである。 -
彼方には、すでに倒壊したトドマツの跡が見える。
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トドワラまでのルートは途中から木道に変わっている。
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この日は穏やかな天候だったが、ときには強風が吹き荒れるのであろう。凍った汽水の上に積もった雪が、風でできたうねった起伏になっている。
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エゾシカかキタキツネの足跡だろうか?
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ネイチャーセンターにもどる途中で、もう一度枯れ木の影をパチリ。
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遠くにすでに消滅してしまったトドマツの枯れ木の倒壊したあとが遠望できる。
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ネイチャーセンター横にある展望台が見えてきた。その奥は国後島の島影である。
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羅臼の宿に戻る途中、再びナラワラの前を移動するエゾシカの群れ。
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途中に、ロシア風の建物があった。標津ニコライ亭というバブル期に作られたドライブイン兼レストランである。2002年頃には廃業してしまったが、取り壊されずに、廃墟として、今も残っている。
いわば、トドワラ、ナラワラが自然界の「死」であり、この建物は「人の活動の死」である。 -
ふたたび、知床半島の雪を被った連山をパチリ。
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野付湾の一番奥まったあたりの風景
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根室海峡の海岸沿いの白樺林
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イチオシ
もう一枚。
白樺というと、山間部の林の木というイメージであるが、海と白樺林という取り合わせが面白い。
野付半島、トドワラは、イメージしていたような風景ではなかったが、これもまた自然の移り変わりを体感できたので、それはそれで良しとしよう。
~続く~
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