夏のチェコに逃避したはずが･･･1.無事プラハに到着、安堵のプラハ

2025/08/10 - 2025/08/11

必要ないはずのビザが要ると言われ頭が真っ白になりましたが無事プラハ・バーツラフハベル空港に到着しました。プラハのホテル予約についても一悶着あったのでその報告と、プラハの朝の散歩の旅行記です。

【今回の旅程】
2025年8月9日関空-仁川
8月10日仁川－パリ経由－プラハ
8月11日出発までプラハ観光　プラハ－フルボカー・ナド・ブルタボウ
8月12日フルボカー城観光　チェスケー・ブジェヨビツェ経由トシェビーチ
8月13日　トシェビーチ－Jaroměřice nad Rokytnou－ズノイモ
8月14日　ズノイモ－バルティツェ－レドニツェ－ブルノ
8月15日　ブルノ－ドルニーモラヴァ
8月16日　ドルニーモラヴァ－リトミシェル－プラハ
8月17日　プラハ
8月18日　プラハ－アムステルダム経由
8月19日　仁川－関空

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エールフランス KLMオランダ航空 ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

空港からは100系統のバスでZličínへ行き地下鉄に乗り代えるか322,191,59系統のバスでDivoká Šárkaへ行きトラムやバスを乗り継ぐか。
最初に来たのが59番のバスだったので慌てて切符を券売機で購入しとび乗りました。
バス内には現在地、その後停まるバス停がわかるモニターがあるので安心。

Divoká Šárkaで乗り換えてもNádraží Veleslavínで乗り換えても同じなのですが、Divoká Šárkaのバス停にそこそこ人がいたのでそこで乗り換えました。降りたのは私1人だったけど･･･。

5分待って、20番のトラムに乗車
この20番のトラムは私が以前よく利用していたホテルがある地区、Dejvickáを通るので車窓の景色を楽しみにしていましたが真っ暗でよくわかりませんでした。

このトラムも現在地、その後停まるトラム停がわかるモニターがあるので安心。

Hradčanskáでサッカーのユニフォームを着たサポーターたちがたくさん乗り込んで来ました。道路もサポーターでいっぱい。試合が終わったところだったようです。隣に座ってきたサポーターに今日は試合があったのか聞くと1-0で勝ったよとご機嫌でした。
スパルタプラハといえば、私が大好きだったロシツキーが今コーチをしてるはず。隣の人にロシツキーの事を聞いたら嬉しそうにスマホを出していじってる。これはもしかして･･･と思ったらやっぱりロシツキーと撮った写真を見せてくれました。去年ロッテルダムであった試合を見に行った時撮ってもらったとのこと。ロシツキー、現役引退してだいぶ経ちますが太ってるわけでもなく面影がありました。

If you love football, You love Rosicky.
アーセン・ベンゲル監督の名言

ここでちょっとホテル予約の話。
次の日フルボカー・ナド・ブルタボウに行くバスがアンデル地区にあるNa Knížecíバスターミナルから出るのでアンデル地区のペンションをbooking.comで予約していました。不安だったのはチェックインが24時間対応と書いているのに他の欄では14:00－23:00となっていたことと、デポジットのこと。
これまで何度となくプラハのホテルは泊まっていますが今までチェックイン時にデポジットを取られたことはありません。ですが今回、この辺りのホテルを検索してクチコミ等見てたらデポジットを取られた、そしてチェックアウトの時にスタッフがいなかったから返してもらえなかった、返してもらうよう問いあわせてるが全然対応してくれない、などと問題になっているホテルがチラホラ。この地域特有のものなのか？
チェックインも23時だと結構ギリギリになりそう。フライト遅延したら泊まれないのでは？キャンセルして他のホテル探そうかなとも思っていたところ、ある日booking.comのメッセージで大量のメールがやって来ました。

booking.comでのメッセージだったのでそんなに疑うこともなく、え、何これ？手続きしないとキャンセルになるのか？とうっかりリンクを開きそうになりましたがちょっとうさんくさくない？「8時間以内に」なんて時間制限して焦らせるようにしてるとか、しかも8時間たってもないのに続々と9通も追いメールしてきてるのが怪しすぎる。
このペンションのHPにメールアドレスを見つけたので「こんなメール来ましたが本当ですか」とメールで問い合わせしましたが返信はなく、booking.comにも問い合わせしましたが回答はありませんでした。

チェックイン時間も気になるのでもうここはキャンセルしました。

そして予約し直したのがこのアクツェントホテルです。最初からここがバスターミナルの真ん前で超便利なので気にはなっていましたが、シングルルームが満室だったので上記のペンションを予約していました。その後、空きができたのかシングルルームが浮上し予約することができました。
パリからのフライトが1時間遅れたのでホテルに到着したのは22:50。パリの空港でチェコ人男性が私のチェックインが遅くなることを電話してくれていたので心配はしていませんでしたが、レセプションに到着し手続きができてほっと一安心。

アクツェント ホテル ホテル

アクツェントホテル
レセプション横のエレベーターで部屋に向かいました。
カードキーをかざさないと６Fには止まらない仕組み。

アクツェントホテル
このホテル、無機質な感じで全然豪華さやアンティークなレトロ感はありません。
ホテル客室階でエレベーターを降り

アクツェントホテル
廊下もシンプルです。学生寮とかこんなイメージ。

アクツェントホテル　シングルルームはこんな感じ。
豪華さはないけど清潔です。もうこの日は深夜に到着して寝るだけだからいいや、と。明日は古城ホテルだし。

アクツェントホテル
お部屋入った所にコート掛けと荷物を置く台

アクツェントホテル
その横にタンス。ハンガー、金庫、
靴べら、シューブラシなどのシューキープ関係。

アクツェントホテル
部屋の机の上にはお茶セットやスナック。スナックは有料。
机の上に置いてあった案内書は

アクツェントホテル

wifiパスワードや朝食時間などが書かれている物でしたが、韓国語はあるのに日本語はなかった。
まあソウルからプラハは直行便あるし、昔「プラハの恋人」てドラマもやってたし、韓国人観光客の方が多いのかなあ。

アクツェントホテル　机の下に冷蔵庫がありました。ビールや水など色々入ってました。有料。

アクツェントホテル
ベッド側の壁はちょっと燃えさかるような絵が描いてありましたが、反対側は普通に白い壁にTVが掛かっていました。
そして嬉しかったのが、ベッドの向こう。

アクツェントホテル
ドアが開いてベランダに出られるようになっていました。

アクツェントホテル
ベランダは転落防止か鳩よけか、ネットがしてありました。隣りの客室との区切りはこんな感じなので防犯上神経質な人は嫌かも。

アクツェントホテル
月が煌々と光っていて無事ここまで来られたことを祝ってくれているようだ、と勝手に解釈。
左隅に小さく写っているライトアップされた建物、多分ビシェフラットの聖ペテロパウロ教会だ！
この旅では翌日からチェコの地方都市を巡り、最終日はビシェフラット近くのホテルを予約しています。

アクツェントホテル
バスルームはシャワーのみ。すごくモダンな雰囲気のバスルーム。
シャワーはレインフォールタイプと高さが変えられて手に取れるやつと両方でした。
トイレットペーパーが宙に浮いているように見えますが、トイレとシャワーとの間にガラス戸があってそのガラス戸にトイレットペーパーが掛かっていました。

アクツェントホテル　バスルーム

洗面台もモダンでお洒落。ドライヤー、コップもあり、洗面ボウルの奥に隠れてますが

アクツェントホテル

シャンプー、石鹸、シャワーキャップがありました。
タオルが部屋になかったのでレセプションにもらいに行って、部屋に帰ってシャワー浴びて寝ました。

アクツェントホテル

プラハ到着までいろいろあってぐったり疲れていたのでぐっすり眠りました。
7:00に目覚ましで起きてベランダに出てみたら寒い！
連日蒸し暑い8月の日本からやって来て久しぶりに寒さを感じました。

アクツェントホテル

ベランダから西側をみたらカラフルな建物が並ぶ道路が見えました。
この後、チェスケー・ブディェョビツェに行くバスはこの道路を通っていきました。

アクツェントホテル
このホテルは朝食付きだったので、フロント前を通ってレストランへ行きました。

アクツェントホテル　朝食
パンやケーキ類。甘い物もそうでない物も。

アクツェントホテル　朝食
ホットミール　ゆで卵、ソーセージ、マッシュルーム？の炒めた物、温野菜、スクランブルエッグ、豆のトマト煮

アクツェントホテル　朝食
コールドミール　チーズ、ハム、サラミ

アクツェントホテル　朝食
野菜、フルーツ、ヨーグルト類

アクツェントホテル　朝食

これなんだろ？と調べたらセモリナ粥というものらしいです。
トライはしませんでした。美味しいのかな？

これ見ただけだとチーズ溶かしてチーズフォンジュにしろということかと思ってました。

アクツェントホテル　朝食

シリアル、ジャム類。
このジャムの左横に

アクツェントホテル　朝食

これがあったんだけど、上のジャムとどう違うんだろう？
と思って良く見たらストロベリージャムは重複してますが、他はヘーゼルナッツクリームとメープルシロップでした。

アクツェントホテル　朝食
冷たい飲み物類

アクツェントホテル　朝食
温かい飲み物類　カプチーノ等は右の機械でいれます。

アクツェントホテル　朝食

いただきます。このあともちろんおかわりしてスイーツ系も食べました。

アクツェントホテル

お腹もいっぱいになって部屋に戻ってTVつけて身支度。TVのこの人、見たことあるなあと思ったら「ダブリンの街角で」という映画でした。
これが公開された頃、私はチェコ語を習っていて､
この映画のヒロインがチェコからの移民女性で映画の中で少しチェコ語もでてくるということをチェコ語の先生から聞き、映画を見にいった事を思い出しました。

アクツェントホテル

TVのチャンネルは映画専門チャンネルだったようで、バレリーナのお母さんが交通事故でなくなってしまうという次の映画が始まりこれも見たかったですがきりが無いので9:30チェックアウト。
スーツケースをフロントに預け、15:00のバスまでプラハの街散策に出ました。

ホテル外観。日本人観光客にも人気が高いチェスキークルムロフ行きのバスターミナルに面しているし、地下鉄アンデル駅入り口も目の前。

Na Knížecíバスターミナルの周囲も歴史がありそうな面白い建物でいっぱいです。
この地域は昔友人と一緒に旅行していた時にショッピングモールに買い物に来たことはありますが、宿泊したりゆっくり観光したりはこれまでなかった地域。

どうしようかなあ、9:30じゃまだ開いてない所も多いのでとりあえずブルタヴァ川に向かって歩きました。

Staropramen工場

チェコと言えばビール、世界的に超有名なピルスナーやブドバ－をはじめ、各地に地ビールがありますがプラハのビールと言えばスタロプロメンではないでしょうか。
その工場がここにあります。見学もできるみたいです。工場内の渡り廊下が良い感じ。

すぐにヴルタヴァ川に突き当たりました。天気も良いし、朝の散歩にもってこいです。川の土手はジョギングしてる人もたくさんいました。

ヴルタヴァ川 滝・河川・湖

南の方を見るとŽelezniční most　ジェレズニチュニ－橋と聖ペテロパウロ教会が見えていました。ホテルのベランダからも見えていた教会です。

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋に電車が通るところを写真に撮りたいなと思ったら結構頻繁に電車が通ってました。ここを通る電車に乗って電車の中から車窓の景色を楽しみたいものですが、これまでここを通る電車に乗ったことがありません。

見てたら橋を人も歩いているみたいなので

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋に行ってみました。橋の西側たもとはこんな感じでちょっと暗くなってからは物騒そう。この小径を進むと

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋

すぐに鉄橋と線路。「コーリャ　愛のプラハ」という映画でコーリャとおじさんが鉄橋で電車が通り過ぎるのを楽しんでいるシーンがあったはずですが、もしかしてここかな？

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋からヴルタヴァ川の右岸、Rašínovo nábř.ラシーノヴォ・ナーブジェジー通り。
ここにアールヌーボーな建物があるようなのでこの後見に行きました。

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋の上からヴルタヴァ川の眺め。
お天気も良く綺麗なのでしばらく立ち止まって写真を撮りまくりました。
左部分に見えている煙突は先ほどのビール工場の煙突。

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋の上からヴルタヴァ川
向こうにプラハ城も見えていました。絶景かな。

Železniční most　ジェレズニチュニ－橋を東側まで渡りきるとキュビズム建築の代表作、Kovařovicova Vilaコヴァチョヴィチ邸があります。
橋脚の上から撮ったら信号機が入ってしまいます。

コヴァチョヴィチ邸 建造物

Kovařovicova Vila　コヴァチョヴィチ邸
家を囲む柵もカクカクしていてこれぞキュビズムという感じです。

隣の建物かなと思いましたが地図を見ると上の写真の建物とつながっていて同じ建物のようです。雰囲気が大分違います。
Kovařovicova Vila　コヴァチョヴィチ邸の南角。

これもKovařovicova Vila　コヴァチョヴィチ邸の一部ということでしょうか。
Libušina　リブシナ通り側。

コヴァチョヴィチ邸の北側にあるヴィートニ公園は実がなってる木がありました。これなんだろ？あんずかな？

その公園を通り抜けるとジェラート屋さん。Puro Gelato
この時10時すぎ、そんな朝早くから結構お客さんがいて人気店みたい。
食べたい、けどさっき朝食食べたばっかりだし、朝食で甘い物も食べたしなあ

お店の北隣にはセルフで好きなだけソフトクリームをいれてトッピングして、レジで計量してお代を払うシステムのようなコーナーもありました。
こちらは11:00からということで開いてなかったので窓越しに撮った写真です。

このシステムも気になりますがアイスクリームの100gといわれてもどのぐらいの量かピンとこないので会計が不安になる小心者。

そんな人気のジェラート店がある建物はヴルタヴァ川沿いのラシーノヴォ・ナーブジェジー通り。

ヴルタヴァ川沿いのこの通り、ヴィートニの水位計　Limnigraf na Výtoniもありました。

プラハのアールヌーボー建築を検索したらこのラシーノヴォ・ナーブジェジー通りの建物が紹介されていたので楽しみにしていました。
壁に絵が描かれている建物。これかな。ベランダの柵がレースのようで美しい。
右隣の建物はこれもカクカクしていてキュビズムかな？

なんでだろう、まだ散策しだしてしか1時間強しか経ってないし、そんなに歩いてもいないのにすでに足が痛くなってきたのでヴルタヴァ川沿いの土手に座ってぼ～っと休憩しました。この辺り、土曜日はファーマーズマーケットが開かれるようです。

プラハ城を背景に、パラツキー橋をトラムが通るところを写真に撮りたい、しかもレトロタイプのトラム！としばらく粘りました。

その間もさっきのジェラート屋が気になったままだったので、トラムの写真を撮った後

パラツキー橋 建造物

ジェラート屋　Puro Gelatoに引き返しました。
う～どれも美味しそう、めっちゃ迷う！
この写真見たら上段左から2番目が果実が入って美味しそうで、それにすれば良かったと思うのですが

こんなけばけばしい赤紫のジェラートにしてしまいました。
お店の人にこれは何かと聞いて、回答してくれましたがよくわからなかった笑
レッドカラントだったみたい

シングルで70コルナでした。500円ぐらいか。
すごく人気店で食べてる間も続々とお客さん来てました。

Zítkovy sady
街歩き再開。ジトコフ公園。お花が綺麗です｡向こうに見えてる塔はなんだろう？

Palackého náměstí　パラツキー広場のフランティシェク・パラツキー記念碑。
とりあえず碑とか像とかあったら写真に撮ってしまう。

上の写真の塔が気になったので見に行ってみました。次の旅行記もこんな感じのプラハの街ブラが続きます。

フランティシェク パラツキー像 モニュメント・記念碑