年末2週間のバンコク→アユタヤ→パタヤひとり旅（10年ぶりのアユタヤで自転車旅編）

2025/12/15 - 2025/12/16

2025年7月以来の何度目かのタイ旅行です。
特にがっついた観光をするわけでもなく、バンコクとその周辺をブラブラしていました。
アユタヤは2016年に訪れて以来ですが、当時とあまり雰囲気は変わっていない様子でした。
変わったのは、2016年はチェンマイ→アムパワー→アユタヤを4泊5日で廻る程の詰め詰め旅行する程の気力と体力がなくなりましたが、旅行時間と旅行ノウハウは増えました。本編は、12月15日‐16日編です。
（100バーツ→500円で換算しています）
12月12日（金）成田空港→（Air Japan）→バンコク スアンナプーム空港（空港内で夜明かし）
12月13日（土）カオサン周辺観光（バンコク宿泊）
12月14日（日）カオサン周辺観光（バンコク宿泊）
12月15日（月）カオサン→アユタヤ移動→アユタヤ観光（アユタヤ泊）
12月16日（火）アユタヤ観光（アユタヤ泊）
12月17日（水）アユタヤ→バンコク（バンコク泊）
12月18日（木）バンコク→パタヤ移動→パタヤ観光（パタヤ泊）
12月19日（金）パタヤ→バンコク移動（バンコク泊）
12月20日（土）バンコク観光（バンコク泊）
12月21日（日）バンコク観光（バンコク泊）
12月22日（月）バンコク観光（バンコク泊）
12月23日（火）バンコク スアンナプーム空港→（Air Japan）→成田空港

エリア アユタヤ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【12月15日（月）】
今日から2日泊3日で、アユタヤです。
まずはカオサン通り近くのバス停からバスに乗り、クルンテープ・アピワット中央駅駅に向かいます。

直接、クルンテープ・アピワット中央駅に向かいバスはほとんどないので、ブルーラインのバンス―駅まで行って、そこから徒歩移動します。
クルンテープ・アピワット中央駅のはずが「バンスー中央駅」と表示されていたのには、少し戸惑いました。

駅構内はメチャメチャ広くて、切符を買う窓口まで行くのにも一苦労です。

入手した切符は10時35分発です。
特急の指定席で1時間ほど乗って20バーツ（100円）はメチャ安です。
（但し3等席で、エアコンなし）

駅構内では、コーヒーショップやお弁当の売店も並んでいます。

ディーゼル列車内は、ひと昔前の日本のローカル鉄道の様なシートでした。
席の予約ができなくて、立ち席の方も結構いました。
エアコンなしの扇風機でしたが、窓を開けていればそんなに暑さを感じません。

いくつもの国の列車に乗りましたが、日本ほどプラットフォームが高い国はそうありません。
降車する人はそのまま線路をまたいで、駅舎に向かいます。

10年ぶりのアユタヤ駅ですが、のんびりした雰囲気はあまり変わっていない様です。

パーサック川を渡るとアユタヤの市街地です。
渡し船も10年前と変わっていない様です。

今日の宿泊は市街地を外れたところに建つ「Baan Luang Harm」です。（3,824円/泊）
バンガロー風のつくりで、リゾート感があります。

室内には冷蔵庫程度しかありませんが、十分です。

池の中央が、レセプション兼レストランになっています。

無料のインスタントコーヒーを、早速いただきます。

プールもあります。

お昼は、近くのスーパー（アンポーン）前で買った焼き魚弁当（300円）です。

アユタヤのいくつかの観光スポットは有料（400円/か所）ですが、あまり紹介されていない共通チケット（1,500円）では、主だった6か所に入場できます。
・ワット・ラーチャブーラナ
・ワット・プラ・マハータート
・ワット・プラシーサンペット
・ワット・チャイワッタナーラーム
・ワット・プララーム
・ワット・マヘーヨン

夕方になるのを待って、まずは共通券1か所目（ワット ラーチャブーラナ）です。

1424年に8代目の王が、王位継承争いで亡くなった二人の兄たちのために建立した寺院です。

とうもろこしの様な塔です。

共通券2か所目は「ワット プラ マハータート」です。
以下、「タイ国政府観光庁：AMAZING THAILAND」の記事引用です。
369年～70年の2代ラメスアン王が建てたという説と、1370～88年の3代ボロム・ラーチャティラート1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つです。
かつては、塔の頂上が黄金に輝いていたこの寺院もビルマ軍の侵略により廃墟と化し、今は木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部がない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。この遺跡のハイライトでもある砂岩で造られた仏像の頭は、アユタヤ滅亡に繋がった大戦争中に仏像の頭の部分だけが木の根元に落ちたと伝わっています。木の根で覆われてこのように独特で美しい調和になりました。

だんだんと日が暮れ黄金に輝いていた当時の雰囲気が感じられます。

日が沈みます。

日も暮れたので、晩ご飯（480円）をいただきます。
インスタント麺に具をたっぷりのせて、汁なしソバ風にしています。

【12月16日（火）】
googleマップの口コミがよかったキッチンカーのお粥屋さんへ行ってみます。

豚肉、卵、ショウガなどがタップリのって225円です。
塩とダシの優しい味付けで、量もたっぷりあります。

アユタヤ2泊目は「バーン ブッサラ」に宿泊しました。（3,098円/泊）
家族経営のゲストハウスの様です。
今日はこちらのホテルのレンタサイクル（300円/日）を借りて、観光地巡りをします。

今回借りた自転車は、ブレーキの利きが良くなかったりチェーンから音がしたりの状態でした。
（街にはレンタルサイクルショップがいくつもあるので、そちらの方がよいかもしれません）

アユタヤは坂道が少なくて、自転車道も整備されていて走りやすいです。

共通券3か所目は「ワット・プラシーサンペット」です。
1448年に建立された王室寺院で、東西に並ぶ3基の仏塔が有名です。
10年前に訪れた際は暑さで死にそうになりましたが、今回は8時過ぎでまだ涼しいので体が楽でした。

アユタヤ歴史公園内は緑豊かなので、野生のリスを見かけます。

「ウィハーン・プラモンコンボピット」です。
中の大仏は、改修中でした。

タイでは仏像に金箔を貼る「タンブン（徳を積む）」が行われます。
願い事（病気平癒、幸運など）を込めて、自分の体調が悪い部分（腰痛なら腰、頭痛なら頭など）と同じ場所に貼る様です。

「アユタヤ エレファントキャンプ」では、10頭を超えるゾウさんが食事中でした。

大な涅槃仏を設置している仏教寺院「ワット ローカヤスタ」です。
Googleの写真などを見るとボロボロなので、最近に改修した様です。

サイクリング途中で、ふさふさと実ったバナナを見つけました。
（恐らく自分たちで食べる用）

市街地から5㎞程離れた、共通券4か所目「ワット・チャイワッタナーラーム」です。
1630年にアユタヤ王朝のプラサートトーン王が亡き母を供養するために建て、「勝利の寺」と意味しているそうです。

午前中の最後は、共通券5か所目の「ワット プララーム」です。
途中で買ったトウモロコシと一緒に記念撮影です。
この辺まで来ると、どこも同じ様な感じです。

お昼ご飯は、「Youta Jay Vegetarian Food」でベジタリアン料理（おかずの3種盛りで300円）をいただきました。

食後は、あまーいタイティ―（120円）です。

一度、ホテルに戻って小休止です。

夕方になり、パーサック川を渡り、アユタヤ駅を超えて、最終目的地（6か所目）「ワット マヘーヨン」に向かいます。

途中で、リサイクルショップを見つけました。
日本語表示ですが、お客さんはタイ人ばかりでした。

漆器などもたくさん並んでいます。
日本で買い付けしたのでしょうか？

またまた途中で、アユタヤ水上マーケットに立ち寄りました。

中は完全な外国人向けの観光施設で、外国人だけ入場料1,000円なので、さっさと引き返しました。

こちらにもエレファントキャンプがあり、草原を歩いたり池に入ったりするみたいです。

「ワット マヘーヨン」も、市街地から4㎞程離れています。
遺跡の近くに僧侶が修行する施設があり、修行僧が黙々とお庭掃除をしていました。

宿に戻って、ビールで乾杯です。お疲れさまでした。
恐らく20㎞近く走りましたが、昼間の暑い時間帯を避けたのでそれほど大変でもありませんでした。

晩ご飯は、宿近くの「恵比寿らーめん」さんです。
海外で日本食を食べたいと思わない人ですが、どんな味かとても気になり実食しました。

とんこつラーメン＋替え玉で、630円でした。
細ストレート面のさっぱりとした、美味しい日本のとんこつラーメンでした。
タイには6店舗あるそうです。