秋晴れの京都を歩く　⛩️　歴史と文化に触れる旅　1日目　平等院・伏見稲荷・三田邸・壬生寺

2025/12/06 - 2025/12/08

この日程で、北海道旅行を計画。
娘夫婦は金カムを見たことがない、興味もない。
行くまでにＷＯＷＯＷ『ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編― 全9話』を見ておいてねとお願い。
これで準備万端!！それなのにですよ、
直前にAIRDOから飛行機調達できず、搭乗予定の便の運休お知らせメール。
これには大慌て。
娘夫婦は、急な延期は不可能。
で～、
行先を変更、どこに行こう、広島に行きたい、奈良もよいな。
あれこれ検討している時間は無い、そうだ、おとなの京都、京都に行こう!！

◆東海道新幹線のぞみ
12/6　往路：新横浜駅　7:37　→　京都駅　9:29
12/8　復路　京都駅　18:30　→　新横浜駅　20:26
◆宿泊先　2泊
Rinn Horikawa Gojo【和モダン・スーペリアツイン】35㎡

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月6日(土)
7:20　新横浜駅新幹線改札口で待ち合わせ。
構内で駅弁を購入。
上：Mくん　二段重　鶏とだし巻き卵「山」
中央：私　「日本橋 幕ノ内」
下：娘　「米沢牛と横浜焼売」

新横浜駅 駅

旅の荷物はいつも少な目。
バックパックを背負ったままスタート。
9:36　京都駅からJR奈良線に乗車。
9:54　宇治駅下車
まず平等院へ。

宇治駅 (JR) 駅

『平等院表門前広場』
青空に燃えるようなもみじ。

『平等院』
1052年、関白藤原頼道により、父道長の別荘を寺院に改め創建。

10円玉の裏面と平等院

平等院 寺・神社・教会

平等院に鎮座する大仏様は、阿弥陀如来坐像。

鳳凰堂内を拝観するには、20分毎各回50名ずつの予約制で、別料金300円。
この時すでに1時間半待ち。
「この世に極楽浄土を再現したい」という願いを込められた鳳凰堂を遠くから眺め、ミュージアム鳳翔館へ。

紅葉を楽しみながら庭園を散策。

『ミュージアム鳳翔館』(館内撮影禁止)
展示物を時間をかけて見学。
館内から出たところの梵鐘。

鳳翔館 美術館・博物館

平等院の裏手から屋根の両端にある鳳凰を撮影。
鳳凰は、理想君主の治世を象徴する存在。
この鳥が現れると、天下泰平になると伝えられる神話的な霊鳥。

『上林春松本店』
坪庭を眺め、お抹茶をいただきながら、一休み。

上林春松本店 グルメ・レストラン

12:19　宇治駅からJR奈良線で稲荷駅下車
『伏見稲荷大社』
外国人に人気の観光スポットランキングでは、常に上位。

伏見稲荷大社 寺・神社・教会

稲荷駅のコインロッカーは、しばらくの期間、使用禁止。
伏見稲荷大社の駐車場脇にあるロッカーを利用。
身軽になって稲荷山(標高233ｍ)に登ります。

伏見稲荷大社の楼門
神社の楼門としては最大級、歴史的・文化的価値から重要文化財に指定。
1589年に豊臣秀吉によって造営されたとのこと。

ご本殿も国の重要文化財。
応仁の乱（1467年～1477年）によって焼失した後、約30年の歳月を経て1499年に再建されたのもの。

大きな境内案内
『千本鳥居』は、正確には約800基。
千本とは数ではなく、数えきれないほどたくさんという意味。
2019年に境内の潜れる鳥居を実際数えた人のブログによると、3131基あったらしい。

『千本鳥居』
鮮やかな朱色の鳥居が連なり、稲荷山へと続く道。
稲荷詣は平安時代から盛んだったとか。

三つの峰に鎮座する、下・中・上社に詣でながら稲荷山を一回り。

伏見稲荷大社千本鳥居 寺・神社・教会

『おもかる石』
一対の石灯籠願のてっぺんにある擬宝珠（ぎぼし）を持ち上げ、自分の予想より軽ければ願いが叶い、重たければ叶い難いと説明書きあり。
簡単には持ち上げられない。
んじゃ、非力の人の願い事は叶わないってことなんか～い(~_~)

『根上がり松』
“値が上がるのを待つ”
右肩上がりって言葉もあるよね。
これは縁起が良いわと、我先に。

『白菊大神』
三ノ峰(下社)
ご祭神は商売繁盛の神様である白菊大神。
たくさんのお塚があり、小さな鳥居に名前や願い事を書いて奉納することもできます。

白菊大神 寺・神社・教会

『荷田社』(かだしゃ)
稲荷山の間の峰にある伏見稲荷大社の末社。
写真の石鳥居は、奴祢鳥居(ぬねとりい)。
鳥居の上部中央に合掌状の破風扠首束がありますね、説明がなければ気が付かない。

3人で鳥居を奉納した企業名など確認したり、古い鳥居を探したり。

シャッターチャンス!
手前の片脚立位の娘と、後方右の針先のような私。

『中之社』
二ノ峰（中社神蹟）
階段横の幟には、青木大神（あおきのおおかみ）と書かれています。

『末廣大神』
一ノ峰（上社神蹟）
稲荷山の最高峰（標高233メートル）
“すえひろがり”ということで、商売繁盛、一家繁栄などご利益にあずかりたいと参拝者が絶えない。

鳥居を潜りながら紅葉を愛でる。

『四ツ辻』
4つの道が交わる四ツ辻。
1864年創業の茶店「仁志むら亭（にしむらてい）」で、ソフトクリームを購入。
こんときゃ知らなかったこと、こちらのお店は俳優・西村和彦さんのご実家。

肌寒くても、ここはソフトクリームで乾杯！といきまひょ。
ここからの眺めは京都駅方面ではないらしく、目を凝らして京都タワーを探すも見つけられず。

四ツ辻から稲荷山山頂の周回路、一周約１時間のコース。
私たちは時計と反対まわりに。

『豊川大神』

『荒木大神』
荒木神社は縁結びのご利益があるらしい。

『口入稲荷大神』
キツネの土人形は3体がセットになっていて、口入稲荷大神の使者。
立ち姿のキツネは伴で、２体は夫婦。

14:45　ランチは『稲福』うどん屋さんで、お稲荷さんと太巻きのセットメニューを注文。

京都駅からバスに乗り、八木邸、壬生寺へ。

八木邸の見学料は、1,000円(屯所餅と抹茶のセット付)
『京都鶴屋』和菓子屋さんで申込みをして、ガイドさんの案内で見学。

NHK大河ドラマを何年も見ていない。
『新選組！』のあたりまで見ていたっけ。
沖田総司は藤原竜也さん、斎藤一はオダギリジョーさん、金カムに出てくる永倉新八を山口智充さんが演じていたのですね。

16:15　八木家の座敷で、ガイドさんから新選組の説明が10分くらい。
その後こちらの梁に刀の傷が残っていますとか、芹沢鴨がこの文机に躓いて転倒したとか、邸宅内を案内いただきながら見学。

新選組屯所跡・壬生郷士八木邸 名所・史跡

16:45　八木邸を出てすぐに、隣接した壬生寺へ。

壬生寺 寺・神社・教会

17時閉門なので間に合ったと安堵。
壬生寺は幕末の志士・新選組の駐屯地・訓練場として有名なお寺。

アレ?　ぜんぜん間に合ってなかった(-_-メ)
壬生塚(新選組隊士の墓所)と 壬生寺歴史資料室は9～16時まで。

新選組局長・近藤勇の胸像と遺髪塔、土方歳三胸像、隊士７名の合祀墓見学を楽しみにしていたのに。
もう一人若い女性もどうにか壬生塚に入る方法はないかと、行動を共に。
諦めるしかないね。

18時　『Rinn Horikawa Gojo』にチェックイン。
洗面台が２台、お風呂は日本式、部屋が広めでクローゼットもあり。
京都駅まで徒歩25分くらい、歩ける距離だと思う。
バスを待つのが平気ならば、近くのバス停からいろいろな場所に行ける。

Rinn Horikawa Gojo (鈴ホテル 堀川五条) 宿・ホテル

3人で夕食。
娘がグーグルマップから探し出したお店へ。
『すず菜』
https://suzuna-kyoto-matsubara.com/
どれもこれも美味しい。

2日目は、レンタカーを借りて天の橋立方面へ。