2026/05/02 - 2026/05/02
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mom Kさん
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GWが始まった。前日の雨もからりと晴れて、このところの気がかりも一段落。新聞を広げて、くつろいでいた。
突然、「あのお弁当が食べたいなあ。」と娘がつぶやいた。私はすぐに分かった。
「行こう!」
歩きたい道があり、最後に訪れたいところがある。ルートがすぐに頭の中でつながった。
水の容器と銭湯セットをリュックに入れて、家を出た。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
ちょうどお昼時に到着。
お肉屋さんが経営する “いがやデリカ” 店は、地域医療センターの近くにある。
容器の形がいろいろなお弁当が並んでいることに驚く。
ショーケースの前に支払機!? -
奈良街道を南に200M行くと、牛肉専門いがや伏見店がある。そちらもいつの間にか牛肉中心のワンランク上のお弁当も売られるようになっていた。
こちらの方はデリカ専門。お弁当もオーダーを受けて調理。
今日は1個86円のコロッケが5個270円ですって。 -
昨夏の検診時以来の来訪。メニュー表も大きくなり、内容も変わっていた。お肉類のメニューが増えている。以前は6種類ぐらいでお値段も一律ではなかった。お魚弁当は前々回訪問時には無くなっていた。それにどれも煮物、酢の物、天麩羅、サラダと副菜の種類が多くて、とても“お弁当”感があった。
-
[黒毛和牛牝牛&淡路島産玉ねぎをたっぷり使った]ハンバーグ弁当
どこで食べるか。
いつものところ。
病院内の売店そばに小さなテーブルが並んでいる。診察券を出した後は、いがやさんの出来立てお弁当で昼食にしている。
今日は外来休診日。コンビニ売店とチェーン店cafeは変わらず営業中。テーブルの並びは私たち二人だけだった。お茶だけを購入。 -
とんかつ弁当
お野菜の副菜が数種入るようなところにハムステーキにミンチかつ。
ポークは、さすがの美味しさだけど・・・以前の総菜たちがない・・・。
容器が変わったことにも気づいた。
娘は、コロナ禍以前以来。「店頭にあんなにお弁当が並んでいた?」
ううん。軒下ワゴンにメニューにないその日の一種類ぐらいとどんどん並んでは無くなる揚げ物パックで、急ぐお客さん用程度だった、 -
京阪電車「藤森」駅の向こうから今日の二つ目の目的、師団街道歩きを始めよう。
この銭湯も入ってみたいと思いつつ通り過ぎていた。
扉には、3月31日に閉じられた断り書きが貼られていた。
お向かいの大学ポテトのお店は、今日はお休み。ショーケースは以前のままだろうか。 -
疎水
画面右手に京阪電車。
七条駅から出町柳駅まで地上駅だったころ、疎水べりの見事に並ぶ桜を車窓から眺められた。 -
この角から師団街道に入る。中書島駅まで約一里。
藤森神社の幟が奉納したお家やお店に立てられている。 -
かつてたくさん並んでいたようなおうちの姿。
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大岩街道に面して、地域医療センターがある。そのまま真っすぐ進むと、勸修寺。今も葡萄園で売られているだろうか。
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昔のおうちが分断されていたり、空き家だったり。
鼻緒の可愛い草履を履いたおばあさんが歩いている。
「お尋ねします。この道は“師団街道”ですね。」
♀「そうです。あっちは今は○○と24号線がつながっているけど、ここは師団街道。私、92歳。子供の頃(軍隊が)歩いているのを見てるから。」驚いてお顔を見つめた。
「龍谷大学辺りからですね。」♀「そう。さっき、あのコンビニで買い物したんやけど、忘れたものがあって、もう一回行くとこ。」「今日は暖かくていいですね。」♀「これ、自分で編んだん。」市松模様編みのセーターは淡い色でふっくら感がいっぱい。「素敵ですね。編んだものは暖かいですね。」♀「そう、二本取りやから、空気が含んでいるしね。ミシンは取り上げられたけど、なんなとせんと・・・」
背筋はピン。耳も遠くない。すっきり姿の92歳。杖をついていないと背中が曲がるからとご自分から。全然杖が必要な足運びではなかった。見習いたい人生の先輩に出合えて幸運。
おうちで暮らし、歩いてお買い物をしている日々。
今だ外出許されないホーム暮らしの叔母が不憫に思えた。杖も不要で同じぐらい元気なのに。コロナ禍時の方針が続いている介護施設。
「なんなと」は久しぶりに聞いた言葉。私たちは使ったことがないけれど、祖母で聞いたような。
しばらく「なんなと」を口ずさみながら歩いていた。生きている言葉。
叔母からホームに持ち込んだミシンはもう使わないからと、この春にもらったことを思い出した。
並びのおうちはどんな建物だったのだろう。ここは、かつての師団街道。
今は、一方通行の車がひっきりなしに疾走していく。 -
ここはそういうところでしたか。
車で通ったとき、24号線で停止して右を見ると、ぎょっとする看板のその手の建物があった。「伏見ミュージック」橦木町遊郭跡 (橦木町廓之碑) 名所・史跡
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ショーケースにお赤飯も並んでいた。税務署を先ほど見かけたが、歩く人が多い通りとは思えないのに。なんだか嬉しい。
ご近所さんが中心みたい。かき氷も良心的なお値段ねえと私たちは言い合った。
“伏見ミュージック”は、葬儀社の建物になっていた。なんだかがっかりを払しょくされて、妙に得心。京おはぎ工房 伏見店 グルメ・レストラン
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24号線の横断歩道を渡り、近鉄電車の高架をくぐって再び続きのような道に入るが、“奈良街道”と名前が変わっただろうか。
7間幅の立派な建物に立ち止まる。
そう、二階部分の高さが極端に低い建物を、建て直していても同じ様式にしている個人のおうちをここまでも何軒も見かけた。
奈良街道健在なり! -
三番目の目的、御香宮さん。
抗がん剤で苦しんでいた頃、家族もよくこの水を汲みに車を飛ばしてくれていた。
ある夜、並んでいると、前の女性が「どうぞ。私は10時の水が必要で、待っていますから。」と譲ってくれた。きっと彼女も闘病の家族を抱えておられるのかもしれないと思った。
伏見の酒と同じ水脈。軟水で舌に軽い。名水百選。御香宮神社 寺・神社・教会
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大手筋商店街。京都市内で未だ地元民中心の4つの賑わい商店街がある。中でも洛中外のここが最もdeepで私たちのお気に入り。わざわざ電車に乗って出かけてくる。
カルネも買える。
近年〇〇ディが出現したときは、とても驚いた。訪れるたびにここもチェーン店が増えてきているが、古いお店や路上店も健在。伏見大手筋商店街 市場・商店街
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3時を過ぎたばかり。銭湯openタイムまでここでおしゃべり。
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4番目の目的。ササキパン。
恐れていた通り、棚のパンはすっかり無くなり、店頭のパン箱にはお目当てのパンも食パンもなくなっていた。ササキパン本店 グルメ・レストラン
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30年にはなるだろう。初めてこの店を通りかかったとき、まんま「パン職人」風体の男性が立っていた。店頭のパン箱に積み上げられたパン。他のパンも普通の姿。“今時”が全然ない。ドーナツは昔ながらの硬さで小ぶりの5個袋入りだった。生パン粉に嬉しくなった。
数年後。東京からの新幹線グリーン車中、ラックの冊子をみていたら。京都のパン店舗紹介で大きく「ササキパン」が登場。もう驚いたと言ったら、帰宅して家族に吹聴した。そっ、そっ、そんなに古い有名なお店だったのですか。私、自分で見つけてご贔屓にしていたんよ。自慢よ。京都にパン屋さんがなぜ多いかの記事だった。
店頭はいつしか年配の女性から若奥さんになった。お爺さんと同じ服装の時々見かける男性も40代かしら。代替わりされてもう5年以上になる。一度、彼女に「お母さんは、お元気ですか。」と思い切って尋ねた。♀「はい、元気です。」と応えてくれた。
お店のインテリアやショーケースもパン粉が売られているところも、最初の出会いから変わらない。だからお値段も安価に守られている。
この張り紙は、初めて見た。冬にはなかった。ササキパン本店 グルメ・レストラン
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この通りもいつの間にか“竜馬通り”と命名されていた。
新しくできた地ビール併設バルのウィンドウにこの写真。
地元の人だけだった通りが少しずつ変わってきている。好きな喫茶店は無くなって長い。
淀川を上がってきて、宇治川と疎水に分かれている中書島。かつて船宿が多かった地域。竜馬通り商店街 名所・史跡
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旅籠“寺田屋”
少し前は泊まれたような記憶。今は内部見学のみのようで、閉館時間になっていて、立ち止まって眺める観光客数人。
お向かいには、白川通にあるようなおしゃれ飲食店が出現していた。
向こうの窓は川面。全面ガラス張りで借景に感心する。地元の人が経営なら嬉しいけれど。寺田屋 名所・史跡
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十石船は、今は観光船。桜の頃にマレーの友人たちと楽しんだ。水べりはだんだん整備されているように思う。
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最後の目的 “新地湯”
伏見のお酒と同じ水脈、地下水で沸かすお湯。 -
玄関を開けたら、いきなりの上がり口タイルに狂喜する私。
このタイルは、今はもう手に入らないタイプのはず。職人さんも京都でさえもう僅かだろう。 -
お風呂場に入る扉の前。
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洗面所の下壁部分。
石材の円柱は撫でてみた。 -
棚にドライヤーも一台備え付けられている。いずれも20円投入すると可動。
常連さんの置きお風呂セットの棚は数段びっしり。
一見さんの私たち用には数個の風呂桶とマットの位置を番台の女将さんは教えてくれた。 -
三つの湯殿は、熱い。
水風呂のお水を取ってかけながら入ってみたが、半身しかつかることができなかった。でも底のタイルの鯉を眺められた。
2枚の新地湯カードとシールが番台で購入できる。
女将さんは、「うちは熱いのが有名なんよ。一番向こうが一番ぬるいかな。真ん中は私でもよう入らへんから。」
あまりの熱さで入れなかった厚岸の銭湯を思い出した。
お風呂場内のタイルは創業当時のではないらしいが、やはり玄関のタイルは最初の物。♀「みなさん、写真を撮っていかれますねえ。」
そこへ「夕方になったら、寒うなるねえ。」と言って、小柄なおばあさんが入ってこられた。髪を結ったシャキシャキの常連さん。次に私たちのような旅の途中のような女性が入ってこられ、女将さんは説明を繰り返す。彼女も私のように周りをゆっくり眺めている。 -
私たちの歩き終点、中書島駅から振り返る。
右向こうの電信柱の辺りが“新地湯”
手前左の“スタンド” は昔からあった記憶。こんなにすっきりした店構えではなく、界隈で働くおじさんたちのたまり場に見えた。今は、おしゃれバル系で客層も服装も違っている。かつての常連さんは行き場所がなくなったと気の毒に思えた。 -
中書島駅もキヨスクも消えて、どれくらいになるのだろう。今は構内もコンビニ。京橋名物のフランクフルトの発売が始まるポスターが目に入った。
中書島駅 駅
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帰宅すると、水俣の相思社から無農薬甘夏が届いていた。手に取るとズシリ。皮が柔らかくて剥きやすい。木成り完熟のお味は格別。
水俣病公式確認から70年の慰霊式と慰霊祭がこの週末に行われたそうだ。
新聞は水俣の現在を伝える記事が続いている。知らなければいけないことが多い。
情報はあふれてなんぞいない。 -
お目当てのも食パンもなく、がっかりして立ち去ったが、せっかく訪れたんだもの。走り戻って、写真を撮ることを断って、たった一つ残っていたこれを購入。一番好きなパンと肌が似ているから。
“ササキパン” 変わらない凄さ。
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