沖縄島→与論島→沖永良部島→徳之島→奄美大島へ2週間のフェリー旅（徳之島スクーター旅編）

2025/11/21 - 2025/11/22

沖縄や沖縄以西の島には何度か訪れているので、沖縄島からフェリーで鹿児島県の奄美大島までの島巡りを計画しました。
島間のフェリーは1便/1日程度で欠航リスクはありますが、それも又個人旅行です。
本編は21日～22日の徳之島編です。
徳之島は人口2万人程度で、2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の一部として世界自然遺産に登録されました。この登録は生物多様性が極めて豊かな亜熱帯照葉樹林の森が評価されたものなので、登録エリアは海は含まれず山間部です。
11月13日（木）：ANA羽田空港6:45発→那覇空港9:30着（那覇泊）
11月14日（金）：那覇市内観光（那覇泊）
11月15日（土）：フェリー那覇港7:00→与論港11:50（与論島泊）
11月16日（日）：与論島観光（与論島泊）
11月17日（月）：フェリー与論港12:10→和泊港14:10（沖永良部島泊）
11月18日（火）：（沖永良部島泊）
11月19日（水）：（沖永良部島泊）
11月20日（木）：フェリー和泊港14:40→亀徳新港16:30（徳之島泊）
11月21日（金）：（徳之島泊）
11月22日（土）：フェリー亀徳新港17:00→名瀬港20:20（奄美大島泊）
11月23日（日）：（奄美大島泊）
11月24日（月）：（奄美大島泊）
11月25日（火）：（奄美大島泊）
11月26日（水）：peach奄美大島空港10:45発 ー 成田空港12:50着

エリア 徳之島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

【11月21日（金）】
21日と22日の2泊する「ペンション金剛ばる」（8,800円/2泊）です。
レストラン併設とありましたが、レストランは休業中の様でした。

今回は「植田モータース」さんで、スクーターを借りました。（2,750円/24時間）

天気は、曇り時々晴れ、です。

「徳之島世界遺産センター」です。
徳之島は、2021年7月に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として、世界自然遺産に登録されました。（奄美大島や徳之島を中心とする琉球諸島の、希少な固有種や多様な生態系が評価されたため）

「アマミノクロウサギ」（はくせい）です。
耳が短いですが、思っていたよりも茶色くて大きいです。

全校児童8名/3学級の山小学校です。

昭和30年に建てられた鉄筋コンクリート2階建校舎は、令和4年に登録有形文化財に登録されたそうです。
昔懐かしい「二宮金次郎像」がありました。
しかし、全校児童数名の校舎にしては、立派すぎませんか？

徳之島最北部の「金見崎ソテツトンネル」です。
沖永良部島のそれと比べると、しっかりと整備されています。
「ハブ注意」の警告がありますが、どうしたらよいでしょうか。

展望台から望む「金見崎地区」です。
路地でお年寄りがのんびりしている姿を見かけましたが、生活するには不便な場所かもしれません。

「ふるさと留学センター」です。
「ふるさと留学」とは、都市部の児童生徒が、縁（ゆかり）のある農山漁村や離島などの地域に一定期間暮らしながら、地元の学校に通って学ぶ取り組みのこと、だそうです。

徳之島の市街地から30㎞離れた北部の手々地区まで、路線バスが走っています。
1日数本なので、バスに合わせた行動が必要です。

「ムシロ瀬」です。
ムシロを敷き詰めたような巨岩が連なっています。

大きな岩も、ゴロゴロしています。

道路沿いにある無人販売所です。
道行く人が少ないので、どれほど売れるか少し心配になります。

ヨナマビーチに建つ、徳之島トライアスロンのスイム地点です。
徳之島トライアスロン大会は1988年に第1回大会が開催され、今年（2025年）で38回を数える歴史のある大会です。

マラソンの高橋尚子さんの碑です。
彼女が徳之島で強化合宿が利用した周回道路が「尚子ロード」と名付けられています。全国には他に3か所「尚子ロード」があるみたいです。
彼女は、公式マラソンに11回出場して7回優勝という実績があり、女子スポーツ界初の国民栄誉賞を受賞しています。

「松原闘牛場」です。
徳之島の闘牛は400年の歴史があり、島内に3か所の闘牛場で、数回/年闘牛場所が開催されます。

「矢沢永吉シークレットライブ記念碑」です。
2016年に、自身のクルーザーで乗付けた松原漁港で開催されたそうです。

「徳之島子宝空港」です。
右側のキャラは「まぶーる君」です。
以下、ＨＰ引用です。
町で盛んな闘牛の雄牛がモチーフです。名前は、方言の「まぶられる（＝守られる・恵まれる）と、雄牛の「BULL（ブル）」を組み合わせたもの。普段は、ハブを模したフードをかぶり、ちょっと強面ですが、フードを外されると弱くなってしまうのだとか。

徳之島空港すぐ近くの「ウンブキ（浅間湾屋洞穴）」です。
鍾乳洞の沈下によって400ⅿ先の海とつながり、そこから海水が流れ込み、陸の地下水や川の水と混ざって特殊な環境が形成されたそうです。

「犬の門蓋（いんのじょうふた）」です。
東シナ海に面する海岸線一帯に、長年にわたり浸食された断崖・奇岩が点在しています。

島の西側（東シナ海側）には人家があまりなく、海岸線周辺の道路の両側はサトウキビ畑です。

当部集落にある「東又泉（アガリマタイジュン）」です。
島内隋一の湧き水が汲める場所で、現在も生活用水や飲料水として活用されているそうです。

山中の小さな祠（ほこら）に、当部の守り神である「ビンジルガナシ」が祀られています。
ビンジルガナシは人の頭ほどの大きさのくびれのある石のことで、この石を持ち上げたときの重さの感じ方によって吉凶を占ったそうです。

徳之島最大の滝「タキンシャ（滝下）」です。
舗装道路から砂利道を下り、最終的には徒歩で向かいます。
地元の方は、ここで水遊びしているそうです。

徳之島に限らず、奄美の島々にはコインランドリーがたくさんあります。
降水量が多く、天気が変わりやすいからかもしれません。

【11月22日（金）】
徳之島、最終日です。
バイクの返却途中で、「なごみの岬公園」に立ち寄りました。
太平洋戦争中の昭和19年6月29日に亀徳沖にて米艦魚雷により撃沈した富山丸で、乗組員・将兵合わせて3724人が犠牲となりました。
この悲劇的な事件はしばらく公表されず、隠蔽されていたそうです。

犠牲者全員の名前を記した碑文です。
心が痛くなります。

「闘牛神社」です。
2003年頃に、横綱になった闘牛3頭を育てた個人が建立したそうです。

バイクを返した後も奄美大島行のフェリー出発時間（17:00）まで時間があるので、街歩きです。
これは地元スーパー（秋丸商会）です。

小さいながらも、マツキヨです。

徳之島町市街地に建つ新築分譲マンション「エムディア徳之島」のモデルルームです。
分譲価格は3,280万円～6,590万円なので、ちょっと地元の方には手が出ないお値段では。

近くの不動産屋さんの店頭広告では、宅地価格が坪3万円～6万円程度です。
（100坪300万円～600万円）

亀津漁港で「昭和100年記念　食と農林漁業の祭典」を開催していたので、行ってみました、

ステージでは「闘牛太鼓」やダンスサークルの踊りが披露されています。

多くの方がパフォーマンスに見入っています。

50㎏を超えるマグロの解体ショーでは、捌きたての刺身がふるまわれたり、

奄美牛汁がふるまわれたり、しました。

遅めのお昼ご飯は、島1件のファミレス（ジョイフル）のダブルバーガーランチをいただきました。（フリードリンクで1,480円）
今回の旅行で一番のごちそうです。

奄美大島（名瀬港）行のフェリーが、亀徳新港に着岸します。

亀徳新港17:00発→名瀬港着20：20着なので、出港する頃には日が沈みます。

晩ご飯は「スーパー秋丸商会」で購入した「おつまみセット」です。

2等席（2,880円）は、行先（瀬名/鹿児島）毎に部屋が分かれています。
仲間同士で酒盛りしたり、横になったりして、のんびり過ごします。

瀬名港に着いた頃は、真っ暗でした。