GWスリランカ⑨　半日でも十分楽しめたゴール旧市街観光

2025/04/30 - 2025/05/01

トゥクトゥクに見事にしてやられた上に車窓が綺麗と言われるコロンボ～ゴールの鉄道移動は席は通路側でちょっとがっかり。
が、お天気が最初は曇りその後は大雨で景色はイマイチ。
そして到着したゴールではトゥクトゥクが道を間違えまくる。
少しでもお金稼ごうとしてわざと間違えている？と思ったけどどうも違うっポイ。
これが演技なら芝居の天才レベル。
地図アプリ読めないトゥクトゥクドライバーっているの？
そう思うとこの日は本当についてない1日だったなぁ。
この旅行記ではそんなついてなかった1日の後半と嘘みたいにいいお天気になったゴール観光をどうぞ。

【旅程】
　4/26（土）関空発10:55→シンガポール着16:40
　　　　　　 シンガポール発22:20→コロンボ着23：35（空港近辺泊）
　4/27（日）→ ポロンナルワ（By Car）
　　　　　　ポロンナルワ観光
　　　　　　ポロンナルワ→シーギリア
　　　　　　シーギリアロック観光（By Car）（シーギリヤ泊）
　4/28（月）ピドゥランガラ山登頂
　　　　　　シーギリア→ダンブッラ（by Car）
　　　　　　ダンブッラ観光
　　　　　　ダンブッラ→キャンディ
　　　　　　キャンディ観光
　　　　　　キャンディアンダンス鑑賞　（キャンディ泊）
　4/29（火）キャンディ→ヌワラエリヤ（by Car）
　　　　 　　ヌワラ・エリヤ観光（コロンボ泊）
★4/30（水）コロンボ観光
　　　　　　 14:40コロンボ発→16:57ゴール着（by Train）
　　　　　 　ゴール観光　（ゴール泊）
★5/1（木） ゴール観光
　　　　　　14:50ゴール発→17:20コロンボ着（by Train）　（コロンボ泊）　　　　　　
　5/2（金） コロンボ観光
　5/3（土） コロンボ発00:50→シンガポール着7:20（乗継）
　　　　　　シンガポール発8:30→関空着16:10

エリア ゴール(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

途中からの大雨もあってゴール到着はちょっと遅れた。
が、遅れることで有名なスリランカ鉄道が15分遅れで到着したんだからよかった方だと思う。

この旅行記は↓の続き。
https://4travel.jp/travelogue/12014154

予定ではこの日はゴールの海に沈む夕日を見に行こうと思っていたけどそんな希望は欠片も持てない程の大雨なので早々に諦める。
取りあえずは今日のホテルへGO！

が、外は歩く気が失せるほどの雨。
駅の出入り口付近はそんな人たちで大混雑。
ホテルまでは晴れていたら余裕で歩ける距離だけど傘もない状態ではとても無理。
つくづく昨日車の中で折りたたみ傘を忘れたことが悔やまれる。
まぁこの雨だったら蟻畳傘でも無理だと思うけど(;^_^A。

ってことで迷わずpick me。
すぐにマッチングしてきてくれた。
雨だからなかなか捕まらないかと思ってたけどそうでもないみたい。
ちなみに入口付近にいている人たちは家族のお迎え待ちなのかバス待ちなのかトゥクトゥクに乗る人は少ない。

すぐに来たトゥクトゥクに乗ってふと外を見るとえ？？牛？？
最初は見間違いかと思ったけど間違いなく牛。
この写真のすぐ左側は駅なのでまさにゴールの駅前に牛がいる！
一体どういうこと？
散歩？
牛飼いっぽい人もいないしスリランカでは牛が町中を散歩するの？
それとも駅で牛飼っているの？？
翌朝通った時は牛いなかったから取りあえず駅で牛を飼っている説は亡くなったけど一体どういうことなのか今でも謎。
そして牛と一緒に平然と信号待ちしている人がいるのも謎。
不思議がいっぱいスリランカ。

さてホテルまでは徒歩でも10分位なのでトゥクトゥクならすぐのはず。
そう思って地図を見ているとなんか違う方向に行ってる。
最初は駅前だし一方通行とかあるのかな？と思っていたけどすぐに完全に間違っていることに気づく。
ちなみに青が乗車した場所でオレンジが目的地で黒の太い線がトゥクトゥクの走った経路。
駅から上に行かなきゃダメなのにでひたすら左に行ってるよ。

慌ててトゥクトゥクを止めて間違っていることを伝えるとドライバーさんえ？違うの？みたいな反応。
そしてアプリの地図を見て考えている模様。
演技なのか？と思ったけど…分からん。
取りあえず道が違うことは確実。
ドライバーが本気で道が分からないのか分からないふりをしているのかまでは見破れないけどナビするから言われた通りに走って！！と言ってGoogleマップ見ながら行く方向を指示。
が、ウズベキスタンでもそうだったけど途上国はちょっと弱いGoogle先生。
経路に表示されている道が行き止まりだったり夕方の帰宅ラッシュで道が大渋滞していたりしてすんなりは行かない。

それでもなんとか本日のホテルBrixia Cafe and Guestに到着。
確か15分位かかったような気がする。
歩くより時間かかってるし。
雨だから濡れなかっただけいいのかもしれないけど。
ホテルの名前の通りカフェを併設したホテル。

チェックインの時のウェルカムドリンクは紅茶か冷たいお水どっちがいい？と聞かれたので紅茶にしてみた。
ここもチェックイン時のパスポート提示は不要。
どうやらスリランカでは旅行者のパスポート提示は不要っぽい。

部屋な2階。
小さなホテルなので当然エレベーターなんてない。
1泊朝食付きで35ドル。

バルコニー付きだけど…

景色はこんな感じなので…。
よく見ると屋根の上に仏像のある建物が。
一体なんの建物？

部屋にはWi-Fiルーター。
ルーターが部屋にあるのは初めてだけどこれならWi-Fiも繋がるだろうという安心感が。

これは虫よけ？
ルーターといい、普通の家みたい(笑)。

バスルームも広くて綺麗。
雨もすごいのでさすがに予定していた夕日は無理。
このまま部屋でおとなしくしておこうかとも思ったけど…そういえばまだコットゥ食べてないな…と気づいてGoogleマップを見るとすぐ近くにコットゥのお店発見。

ってことでフロントで傘を借りて徒歩5分位の所にあったKOTTU CREEDへ。
お店に入ったのは19時前と夕食にはちょうどいい時間なのにほとんどお客さんがいない。
人気ないのか？
雨だからなのか？

名前にコットゥと入っているだけあってノーマルのコットゥの種類だけで10種類。
全部合わせると…何種類あるの？ってくらいメニューはコットゥだらけ。
ノーマルのコットゥは1250～2100LKRでちょっと高めな気がする。
まず飲み物はジンジャービアを注文。
180LKR。

たくさんの種類の中から注文したのはシーフードコットゥ。
これが…辛かった！
注文する時「辛くないよね？」って聞いて「辛くないわよ」って言われたのに辛かった。
美味しいんだけど辛くて無理。
半分も食べられなかった。
食べている時にお店の人に「どう？」と聞かれたので素直に「辛すぎて食べれないよ（泣）」というとお店の人目を丸くして「え？？そんなはずない。味付けは塩と胡椒で辛い物なんて入ってないわ。ジンジャービアが辛いんじゃない」と言われる有様。
確かにジンジャービアも辛いけどコットゥはもっと辛いよ。
スリランカの人は辛いのに慣れ過ぎてこの程度では辛いと感じなくなっているんだろうなぁ。

口の中をヒリヒリさせ、普通の道に突然現れた黄金の仏どう見ながら19:30ホテルに戻る。
この日の旅行記書き終えて思ったけどこの日はほんと散々だったな(;^_^A。
部屋はWi-Fiもそこそこのつながったし広かったからよかったけど。
ただ掛布団はシーツだったけど。
スリランカは暑いけど掛布団シーツってのは…まぁこれは他の国でもたまにある。
あとはシャワーのお湯が途中でぬるくなったような気はしたな(;^_^A。

この日の歩数は16,657歩。

最初は高額紙幣しかなかったけど旅も中盤になるといい感じにお金が崩れてきた。
1番大きな額の5000LKRは既にない状態だけどそれ以外は揃ってた。
紙幣によって色が違ってる。
コインも一応あるけど基本紙幣。
この時のレートは1LKR＝0.48円位なので表示額×0.5すれば日本円換算できた。
そう意味では計算は楽だった。

さて翌日は6時位に目が覚めて7:30に朝食。
小規模ホテルなのでビュッフェではなく1人ずつに用意してくれる。
まずはパンとフレッシュなスイカとグレープフルーツのジュース。
パンは薄い食パンが3枚あってジャムもたっぷり。

飲み物と卵料理が選べたので飲み物はカプチーノをオーダー。
「イタリア製よ」といいながら出してくれたカプチーノ。
美味しい。

で、こちらがオムレツ。
これが美味しい！
海外ではなかなか食べられないふわふわオムレツはもちろんだけど添えられているアボガドが最高。
で、これで十分満足だったのに…

最後にデザートプレート出てきた！
ほぼフルーツでバナナがめっちゃ甘い。
いろんな種類が少しずつ食べられるのが嬉しい。
クチコミでも朝食がいいというコメントが多かったけど本当にその通り。
旧市街にこだわらないのであればこのホテルオススメ。

朝食後部屋に戻る前にちょこっとだけ周辺をお散歩。

昨日の夜も見かけた黄金の仏像。
後ろにストゥーパもあったけどお寺なのかな？

歩いているとこんな看板発見。
ウズベキスタンでもこんなのよく見かけたな。
やっぱりスリランカってどこかウズベキスタンと似ている気がする。

ホテルに戻って散策準備。
日傘は昨日失くしたけど帽子はあるはず…と思って探したけど見つからない。
そういえば昨日も一昨日も帽子見てないな…。
忘れたとしたらキャンディのホテルだな…。
日傘もない、帽子もないで乗り切るしかない。
ということで日焼け対策は日焼け止めだけの状態。
チェックアウトの時に部屋代がドル表示だったのでUSドルで払おうとしたら現金はルピーのみと言われたのでカードでお願いするとスマホで今のレートを調べてくれてルピーに換算した金額で決済してくれた。
これめっちゃ良心的。
通常は最初のホテルみたいにあらかじめ設定されたちょっと不利なレートで計算する方が普通。
最後にまたこのホテルへの好感度UP。

精算も終わった所で9時にホテル出発。
こちらはバスターミナル。
ホテルの人に今回の旅程を伝えたら「え？なんでヌワラエリヤからゴールに来なかったの？？直通のバスがあるのに」と言われて初めて気づいたけどヌワラエリヤからコロンボじゃなくてゴールに行った方が旅程的には無駄がなかった。
でもそれだと昨日の土砂降りの日が1日ゴール観光だったのでそれはそれで大変だったかも。

個人旅行は自由に旅程を組めるのが魅力の1つだけど旅程を組むのって本当に難しい。
今回みたいに実際に旅行してから気づくことも度々。

駅前の川にかかっている橋。
ちょっと素敵なロケーションだけど橋が大分ボロボロで残念な景色になってしまっている。

旧市街に行く前にゴール駅へ。

今日は午後にはコロンボに向かうんだけどこの切符がオンラインで買えなかったので買いに来た。

こちらが時刻表。
1日に10便位しかない。

これも時刻表。
なんともレトロで書かれているシンハラ語とタミル語がかわいい。

ってことで窓口に並んでチケットを購入。
指定席があれば指定席を買いたかったけど乗車した電車は指定席の設定はないとのこと。
昨日みたいな満員電車だったらどうしよう…と思いつつもないものは仕方ない。
ゴール→コロンボの2等車の運賃は500LKR。
ビビるほど安い。

チケットも買えて一安心。
さてあとは電車の時間までゴールを観光。
ゴールは割と大きな街で路線バスも走っているけどバスが結構派手。
そしてドアがない。
壊れててないとかではなくそもそもない。
道路交通法とかスリランカにないんだろうか？

ゴール駅のすぐ前が旧市街。
立派な砦が見えてきた。
最初にここに砦を作ったのはポルトガル人だけどその後」拡張したのはオランダ人らしい。

早速旧市街の中へ。
旧市街にホテルを取ることも考えないでもなかったけど駅からちょっと遠くなるのでパス。

まずは砦の上を歩いてみようと階段上がると…

砦の上は結構広い。
昨日みたいな天気だったら確実に足元ぬかるんで修行状態になったと思うので昨日はホテルでおとなしくしていて正解。

砦に付き物の砲台。
多分ただの飾り(笑)。

昨日は大雨だったけど一晩たったらいいお天気。
鶏でのシンボルの時計塔が青空に映える。

時計塔 建造物

スリランカの国旗がはためいていた。

海と砦が絵になる。

海を見ながら砦の上をてくてく。
当初の予定ではこの日は早朝から隣町のミリッサに行ってそこから人生初のホエールウォッチングに行く予定だった。

ゴール旧市街とその要塞群 旧市街・古い町並み

が、ホエールウォッチングに行くとゴール旧市街の散策がほぼなくなりそうだったので事前に宿の人に相談したらこの時期クジラはほぼ見られない、との事だったので潔く諦めた。
結果おそらく大正解。
この日は天気は良かったものの海を見ると結構波が大きい。

ヌワラエリヤからコロンボの山道でも車酔いするくらいなのでこんな波の高い日に船に乗ったら多分船酔いしてた気がする。
クジラが見られなかったうえに船酔いも、ってことになったら踏んだり蹴ったりだもんね。

波は高いけど海は綺麗。
名前不明の鳥と海が絵になるわ。

この時点で9:30を過ぎた位なので観光客も少なくのんびりお散歩。
こっちは雲が多いけど…

反対側は青空が広がっていて綺麗。

なんか神殿跡っぽいものがあったけど詳細は不明。

旧市街の方を見るとゴミ収集車に日本国旗。
どうやら日本の援助したゴミ収集車っぽい。
こういうの見るとちょっと嬉しい。

木陰にはココナッツジュース屋さん。

ゴールの観光で1番お勧めなのはこの砦散策。
綺麗な海を見るだけで癒される。

ふと海を見ると…岩の上に人がいる(+_+)。
あそこまでどうやってあがったんだろう？？

更に先に行くと海水浴している人がいっぱい。
そういえばシギリヤのホテルで少ししゃべった日本人の人もゴールで泳ぐって言ってたなぁ。
そういう選択肢もあるんだなぁ。

砦を歩いていたら突然孔雀。
スリランカでは孔雀って普通に街中を歩いてるんだろうか？
そういえば車乗っている時も見たな。

お天気回復してくれて本当によかった。
天気悪かったら全然印象が違ったと思う。

朝のお散歩が楽しい。

海の水も澄んでいて綺麗。
この透明感！

てくてく。

旧市街にあったモスク。
どう見ても外観は教会だけどモスクらしい。
開いてないかな？と思ったけど残念ながら入口は閉ざされていて入れず。

最後に灯台まで歩いて約30分の砦散策は終了。

ゴール灯台 建造物

ここからは旧市街の散策。

宝石屋さんが結構多い。
そういえば昨日のガイドを装った悪徳親父も宝石屋に連れて行こうとしてたな…。
あ、思い出したらまた腹立ってきた。

こっちはスパイス屋さん。
各国語での案内があって日本語もあった。

ゴールの街は猫が多い街。
そういえば今日泊ったホテルも猫がいっぱいいてたな。
キャンディは犬が多かったけど街によって違うの？

玄関のドアの上になんかいろいろかかっているけど厄除け的なものかな？

旧市街でまず最初の観光したのはこちらヒストリカル・マンション。
ガイドブックには「宝石や海底から引き揚げられた植民地時代の品々が展示されている」と書いてあったけど宝石は欠片も展示されていなかった。

ヒストリカル マンション 博物館・美術館・ギャラリー

入館料は無料。
入って最初に目についたのはこちらのお皿。
お馴染みの東インド会社のマークが入っているけと上の写真のお皿はどう見ても逆さま。
「あれ？これ逆さまだよね？？」と思って別のお皿見たら下の写真のお皿はちゃんと向きが合っている。
分かってないのかわざとなのか…。

こっちのお皿は中央だけ福の字が逆さま。
わざとなの？
でも中国でも福を招くためにわざと福の字を逆に飾るし…考えても分からない…。
なんか意味なんてない気もしてきたので考えるのはやめよう。

展示室はこんな感じで一応展示品はガラスケースの中に陳列されている。

が、陳列されているのはサーベルとか…

これはライター？

こっちは医療器具っぽい。

これはミシンだな。

こっちはカメラ。
ってビデオカメラもある。
ん？ガイドブックには「植民地時代に海底から引き揚げられた」って書いてあったけどビデオカメラは違うよね。

この電話も船では使わないと思うから海底から引き揚げたものじゃないな。
どうやらここはガラクタ…じゃなくて古いものを展示しているらしい。

こっちはアイロン。

やかん。

レコードプレイヤー、ラジオ、TV…
どうしよう…やっぱりガラクタにしか見えない…。

タイプライター。
この時はなんだ？この博物館？コンセプトは？
と思ったけどスリランカにきっとそんなものは存在しないんだろうな。

建物の中庭。
って雨降ってる！
ここに入る前になんか急に天気悪くなってきたなとは思ったけどさっきまであんなに晴れてたのに…。
ほんと従二スリランカの天気は変わりやすい。

こっちはなぜかミニカーとミニチュア飛行機の展示。
バスにはベンツっぽいマークが入っているけどなんかちょっと違う。

入口近くに1つ部屋があって切手、紙幣、地図が展示されているみたいだけどその上には「CEYLON」の文字。
セイロン？紅茶？って思ったけど…

入ってみるとこの地図が展示されていて右上部にCEYRONの文字。
どうやらスリランカの昔の国名はセイロンだったのか、とここで気づく。
てっきり植民地時代がセイロンで独立した時に国名変えたと思ってたけど調べてみると国名がセイロンからスリランカに変わったのは独立後しばらくたってから。
知らなかった。
ちなみにスリランカ、この国土の形と位置から「インドの涙」と呼ばれているそうな。

こっちは紙幣の展示。
上の写真は植民地時代の紙幣で5ルピーとか2ルピーとかある。
右下は1954年の紙幣だから独立後のはずだけどまだイギリスの影響が残っているのか紙幣にはエリザベル女王が印刷されている。
この時もまだ2ルピーとかがある。
が、最後の左下の紙幣は2013年のもので一番少額なのは20ルピー、高額紙幣は5000ルピーとなっててエリザベス女王の姿はなくなっている。
独立後イギリスの影響がなくなったところでインフレが起こったらしいというのがこの紙幣の展示だけでも感じられてなかなか面白い。

こっちは植民地時代の切手。
印刷されているのはエリザベス女王の父親である当時の英国王ジョージ6世。
なんか歴史の勉強している気分。
見学時間は20分程。

それからすぐ近くのSPA CEYLONへ。
日本にも店舗のあるラグジュアリーアーユルヴェーダブランドのお店。
雨は一瞬だったみたいでこの時はやんでた。

お値段はスリランカの物価を考えると高いけどセンスはスリランカとは思えない程いい（←失礼）。

高いとは言っても日本で買う約半額なので日本で買うよりもお得。
最近円安が凄まじくって欧米ブランドは現地で買うより日本で買った方が安いことも多いけどスリランカではまだそこまでいってない。

ってことでお土産用に石鹸をいくつかお買い上げ。
買った商品を入れてくれる紙袋もオシャレでスリランカっぽくない。
お手洗いがないか聞くと近くのダッチホスピタルにあるというので行ってみる。

ゴールの街歩きは楽しいけどトイレには結構困った。
とにかく街には公衆トイレがない。
これはゴールだけじゃなくてコロンボもそうだった。

ってことでダッチホスピタルへ。
そういえばコロンボにもダッチホスピタルってあったなぁ。
ホテルのすぐ隣なのに結局行けなかったけど。

ガイドブックにはショッピングモールと書いてあったけどなんか閑散としている。
平日だから？と思ったけどこの日メーデーだから祝日のはずなんだけど…。

見事なお花。
ブーゲンビリアかな？

トイレ探しがてら歩いていると日本食レストラン発見。
メニュー見ると割とまともな感じ。
カニクリームコロッケじゃなくて海老クリームコロッケな所が少々気になるけど(笑)。
でも今お腹は空いてない。
今行きたいのトイレなの。

で、探してやっと見つけたトイレ。
もちろん有料で30LKR。
なんかそれっぽいチケットもあった。

ダッチホスピタルから少し歩くと広場みたいな場所が。

広場の先にはオールドゲート。
昔はここが砦の入口だったと思われる。

オールドゲートは現在工事中で扉を外しているところ。

門の中に階段はあるけど階段上の扉は閉ざされているので上がれない感じ。

ゴールでも日本の中古車をいくつか見かけた。
スリランカでは日本の中古車をよく見かけるけど通個社でも2種類あるなぁ…とこの頃になると気づいていた。
1つは上の写真の様に日本での役目を終えてそのままスリランカに運ばれて使っているパターン。
もう1つは下の写真の様に日本語をスリランカに運んでからペイントした車。
こっちは多分日本車じゃないと思われる。
日本人から見たら意味不明なペイントだけど日本語分からなかったら分からないだろうね。
「新ジ仲間」っていったい何？？

ゴールはかつてオランダ人は住んでいた街なので教会もいくつかある。
その1つ目がこちらのオールセインツ教会。

オール セインツ教会 寺院・教会

ここは中に入れた。

ヨーロッパの教会でもよくある今日の聖書で読むところと今日歌う讃美歌の番号。

ステンドグラスもあった。

オールセインツ教会を出て歩いていると砦の近くに鐘楼発見。

こちらはオランダ教会。
ここは入場不可。

オランダ教会 寺院・教会

その近くにアジア最古のホテルと言われるニューオリエンタルホテルを前身とする超高級ホテルアマンガラ。
1泊15万というスリランカでは桁違いのお高さに腰抜かしそうになった(;^_^A。
スリランカ人絶対泊まれないよね。
欧米人が泊まるのかな。

Amangalla ホテル

ゴールの街は人が多くてごちゃごちゃしていたコロンボと違って落ち着いていて街並みもオシャレな感じ。
観光客をひっかけて一儲けしてやろうという輩もいないのでのんびり散策できる。
ゆっくりするならコロンボより断然ゴールがいいと思う。

これは象の形のトゥクトゥク。
観光客用なんだろうなと思うけどそのためにここまで作りこむことがあっぱれ。

アートギャラリーも。

気づけば3時間弱歩き回っていたのでこの辺りで休憩。
時刻は12時前だけどさほどお腹が空いていないので軽くでいいや。
アイスクリーム屋さんで座れるお店があったので入ってみる。
Cafe 82という小さなお店で家のリビングみたいな雰囲気。
なぜかソファみたいなブランコが。

注文したのはレモンのアイスクリーム。
ハンドメイドらしい。
850LKR。
シャーベットではなくレモンのアイスクリームって珍しいなと思ってチョイスしたらすごくねっとりした食感に戸惑ったけどこれはこれでありかな。
そして酸っぱい。
が、今の気分にはピッタリ。
この写真を旅の前半ご一緒して今はモルディブのホテルで体調不良で倒れているクサポンさんに送った所「今欲しいのはこういうの！！」という返信が。
クサポンさん、モルディブ到着後超絶にお腹壊したらしい。
大丈夫かな？と心配しつつもこの時はどこか他人事。
まぁ後々他人事じゃなくなるんだけど…この時は全然平気だったの。
旅日記を書きながら1時間弱休憩。

トイレのないゴールの街。
なのでカフェに入ったらトイレはマスト。
お借りしたらなんとシャワー付き。
多分カフェ用ではなくご家族が普段使っているトイレと思われる。
これはちょっとびっくりした。

コロンボに向かう電車は14:50発なのでまだ時間があるので街をうろうろ。
Googleマップに「茶葉市場」と書いてあったMinistry of Teaに行ってみたらディルマの紅茶がズラリ。
でもディルマならコロンボでも買えそうだなぁと思ってこの時は見るだけ。

4トラでも推している人が多かったココナッツサンボル。
でも朝ごはんたっぷり食べてるしもうカレーはいいやの気分なのでパス。

お天気もまた回復してきたので街歩きが楽しい。
帽子も日傘もないのが辛いけど。

視界の端で何か動いた気がしてみるとリスが！
サルは数えきれないほど見たけどリスは初めて。
そしてゴールでサルは見かけなかった。
駅前に牛はいたけど街中にはリス。
動物までお洒落なゴールの街。

これなんて「フランスの街角？」と思っちゃう。

すぐ近くにストゥーパあるから間違いなくスリランカだけどね。

トゥクトゥクのアイスクリーム屋さん。
ゴールはどこかのんびりとしていてコロンボみたいにがつがつした感じがないのがいい。

実はクサポンさんの娘さんが私たちと別れた後はお友達に会いにゴールに来ていた。
その彼女から教えてもらったチョコレート屋さんに行ってみたら本日休業。
残念。
今思えばこの日はメーデーだからお休みだったのかも。

最初に来た時計塔が見えてきた。
でもホテルに戻るにはまだ早いし…

もうちょっとウロウロ。
コロナの名残がまだ残っている。
今となってはなんだったんだろうと思う程元通りになっているけどあの時は「もう海外旅行出来ないのかな？」と思ったことも。
予約していたフランス旅行もイギリス旅行も当然中止になったけど幸いほとんどのホテルや航空会社がキャンセル料を免除してくれたので実害がエールフランスの手荷物預け料だけで済んだのは不幸中の幸い。
でもあの時奇跡的に取れていたロンドン行きのJALのファーストクラスにはまだ乗れていない…。
そしてコロナ前は120円位だったユーロ明けには160円、今や180円になっていてヨーロッパ中心に旅行するトラベラーには辛い状況が続く。
旅行代金コロナ前に比べて約1.5倍になっているからね。
今思えばコロナ前はよかった…。

歩いていると妙に目を惹く車が。
見れば見るほどおかしい日本車を装った車。
変なキャラクターが被っている帽子は「ふ」の字が左右反転しているし、文字の書行きも中国っぽい。
書いてある漢字も日本語では意味不明。

とどめはなぜか車内に飾られているナンバープレート。
野長ってどこ！？
日本人なら偽でも絶対作らないナンバープレート。
若葉マークは比較的まともだけど日産のこんなステッカーないでしょ。
日本人なら国旗の白い部分にJAPANって書くなんておそらく考え付かない。
日産のエンブレムも嘘くさかったし多分元は中国車じゃないかな？

最後にさっき広場に来た時に見つけたジューススタンドへ。
お目当てはウッドアップルジュース。
他にもいろいろ種類があるけどどれも1杯700LKR。
コロンボフォート駅前のジューススタンドは200LKRだったので思いっきり観光地価格だけど仕方ない。

ウッドアップルは旅行前にネットで知ったスリランカのスーパーフード。
こう見えて一応フルーツ。
サービス精神たっぷりのお兄さんが中を見せてくれた。
砂糖をめっちゃ入れようとしていたのでフルーツの味を知りたかったので少なめにしてもらったけど…これ失敗だった(;^_^A。
ちなみにその後入れる塩も少なめにしてもらった。
フルーツ、ペットボトルの水、砂糖、塩を入れてミキサーにかけて出来上がり。

出来上がったジュースがこちら。
ドロッとしていて飲んでみると…美味しくない（＞＜）。
なんか木の皮を飲んでいるみたいと言うか…。
これはお兄さんが悪いのではなくて砂糖と塩の量を減らしてと言った私がおそらく悪い。
ウッドアップル自体はおそらく甘くないんだろうな。

でも買ったからには飲まなければ…とこちらの東屋の木陰に座って飲む。
ドロッとしていて正直美味しくはないので飲むのが修行。
栄養があるんだろう、と思って頑張る。
飲み終わったらお腹いっぱいになった。
これ結構お腹にたまる。

まだちょっと早いけどすることもないので早めにホテルに戻ることに。
オールドゲートを抜けてホテルに戻ろうとしたらさっき開いていた門は閉ざされていて通行止め。
なので最後にまたちょっと砦を散策しつつ戻ることに。

途中雨も降ったけどまたいいお天気になってきた。
スリランカの天気は本当に変わりやすい

階段降りようとしたら左斜め前方にいちゃつくカップル。
どこの国にもいるのね。

5時間程のゴール旧市街散策。
それでも十分楽しめた。
ゴールの観光は半日で十分なのでコロンボからの日帰りツアーもありだと思う。
ただ電車は本数少なすぎて日帰りは難しいと思う。

砦を出てすぐのロータリーに謎のオブジェ。
天気よすぎて暑い。
つくづく帽子と日傘がないのが痛い。

14時にホテルに戻ってきた。
コロンボ行きの電車の時間は14:50なのでカフェでちょっと休憩。
駅…何もなかったし、早く行っても暇なだけだからね…。

どうせ電車は遅れてくるんだろうと思いつつも早めに駅に向かう。
乗り遅れたらシャレにならないので。
ホテルから駅まではスーツケースを転がしつつゆっくり歩いても5分程。
昨日は回り道しまくってトゥクトゥクで10分かかったけどやっぱり歩いたほうが早かったわ。

駅に着いたら当然まだ電車は来ていないのでホームで待つ。
駅表示びっくりする程ボロボロ。
でもあるだけいいのか？
ホームには結構人もいてていつ来るのかな～と電車を待っていると14:34に電車が来てびっくり。
出発時間の前に電車くるんだ。

電車は思った程混んでいなかったけど窓側の席は空いていない。
空いていても窓のない席。
でも2時間半乗るので座れるだけでもありがたい。
この電車は1等車はなして2等車と3等車のみ。

一応2等車にしたけどご覧の通りボロボロ。
2等車でこれなら3等車っていったいどうなっているんだろう？
もちろんクーラーなんてものはない。
まぁこの時期はそこまで暑くないので大丈夫だけど真夏は地獄かも。
そして驚くべきことに電車は時刻通りゴール駅を出発。
スリランカ鉄道はとにかく遅れる。
絶対遅れる、と他の方の旅行記にも書いてあったのでびっくり。
まぁコロンボ到着はきっちり遅れていたので最初の方は予定通りだけど途中で遅れるってことなのかな。

この電車、ドアはあるけど開いている。
景色撮りたいなら席を立ってドアの所でに行けばいいんだ！と気づいて時々ここにきて写真を撮る。

最初はジャングルみたいな所。
ドアから写真が撮れると気づいたのはもちろん私だけではなかった。
なので途中から中国人カップルがずっとドア部分に張りついて動画やら写真やらずっと撮っていた。
いつも思うけどそんなに撮っても帰ってから見ないよね？
2時間半だよ…。

海が近づいてきたので中国人カップルの隙を狙って激写。
昨日は雨でいい写真撮れなかったけど今日は海が綺麗に見える。

海がめちゃくちゃ近い。
この路線が景色が綺麗で人気と言われる理由が分かる。
ただここまで近いと海が荒れている時は運航中止になりそう。
津波も怖い。
コロンボが近づいていくれると人も増えてきた。
物売りもジュース売りから始まり、揚げ物、フルーツ、お菓子と次々現れて片足が半分ない人や子供が病気で…（多分）みたいな人も。
最後は手のない人がスピーカー持ち込んで歌っていた。

コロンボ駅には20分程遅れて到着。
それでは本日のホテルに向かいましょ。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/12018349

コロンボ フォート駅 駅