オーストリア・アルプスの風景を楽しむ旅（８）～雨による予定変更で、またまたツェル湖の湖岸とツェル・アム・ゼーをぶらぶら＆ちょこっと食べ歩き

2025/07/16 - 2025/07/16

ツェル湖滞在３日目のこの日は、ダッハシュタイン山脈の展望台へ行く予定を立てていましたが、天気予報を見ると、現地は天気わるし。で、２日連続で予定を実行できず……。
こりゃもう晴れ女返上だ。。。

ツェル湖の天気も今ひとつのようだけれど、ランチがてらツェル・アム・ゼーまで散歩することにしました。


【旅程】　■この旅行記
□７月10日
　（深夜）羽田発　⇒　［機中泊］
□７月11日
　⇒（朝）ドイツ・ミュンヘン着
　レンタカー・ピックアップ後、国境を越えてオーストリアへ
　→ トラッツベルク城（城内見学）→ アッヘン湖
　［アッヘン湖／ペルティサウ泊］
□７月12日
　ツヴェルファーコプフ山上周回ハイキング ＠ペルティサウ → アッヘン湖で湖上遊覧
　［アッヘン湖／ペルティサウ泊］
□７月13日
　アッヘン湖畔ハイキング
　［アッヘン湖／ペルティサウ泊］
□７月14日
　ラッテンベルク → クラムザッハ → ツェル湖
　［ツェル湖／プリーラウ泊］
□７月15日
　ツェル湖畔ウォーキング → ツェル湖で湖上遊覧
　［ツェル湖／プリーラウ泊］
■７月16日
　ツェル湖畔ウォーキング → ツェル・アム・ゼー町の散策
　［ツェル湖／プリーラウ泊］
□７月17日
　クリムルの滝 → ミッタ―ジル
　［ミッタ―ジル泊］
□７月18日
　ヴィルダー・カイザー・ハイキング ＠エルマウ
　［ミッタ―ジル泊］
□７月19日
　キッツビューラーホルン山上ハイキング ＠キッツビュール
　→ 国境を越えてドイツ・アイイングへ
　［ミュンヘン郊外／アイイング泊］
□７月20日
　（午前）アイイング村散策 →（午後）ミュンヘン空港へ　レンタカー返却
　（夕方）ミュンヘン発　⇒（フランクフルト乗り継ぎ）⇒　［機中泊］
□７月21日
　⇒（夕方）羽田着

エリア ツェル・アム・ゼー(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

湖岸を歩き始めたら小雨が降ってきましたが、数分で止んでくれました。

湖をゆく遊覧船。

晴れてなくて残念だけど、こんな幻想的な風景もこれはこれでいいかも。

昨日にくらべて歩いている人が少ない。

ひんやりしていて、ちょっと肌寒い。
ジャケットを着てちょうどいい感じです。

とても静か。

湖畔のベンチの周りに少し日がさしました。

ベンチのそばで咲いていた、しずくをまとった白い花。

今日は泳いでいる人はいなそうだな。

昨日は湖の北岸からツェル・アム・ゼーの町まで写真を撮りながら歩いていたので１時間弱かかりましたが、今日は30分ちょっとで着きました。

昨日と同じく、シュタット広場は観光客でにぎわっています。

昨日ちょっとしか歩かなかったバーンホーフ通りをあらためてぶらぶら。

正面の塔は〈フォークト塔〉。

素敵な雰囲気のカフェ。
ランチにいいかもと思ったけれど、フードはワッフルなどスイーツ系のみのようでした。

このカフェの先にあるアウトドア用品のお店をのぞいてみました。
何かいいものがあればと思ったけれど、ウエア類は袖丈も裾丈も長すぎて、合うサイズなし(^^;)

そのあと、昨日ランチをしたお店の向かいの、こちらのデリカテッセンへ。
チロルらしいかわいい店構え。
昨日は気になりながらも通り過ぎましたが、今日は入ってみます。

★デリカテッセン〈Feinkost SCHMIDERER〉
Seegasse 6, Zell am See

店頭にジャムやハチミツなどが並んでいます。

店内には、地元の食材やオーストリアの食材などがたくさん。

買ったのは、こちらのヒマワリのハチミツ。

店内にはいろんな種類のハチミツがあり、試食もさせてもらえました。
その中で一番気に入ったのがこれでした。まろやかでフルーティーな味わいで、とっても美味しい♪
ヒマワリのハチミツって日本ではあまり見かけないから、けっこう貴重かも。

スーツケースの重量が重くなってしまうので小さいサイズにしましたが、重くても大きいサイズを買えばよかった……。

お昼になったので、どこかでランチしようとお店さがし。

で、シュタット広場から見えていた、イエローの外壁のホテルレストラン〈Sportstüberl〉に入ることに。

せっかくなので、テラス席に座りました。

★ホテルレストラン〈Sportstüberl〉
Dreifaltigkeitsgasse 7, Zell am See

テラス席には暖房器具があり、ほんのり暖かい。

朝、ホテルの朝食を食べ過ぎて、あまりお腹がすいていなかったので、軽めに焼きソーセージとパンにしました。

大ぶりのソーセージはジューシーで、食べ応えがありました。
添えられたライ麦パンもおいしかった。夫は酸味のあるパンがやや苦手だけれど、このパンは気に入ったようです。

ランチのあと、お茶をしにバーンホーフ通りにあるこちらのカフェ〈Cafe Vanini〉へ直行。
先ほどアウトドア用品のお店へ行ったときに前を通って、ランチ後に来ようと決めていたのです。

★カフェ〈Cafe Vanini〉
Bahnhofstr. 8, Zell am See

頼んだのは、

（右：夫）　　モカとバニラのアイスクリーム
（左：わたし）ラズベリーとパッションフルーツのシャーベット

ドリンクは、オーストリア（ウィーン）名物のアインシュペナー*。
オーストリアに来たからには、これは飲まなくちゃ。

ウィーン流にお水と一緒に銀のトレーでサーブされました。

どちらもおいしかった♪　満足でありまする。

*生クリームをのせたコーヒーで、日本でいうウィンナーコーヒー

帰りも湖岸のプロムナードを歩いてホテルへもどります。

白鳥が一列縦隊で泳いでる～。

ズーム。

子どもたちも一列縦隊！　かわいい～♪

写真を撮っていたら、他の白鳥が近づいてきました。

何か食べものがもらえると思ったのかな？

わーい、青空が見えてきた。

ズーム。
向こうの山の稜線も少し姿を見せています。

湖畔のベンチに座って、ちょっとひと休み。

日が差しはじめ、湖の風景も明るくなってきました。

あちらのベンチに座ってました。

晴れてくるとやっぱり嬉しい。

あの遊覧船に乗っている人たちも、晴れて喜んでいるんじゃないかしら。

湖の北端まで来ました。

青い空と青い湖、今日も見られてよかった♪

湖北端のプロムナードの橋

30分前までは曇り空だったのがウソみたい。

天気の移り変わりがほんとに早い。

ここにもベンチが。

無造作に置かれた２台の自転車と、ちょっと傾いたベンチ――物語のワンシーンみたい。

湖からホテルへ向かう途中の風景。

このあとホテルの周りをお散歩してから、お部屋へもどりました。
その散歩の様子は、以下の旅行記の最後のほうにまとめています。
★「オーストリア・アルプスの風景を楽しむ旅（７）～湖畔の森に建つ古城ホテル《シュロス・プリーラウ》」
https://4travel.jp/travelogue/11999309

ツェル湖での最後の夕食は、ホテルから歩いて数分のところにある湖畔のレストラン〈ゼーケンプ（Seecamp）〉にて。

★レストラン〈Seecamp Restaurant By Rudi Eder〉（11:00 AM - 1:00 AM／火曜休み）
https://www.seecamp-restaurant.com/

予約をしていなかったので早めの時間に行きましたが、すでにテラス席はお客さんでいっぱい。

運よく、空いているテーブルが１つだけあり、そこに座ることができました。

目の前のパラソルがちょっと邪魔だけど、テラス席に座れたのだから文句はいえません。

夫は今日は休肝日にするとのことで、オーストリアのピルスナービール「ジップファー (Zipfer)」のノンアルコールをオーダー。

わたしはオーストリアのミネラルウォーター、タールハイム（Thalheim）のガス入りに。

前菜（夫）
ミックスサラダのスモールサイズ

スモールだけど、日本の感覚ではラージかも。
夫は野菜がたっぷり食べられてよかったみたい。

前菜（わたし）
フリタッテンズッペ（細切りクレープ入りビーフコンソメスープ）

スープも丼１杯分ぐらいありそうな量です（笑）

このスープ、うまみがあって、塩加減もちょうどよく、とても美味しかった（お腹がじゃぼじゃぼになったけど）。

メイン（夫）淡水魚パイクパーチのグリル、ビーツのリゾット添え

淡泊なパイクパーチにビーツのやさしい甘みがよく合って、おいしかったようです。

考えてみたら、わたし、料理にビーツを使ったことないかも。

メイン（わたし）トリュフのクリームパスタ

トリュフの量が少ないのか、香りはあまりなし。パスタはしっかりアルデンテ。わたしにはちょっと薄味だったので、胡椒を振ったらちょうどよくなりました。

湖を眺めながらゆっくり食事ができました。

ちなみに、レストランの左側と背後は広いキャンプ場になっています。
それでお店の名前が「Seecamp（直訳：湖キャンプ）」なのね。

湖畔をぶらぶら散歩しながらホテルへ帰りました。