2025/10/06 - 2025/10/06
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もいんさん
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長崎一人旅旅行記の<2日目>です。
2日目のメインは軍艦島クルーズです。
ちょうど2ヶ月前にクルーズツアーを予約しましたが、平日にもかかわらず複数あるツアーの中で空きがあったのは「軍艦島コンシェルジュ」1社のみ。最近はドラマの影響で特に予約困難になっているようです。
当日はお天気も良く波も穏やかで無事に上陸でき、立派な世界遺産を間近で見ることができました。
<2日目>
ホテルフォルツァ長崎出発
ANA1084 18:15長崎~20:00羽田
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2日目。
ホテルフォルツァの朝食ビュッフェ。
午前中のツアーが長くお昼が先になるので、しっかりめに食べていきました。
ご飯は鯛だし茶漬け。名物の角煮まんもありました。
長崎みかんジュースも甘くておいしかったです。ホテルフォルツァ長崎 宿・ホテル
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まずは昨日は時間がなくて行けなかった出島観光からスタートします。朝8時から開いているので、ほぼ開始と同時に入りました。
出島 名所・史跡
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橋を渡って出島に入るとまるでタイムスリップのような気分。
てっきり昔の姿のまま残されていると思ったら、わりと最近再現された橋のようです。(そりゃそうか)出島 名所・史跡
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オープン直後なのでほとんど人がいません。
出島 名所・史跡
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オランダつながりで、ミッフィーのパネルも。
ちなみに東京のオランダ大使館は出島をイメージして扇形の建物なんだそうです。(夜景ツアーのガイドさんから聞いたお話)出島 名所・史跡
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ミニ出島。
後ろに見えている建物は神学校ですが、工事中でこちらは見学不可でした。出島 名所・史跡
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ミニとはいえまあまあ大きくて迫力あり。
出島 名所・史跡
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朝イチは人が少なくて狙い目ですね。
それにしても朝から日差しがとても強い。
出島はほんとに小さな敷地なのですが、中の建物ひとつひとつが資料館になっているので、しっかり見学しようと思ったらけっこう時間が必要そう。
私はこのあと軍艦島ツアーの受付時間があるのでさっと流し見しかできず、もったいなかった。出島 名所・史跡
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緑色が目立つこちらは出島で一番大きなカピタン部屋。カピタンというのは商館長のことらしい。
出島 名所・史跡
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靴を脱いで中を見学できました。
出島 名所・史跡
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豪華な広間。畳の部屋に絨毯敷いて洋風のテーブルをセットしているのが逆におしゃれに見えてくる。
出島 名所・史跡
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出島を出たら市電に乗って大浦天主堂で降り、軍艦島デジタルミュージアムへ。こちらが上陸ツアーの受付場所になっています。
チケットは、ツアーとこちらのミュージアム入場料がセットになっています。軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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入り口の発券機で参加証を発券したら、ツアー開始時間まではミュージアム内を見て過ごします。
展示が多いのでここもまた時間との戦いです。軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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軍艦島の再現模型。
軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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こちらは日本最古のRC造高層住宅の30号棟の模型。
6畳一間がいくつも並んでいます。この広さに4人家族で住んでいることも当たり前だったそう。そりゃ世界一の人口密度になりますね。軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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こちらは日給住宅の模型。奥に端島神社の模型もあります。屋上に家庭菜園があった姿も再現されています。屋上は子供たちの貴重な遊び場だったよう。
軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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当時の写真をたくさん使って現代の技術で島の生活を体験できる展示がたくさんあり、上陸ツアーに向けて気持ちが高まりました。
個人的には特に、軍艦島VR体験と炭鉱採掘場までの道のり説明のプロジェクションマッピングがオススメです。軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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アパートの部屋の中の再現もありました。
こちらは中に入って記念撮影もできます。軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館
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クルーズの出発時間が近づいてきました。
ミュージアムから乗り場までは各自で移動します。
船はこちらのジュピター。定員は200名ほどだそうです。軍艦島ツアー 乗り物
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時間になると参加証の番号順に乗船します。
番号は予約順になっているとのことで、私はちょうど真ん中くらいの位置でした。
この日はお天気もよく風もほとんどないので、きっと島内にも上陸できるはずですが、正確には島の近くまで行かないと判断できないようです。軍艦島ツアー 乗り物
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船内は自由席。私が予約したスタンダード席は1階の屋内席と後方デッキ席から選べます。
2階席はプレミアムプランの予約者限定で、さらにもう一層下のフロアはプラン関係なく自由に座れるけど、窓が小さいのでオススメしないとのことでした。
暑いためかデッキ席が意外と人気ないようで、デッキの右端の席に座りました。 -
座席からはこんな感じで階段越しの景色ですが、これでも十分です。
ちなみに船内ルールはツアーにもよると思いますが、こちらの船は航行中は座席移動はできるけどデッキに立っての写真撮影は不可。写真撮影タイムは座席クラス別にそれぞれデッキに移動する時間をとってもらえます。 -
出航しました。軍艦島まで40分程の船旅です。
到着するまでの間もツアーガイドさんがモニターで資料を映しながら長崎の名所の説明をしてくれます。知識豊富なガイドさんで、移動時間も飽きません。
こちらの写真も世界遺産のジャイアント·カンチレバークレーン。
100年以上前から今も現役で動いているクレーンだそうです。こちらは一般見学用に公開されていないようなので、船から見える姿はけっこう貴重だと思います。三菱長崎造船所 名所・史跡
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三菱の3番ドック。こちらも世界遺産でかつ現役。
規模が凄い。三菱長崎造船所 名所・史跡
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2番バース。こちらは世界遺産ではなかったような…うろ覚えですが、とにかく長崎港内も見所満載でした。
長崎港と三菱重工の歴史や、グラバー氏にまつわるお話などもたくさん紹介されました。三菱長崎造船所 名所・史跡
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長崎港にかかる女神大橋。(指がかぶってしまった)
この次の日に新しい飛鳥Ⅲが長崎に入港する予定と言っていました。桁下が65メートルあり大型船も通れる高さだそう。女神大橋 名所・史跡
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あっという間に軍艦島が見えてきました!
上陸前に、船から島全景の撮影タイム。
ちゃんと180℃ターンして左右両方のお客さんに平等に見せてくれます。人が多すぎて写真撮れなかった~ということがないように、しっかり配慮されているツアーです。軍艦島ツアー 乗り物
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とうとう私の座っていた右側席がデッキに出れる順番になりました。
お天気も良く軍艦島の全体がはっきり見える!
これはテンションあがります。軍艦島ツアー 乗り物
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暑さも忘れてシャッターを必死に押しまくります。
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建物ひとつひとつが良く見える位置まできました。
手前の横に広い建物は住居だった建物ですが、防波堤の役割も果たしていたそうです。
(説明はところどころ間違って記憶しているところもあり正確さに自信ありません) -
びっしり並ぶ高層住宅群。
屋根の上の祠のようなものもしっかり形が見えますね。
こちら側は上陸後の見学コースとは反対側になるので船からしか見ることができません。 -
ここで無事に上陸可能のアナウンスが。
いったん座席に戻るように促されます。
左側の建物が小中学校で、こちらは壁が白い箇所も残っていて比較的綺麗。
大きな窓が特徴ですが、これは普段日当たりの悪いアパートに住んでいる島の子供たちが学校ではせめて日当たりの良い場所で過ごせるようにという配慮とのことです。なるほど。 -
ついに上陸しました!
桟橋は狭い網の足場を渡る必要があります。ガイドさんからは危険なので両手は空けた状態で歩いてくださいとの注意喚起がありました。
条例により島内に傘の持ち込みも禁止です。端島 名所・史跡
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まずは一つ目の見学広場に集合します。しばし各自で撮影タイムなど。
上陸前にスタッフさんからも何度も説明がありますが、島内は日陰がほぼなく日差しが非常~に強いです。夏場は40度超えになることもザラなようです。
この日は暑かったものの湿度がほぼ無かったこともあり風が吹くと気持ちいい感じでした。端島 名所・史跡
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至るところにコンクリートの塊が転がっていて、まさに廃墟。
端島 名所・史跡
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ガイドさんの説明を聞きながら見学します。
右側の階段の上にあるのが坑道の入り口にあたる部分で、持ち物検査などをする場所だったそうです。端島 名所・史跡
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レンガ造りの建物は事務所にあたる場所だったよう。
奥の白っぽい場所は鉱員のためのお風呂場があったと言っていた気がします。端島 名所・史跡
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見学通路はこんな感じ。
この日のツアー参加者は満員でざっと130~150名くらいはいたように思います。ドラマ効果で来場者がかなり増えてますます予約困難になっているよう。予約できて本当に良かった。
現在、軍艦島上陸ツアーは他社含めて毎日8回上陸しているとのこと。他社ツアーと時間ごとに入れ替わりの見学になるのでスケジュール厳守で進みます。ガイドさんの進行がプロで本当に素晴らしかった。端島 名所・史跡
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ここはプールだった場所。海水プールだったようですが。水は貴重だったので配給券がないともらえなかったとのこと。過酷な島生活が窺えます。
端島 名所・史跡
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最後の見学広場です。
ここから日本最古のRC造高層アパート、30号棟が正面に見えます。
中央の崩壊が進んでいる場所もしっかり見えました。
ちなみに窓の小さい左側の柱2つ分のスペースは、共用のトイレがあった位置だそうです。端島 名所・史跡
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奥に見える白い灯台だけやたらと綺麗だと思ったら、閉山後に建てられたものでやはり新しいものだそうです。
というのも、住人がいたころは炭鉱は24時間稼働で常に島には灯りがついていたので灯台が必要無かったということ。端島 名所・史跡
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たくさん並んでいる柱はベルトコンベアの跡。
本当に島じゅうコンクリートの塊。かなり荒廃が進んでいるとはいえここまで岩壁も含めて形が残されているのは、やはり当時の技術が素晴らしかったのだと思い知りますね。端島 名所・史跡
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島内の見学ツアーは30分ほど。全ての見学ルートを見終えたため、船へ戻ります。
ガイドさんの説明も素晴らしく、ツアー最後には参加者全員で拍手喝采で、なんだか感動的でした。
ちなみに桟橋に繋がるトンネルは当時の島民も桟橋に渡る際に実際に使っていたものだそうです。端島 名所・史跡
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大満足の軍艦島見学ツアーを終え、長崎港へ戻ってきました。
帰りも自由席ですがなんとなく行きと同じ席に座りました。帰りは直射日光があたる方向になったため、ちょっとしんどかった… -
船を下りたら13時過ぎ。お昼ごはんを食べに長崎駅に移動しました。
長崎駅 (長崎県) 駅
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長崎駅は新しくて綺麗。
駅前のアミュプラザもごちゃごちゃしてなくて買い物しやすそうで良い雰囲気でした。長崎駅 (長崎県) 駅
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駅直結のお土産街、かもめ市場にあるフクブクロという海鮮のお店に入りました。長崎で複数店舗ある系列の居酒屋さんらしい。
ランチ時間は定食もあるけど単品でも注文OKとのこと。通し営業だし時間を気にせず飲める!長崎街道かもめ市場 お土産屋・直売所・特産品
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待ちに待ったプレモル。
長崎街道かもめ市場 お土産屋・直売所・特産品
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お刺身の盛り合わせは1人前から注文できました。
鯛、縞あじ、イカ。
どれも身が引き締まってむちっとしていて旨味が強い! -
長崎牛のタタキ。ポン酢でいただきます。
柔らかくて脂がしつこくなくて美味しい~ -
ここで日本酒を投入しました。
横山五十という壱岐のお酒。 -
銀杏揚げをつまみながら次の料理を待ちます。
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とうとう食べれた、サバのお刺身!
ぎゅっと身が詰まっていて最高でした! -
やっぱり炭酸が飲みたくなって、焼酎ソーダも追加。
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炭酸を飲んだら揚げ物が食べたくなったので、かんぼこ揚げを追加。カマボコというよりはさつま揚げですね。
身はふわふわで細かい野菜のシャキシャキ食感がまざってとってもおいしかった。薄味なのでマヨネーズ付けて食べるとさらにうまい。
どれもおいしくて感動、いいお店に出会えました。いい感じに酔いもまわってお腹いっぱいに。 -
長崎駅前からまた市電に乗って次のスポットへ。
長崎の市電はレトロ車両が多いです。見た目は古いけどタッチ決済できるし行き先はモニターで確認できるし使いやすい。ただ、便利だけど時間はかかるんですよね…(長崎市内はどこも信号が長かった)
もしかしたら路線バスのほうが速かったりするのかも。長崎駅 (長崎県) 駅
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市役所前で降りてすぐのカステラの老舗・松翁軒。
2階にある喫茶セヴィリヤがお目当て。
お店正面からも入れますが、市役所側にも2階の喫茶へあがる小さな入口がありました。喫茶 セヴィリヤ グルメ・レストラン
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五三焼きと季節品の渋皮栗のカステラのセットを注文。
しっとり甘くて上品なカステラ。特に栗のカステラが本当においしくて、帰りにお土産用に購入しました。喫茶 セヴィリヤ グルメ・レストラン
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サービスで暖かいほうじ茶ときなこボーロもいただきました。
喫茶 セヴィリヤ グルメ・レストラン
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松翁軒から歩いてこの旅最後の観光地・眼鏡橋へ。
日本酒で酔っぱらっているので、お店からほんの数分の場所なのに道に迷ってなかなかたどり着けませんでした(笑)眼鏡橋 名所・史跡
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ホテルで荷物をピックアップしてふたたび空港バスで長崎空港へ。
帰りの機内ではぽるとというマカロンみたいな焼き菓子に柚子餡がはさまった和洋折衷のお菓子を食べました。
長崎は観光スポットが多くて1泊だと足りないですね。平和公園とかは今回時間がなくて行けなかったし、足をのばして佐世保とかハウステンボスも行ってみたい。お魚もおいしいし、絶対にまた来ようと思いました。長崎空港 空港
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