2025/06/21 - 2025/06/30
56位(同エリア270件中)
yameさん
この旅行記のスケジュール
2025/06/29
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瑪琨野奢美宿(ホテル)
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石頭城址
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盤龍古道
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班迪藍湖
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帕米爾之眼(パミールの目)
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ホーム 2 スイーツ バイ ヒルトン カシュガルホテル(古城万達)
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西域相約 喀什総店(レストラン)
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この旅行記スケジュールを元に
近年中国では新疆旅行ブームで大フィーバー。
新疆でもウルムチから北方面の自然豊かな北新疆観光が主流。
その来訪者が多いが故に、ホテル価格が異常なほど高騰し予約すら困難。開発途上の観光地で未整備な所があるせいなのか、自然を満喫する地が人でごった返す光景がSNSに出回る状況。
それらを考慮し我が家は新疆旅行の昔ながらの王道で挑むことに。
ウイグル族の省都的な街 ”ウルムチ(烏魯木齊)”、中国のスイス ”天山天池”、灼熱の ”トルファン(吐魯番)”、そして中国最西端の街 ”カシュガル(喀什)”を目指す計画とします。
そして、ウルムチからカシュガルまでは中国では珍しい2人個室の夜行寝台列車を初体験。
①6/21(土) 上海⇒ウルムチ 国際バザール 【ウルムチ泊】
②6/22(日) 紅山公園・自治区博物館・南山牧場 【ウルムチ泊】
③6/23(月) 天山天池 【ウルムチ泊】
④6/24(火) ウルムチ⇒トルファン
カレーズ・トルファン博物館・火焔山・クムダグ沙漠(庫木塔格)【鄯善泊】
⑤6/25(水) トルファン⇒カシュガル
鄯善ワイン工場・吐峪溝・葡萄溝 【寝台列車泊】
⑥6/26(木) カシュガル古城・エイティガールモスク
・アパクホージャ墓(香妃墓) 【カシュガル泊】
⑦6/27(金) カシュガル古城・高台民居 【カシュガル泊】
⑧6/28(土) カシュガル⇒パミール高原(帕米尓)
白沙湖・カラクリ湖・慕士塔格峰氷河・塔合曼湿地【塔県泊】
■⑨6/29(日) パミール⇒カシュガル
石頭城・盤龍古道・藍湖 【カシュガル泊】
⑩6/30(月) カシュガル⇒上海 カシュガル古城
■費用 2人合計
・旅行社ツアー代金 14,882元 大手旅行社”シートリップ”仲介下請け業者
ホテル、専用車両、観光入場料(一部除く)、保険 他(食費別)
・フライト 13,804元 上海虹橋⇒ウルムチ カシュガル⇒上海浦東
・寝台列車 1,799元 ウルムチ⇒カシュガル 特別個室寝台
・食費+自費観光+お土産等 4,152元
・運転手チップ×3 600元
総計 35,237元
@17,618元≒352,370円
投稿日:2025年9月25日
※上海在住者です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- その他
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6/29(日) 9日目
瑪琨野奢美宿(ホテル)
実に変な宿泊施設です。(前日の旅行記参照) -
8:30 朝食会場見学
本日は8:50出発予定だったので、前日に朝食時間が8:30と確認済みでした。
それでは食べる時間も無いとあきらめておりました。8:30に行ってみると先客が食事中で、既に食べ終わっているテーブルもあります。本当にいい加減です。
大した料理は無く、時間も無いので饅頭類をテイクアウトして急ぎ部屋に戻ります。 -
部屋に戻る途中で迎えに来た運転手さんと会いました。
フロントがあるコンテナ村と、宿泊するパオ村とは大きな高低差があり階段です。
運転手さんが階段の無い別の所に車を停めていてくれたので、部屋の荷物をとって車に向かいます。
9時少し前に出発
今朝の温度は13℃、最高気温予報は25℃ -
9:00 帕米爾旅游区遊客服務中心(パミール景区サービスセンター)
車には乗りましたけど、宿泊ホテルの敷地と同じエリアにあります。
入場料@40元(割引20元)景区内カート@11元
暫し待ってカートに乗って出発 -
一般道を5~6分程度走り、この景区の小さ目な観光センターに到着。
これから見学する石頭城などの説明板や写真で事前勉強。
その施設内には「標準語を使いましょう」的な看板が掲げられています。
現地語、ウイグル語などの使用は、政府政策上推奨されていないようです。 -
9:25 石頭城遺跡
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約1300年前に築かれたものだとか。
階段を登ると一面高台になっており、その先には城壁に囲まれた城跡が見えてきます。 -
近くに来ると結構な大きさがあります。
石頭城はシルクロードの要衝で、中国と中央アジアの中継点として栄えた地だとか。 -
登ってきた方と反対側へ階段を降りて進むようです。
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城跡は高台にあるので、空気は霞んでいるものの遠くまで見渡せます
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一面湿地帯の様です。
湿地の方へ降りてみましょう。 -
イチオシ
先ほどの城跡全体が良く見えます。
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3,012m 帕米爾・金草灘
昨日からずーっと標高の高い地に居ますけど、今のところは何とか持ちこたえています。
湿地帯の様ですけど釧路湿原的な自然さは多くありません。 -
10:00 電動カートの満車を待ち出発。
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青枠辺りが宿泊ホテル、赤印がこの景区のサービスセンター、黄色枠が石頭城遺跡、緑が金草灘。
ちょっと不完全燃焼的な観光処でした。 -
サービスセンター前でショーが有るとかでしばらく待ちます。
またしても民族的な踊りと歌のショーでした。
10:45 出発 -
11:20 盤龍古道
入口部は3,220m、古道の距離は36Km
「今日走過了所有的弯路従此人生尽是担途」こんなスローガンの大きな看板があります。意味は、
今日は総ての曲がり道を通り抜けた。これからの人生は平坦な道だけだ! -
11:45 3,669m
盤龍とは中国語の意味では「とぐろを巻いているヘビ」だとか、カーブの数は600以上!!
いくつものS字やU字のカーブを曲がり、身体を左右に振られながらかなり登ってきました。車から降りて少し休憩。道路標識的な案内看板によれば、もう富士山の標高に近づいています。 -
12:10 4,200m
高原的な開けた所で再度休憩。
昨日に続き4,000m超えです。
地面のあっちこっちに穴が開いています。リスの様な小動物のものだそうですが、この時は出てはきません。 -
かなりヤバイです。
なだらかな斜面を登って上の方からの景色を楽しもうと思いますが、足と頭が重くて動けません。
唇の色も白くなっている様で、これ以上登ったり歩いたりしたら危険。
お腹の具合の関係で、一昨日からまともな物を食べていないこともあり力も入りません。車へ避難します。 -
OUT!
酸素ボンベ缶のお世話になります。 -
少し下り始めると気分的に楽になって来た感じ。(恐らく錯覚)
-
また運転手さんがサービスでドローン撮影をしてくれます。
こちらはそれどころでは無いのに、前回同様にポーズを決めろとのご指示。 -
イチオシ
カーブの連続です。
-
道路を見るための展望台も設置されています。
カーブが600か所あるとの事でしたが、まんざら嘘では無いようです。 -
13:30 最後のU字の連続下り坂です。
その先は真っすぐ道路が伸びます。 -
14:20 班迪藍湖
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班迪爾藍湖とは日本語では「バンディール・ブルーレイク」と言うらしい。
「パミール高原の美しい青い瞳」や「昆崙山脈に埋め込まれたサファイア」と称されことも。
灰色の湖で、ブルーや青い瞳、サファイアとは、想像も出来ない名前です。 -
雲が薄くなり少し陽がさしてくると、灰色の湖面が薄緑色に変わってきました。
快晴の日は本当に青く輝く湖なのかもと思えてきました。 -
車を停めた所にはカーカフェが営業をしています。
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良い感じなのでここでコーヒータイムにします。
30元 -
イチオシ
奥様は昨日のナンで本日のランチ
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お腹の具合の心配で、今朝も食べずにここまで来ています。
高山病症状も無くなり落ち着いたせいか、お腹もすいてきました。
美味しそうに食べる奥様を見ていた結果、私もナンのランチとします。
美味い! -
15:10 帕米爾之眼(パミールの目)
3012m、外気温24℃ -
何かやってます。
例の無料撮影で、「気に入ったら買って」商法です。
この旅でこれまで2回この商法にはまってます。 -
イチオシ
自分のスマホでも撮影してくれるので参加してみます。
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でも案の定、色々ポーズをとらされます。
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後で教えていただき気付きましたけど、山の斜面の丸く見える岩周囲が瞳に見えることから”帕米爾之眼”と名付けて観光地化しているようです。
見えなくも無いけど、、、 -
カシュガルへ向けてひた走ります。
車窓からは乾燥地帯の真ん中に湿地の様なエリアが見えてきました。
良ーく見ると、裸の人が数人見えます。暑くないのに川で泳いでいるようです。 -
イチオシ
昨日も薄っすら見えた雪山が、本日ははっきり見えます。
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17:00 トイレ休憩
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17:10 カラクリ湖畔
昨日は立ち寄り景色を堪能しましたけど本日は通過。カラクリ湖 滝・河川・湖
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18:30 検問所
ここでも厳しいチェックは無く、運転手さんがチャチャっと手続きで完了。
近くのサービスエリアで暫し休憩。 -
19:20 高級な羊肉串焼きに使われる串の話を運転手さんとしていたら「ここに自生している」と言われ急遽停車し見学。
ピンクの花を咲かせるこの木がそれで、細い幹が照りのある茶色の枝です。
この枝で焼くと良い香りが付くとか付かないとか??
この木の傍らには放牧された牛さんが散歩中。
カシュガルに向けて出発します。 -
21:20 ホーム 2 スイーツ バイ ヒルトン カシュガルホテル(古城万達)
ホテルエントランスは写真中央ですけど、右側の棟の下層階がホテルです。 -
中国では当たり前の高い天井で広々したエントランスロビーです。
今回の新疆旅行ではとび抜けて立派なホテルです(料金の高低は無関係) -
部屋も広く新しく綺麗です。
新疆最後の締めくくりには最高の環境です。 -
バスタブは有りませんが、使いやすいバスルーム。
電子レンジ、シンクも付いたミニキッチンもセットされています。中長期の滞在用の部屋でしょうか。 -
ここで明日の上海帰り便の遅延連絡が来ました。
14:35発予定が16:05に1時間半の遅延です。普段であればがっかりする所ですが、前日に連絡が来たので空港で無駄な時間を過ごすこともありません。
これで明日の午前中も有意義に観光できそうです。 -
22:10 西域相約(喀什総店)
フライトの遅延もあるので、明朝も時間に余裕が有るので少し遠くへディナーに行くことに。
アプリ配車DD 8.9元 -
「新疆料理」でアプリで調べたレストランで、日本のファミレス的な内装。若者を中心に繁盛しています。店前の歩道上にはナンなどを焼く窯もあります。
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イチオシ
大盤鶏
この何日間はお腹の不調でろくなものを食べては居ません。
最後の晩餐なので、お腹も復調と信じ(願い)名物料理を食べることに。 -
羊肉の串焼きシシカバブ、キャベツとナンの炒め物、その他和え物と特別のお茶飲料のセットメニュー。
思い切ってビールも行っちゃいます。
羊肉の串焼きは2種類オーダーしました。写真右上の大きな串は、パミール高原からの帰り道で見た、ピンクの花を咲かせる木の枝を使用した高級な方の串焼きです。 -
本来は大盤鶏だけで98元のところを、大衆点評(食べログ)での割引価格を利用し総額144元
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とは言え、少しセーブしながら食事を楽しみます。
どれも美味しく頂きましたけど、いつも以上に残すことになってしまい申し訳ない状況。
最後の晩餐を楽しみ 23:30ホテルへ向け出発 -
配車アプリで呼んだ車で約10分、ホテルに到着。
DD 8.9元
シャワーを済ませて寝る頃には01時を過ぎていました。
旅行前夜9日目終了。
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