シルクロードの旅（China1)

2017/08/25 - 2017/08/31

天候不良で上海からウルムチへの便が約５時間遅れ、ウルムチのホテルに着いたのは午前２時近く。初日は大変だったが、それ以降は極めて順調。自然、遺跡、食事とシルクロードを満喫した旅でした。
１．行程
①　上海～ウルムチ
②　ウルムチ（新疆ウイグル自治区博物館）～トルファン（カレーズ博物　　　館、高昌故城、火焔山、ベゼクリク千仏洞、蘇公塔）
③　トルファン（交河故城、葡萄農家）～敦煌（砂洲市場）
④　敦煌（陽関、鳴沙山、月牙泉）
⑤　敦煌（莫高窟）～西安
⑥　西安（慈恩寺、大雁塔、西門、城壁、鐘楼周辺）
⑦　西安～上海
２．世界遺産
　・高昌故城、交河故城（長安-天山回廊の交易路網）（１６５）
　・莫高窟（１６６）
　・兵馬俑坑（１６７）
３．美術館、博物館
　・新疆ウイグル自治区博物館
　・カレーズ博物館
　・兵馬俑博物館

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国南方航空 JAL 中国東方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

ウルムチのホテルから。ウルムチは最も海から遠い都市だそうで、人口３６０万人の大都市。この規模では、中国では大都市とは言わないらしい。

ウルムチの新疆ウイグル自治区博物館、この旅の最初の訪問地。

新疆ウイグル自治区博物館

新疆ウイグル自治区博物館、桜蘭美女のミイラ

トルファンに向かう途中の車中から。風力発電が延々と続き、まるで電力の畑。

トルファンに移動して最初の訪問地、カレーズ博物館

カレーズ博物館内に流れる水路。

高昌故城入口にある玄奘三蔵の像

高昌故城

高昌故城に残された仏塔

高昌故城、後ろは火焔山

アスターナ古墳群

アスターナ古墳群

アスターナ古墳群、古墳への入口

火焔山

火焔山

火焔山

ベゼクリク千仏洞

ベゼクリク千仏洞

ベゼクリク千仏洞

千仏堂の上を進むラクダ

蘇公塔

蘇公塔内のモスク

交河故城の入口

交河故城

交河故城

交河故城で見たラクダソウ

交河故城で見た野生のスイカの花

現地ガイドさんがハミウリを購入、１個１２元

葡萄農家で一休み

スイカ、ハミウリ、ブドウ、干しぶどうにシシカバブ。いずれも大変美味しい。トルファンには４つのナンバー１があるとのこと。高温、低湿、標高の低さ、それに甘さ。確かに果物は何を食べても甘い。

干しぶどうを売っている。干しぶどうは、天日干し、風干し、自然干しの３種類がある。

干しぶどうを作る小屋

干しぶどうの天日干し

トルファン駅に向かう途中、道路を整備中

トルファン駅、大変立派な駅だがエスカレータがなく、荷物をホームに持ち上げるのが一苦労。

敦煌に向かう車中、野生のラクダを見かける。

敦煌市内、敦煌夜市

敦煌市内、砂洲市場

敦煌市内、ライトアップされた天女の像

陽関の入口

張騫の像

王維の像、勧君更盡一杯酒 西出陽關無故人。

陽関趾の碑

陽関の烽火台趾、唯一残っている遺跡

陽関の烽火台趾

ゴビ灘

ゴビ灘、手前にシルクロードの道が続く

陽関で見たロバ

タマリスクの花、別名紅柳。ヘディンの『さまよえる湖』で出てくるので、一度見てみたかった。車窓からは、この花の群生があちこちに見られる。砂漠に生える代表種。

陽関で見た胡楊の木。生きて千年枯れず、枯れて千年倒れず、倒れて千年腐らず、と言われている砂漠で大切な木（胡楊生而千年不死、死而千年不倒、倒而千年不爛）

月牙泉

鳴沙山

鳴沙山から月牙泉を見下ろす。

レストランでの夕食、野菜が豊富で美味しい。このあと更に多くの皿が出てきて食べきれない。

莫高窟から車で１５分ほど離れた立派な建物で、ビデオを２本見る。１本は歴史、１本は莫高窟内部の壁画を紹介したもので、各２０分程度。いずれも迫力満点。ここからシャトルバスで莫高窟に向かう。入場には事前の予約が必要で、６０００人／日の制限がある。

敦煌莫高窟北区

敦煌莫高窟南区。今回は一般公開窟（２９窟、３２９窟、１６-１７窟、２４４窟、９６窟）と特別公開窟（２７５窟、２１７窟、１５８窟）を見学できた。

敦煌莫高窟南区の石窟群

敦煌莫高窟の案内嬢、学芸員で詳しく説明してもらった。莫高窟の壁画に描かれた文様をデザインした制服を着ている。

石窟の上部

石窟の上部から三危山を眺める。僧楽尊が、この山が金色に輝き千仏の姿を見たので、対岸に岩窟を開いたのが莫高窟の始まりと言われている。金色に輝いたのは雲母を含んだ岩石によるものという他、いくつかの説があるようである。

莫高窟のシンボル九層楼（第９６窟）

莫高窟前の河、水は流れていない。

兵馬俑博物館の総合陳列館

総合陳列館内に展示されている銅車馬

兵馬俑博物館の１号坑展示館

兵馬俑博物館の１号坑

兵馬俑博物館の１号坑

兵馬俑博物館の１号坑

兵馬俑博物館の２号坑展示館

兵馬俑坑、復元作業のために発掘位置を表すシールが貼られている

立式の歩兵俑

跪式の歩兵俑（跪坐俑）、最も完全な姿で出土されたとのこと

高級な軍吏俑（将軍俑）

兵馬俑博物館の３号坑、向かい合わせに立っているのが特徴で、当時の司令室を表す。

敦煌で味わった精進料理

西安、慈恩寺

西安、大雁塔

西安、慈恩寺の大雄寶殿

大雁塔と玄奘三蔵像

西安、安定門（西門）　シルクロードの出発地点

西安、安定門から西大街を望む。両側の建物は昔風に建て直されており、城壁の外のビル群とは趣を異にする。

西安、安定門（西門）付近の城壁

西安、鐘楼近くの北院門街

旅の最後の夜は鐘楼近くの餃子の人気店で。２０種類以上の餃子が次々と出てきて
食べるのに忙しい、今夜も大満腹でした。

西安、車窓から眺める鐘楼のライトアップ

西安、車窓から眺める安定門（西門）のライトアップ