10年以上も放置してあったカメルーン日記だが、編集し始めたら超面白いことが分かった。まぁ、その半分が同行者の変態度の高さにあるのだが、時を経て振り返ってみると「現場では困ったちゃんだったけど、彼らのお蔭で思い出深くなった」のかもしれない。<br /><br />帰国直後にアップしたら悪口？真実？ばかり書いちゃって、4トラ事務局からお叱りメールを頂いてたかも。<br /><br />表紙写真はキャンプ地に野次馬？に現れたピグミー族。

秘境パックで行く、カメルーン。いろんな意味で超面白かった！　その５　ピグミーとのファーストコンタクト

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2014/05/17 - 2014/05/30

4位(同エリア11件中)

エリア

その他の都市(カメルーン)

旅行の満足度: 5.0

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝まで降り続いた雨のせいで出発が遅れた上に、赤土道路はぐっちゃぐちゃ！　危なっかしくてスピードを出せないので遅刻確定！　今日は途中からピグミーの村まで歩いてキャンプの予定みたいだが、絶対に無理だろ！って雰囲気が車内に漂う。
相変わらず、車窓が楽しい！
もれなく手を振ってくれる。
我々はどんな風に見えてるのかな？
こっちも手を振るのが忙しい。

住宅建設中。
走ってるクルマからの写真って・・
意外と難しいんだよ。
ましてや、すれ違うバイクを写し止めるのは無理っぽい。
バイクにピントを合わせれば良かった・・・なんて失敗もある。
この前年の「60日間オーバーランドトラックの旅」で、
毎日「車窓写真」を練習していたのが役に立った。
今どきのミラーレス一眼なら、もうちょっと賢くこなしてくれるかも。
無人販売？
電気が来てるところもあった。

出発後は全く雨が降らないので、道路はだんだん快適？になりつつある。

行けども行けども、周辺はジャングルで、こんなところに道路があること自体が不思議なのだが、何時の頃から周辺のジャングルの大木を運び出すために開墾？開発？されつつあるらしい。
時々現れる広場？には、こんなトレーラーが
その大木を積んだトレーラーが赤土道路を、よ～くコネコネするのでこの状況があるらしい。
我々の2台以外で走ってるのは・・・
この手の大型トレーラーか
バイクだけ。
何処まで走っても・・・
時々、こんな家が現れる。
??
17時過ぎにちょっと広くなったところに到着。
地元ガイドと我ら添乗員の話し合いで「今日はここでキャンプ」に決まった・・・らしい。

取りあえずはトイレタイム・・・と思ったら
いきなり、ピグミーが森から現れた。
服着てて良かった！
スターシアと
正しく、ファーストコンタクトだ！
森の中から、次々にピグミーが現れる。

ジャングルからやたら現れるから、女性軍は苦労したかも･･･トイレ。
この1㎞くらい先に、ピグミーのところに行くためのジャングルトレイルの入り口があるけど、今からだと村に着くまでに真っ暗になってしまうので、ここで泊まって、明日の早朝にジャングルに入りましょ・・・という結論になった。

キャンプ旅って、こうい時はいいよね・・・っていうか、トレッキング＋キャンプじゃないと行けないところを秘境だと思ってる。
本来なら、ピグミーの集落で2連泊のはずだった。
ちょっと残念だけど、この状況じゃしょうがないね・・・なんてったって「モニターツアー」だし。

ここはちょっと広くなったところに、地元民？のための無人小屋があって、スタッフの宿も確保出来るから、実際に張るテント数も最小限で済む。
スターシアの荷物に・・・
今日も呆れる添乗員が可笑しかった！
野次ピグミーが次々と
カッコいい！
家族かなぁ
ファッショナブルな女性も
赤土の攻撃は凄まじく、ちょっと歩いただけでこんな。べとべとしてて、まったく剥がれない。テントのペグで穿り落とすも、ちょっと歩いたら元通り！　みたいな。
私は軽登山靴を選択したが、スターシアのゴム長が正解？
テントを張って食事の支度も済んで、スタッフや添乗員もホッとしてる。

何時でも何処でも、キャンプの夜はいいよね～
恒例のトイレタイム星空撮影。星用レンズも持って来なかったし天気も今イチ。やる気もない。
朝が来た。
早朝散歩してたら、軍隊アリ？が行進してた。
何万匹もの　アリが行進するから、道路？が出来ちゃうんだね。

むか～し、アリの巣を撮ってたら酷い目にあった。あっという間にデジカメにまでアリがたかっていて、大騒ぎになってしまった。
https://youtu.be/l32_cYthqik?si=DfmNSaBYb82IVZzJ
行進した跡。

2010年には雨で軍隊アリの一部が、キャンプに流れ込んで来て痛い目にあった。
朝ご飯を簡単に済ませ、7時ころ、いよいよピグミーの集落に向かってトレッキング。

どうよ、この緊張感の無さ！
20分ほど歩いて、いよいよここからジャングルに入る。
当たり前だが、いきなりジャングル！
そうそう、ひとり紹介し忘れてた。
変態ばかりだから、大人しくしてると忘れられちゃうんだよね。
この女性は普段から山歩きもしてるということで、私の次に良識を備えていたし、歩きもしっかりしていた。
こんな場面も安心して見てられる。
ジャングルから水蒸気が上がってるのかなぁ・・・湿度100%って感じ。
そういえば、熱帯の木って年輪が無い…って教わった様な気がするけど
どうなの？
こんな水溜まりを幾つか越え・・・生涯の中でもベスト5に入る感動があった。

村を挙げての歓迎儀式？
https://youtu.be/1_CkupZEH4E?si=WZyqEi0hKkRya7kF
1時間ちょっとで、目的地に到着。
村を挙げての・・・
歓待を受けた・・・と思った。

動画あります。
https://youtu.be/vAtBaX0qLSw?si=IJCkBGZE_BrrhJKh
この集落は200人くらいのピグミーが共同生活をしていて、ピグミーの中では大所帯ということだった。
ここで気が付いたのだが・・・
なかなか目線をくれない
しかも笑顔が無い！

もしかしてスマイルは有料！？
この顔にピンと来たので110番！　じゃなくて撮らせて貰った。
雰囲気が誰かに似てないか？

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この旅行記へのコメント（6）

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sanaboさん 2025/08/21 20:23:09

ファーストコンタクト

ほいみさん、こんばんは

「正しく、ファーストコンタクトだ！」とコメントされてたお写真、
すごくいいですね～☆彡
スターシアとピグミーのご家族の表情がなんともいえず柔らかで
ほいみさんはこういうお写真を撮るのが本当にお上手ですね。
スターシアの荷物を担いでる助っ人の姿も何度見ても笑えます(´艸｀*)
私、気づいたんですけど、地球征服をもくろむ異星人が
リサーチのためにスターシアを地球に送り込んだのだと。
（だから種族別に記録を残すためにカメラをたくさん持っていた！？）
だけど変態チームがスターシアに優しく接し（単に美女に弱かっただけ？）
ピグミー族との友情が芽生えたから、地球は攻撃しないで、って
スターシアが報告書で嘆願してくれたのかも。
もしかして、、期せずして、、変態チームが地球を救った！？

sanabo

ほいみさんからの返信 2025/08/21 21:36:35

Re: ファーストコンタクト

sanaboさん、こんばんは。

そ～なんです、本当はスナップ写真が一番得意なんですよ。ただ、最近は肖像権の問題もあるんで難しいですね。いつも同行者のスナップ写真を帰国後送るのですが喜んでも貰ってます。お礼はビール券で・・・と事前に言っておくので気がね無い？　最近は動画も頑張ってます。

スターシアには呆れましたが、荷物以外は人畜無害で、マヨネーズも時々頂くような仲になり、異星間（異性間ではない）交流も出来ました。その後、地球の旅を楽しんでるか気になりますね。我々がマヨラー星人の侵略から地球を守った・・・というのは確かでしょう。国連から金一封とかあっても良さそうなものです。

この旅行会社は小さくてマニアックなので、他のツアーで再会することも多いのですが、この時のメンバーとは幸いなことに再会してません。みんな生きてるのかなぁ。

ほいみ

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cocoroさん 2025/08/21 19:49:18

ピグミーとご対面ですね

こんばんは　ほいみさん
暑い中も日守山は毎日行ってるのでしょうか
地獄の暑さですから　ご注意くださいね

ありも積もれば道になる...
そんなことわざがあったような　なかったような。
凄いですね　あの道　感動しました。　
小さなありも見えないフェロモンに導かれ
集団で行進するとあんな通り道がくっきりと
できるのですね
「集団の力」ってものを感じます。

一方　ご人間のご一行様は相変わらずですね。
いろんな方と旅をすると　確かにくせの強い方
個性の強い方いますが...
私にはあれは捌けないな。
統括する添乗員もお気の毒様だわ。
そして　常識のあるほいみさんと　ほいみさんの
次に常識のある叔母様( ´艸｀)もさぞ
イラついたことでしょうね。（笑）

ピグミーの歓迎の歌はすごいですね。
トレッキング終盤　ご一行様の中からも発声している
音が入っていたけど声いいですね。　
上手ですね。
でもちょっと気になったのが
子供の写真が多いからわからないけど　
赤いTシャツで踊るおかあちゃまは....
意外とすらりと大きいのですね
私ピグミーより背が低いかも....。

ほいみさんからの返信 2025/08/21 21:18:50

Re: ピグミーとご対面ですね

cocoroさん、こんばんは。

春に膝を痛めてから、日守山は中止してます。日守山の常連には「ついに施設に入ったか」と思われてると思います。

良く知らないけど、アフリカの軍隊アリは「像をも倒す」って言いますからね。まぁ、倒した像をどうやって巣に運び入れるかは知りませんが。

こういう辺境ツアー？変態ツアー？って、ほんと変なヤツが多いですから、私も慣れてはいたのですが、この時はびっくりしました。私もそろそろ「ついて行けないツアー」もあるお年頃なので気を付けたいと思います。この時の添乗員はオーバランドツアーでお世話になった方で、性格はともかく頼りになるベテランです。

ピグミーの歓迎の歌は、道路まで迎えに来た数名のピグミーが歌い返して？います。ピグミーと言っても、最近では栄養が良いのでそんなに小柄ではないようです。ピグミーの集落でのキャンプはとて興味深い体験となりました。最初は簡単に済ませようと思ったカメルーン日記だけど、写真を整理して行くと共に「なんて素晴らしい体験」だったんだと、写真1枚1枚が愛おしくなり、この後も3冊続くことになります。

同じ様な写真ばかりだけど見てやって下さい。

ほいみ

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gontaraさん 2025/08/20 12:55:06

まだ手を振ってくれるかな？

来年4月のカメルーンのツアー、早々に最低催行人数に達しましたと連絡が来ました。
皆さん、ほいみさんの記事をご覧になって申し込んだのかな？
だって８か月も先の話ですよ。
恐るべし赤土の道、スターシアさんはこれを予想する霊感の持ち主なのかな？
スパッツにポールも必要かなと思ってしまう道中ですね。
ワクワクするのは変態の仲間入り？
ピグミーはやっぱり裸族が良いなぁ～
その方が秘境感アップするし。
最後の写真はボランティアの達人？
GONTARA

ほいみさんからの返信 2025/08/20 15:05:32

RE: まだ手を振ってくれるかな？

催行決定、おめでとうございます。

海外でのテント泊は200回くらい経験がありますが、ピグミー村？でのテント泊はベスト10に入る経験でした。あれで雨が降ってたらどうなったんだろ？みたいな。筋斗雲ですから道端の神様よりは快適さに気を使ってくれると思います。

赤土に道も雨さえ降らなければ「ただの悪路」程度です。乾燥してたらそれはそれで砂埃が凄そうですが。ピグミーも裸族に近いと思うんですが、観光客が来るからオシャレしてたりして。

靴の選択が難しいところですね。雨が降らなければスニーカーでも大丈夫ですが、降ったら防水が効いたトレッキングシューズが良さそうです。いっそのことビーチサンダルとか！

ほいみ

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