2025/06/16 - 2025/06/28
247位(同エリア986件中)
関連タグ
mirilinさん
- mirilinさんTOP
- 旅行記178冊
- クチコミ41件
- Q&A回答28件
- 415,453アクセス
- フォロワー33人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
遂に、遂に、遂に行ってきました。アルザスへ一人で。
いや、いつも一人旅されている方は「何を大騒ぎしてるの?」だとは思うんですが、これ40年を超える私の夢だったんです。生まれた時からだから(苦笑)
20代になったばかりの頃、木組みの家が並ぶドイツやアルザスの田舎町に憧れ、よくあるロマンチック街道ツアーに参加したものの、自分の意志と違う動きもしなければならないツアー旅は、どこか消化不良で…。そんな時、ヨーロッパを一人旅する女性の指南書のような本を読んで、「絶対私も一人で可愛い街巡りに行く!」と心に決め、英会話教室に行ったりして準備をしたものの、一人で旅立つ勇気がもう一つなかったので実行できず、結局友人や夫と旅していました。結果、旅行先もいつの間にかアルザスではなくなり…。
そうこうしているうちに、結構歳を重ねてしまい、そろそろ個人旅行もキツイかな~と思いだし、ハタと気づきました。
私の海外旅行の原点、夢は何だったのか…コロンバージュ(木組みの家)の家々が並ぶ可愛い街を、一人で自由に旅したかったんじゃないのと。
そして一念発起、ポイ活で貯めたANAマイルで1年前からビジネスクラスを確保(結構苦労しました 笑)、1年かけてプランを練り旅立ちました。
私の生涯の夢を神様も応援してくれたのか、アルザス滞在中はずーっと快晴。アルザスの碧い空の下、青々と輝くぶどう畑や、お花が溢れる木組みの家並みを歩きまわるという夢が叶いました。
12日間も家を留守にして一人で遊びに行くのは、相方に申し訳ない思いもありましたが、快く?送り出してくれたことに感謝しつつ、20代のあの頃の心で過ごした10泊12日。その感動の日々をここで振り返りたいと思います。もちろん、アクシデントもありましたし、例のとおりいっぱい歩いたことは言うまでもありません(笑)
*** 4日目 コルマール&エギスハイム ***
この旅行記は、その4日目(日程表★マーク)。コルマールを離れ、「フランスの最も美しい村」にも選ばれている「エギスハイム」に移動し1泊した様子です。
「エギスハイム」は、今回の旅で訪れたアルザスの村や街15か所の中で、一番可愛らしい街でした。←あくまでも個人的好みですが。
アルザスの小さな村にも1泊してみたいけど、どこがいいかといろいろ迷った挙句、ここで1泊することに決めたんですが、大正解でした。
お気に入り過ぎて写真多めです。お許しを~
【15,106歩】
*** 日 程 ***
6/16(月) 羽田 21:40発→
6/17(火)フランクフルト→ストラスブール→オベルネ→ミッテルベルクハイム→キエンツハイム→イッターズヴィル→ダンヴァッハ・ラ・ヴィレ→ニーデルモルシュヴィル→コルマール
6/18(水)コルマール
★6/19(木)コルマール→エギスハイム
6/20(金)エギスハイム→セレスタ→ベルクハイム→カイゼルベルク→コルマール
6/21(土)コルマール→リボービレ→ユナヴィル→リクヴィル→コルマール
6/22(日) コルマール→トゥルクハイム→オー・ケーニグスブール城→コルマール
6/23(月)コルマール→ ストラスブール
6/24(火)ストラスブール→ナンシー→ストラスブール
6/25(水)ストラスブール→フランクフルト→ダルムシュタット→フランクフルト
6/26(木)フランクフルト→バッハラッハ→フランクフルト
6/27(金) フランクフルト発→
6/28(土)羽田着 8:10着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨夜は夜景も諦めて早寝したので、朝から元気いっぱいです。
今日は、14:00過ぎのバスでエギスハイムに向かう予定なので、早起きする必要はなかったんですが、早々に目が覚めちゃいました。
でもこの時期、日の出もめちゃ早いわけで、朝のお散歩にピッタリ。
てことで、朝6時半にホテルを出て旧市街中心部までお散歩です。 -
大好きな「魚屋通り」も朝陽に輝いています。
昼間は観光客で溢れているのに、誰一人いません。独り占めで~す。
ヒャッホー~!!魚市場河岸通り 散歩・街歩き
-
「旧関税局」の屋根も朝陽に映えて美し過ぎです。
旧税関 建造物
-
「旧関税局」前の「アンシエンヌ・デュアンヌ広場」もほとんど人がいないので、ゆっくり建物を見ることができました。
昨日は気づかなかったのですが、この建物の2階部分の窓枠や、マリア様が置かれている部分は、だまし絵になっていました。旧税関広場 広場・公園
-
広場の奥に、また広場があったりするのも気づきませんでした。
今年はフランスも異常気象で、6月ですが昼間は30℃を超える暑さなんですが、朝はとても涼しくて過ごしやすく、とっても心地よい時間でした。 -
さて、ホテルでの朝食です。
このホテルに泊まったら、絶対食事は付けるべきとの口コミが多かったので、珍しくここも朝食付きで予約してみました。ディナーは予算も私の胃袋キャパもオーバーしそうだったし…。
朝7:00に行ったらトップバッターだったようで、誰もいなくてドギマギしました。
どこに座ろうかとキョロキョロしていたら、係の女性が現れて、にこやかに「どこでもお好きなところにど~ぞ~」とのこと。
川沿いのテーブルや、素敵な室内など、どこに座るかめちゃめちゃ迷います。ホテル ル マレシャル ホテル
-
5~6人で座れる円卓が置かれた個室もありました。
川はもうすぐ横です。 -
爽やかな朝の空気も味わえるテラス席もあります。
どこにしようかウロウロしていたら、後から入ってきたベトナム人の男性が写真を撮ってくれました。その男性は仕事で来ているそうでした。
べつに自分の写真を撮りたいタイプではないのですが、せっかくの申し出なので撮ってもらいましたが、私の気づかなかった三角屋根を入れてくれて、なかなかアングルが良かったです(笑) -
お料理はこちら。
お料理で有名な4つ星ホテルだと期待し過ぎたのか、昨日の3つ星ホテルの方が種類が豊富で、ちょっとションボリです。 -
フランスはパンが美味しいですよね~
パンとシリアル類は種類豊富でした。
でも、野菜は皆無。フルーツがあるだけでした。フランスあるあるですが…。 -
種類はそれほどありませんでしたが、どうやら「質」にこだわっているようで、テーブルに置かれたメニューには、食材の産地や、仕入れたお店などがことごとく書かれていました。
が、食に疎い私には、どれほどすごいものなのかよくわからず…味の違いも判りませんでした。こういうのを「猫に小判」って言うんでしょうかね(笑) -
そんな私の本日の朝食はこんな感じ。
サーモン、ボンレスハム、ウインナー、スクランブルエッグ、クグロフ、ヨーグルト、パン2種類とミルクティーでした。 -
どうしても目の前に流れる川の方に目が行っちゃうんですが、ちょいと上を見上げたら、朝の澄んだ青空と、可愛らしい屋根が見えて、「今日も元気だ、ご飯がうまい!」って気持ちになれました。
-
そして、プティットベニスの橋の上から見えていた切妻屋根が目の前にそびえたっていました。
朝食は期待しすぎちゃって感動は無かったけど、景観は期待以上。満足です。 -
エギスハイムに行くバスは14:30発ですし、ホテルのチェックアウトタイムは12:00なんで、もうめいっぱいホテルライフを楽しんじゃおうと、お気に入りの窓を開けてコルマールの風を感じながらのんびり過ごしていました。
-
チェエクアウトタイム12:00にホテルを出ましたが、バスの時間まではまだ2時間以上あります。
もっと早くエギスハイムに行こうかとも思ったのですが、今日泊まるホテルはレセプションが15:00オープンで、それまではホテルの扉も閉ざされているということなので、荷物を預けることもできず、リュック背負って歩き回るのもなぁと思い、15:00頃に到着するバスで行くことにしたのです。
ということで、どこかで軽くランチでもしてから駅に行けばちょうどいいかなと、リュックはホテルマルシャルに預けて、出かけました。 -
はい、今日も可愛い看板見つけました。
これはアイロンとボタンかしら?
私は海外旅行中、必ず絵葉書を自宅あてに出すことにしています。切手やスタンプ欲しいんで(笑)
で、今回も昨夜書いたハガキに貼る切手が欲しかったのですが、これが結構苦戦。ホテルのレセプションには無く(4つ星クラスだと普通置いてあるんですけどね)、土産物店にあるよと、切手を売っている近所の店を2軒ほど地図に書いてくれたんですが、どちらの店も取り扱ってなくて…。その店の人は、切手ならタバコ屋に行けと言うのですが、タバコ屋が見つからず…
グーグルマップで郵便局を見つけてそこに行ったら、移転しててそこになく…。 -
どうしたものかとウロウロしていたら、え?ここブリュッセルっていうものを発見。
これは紛れもなく小便小僧ちゃん。ブリュッセルの小僧ちゃんと同様に洋服を着ています。大きさも同じくらいかな。
これは1922年にブリュッセル市からコルマールに贈られたもので、ドイツ占領下で両都市が経験した苦難を偲んで贈られたものだそうです。
当初は、公衆浴場の前にあったそうなのですが、今は移築されここに置かれているそうです。水源がないということで水は出ていないですし、建物脇の細い通り沿いの壁に埋め込まれるような感じにあるので、なかなか気づきにくいかもしれません。
切手探しでさまよってよかったです(笑)小便小僧 (コルマール) 建造物
-
小僧ちゃんのある壁に沿って表に回ってみたら、なんとここ何度も前を通ってました。
1771年に新古典主義で建てられた裁判所です。 -
さて、肝心の切手ですが、途方に暮れてこぎれいなお土産屋さんに入って尋ねたら、そこの女将さんがタバコ屋さんの場所を紙に書いてくれて、私がそれを見ながらウロウロしていたら、こっちこっちと、すぐ近くまで連れて行ってくれました。なんて優しいの!
そして辿り着いたのがココ。私にはタバコ屋さんには到底見えない建物でした(笑)
でもよく見ると壁に黄色いポストもありました。お店のおじさんは、切手貼ったら店の横の黄色いポストに入れれば大丈夫だよ!とウインクしてくれました。
私がよっぽどほっとした顔してたのかもしれません。 -
そんなこんなで時間がつぶれ、ランチではなくカフェでお茶して駅へ向かいました。
さまよっていた時に、きれいだなと思って撮った写真。もはやさまよい中だったので、どの辺りだったかは定かではありません(笑) -
ホテルに預けておいたリュックを引き取り、ホテル前にBoltでタクシーを呼び駅へ。
荷物背負って15分歩くのは回避。体力温存です。
前日バス停を確認していたので、迷わずエギスハイムに向かうバス停でバスを待ちます。コルマール駅 駅
-
バスは始発ですから、時間通り14:30に出発。車窓には畑の奥に広がるアルザスの小さな村が見えて、心躍ります。
といっても、エギスハイムはコルマールから南西に5㎞ほどのところにあるので、乗車時間はあっという間。 -
渋滞なんてありませんから、予定通り15分程でエギスハイムに到着です。
なんとバス停は私が今日泊まるホテル「Logis Hôtel Colmar Vignes」の真ん前、徒歩1秒でした。
が、オープン時間まで15分あります。もしかしてと扉を開けようと試みましたが、びくともせず。日本なら15分前なら入れると思うんですけど…。
日差しが強くって扉の前で待つのはちょっと辛かったので、街の中で時間をつぶすことにしました。Hotel Colmar Vignes Eguisheim ホテル
-
街の中に行こうと道を渡ってホテルを再度振り返ったら、なんとホテルの屋根の煙突の上にコウノトリの巣があるじゃないですか。それも家族でご滞在のようです。
アルザスの街にいることを実感します。 -
街の入り口にこんな看板がありました。
これは「フランスの最も美しい村」に選ばれたことを示す看板です。「村」に選ばれたってことなんで、これからは「街」ではなく「村」を使いますね。 -
そして、エギスハイムの村の見取り図もありました。
エギスハイムは人口2000人にも満たない小さな村ですが、その歴史はローマ帝国時代にまでさかのぼる由緒ある村で、村の周りをぐるりと城壁が囲んでいます。
現存するこの石の城壁は、近隣からの侵略を防ぐために13世紀に完成したものだそうです。
この図を見てもわかる通り、この村は、村の中心にある「聖レオン9世の礼拝堂」と「エギスハイム伯爵の館」を中心にぐるっと同心円状に広がっているのが特徴的です。
要塞を兼ねた城壁が二重に村と城を囲むように造られ、16世紀半ばには民家がその城壁を背にして建ち並らぶようになったので、自然と同心円を描くように村が広がっていったそうです。 -
村の一番外側の道を1周しても1㎞、西の入口から東の入口までまっすぐ歩いて5分かからない小さな村ですが、「フランスの最も美しい村」に選ばれただけでなく、「花いっぱいの街/村コンクール」で4つ花の最高賞を受賞し、2006年には「ヨーロッパ花の街コンクール」で金賞など、その美しさは間違いないわけで、おのずと観光客もいっぱい。村を美しく守るために、こんな看板も立っています。
京都や白川郷なんかも、住民の皆さんは大変そうですよね…。 -
コウノトリに感激したり、看板読んだりしていたら15:00近くなったので、宿へ。
15:00きっかりに扉が開きました。
チェックインもそこそこに、再び村へ。ホテルの様子は後ほどってことで。
ホテルは村の入口の西の端にあるので、そこからまずは東に向かって村の中央を貫く道を進んでいくことにしました。
歩き出してすぐ、徒歩2分のところに戦没者慰霊の碑があります。
私は、その後ろの円筒形の上に三角屋根の可愛い建物が気になったのですが、これはこの後行く「聖レオン9世の礼拝堂」の後ろ姿でした。
屋根の色瓦がと建物の雰囲気が可愛いなぁ~と思った次第で。 -
ハイ出ました。可愛い看板。アルザス民族衣装の男女がお出迎えです。
-
この綺麗な家は4代続く老舗のワイナリー「ポール・シュナイダー」。
「シャトー広場」の正面の道を入ったところにあります。
エギスハイムは、アルザスのブドウ畑発祥の地と言われ、今も約30軒のワイン醸造所があるそうです。 -
ここが旧市街の中央に位置する「シャトー広場」。
この広場は、ルネサンス様式の美しい建物や「聖レオン9世の泉」、「聖レオン9世の礼拝堂」、「エギスハイム伯爵の館」が並ぶ村の中心的存在です。
「聖レオン9世の泉」は、1834年~1836年にかけ建設されたもので、アルザス地方でも有数の大きさを誇り、溜められた水の量は実に8万リットル。中央にはこの村出身の「教皇レオン9世」(1002~1052)の像が村全体を見守るように立っています。聖レオン広場 広場・公園
-
この泉の上に神々しくいらっしゃるのが「教皇レオン9世」。村の誇りですね。
エギスハイムはローマ帝国時代ローマ兵が駐屯した場所だったというのが村の起源のようで、その後ワインを作る小さな村となり細々と存続していたところ、10世紀になってフーゴ4世(のちのエギスハイム公爵)がアルザスの本拠地をこのエギスハイムに置いたそうです。そして、そのエギスハイム家の息子が、のちにローマ教皇になったレオン9世で、村の誇りとして称えるため、村の名をエギスハイムとしたと言われています。
聖レオン9世様が北向きにお立ちになっているので、今日のような快晴の日は大逆光で正面からお写真撮れません。
上の写真も大逆光で苦労しました。 -
泉の後ろにある城壁に囲まれたとっても小さい丘は、「Burg Eguisheim(エギスハイム城郭)」と呼ばれています。
「城」といっても、誰もが想像するお城は見当たりません。
でも、この城壁に囲まれた中には「聖レオ9世礼拝堂 」と「エギスハイム伯爵の館」があります。 -
城壁には、2013年に「フランス人が最も好きな村」に選ばれたことを賞するプレートが貼られていました。
村を称えるいろいろな賞を総なめの村なんですね。 -
そしてこれが、「教皇聖レオ9世」を称えるために、元々あった城郭に組み込むような形で建てられた礼拝堂「聖レオ9世礼拝堂」です。
1888年~1894年にかけて建築されたネオ・ロマネスク様式の礼拝堂は、ヴォージュ山の赤みがかった砂岩で作られており、入口正面頭上には「教皇聖レオ9世」の彫像があります。聖レオン9世の礼拝堂 寺院・教会
-
礼拝堂は小さいながらも、天井の聖レオ9世の生涯を描いたメダリオン絵画がとても美しく、明るい雰囲気でした。
写真では小さくてわかりにくいですが、正面の祭壇の右側に、聖レオ9世の頭蓋骨が収められているという聖遺物箱が置かれていました。 -
後陣のフレスコ画は、玉座に座るイエスキリストと、使徒ペトロとパウロ、そして四福音記者のシンボルが描かれています。
-
側壁には、アルザスの聖人10人が美しく描かれていました。
-
礼拝堂の隣には「エギスハイム伯爵の館」があります。「聖レオ9世」の生家とも言われています。
-
「エギスハイム伯爵の館」の前の花壇に、風見鶏ならぬ風見蜂がありました。
蜂の巣付きでなんともかわいいですよね。
何で蜂なんでしょうかね? -
「シャトー広場」からさらに東に1分ほど行った左手に、とてもメルヘンチックな家が現れます。
これも「フロイデンライヒ・ヨーゼフ・エ・フィス」という1737年創業のワイナリーです。
この素敵な建物は1051年に遡る「十分の一税裁判所」だったものだそうです。 -
このワイナリーは、宿泊施設も併設していて、とても大規模でした。
入口からのぞいただけですが、とても雰囲気が良くてお酒に強かったら、中に入って試飲してみたかったです。 -
このワイナリーの隣には、軒下にワイン樽がいっぱい並んだ家がありました。
ライトバンも停まってましたので、ワイン農家さんの家かなと思います。
細い路地を挟んだ隣だったので、もしかしたら隣のワイナリーの施設の一部なのかも… -
入口にはプランター化してはいますが、ぶどうを絞る器具のようなものがありました。
上部中央に「1703」と「IHS」という文字と十字架が彫られているのが見えますので、1703年のものなんだと思います。「IHS」という文字はイエス・キリストを表していて、厄除けや夫婦円満を願って彫られているそうです。 -
「シャトー広場」から更に東へ1分ほどの行くと、村をぐるりと1周しているロンバール通りにぶつかります。右に行くと「ロンバール通り南」左に行くと「ロンバール通り北」です。このロンバール通りを1周するのは、エギスハイム観光のマストです。
こちら側は左に曲がった「ロンバール通り北」。綺麗なお花が飾られた家が並んでいます。
北周りと南周り、どちらにするか迷いそうですよね。 -
でも、私は迷うことなくこの写真側、右に曲がって「ロンバール通り南」から1周を始めます。何故迷わず右に行ったかというと…。
-
ここ行きたかったんです。交差点から右(南)に2分ほど進んだあたりにあるこの場所。
「フランス彩り旅 アルザス編」という写真集で見て、一目で恋に落ちました(笑)
ディズニー映画の「美女と野獣」のモデルにもなったと言われる村ですが、まさに道の向こうからベルが歩いてきそうじゃないですか?
ここは村一番の撮影スポットとして有名な「Le pigeonnier (鳩小屋)」です。
あ、でも鳩はいませんでした。なんで鳩小屋と呼ばれているんでしょうか。
「ロンバール通り南」に入るとすぐあります。
エギスハイム一の映えポイントですので、常に観光客が写真を撮っています。
人のいない写真を撮るには忍耐が必要でした(笑) -
無事行きたかった場所にも行けたので、そのまま南に進んで「ロンバール通り」を1周します。
「ロンバール通り」に並ぶコロンバージュの家々は、多くは18世紀のものですが、なかには16、17世紀のものも残っているとか。お花が窓辺にあふれ、各家が趣向を凝らした飾りつけをしていて、歩いているとおとぎの国の住人になった気分になります。 -
ほら、窓から熊さんがいっぱい顔出してる家だってあります。
日本の家でやってたら、ぬいぐるみの天日干ししてるの?と思っちゃうかもですが、この村では全く違和感ありません。ロンパール通り南 散歩・街歩き
-
通りを歩いていると、このような木製の樽の蓋が家の壁に埋め込まれている家が時々現れます。
これは単なるオブジェなのか、ワイン業に従事している家という印なのか…もしかして、ねじをひねったらワインが出てくるのか?←ないない -
あっという間に半周が終了し、「ロンバール通り北」に入りました。
南側に比べると北側の通りは人も少なく、石畳の続く美しい通りをの~んびり歩くことができます。 -
いや~ん、き・れ・い。
入り口脇に置かれたぶどう収穫の時に使う道具から花が溢れているってのが、何とも素敵です。 -
お総菜屋さんの入口だって、こんなに素敵。
お花屋さんではありません。入口はお花ですが、店内にはサラミがぶら下がってますから。 -
こちらは雨戸を可愛く飾ってますね。
先ほどの熊さんのぬいぐるみとかだと、毎日仕舞うのが面倒でしょうけど、これだったら雨戸閉めれば自然に家の中に入るので、楽ですね。
え?アルザスの人はそんなことをめんどくさがらない? -
「ロンバール通り北」を進んで行くと、こんなかわいい看板が現れます。
ここはキノコ専門店。
いろいろなキノコを使ったスープやドレッシングをはじめ、乾燥させたキノコ類や、キノコの人形、そしてキノコの解説書などなど、キノコに関するものなら何でも揃ってて楽しお店です。
店内撮影禁止だったのが残念です。 -
ちょっと変わった色合いの家がありました。木組みの木がグレーに色づけされているだけで、雰囲気が違って見えます。
結構人気のアパートメントホテルみたいです。 -
出窓の下には例のキリストマーク「IHS」の文字がありました。
窓枠にも何やら書かれていますが、もちろん私にはわかりません。
後日グーグル先生にお聞きしてみましたが、「聖なる…」ということだけわかりましたので、たぶん宗教的なことが書かれているのかと思われます。 -
こちらの家は木組みの木が赤く塗られ、壁がグレーなので、これまた周りとは違う雰囲気で結構目立ってました。
こちらは1棟貸しの宿泊施設です。家族でこんなところに滞在したら楽しいでしょうね。 -
日々をこのような環境の中過ごしたら、もっとおおらかな人間になったかなぁ…
今日はこの村に宿泊なんで、時間を気にせずのんびりできるのが、何より嬉しいのです。いつも時間に追われちゃってるから…。 -
軒下に樽をたくさんつるした家を発見。
ワインの村ですから、ワイナリーとかぶどう栽培者の家があるというイメージはありましたが、当然、樽職人の家や工房も、もちろんあるわけで、ここは樽職人の家のようです。 -
家の壁には、こんな説明書きもあります。素朴な絵が添えられているところがいいですね。
ここでは、アルザスの家の特徴であるまぐさ(窓や出入り口などの開口部の上部に取り付けられた石材)に彫られた紋章などに関する説明でした。 -
これがまぐさに彫られた紋章です。
家ごとに、その家の職業を表したデザインや、所有者のイニシャル、建築年などが彫られています。
入口のまぐさ石に刻まれた非常に古い碑文を解読したりしながら歩くのも、これまたなかなか楽しいのです。 -
ゆっくりゆっくり写真を撮りながら、お店を覗いたりして歩いても30分ほどで「ロンバール通り」1周は終了。
この「ロンバール通り北」の東端の辺りにあるこの家は、看板と花のコラージュがとても綺麗でした。 -
これは「聖レオ礼拝堂」の裏にある「サン・ピエール・エ・ポール教会」です。
11世紀にロマネスク様式で建てられた教会が、古くて手狭になったので1220年にゴシック様式に改修されたものだそうで、鐘楼は11世紀のもののままだそうです。平安時代ってことですかね…。
入口正面にある像は、聖レオ9世だそうです。サン ピエール エ ポール教会 寺院・教会
-
教会の内部はいたってシンプル。19世紀に修復したそうです。
-
この教会内部の一番の見所は、見事なティンパヌムを備えたかつての教会の入口と、そこに飾られた「開くマリア像」です。
ティンパヌムには、キリストが聖ピエールと聖ポールを横に従え威厳溢れる姿で立ち、その下には、マタイの福音書で語られたたとえ話「十人の処女たちのたとえ」を表現した木彫りの像が置かれています。左の5人が思慮深い処女、右の5人が愚かな処女で、右の5人の中にはキリストの話を聞かずにおしゃべりしてる人がいます。愚か者め!
色を守るためなのか、これがある場所はとても薄暗く、マリアを照らす灯りは自分でボタンを押すと、数分だけ灯りが付くようになっていました。なので、写真はなかなか綺麗に撮れませんでした…。 -
マリア像は120センチほどの小さな多色の木彫りの像ですが、珍しいのは、胸の部分が両開きの扉になっていて、その中に聖像が描かれた、文字通り「開くマリア像」になっていることです。13~14世紀に造られたこの像はアルザス地方独特のものだそうで、ここ以外では「カイゼルベルク」にあるだけだそうです。
-
この可愛い家もワイナリー。「ロンバール通り南」と、一本内側の通り「アルマン通り」の間にあります。
「シャトー広場」近くにあった2軒のワイナリーと比べると規模は小さいですが、エギスハイムで唯一中世の城壁上にワイナリーと畑を所有する「ヘンリー・ゲセル」のワイナリーです。 -
1580年の「マルタン・ベイヤー」から始まる老舗のワイン生産者「エミール・ベイヤー」の歴史とその経営に携わってきた家族の変遷を伝える絵が、「シャトー広場」からすぐのワイナリーの壁にに掲げられていました。
-
18:00前にホテルに戻ってきました。
15:00過ぎにホテルを出て、ゆっくりのんびり村を歩きまわって写真を撮り、教会を見学したり、お店を覗いたりしても3時間かかりませんでした。
でも、メルヘンの世界、おとぎの国を満喫。めちゃくちゃタイパがいい村です。Hotel Colmar Vignes Eguisheim ホテル
-
このホテルは、小さな家族経営の2つ星ホテル。
でも部屋は広く明るく清潔、スリッパやバスローブなどはありませんが、必要なものはすべてそろっています。 -
そして窓からは、こんなのどかな風景が見えます。
-
遠くの山の上には、エギスハイムを見守る「Les Trois Chateaux(3つの城)」が見えました。
-
電気ケトルとコーヒー・紅茶もありましたし、水も1本サービスでした。
前泊のコルマールの4つ星ホテルは、水も有料なのに…素晴らしい2つ星ホテルです。 -
これは部屋の壁に貼られていたポスター?絵?です。
ワインの村だからぶどうがデザインされてるのね…と眺めていたら、ぶどうの粒に書かれているのは、アルザスワイン街道の街/村の名前でした。
これから行く予定の村の名前も、すでに見てきた村の名前もありました。 -
このホテルは併設のレストランも有名で、レストラン単独でも利用できるようでした。(ただ、予約の無い人は断られてました)
宿泊予約の時に夕食を付けるかを選べるのですが、せっかくなので私は夕食付にしました。といっても、テーブルを予約するだけで、お料理は当日メニューの中から自由に選べます。
ダイニングルームに入ると目に飛び込んでくるのはたくさんのワインボトルです。 -
もう所狭しと並んでいます。
呑兵衛さんが行ったら、大変なことになりそうですね。 -
予約したテーブルは、テラス席が用意されていました。
暑くも寒くもないこの時期の夜は、テラス席が嬉しいですね。
あ、凄く明るいですが、19:00です(笑) -
あまりお酒は強くないのですが、階段を上がれば部屋ですし、せっかくアルザスワイン発祥の地に泊まるんだからってことで、グラスワインをオーダーしました。
担当のお兄さんに、あまりお酒に強くないけど、せっかくだから挑戦したいと相談したら、そんなあなたにならこれが一番のお薦めと言って「ピノ・グリ」の白を持ってきてくれました。
エギスハイム産のピノ・グリは、杏やトロピカルフルーツのような芳醇な香りと蜂蜜のようなニュアンスが感じられるボリューム感のある味わいが特徴だとか…。
難しいことはよくわかりませんが、フルーティだけどキリッとした味で、辛口の好みの味でした。 -
お料理も、たくさん量は食べられないんだけど…と相談したら、コースの前菜だけ1品をオーダーすることも可能で、それなら丁度良い量だと思いますよとアドバイスしてくれました。
そして選んだ前菜がこれ。
「Fischnackas with salmonのリースリング(白ワイン)ソース」というもの
肉料理はもたれるかなと思ったのと、リースリングもアルザスで有名なワインだったなと思って…
これとても美味しかったです。クリーミーなんだけど、あっさりとしてました。 -
満足のディナーも終わりましたが、外はまだこんな青空。
満腹の腹ごなしに、またフラフラと村の中をお散歩です。
ホテルの前の家の煙突の上に、風見鶏と化したようなコウノトリ君
もしかしたら、これは人形かしら?と思っていたらこの後どこかへ飛んでいきました。 -
日中は大逆光で綺麗な写真が撮れなかった「エギスハイム伯爵邸」の塔の屋根ですが、夜8:00には美しいモザイクがはっきり見えました。
コウノトリ家族もいますね(笑) -
そして、一番のビューポイントのココも、全く忍耐なんて必要なく、誰一人いない写真を撮ることができました。
これぞ、宿泊者の特権ですね。 -
お散歩も終わり、おとぎの国での1日も終わろうとしています。
夜9:00、窓から見える「Les Trois Chateaux(3つの城)」 も夕焼け空の中です。
明日は、また新たなアルザスの村「ベルクハイム」と「カイゼルスベルク」へ行く予定です。楽しみ~
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
mirilinさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ホテル ル マレシャル
3.81
この旅行で行ったスポット
もっと見る
フランス の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
85