2025/06/16 - 2025/06/28
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この旅行記のスケジュール
2025/06/21
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RIBEAUVILLE-Gare Ruoutiere停留所
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プティトラン観光
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ブーク広場
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レピュブリック広場
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魔女の塔
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RIBEAUVILLE-Gare Ruoutiere停留所
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この旅行記スケジュールを元に
遂に、遂に、遂に行ってきました。アルザスへ一人で。
いや、いつも一人旅されている方は「何を大騒ぎしてるの?」だとは思うんですが、これ40年を超える私の夢だったんです。生まれた時からだから(苦笑)
20代になったばかりの頃、木組みの家が並ぶドイツやアルザスの田舎町に憧れ、よくあるロマンチック街道ツアーに参加したものの、自分の意志と違う動きもしなければならないツアー旅は、どこか消化不良で…。そんな時、ヨーロッパを一人旅する女性の指南書のような本を読んで、「絶対私も一人で可愛い街巡りに行く!」と心に決め、英会話教室に行ったりして準備をしたものの、一人で旅立つ勇気がもう一つなかったので実行できず、結局友人や夫と旅していました。結果、旅行先もいつの間にかアルザスではなくなり…。
そうこうしているうちに、結構歳を重ねてしまい、そろそろ個人旅行もキツイかな~と思いだし、ハタと気づきました。
私の海外旅行の原点、夢は何だったのか…コロンバージュ(木組みの家)の家々が並ぶ可愛い街を、一人で自由に旅したかったんじゃないのと。
そして一念発起、ポイ活で貯めたANAマイルで1年前からビジネスクラスを確保(結構苦労しました 笑)、1年かけてプランを練り旅立ちました。
私の生涯の夢を神様も応援してくれたのか、アルザス滞在中はずーっと快晴。アルザスの碧い空の下、青々と輝くぶどう畑や、お花が溢れる木組みの家並みを歩きまわるという夢が叶いました。
12日間も家を留守にして一人で遊びに行くのは、相方に申し訳ない思いもありましたが、快く?送り出してくれたことに感謝しつつ、20代のあの頃の心で過ごした10泊12日。その感動の日々をここで振り返りたいと思います。もちろん、アクシデントもありましたし、例のとおりいっぱい歩いたことは言うまでもありません(笑)
*** 6日目 前編 リボーヴィレ ***
この旅行記は、その6日目(日程表★マーク)。アルザスワイン街道の村の中では、比較的メジャーな3つの村を巡る前編です。村を3つも回りましたので、今回の旅の最高歩数となった1日です。
まず最初に行った「リボーヴィレ」は人口が5,000人弱なので、2,000人以下の村が基準となっている「フランスの最も美しい村」の選定対象外とされている村ですが、「花いっぱいの村コンクール」では最高賞の4つ花、「花の美しいヨーロッパの街」でも栄誉賞を受賞するなど、美しさでは折り紙付きの村です。花の美しさだけでなく、私は村全体の雰囲気や景観がとても気に入りました。ぶどう畑に囲まれた村は、まっすぐにコロンバージュの家が並び、村から丘の上を見上げれば。中世に築かれたお城が3つ…溜息ものの眺めです。
この村では、プティトラン(観光列車)にも乗ってみました。プティトランは村を巡ったのち、村を出てぶどう畑の丘を走り、隣の村「ユナヴィル」をぐるっと回って戻るという、超絶お得なコースを走ってくれるのです。カメラ小僧の私は、ご想像通り、360度カメラを回したり、一眼レフ、コンデジ、スマホとあらゆる種類のカメラをとっかえひっかえする、落ち着きのない状態となりました。でも、とにかく楽しいひとときでした。
リボーヴィレは、エギスハイム、カイゼルベルクに次ぐ私のアルザスお気に入りの村第3位です。
【19,836歩】
*** 日 程 ***
6/16(月) 羽田 21:40発→
6/17(火)フランクフルト→ストラスブール→オベルネ→ミッテルベルクハイム→キエンツハイム→イッターズヴィル→ダンヴァッハ・ラ・ヴィレ→ニーデルモルシュヴィル→コルマール
6/18(水)コルマール
6/19(木)コルマール→エギスハイム
6/20(金)エギスハイム→(セレスタ)→ベルクハイム→カイゼルベルク→コルマール
★6/21(土)コルマール→リボービレ→ユナヴィル→リクヴィル→コルマール
6/22(日) コルマール→トゥルクハイム→オー・ケーニグスブール城→コルマール
6/23(月)コルマール→ストラスブール
6/24(火)ストラスブール→ナンシー→ストラスブール
6/25(水)ストラスブール→フランクフルト→ダルムシュタット→フランクフルト
6/26(木)フランクフルト→バッハラッハ→フランクフルト
6/27(金) フランクフルト発→
6/28(土)羽田着 8:10着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は、村を3つ回りますので、早い出発です。
まず最初に向かう「リボーヴィレ」はコルマール駅前から68R017番で38分の終点です。コルマール駅 駅
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朝8:10発のバスはガラガラ。乗客は3人でした。
相変わらず乗り心地の良いバスです。
今日も運転手さんに割引カード「Carte Fluo」を見せて、半額の2ユーロを払い乗り込みます。 -
今日は終点まで乗りますので、昨日のように乗り過ごす心配もなく、スマホのグーグル先生とにらめっこの必要はありません。
のんびりと車窓を眺め、アルザスを満喫です。←いつでも車窓を見ているのでは?とのツッコミ御無用 -
途中で停まったバス停で、本日の第一コウノトリ発見
-
などと、車窓を楽しんでいるうちに終点リボーヴィレに到着です。
バス停は、村の入り口前の大きな駐車場の前にあり、いつも助かる公衆トイレもすぐそばです。 -
私の行ったアルザスの村ではバス停に必ずあった公衆トイレ。とても綺麗です。
ただ…駅のトイレの話の時にも書きましたが、便座がね、無いんですよ。
まだここのトイレは、金属の便器の上に何やら白いプラスチック製のものがあったんですが、ねじむき出しで便座には見えず…
そしておフランスの方の身長に合わせ、少々位置がお高い。チビッ子の私は、いつもとても苦労します。おフランスの子供は、どうしてるんだろう? -
バス停の向かいの公園前に、観光列車「プティトラン」の乗り場があります。
アルザスの有名な村では、このプティトランがよく走っているのですが、私は今回ここで乗ってみようと思っているので、時間を確認です。
朝一番は10:00の出発と手書きで書かれていますね。
出発まで1時間ちょっとあるので、それまで村を見学です。 -
この「ワイン生産者の泉」が村の入口です。
1909年、ワイン生産者組合は、地元のぶどう栽培への敬意を表し、ぶどうの花束を持ち、片手に籠を持ったワイン生産者(ラープマネラ)の像をこの泉に設置したとのことです。
この泉の後ろの建物は、かつての税関で、村に入ってくる品物に税金を課していたところだそうです。今は観光案内所として、村に入ってくる人を助けてくれています(笑) -
この泉の傍に、1995年に「花の美しいヨーロッパの街」に選ばれたことを称えるプレートがありました。
リボーヴィレは「花いっぱいの街/村」コンクールでも最高賞の4つ花の村です。 -
村に入るとすぐに、とても大きなワイナリーがありました。
ぶどうを運ぶ樽や、荷車がデーンと置かれていました。
実際使っているものなのか、観光用か分かりませんが…。
入口の壁に小さい文字で何やら書かれていたので、グーグル先生にお伺いしたところ、1512年から1757年の旧貴族の裁判所と書かれいるとのことでした。 -
リボーヴィレの村は、その真ん中をメインストリート「グラン・リュ」が背骨のように通っており、見どころは殆どがその通り沿いにあります。
村の入口からグラン・リュを進むこと2分で有名な建物が現れます。
道幅が狭いので、なかなか正面から建物全体を写せませんが、この趣ある木組みの家は「メゾン・デ・メネトリエ」と呼ばれ、14世紀の記録では、リボーヴィレの領主の庇護下にあった吟遊詩人フィフェリスの活動場所だったとか。Wistub Zum Pfifferhus 地元の料理
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正面のこの美しい出窓には、1663年に刻まれた碑文があり、中世以来の巡礼の街としての歴史を物語っていると言われています。
19世紀に宿屋に改装されたそうですが、今は、ワインとアルザス料理を出す、ミシュランにも載ってる有名店だそうです。 -
更にグラン・リュをまっすぐ進みます。正面にお城の見える景色はなかなか素敵です。
イクメンパパが朝のお散歩中のようですが、こんな素敵な通りを毎日歩けるなんて、いいですね~ -
「メゾン・デ・メネトリエ」から3分ほどで少し広い場所に出ます。
ここに建っている2軒はこの村の観光名所。
左側の木組みの家は「エレファント・イン」と呼ばれ、1522年創業の宿屋だった建物です。壁に象の絵があるのでこの名が付いたとか。
右側のピンクの大きな建物は、1431年の記録にも残る「アンシェンヌ・アル・オ・プレ 旧穀物市場」です。領主が税金として徴収した穀物がここに保管されていたそうで、今もゴシック様式の2つの入口が残っています。リボヴィレ旧市街 旧市街・古い町並み
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旧穀物市場の前には、1559年に造られた泉が今も現役で水を出しています。
かつては、ここまで穀物を運んできた馬や牛がここで水を飲んでいたのだろうと言われています。 -
さらに進むと、笛を吹くおじさんが石の上に座っていました。
リボーヴィレは600年以上続く「笛吹の祭り」で有名な村でもあります。
アルザスで最も古い祭りだそうです。
その昔、楽器をなくした笛吹の男が、たまたま通りかかったリボーヴィレの領主に金貨を与えられ、楽器を手に入れることができたそうです。この「笛吹の祭り」は、日ごろから土地の領主に守られているという感謝の気持ちを込めて毎年楽隊が集められ、パレードをするようになったことが起源で、今も続く伝統のお祭りです。 -
街のあちこちに、笛吹き男が登場します。
この祭りは、領主への感謝と共に、街全体が抱いているお祭りを盛り上げる音楽家や道化師などへの敬意もあるそうで、幸せをもたらしてくれる者達への感謝の心を表してもいるそうです。 -
グラン・リュ沿いに建つ「聖カタリーナ礼拝堂」は、1346年から続く慈善病院の礼拝堂として建てられた建物で、リボーヴィレ家の埋葬地になっているそうです。
現在は、展示会場として利用されています。 -
礼拝堂前の広場の奥に、ぶどうの木が建物正面を覆う素敵な家がありました。
ここはワインバーですが、家の前の泉と共にとてもいい雰囲気で、もちろん写真を撮っちゃうわけです。 -
リボーヴィレの有名な建物は殆どがグラン・リュ沿いだと言いましたが、この家だけは聖カタリーナ礼拝堂前の路地を右に入ったところにあります。
これは16世紀に建てられたルネサンス様式の邸宅で、この黄色い砂岩でできた美しい出窓が有名です。
この出窓にはかつての所有者の頭部の彫刻が飾られています。
あれ?菊の御紋もある? -
グラン・リュに戻り進んで行くと、すぐに写真撮りたくなる建物がありました。
お花が飾られているわけではないのですが、建物のピンクと焦げ茶色の木骨のコントラストが私の好みです。
1階よりも2階部分がせり出した、アルザス地方でよくみかける建築様式ですね。
1階のアーチ部分には1782年と刻まれていますので18世紀の建物ということがわかります。 -
このあみだくじのような細かい木組みの家も目を引きます。
17世紀に建てられたワイン農家の建物だそうですが、今はこの木組みの家を含む広い敷地が3つ星ホテルになっています。
今度泊まってみたいな~Logis Hôtel de la Tour ホテル
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アルザスの村は、上を向いて歩かなければいけません。
普通に歩いていたら、単なるテーブルクロス屋さんですが、上を見たら、あら可愛い。 -
色とりどりの鳥さんが飾られて…ん?右端にちょっとテイスト違う窓が…。
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そして、あちらこちらで写真撮ったりしながら歩くこと20分で、村の中心市庁舎広場に出ます。距離としては450mしかないので、ただ普通に歩いていたら5~6分てとこなんですけどね。
市庁舎は1778年に建てられた建物だそうです。
リボーヴィレ伯爵から寄贈された金のゴブレットが所蔵されているとパンフレットに書かれていましたが、一般人が入って見られるのかは定かではありません。市庁舎広場 (メリー広場) 広場・公園
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市庁舎の前にある泉は、1536年にリボーヴィレ公ウィリアム(1402-1507)を記念して建造されたルネサンス様式の泉で、リボーヴィレ家の紋章を掲げたライオンは15世紀後半のもので、おそらく後付けのものだと言われています。細かな彫刻が施された柱にはムーア人の頭部を象ったメダリオンが飾られ、下部の噴水口は17世紀のものです。
なんと、笛吹き祭の最終日、行列が通った後にこの泉から出ている水がワインになるそうですよ! -
市庁舎の隣の建物の片隅に、「図書ボックス La Boîte à Lire」があります。
図書館というよりも、古本の交換所みたいな感じらしいです。
以前は駅で見かけましたよね?読み終わった本を置いておき、他の人がそこから読みたい本を自由に持っていっていいコーナー。そんな感じらしいです。
入口には、ポストの上に乗って本を選んでいる少年が描かれていて、洒落てます。ポストは本物ですので、上手に利用したうまい描き方ですね。 -
市庁舎の前の広場では、市場が開かれていました。
新鮮な野菜やチーズ、肉を始め衣料品や日用品そしてベッドまで、ありとあらゆるものが売られています。 -
あちこちに八百屋さんが出ているのに、このお店だけ行列ができていました。
人気の八百屋さんなんでしょうね。 -
広場を挟んだ市庁舎の向かい側には、屋根の装飾が綺麗な「修道院教会」があります。
14世紀に建てられた「アウグスティノ修道院」の教会ですが、1819年に「神の摂理の修道女会」の教会となったそうです。(私には何がどう違うのかわかりませんが…) -
閉ざされていて中には入れませんでした、このゴシック様式の門と、ゴシック様式の内部、そして教会式の日時計が有名とのことです。
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この市庁舎広場が丁度村の中心あたりです。
先に見える塔も気になりますが、一旦村巡りは中断して、10:00発の観光列車に乗るために村の入口の乗り場へ戻ることにします。
残り半分は、観光列車のあとのお楽しみです。 -
速足で戻ったら、10分もかからずに観光列車乗り場に着いてしまいました。
出発の10分前になっても来ないので、心配になって観光案内所に乗り場を確認しに行ったりしましたが、出発5分前にようやく列車がやってきました。ジャパニーズはせっかちでいけませんな。
運転手さんに9ユーロ払って列車に乗り込みます。私以外には3~4組ぐらいしかいなかったので、どこでも好きな席1列独り占めです。 -
10:00ピッタリに観光列車は出発。石畳の道をガタゴトと歩くより遅い速度で進んで行きます。日本語ガイドのイヤホンもあったので、村や建物の概要を知ることができました。
これは北側の城壁に建てられた門で、1778年に元の建物が崩壊してしまった後、1780年に再建されたもので、「聖母マリア門」と呼ばれています。名前の由来は元あった門に聖母マリア像があったからだそうで、今見えている紋章はリボーヴィレ家のものだそうです。
こんな場所、列車に乗らなければ絶対見つけられませんわ。 -
通りを歩く人に追い越されながら(笑)、ゆっくりと旧市街を回ります。
でも、その速度なので写真も普通に撮れちゃいます。 -
旧市街を1周したのち、列車は村を出て、ぶどう畑の丘を走ります。
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一面のぶどう畑の間を、風を切りながら走る列車に揺られるのは、それはそれは気持ちいいのです。
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リボーヴィレの象徴でもある3つの城も良く見えます。
左側に見える「サン・トゥルリッシュ城」は11世紀に建てられたと言われ、12世紀から16世紀にかけてリボーヴィレの領主のほとんどが住んでいた城で、今も見学ができるそうです。
真ん中のいちばん高いところに建つ「オー・リボーピエール城」は、11世紀に古代ローマ時代の遺跡に建てられた最も古い城ですが、その痕跡はほとんど残ってないとか。
そして右側に見えるのが、13世紀に建てられた「ギルスベルク城」で、1304年、領主が家臣のギルスベルク騎士団にこの城を与えたことからこの名が付けられました。ギルスベルク家が15世紀に途絶えたあと、17世紀に放棄され、今は廃墟となっています。 -
ぶどう畑を抜け、列車はユナヴィールの村に到着です。そしてユナヴィールの村をぐるっと回って、リボーヴィレに戻って行きます。
ここは、ユナヴィールの泉兼洗濯場兼バス停(笑)
ユナヴィールの村はこの後ゆっくり訪問するので、村の様子は後程。 -
ユナヴィールからの帰路、ここが最高のフォトポイントだとして、列車を少しだけ停めてくれました。ぶどう畑の奥にそびえる山に、リボーヴィレを見おろす3つの城。
絶景かな絶景かな…石川五右衛門様でなくても叫びます。
とてもいいお天気だったので、絶景度マシマシです。 -
50分の観光列車の旅が終わり、また村巡りに戻ります。
50分座っていましたから、朝からの疲れもすっかり取れました。
奥に見える塔の上に、コウノトリがいました。写真ではわからないかしら… -
さて、村巡りはこの塔の手前で中断してたので、塔からスタート。ちなみに観光列車を降りた村の入口からここまでは、まっすぐ歩いて8分程でした。
この塔は、1260年に建造され1536年に再建された「肉屋の塔」と言われる高さ約29メートルの監視塔です。かつてはここで、旧市街と新興地区を隔てていたそうで、この塔は城壁とつながっていたそうです。その後人口が増えたので、ここの城壁を取り壊し、もっと外に新たな城壁が造られたのですが、この塔だけは残されたそうです。
何故「肉屋の塔」というかというと、塔の前に屠殺場と肉屋の屋台があったからだそうです。ブシェールの塔 建造物
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塔を潜ると、すぐに可愛い看板発見。
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コウノトリも…置物ですけど
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非常に目立つ赤い木組みの家が現れました。
この家は「SIEDEL HOUSE」と呼ばれているルネサンス様式の家で、リボーヴィレ家の最後の領主「ジャン・ジャック」が1673年に亡くなるまで住んでいた家と言われています。側面に人目に付かずに外を見ることができる小さな側面の窓「グーグロックス」があり、湾曲した座席模様が特徴的です。 -
肉屋の塔から3分ほどで美しい広場「シンネ広場」に出ます。
広場中央には1862年にリボーヴィレ出身の彫刻家「アンドレ・フリードリッヒ」により建立された、美しく堂々とした泉があります。
この泉は作者の名前から「フリードリッヒの泉」と呼ばれています。中央の女性像は、リボーヴィレの商業、ワイン造り、森林を表現した寓意的なデザインとなっているとか。確かにぶどうの房やつるはしを持っていますし、寄りかかっている盾にある紋章はこの州の自治体の紋章だそうです。足元の巻物のようなものには様々な製造業者と工場のリストがあり、そこには実業家の名前が刻まれているそうです。シンヌ広場 (フリードリッヒの泉) 広場・公園
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この「シンネ広場」は「十分の一税」のためにぶどうを測量する場所だったそうです。「シンネ」とはアレマン語(ドイツ南部の方言)で「計量する」という意味だそうで、「計量する広場」=「シンネ広場」ってわけです。樽が転がっているのも、それを表現しているんですね。
アルザスでは「十分の一税」って言う言葉がよく出てくるんですが、これは中世ヨーロッパのローマカトリック教会が農民から徴収した税の一種で、農作物の十分の一を税として教会に収めていたそうです。ここで計量してワインを収めていたんでしょうかね。
広場に面して建っているこの大きな家は、かつて郵便局のあった1392年に建てられた「羊の宿」で、今も「ホテルムートン」として営業しています。Logis Hôtel-Restaurant du Mouton ホテル
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花いっぱいの村として最高賞を取っている村ですから、とにかく色とりどりの花をたくさん見ることができます。
まさにおとぎの国、メルヘンの村、女の子の天国です。←「女の子」の範疇はいかに。。。 -
エギスハイムのように、とにかくワイナリーだらけという感じではないですが、ここリボーヴィレも特級ワインの製造で有名な村ですから、大きなワイナリーが登場します。
ここは「ドメーヌ・ジャン・シップ」というワイナリー。入口の二つの像がなんとも重厚感を出していますね。 -
シンネ広場からさらに2分ほど進むと、かつての鍛冶屋と領主の製粉所(写真奥の長い建物)があります。
残念ながら今はもうないですが、この製粉所には水車があり、革命まで領主に小麦粉を供給していましたが、その後その水車を利用する木工工房となり1970年まで稼働していたそうです。
また、木工工房の隣にはかつての鍛冶屋があり、そのファサードは歴史的建造物に指定されています。手前の建物なんですが… -
歴史的建造物に指定されているという旧鍛冶屋、たしかに鍛冶屋を表すような彫刻が正面に付いてはいますが、どこが歴史的建造物なのか、ちょっと私にはわかりませんでした。パンフレットに載っている建物の写真はこの建物だったんで、間違いないと思うんですけどね。
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かつての鍛冶屋のすぐ先に、「ディスラー邸」と呼ばれる立派なコロンバージュの家があります。
2階の端にある柱には、エプロンをかけ皮のブーツをはいた鍛冶屋が彫られています。濡れた皮のエプロンは鍛冶場の熱から守る役割をしたと考えられています。
このディスラー邸の前から突如水路が現れました。 -
水路の流れる風景は、暑い季節にはことのほか癒されます。このグラン・リュと家に挟まれた細長い広場は「ブーク広場」で、1965年までは地元の洗濯婦が洗濯に使っていた小川が流れていましたが、今は整備されてシュトレンバッハ川から水が供給される水路になっています。
手前左のオブジェ?はこの水路を整備した2009年に移設されたもので、1982年に建築家「ウィンクラー」によって設計された「測候所」です。ネオゴシック様式の柱の両側に気圧計、温度計、温度計が設置されているそうです。天辺には風見鶏ならぬ風見笛吹き男がいます(笑) -
中央のピンクのこの家は、真ん中が円筒形に膨らみ、ちょっと他の家と形状が違っています。かつての水車小屋だと書いているブログもあるのですが、オフィシャルのパンフレットには記載がないので、定かではありません。このふくらみは螺旋階段かなと思うのですが…
いずれにしもフォトジェニックな建物です。 -
フォトジェニックと言えば、この辺りには、可愛い扉の家がたくさんありました。扉の周りのまぐさには、18世紀の年号が彫られているので、建物自体は古いものなんですよね。
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さて、肉屋の塔から15分程で村の西の端「レピュブリック広場」に着きました。この広場の先端に、かつては城門があったそうです。
いや、まっすぐ歩けば7分ほどの距離なんですが、私はあーでもない、こーでもないと写真の画角を考えたり、お目当ての建物を探したりしてたんで、倍の時間がかかりました。ま、想定どおりですが(笑) -
広場の中央にある泉には、シンネ広場にあった1576年に建てられた泉の柱が移築されています。
-
この広場には、1階部分にとても大きなアーチ形の入口のある家があります。
まぐさもねじれた形状で特徴的なのですが、これは特別な建築様式で、馬車がそのまま通行できるように作られているそうです。 -
ここまでくると、「サン・トゥルリッシュ城」 も近くに見えますね。
健脚の方であれば、急な上り坂の続くハイキングコースを通ってアクセスできるそうです。城までの道のりは結構厳しいらしく2時間半ほどかかるそうですが、覚悟のある方は是非 -
私はこちらのお城で満足です。
素敵な3つのお城が間近で見られました(笑)
お城へのハイキングコースの入口にあるレストランの看板です。 -
レピュブリック広場の北の端(右側)から伸びる「ジャンネル・パッサージュ」がお城へのハイキングコースの入口です。もちろん私は行きません!
が、その先に見えている塔は気になります。この塔は、「魔女の塔」と言われているそうです。魔女の塔から伸びる城壁は西側の城壁の始まり部分だそうです。
村の端まで来ましたので、そろそろ戻ろうと思います。 -
戻る途中に見つけた、可愛らしい家。
色合いも、木組みのデザインも、家全体の形も、めちゃくちゃ好みです。
1階中央の柱につけられた番地表示もぶどう柄で可愛いのです。写真ではよく見えないのが残念ですが。 -
肉屋の塔まで戻ってきました。
旧市街側のデザインよりも地味目です。 -
塔のすぐ横、城壁のところにいた物騒なおじさん。
レストランの看板のようですが、イノシシの首持ってます。
そのイノシシと目が合うんですよ~ -
メルヘンの村ですから、物騒な看板だけではなく、窓辺をこんな風に可愛く飾った家がたくさんです。
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コウノトリも、ぶどう収穫の時の背負いかごの上にと乗せちゃったりしてます。
-
ここの窓も可愛いですが、ここは私がランチをしたパン屋さんです。
クロワッサンを頂きました。
クロワッサンは取り立てておいしいというほどではなかったですが(笑)、お客さんはひっきりなしに来ていました。 -
午前中いっぱい楽しんだメルヘンの村にお別れです。
観光列車に乗ったり、ランチしたりしたので、4時間ちょっと滞在しました。 -
13:01発の「コルマール」行きのバス68R016番に乗り、次の村「ユナヴィール」へ向かいます。
4時間も滞在したので、ここリボーヴィレだけで長くなっちゃったので、続きは次の旅行記で~
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この旅行記へのコメント (2)
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- いなかだもんさん 2025/08/24 22:19:53
- 懐かしい風景
- こんばんは
良い時期にアルザスの村を周られたんですね
私が行ったのは春まだ早い頃だったので、こんなにも花が咲いていませんでしたが
懐かしい景色を見せて頂きました
いなかだもん
- mirilinさん からの返信 2025/08/24 23:43:33
- Re: 懐かしい風景
- いなかだもん さん
こんばんは
イイネとコメントありがとうございます。
晴天に恵まれたので、お花がさらに美しく見えますよね。
あと1か月すると、もっとお花だらけになるようです。
ただ、アルザスも異常気象で高温注意報が出るほど暑くって、汗だくで歩いてました(笑)
何年たっても変わらぬ風景を見せてくれるヨーロッパの田舎町、素敵ですね。
mirilin
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