2025/06/16 - 2025/06/28
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遂に、遂に、遂に行ってきました。アルザスへ一人で。
いや、いつも一人旅されている方は「何を大騒ぎしてるの?」だとは思うんですが、これ40年を超える私の夢だったんです。生まれた時からだから(苦笑)
20代になったばかりの頃、木組みの家が並ぶドイツやアルザスの田舎町に憧れ、よくあるロマンチック街道ツアーに参加したものの、自分の意志と違う動きもしなければならないツアー旅は、どこか消化不良で…。そんな時、ヨーロッパを一人旅する女性の指南書のような本を読んで、「絶対私も一人で可愛い街巡りに行く!」と心に決め、英会話教室に行ったりして準備をしたものの、一人で旅立つ勇気がもう一つなかったので実行できず、結局友人や夫と旅していました。結果、旅行先もいつの間にかアルザスではなくなり…。
そうこうしているうちに、結構歳を重ねてしまい、そろそろ個人旅行もキツイかな~と思いだし、ハタと気づきました。
私の海外旅行の原点、夢は何だったのか…コロンバージュ(木組みの家)の家々が並ぶ可愛い街を、一人で自由に旅したかったんじゃないのと。
そして一念発起、ポイ活で貯めたANAマイルで1年前からビジネスクラスを確保(結構苦労しました 笑)、1年かけてプランを練り旅立ちました。
私の生涯の夢を神様も応援してくれたのか、アルザス滞在中はずーっと快晴。アルザスの碧い空の下、青々と輝くぶどう畑や、お花が溢れる木組みの家並みを歩きまわるという夢が叶いました。
12日間も家を留守にして一人で遊びに行くのは、相方に申し訳ない思いもありましたが、快く?送り出してくれたことに感謝しつつ、20代のあの頃の心で過ごした10泊12日。その感動の日々をここで振り返りたいと思います。もちろん、アクシデントもありましたし、例のとおりいっぱい歩いたことは言うまでもありません(笑)
*** 3日目 ***
この旅行記は、その3日目(日程表★マーク)、コルマールを1日ゆっくり歩き回った様子です。
ワイン街道の首都とも言われるコルマール。40年も憧れていた街です。(←生まれた時からです。嘘)
とってもかわいい街なのに、フランスの観光地としては日本でもうひとつ知名度が無いからか、友人や相方を誘ってもあまり乗り気でなさそうな返事が返ってくるので、ずーっと行きそびれていたのです。
夢が叶って超絶幸せな1日の様子です。
【14,278歩】
*** 日 程 ***
6/16(月) 羽田 21:40発→
6/17(火)フランクフルト→ストラスブール→オベルネ→ミッテルベルクハイム→キエンツハイム→イッターズヴィル→ダンヴァッハ・ラ・ヴィレ→ニーデルモルシュヴィル→コルマール
★6/18(水)コルマール
6/19(木)コルマール→エギスハイム
6/20(金)エギスハイム→セレスタ→ベルクハイム→カイゼルベルク→コルマール
6/21(土)コルマール→リボービレ→ユナヴィル→リクヴィル→コルマール
6/22(日) コルマール→トゥルクハイム→オー・ケーニグスブール城→コルマール
6/23(月)コルマール→ ストラスブール
6/24(火)ストラスブール→ナンシー→ストラスブール
6/25(水)ストラスブール→フランクフルト→ダルムシュタット→フランクフルト
6/26(木)フランクフルト→バッハラッハ→フランクフルト
6/27(金) フランクフルト発→
6/28(土)羽田着 8:10着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アルザス2日目の朝になりました。
今回泊まったホテルは、朝食が高評価を受けているホテルです。といっても、実際は大したことが無かったりするのよね~…と斜に構えてダイニングルームに入るや、ビックリ!え?このホテル4つ星じゃないよね?と確認したくなる品揃え。
ホットミールは蓋を開けて写真撮れなかったのですが、スクランブルエッグとベーコンとウインナーが入っていました。
パンの種類が多くて目移りするし、アルザスのご当地ケーキ「クグロフ」もあります。
ま、生野菜はキュウリとトマトだけでしたが、フランスでは生野菜があるだけでも立派ですよね。コルマール ホテル ホテル
-
パンケーキやクレープもあるし、ヨーグルトの種類も豊富。ゆで卵をゆでる機械とか生オレンジを自分で絞ってジュースにする機械もありました。
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一番感動したのは、昨日行った「ニーデルモルシュヴィル村」にある「クリスティーヌ・フェルベール」さんのジャムがいっぱい並んでいたことです。ジャムの妖精とも言われるフェルベールさんのジャムは、日本でも三越伊勢丹新宿店で買えますが、220gで3000円くらいするんです。アプリコット、ピーチ、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー…生のフルーツしか使わず、すべて手作りとか。
使いきりサイズの小さいものですが、毎日1個使ったつもりでお土産に持ち帰りました。 -
ダイニングルームも広々としていて、中庭のテラスもありましたが、朝は結構涼しいので、今日は室内で頂くことにします。
ダイニングルームに入ると、お姉さんがコーヒー?お茶?ホットチョコレート?と聞いてくれます。私はコーヒーもホットチョコレートも苦手なので、お茶を注文したら、ビッフェコーナに置かれているティーバックの中から好きなのを選んでねと言われ、お湯をなみなみと入れたマグカップを持ってきてくれました。ちょっとビックリしましたが、この後街のカフェなどでも、紅茶を注文するとこんな感じでした。 -
今回のコルマール滞在ですが、利便性を考えてコルマール駅近くのホテルにしたものの、旧市街にも泊まってみたいホテルがあり、どこかコルマール以外の小さな村にも泊まってみたい…とのわがままな私の思いをかなえるべく、大きな荷物はこの駅前のホテルに預け、2泊分の荷物をリュックに入れて、旧市街のホテル1泊、郊外の村「エギスハイム」に1泊して帰ってくることにしました。
チェックインの時に、2日後からまた3泊するので、スーツケースを預かってくれる?と聞いたら、もちろん!と快諾してくれました。
今日は、旧市街のホテルに泊まってコルマールを満喫予定ですが、まずはコルマール駅で明日エギスハイムに行くバスの乗り場と時間を確認してから、旧市街へ向かいました。
コルマール駅の時計塔は修復中です。コルマール駅 駅
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コルマールはワイン街道の首都と言われるだけあって、駅前からはワイン街道の小さな村や街に行くバスがたくさん出ています。
乗場もたくさんあるので、案内図をちゃんと見て場所を把握しておかないと、当日慌てそうです。
明日行く予定の「エギスハイム」へ行くバスは、68R030番のRouffach行きなので、一番右の7番乗り場で乗れば良さそうです。 -
バス乗場もわかり、そこに貼られていた時刻表で時間も確認したので、いよいよ旧市街へ向かいます。
昨日の買い出しでは、バスに乗って旧市街へ行きましたが、今日はまだ疲れていませんし、今日のホテルまでは歩いて15分ほどのようなので、ブラブラと歩いて行くことにしました。
沿道には瀟洒な家が並び、思わずシャッターを切ってしまいますが、今回の主役はコロンバージュ(木組み)の家ですから、ここで写真撮ってる場合じゃありません。
グッとこらえて、先に進みます。 -
グッとこらえていたのに、突如お城の塔のような建物が出現。
これは給水塔だそうで、この後訪れたアルザスの街でも見かけました。でも、この時は初めましてだったので、ラプンツェルでも住んでいるのかとワクワクしました。もちろん写真撮っちゃいますよね、これは(笑)
このコルマールの給水塔は1886年にネオゴシック様式で建てられたもので、高さは53m、貯水量は1200立方メートルだとか。アルザス地方で最も古い給水塔だそうですが、1984年以来使用されていないそうです。 -
チョコチョコ素敵な建物に吸い寄せられながらも、迷うことなく今夜お世話になるホテル「オステルリー ル マレシャル」に到着しました。
この「オステルリー ル マレシャル」は、コルマールの代表的景観の1つである「プティットベニス」沿いに建つホテルで、ホテルの建物は1565年に建てられた歴史的建造物です。
チェックインは15:00なので、それまでリュックを預けて街巡りに出かけることにします。ホテル ル マレシャル ホテル
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そしてこちらがホテルから徒歩1分の「プティットベニス」。コルマールの街を横切って流れるローシュ川とその川辺に並ぶ美しい家並みがベニスを彷彿とするということで名付けられた呼称とのことです。
コルマールを紹介する写真では、必ずここが載っていると言っても過言ではない美しい場所です。
ちなみに真ん中の三角屋根の建物が私の今日の宿「オステルリー ル マレシャル」です。 -
足元を見ると、こんなプレートがところどころに現れます。
これは、コルマールの見学コースを表す道標です。
プレートに書かれているのは自由の女神。
何故にコルマールで自由の女神?と思われますよね?
なんと、ニューヨークの自由の女神を作った彫刻家「フレデリック・オーギュスト・バルトルディ」は、コルマール出身なんですって! -
道標に導かれて歩みを進めると、これまた素敵な通りに出ました。
ここはローシュ川に沿った通りで「漁師地区」とか「魚屋通り」とか言われるところですが、素敵な通りですよね~。
私の部屋のカレンダーにも載ってる場所で(笑)、コルマールで一番お気に入りの場所です。魚市場河岸通り 散歩・街歩き
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ローシュ川沿いのここ漁師地区は、大部分が船頭さんや漁師さんの家だったものだそうです。といっても、今の建物は1970年代に復興したものだそうで、18世紀初頭に火事で40件以上が焼けてしまったとか。
でも復興のかいあり、今ではプティットベニスと並ぶコルマールの2大美観地区となっています。 -
漁師地区から運河を渡り、旧市街中心部へと入りますが、その橋のたもとに建つレンガ造りの建物は「コルマール市場」です。
漁師地区の前に市場を作れば、取れた魚をすぐに市場で売ることができたわけで、なかなか効率的な街でもあったようですね。 -
レンガと切り石で作られたこの市場の建物は、1863年から1865年に「ルイス・ミッシェル・ボルツ」によって建てられ、第二帝政期の特徴を象徴するものだとの説明書きがありました。
そして建物の角には何やら立派な彫像があります。コルマール屋内市場 市場
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なんとこの彫像、あの自由の女神の作者「オーギュスト・バルトルディ」が1869年に作成したもので「小さなぶどう栽培者」の像だそうです。
タイトルの割には随分ふてぶてしく樽のワイン?を飲んでますよね(笑)
足元に犬がいるあたりは、ほのぼのさせますね。 -
市場の運河サイドには水上テラスが設けられていて、そこで食事している人もいました。
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内部はとても広々として、とても清潔。
20軒ほどの店舗が入っているそうです。
ちょっとしたお食事もできるみたいで、魚屋さんの横にも食べるコーナーがありましたから、新鮮な魚貝も食べられそうでしたよ。
私は食べる暇を惜しんで歩き回るタイプなんで、先に行きます。 -
市場を過ぎると旧市街の中心部へと続く通りで、背の高い木組みの家が並んでいます。ここはタナール通りといって、皮なめし職人地区です。
皮なめし職人の家は、洗った皮を干すためのスペース(屋根裏部屋)が必要だったので、この地区の家屋は他の場所よりも、背の高い建物が多くなっているとか。
地下室と建物の基礎がないのが特徴で、石の土台の上に木枠と漆喰だけで作った6~7階建て!それも16~17世紀の建造というからビックリです。 -
当時は腐った肉の匂いが充満した、人気のないエリアだったそうですが、再開発で生まれ変わり、今では美しく装飾した家が並ぶ美観地区です。
昔の名残と言えば、通りの名前と、街の端っこに位置しているということでしょうか。
この家は、この辺りで一番派手に飾っている家で、「Brasserie des Tanneurs」というレストランです。 -
とにかくこれでもかってくらい飾られているので、道行く観光客はほぼ全員カメラ向けてます(笑)
装飾のコンセプトは何でしょうかね? -
タナール通りを進んで行くと、銅像の立つ井戸のある広場に出ます。
「アンシエンヌ・デュアンヌ広場」です。 -
この井戸は「シュヴェンデイ井戸」と呼ばれているもので、井戸の真ん中の銅像は、神聖ローマ帝国に軍人として仕えた「シュヴェンデイ」です。
この人、昨日のワイン街道ドライブの時にも出てきました。確か「キエンツハイム」の街にも「シュヴェンディ広場」というのがあったかと。
シュヴェンデイがハンガリーで戦った際に、ハンガリーからトカイワインの苗木を持ち帰ったのが、アルザス地方がワインの名産地になった起源なんですよね。
なので「ワイン街道の首都」と呼ばれるコルマールに銅像があるのはもっともなわけです。 -
シュヴェンディさんの正面に建つのはひときわ美しい屋根を持つ大きな建物。
これは「コイフース」と呼ばれる「旧関税局]で、コルマールに現存する最古の公共建築物だそうです。
1480年に中央の母屋がゴシック様式で造られ、1575年に隣接する2つのルネサンス様式の建物が増築されたそうです。塔と彩釉レンガ部分は1895年から1898年にかけて行われた修復工事で作られたそうです。
1階部分は倉庫と輸出入品の課税場所として使われ、2階部分は議員の集会所だったそうです。旧税関 建造物
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アルザス独特の格子模様の瓦屋根が青空に映えて、とても綺麗です。
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「コイフース」の1階アーチを抜けると、目に飛び込んでくるのがこの景観。
これも、コルマールの紹介記事でよくみる風景です。
この正面の家、見たかったんですよ~ -
メチャメチャ可愛いですよね?
見る人によっては、悪趣味と思うかしら?
ガイドブックなどでは、コルマールで一番かわいい店とか書かれてますが、1階はお土産屋さんです。 -
あの可愛すぎる店を通り過ぎて進んで行くと、今やコルマールで一番に人気スポットとなっている家が現れます。
これは「プフィスタの家」。1841年から1892年までこの邸宅に住んでいたプフィスタ家にちなんで名付けられたそうです。
なぜ今一番人気かというと、ジブリアニメ「ハウルの動く城」に登場してるからなんです。ゾフィーとハウルが空を散歩する足元に、確かにありましたよ!プフィスタの家 史跡・遺跡
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この「プフィスタの家」は、銀の取引で財を成した婦人帽子職人「ルートヴィヒ・シェーラー」の命により、1537年に建てられたそうです。
中世の趣を残しながらも、コルマールにおけるルネサンス建築の先駆けと言えるこの建物は、2階建ての角部屋のオリエル窓(建物の壁から外側に張り出した出窓)、木製の回廊、八角形の小塔、そして聖書や世俗の場面を描いたファサードなど、他では見ない美しさで、「ハウルの動く城」に登場せずとも一番人気になって当然の建物です。
1927年に歴史的建造物に指定されているそうです。 -
「プフィスタの家」の隣にも、渋い木組みの家があります。
壁には「ツム・クラーゲン 1419」と書かれていますので、1419年に建てられたのだと思われます。
家の2階角に定規を持ったおじさんが立っているのですが、昔、布地屋さんだった時の看板だそうです。
この道の番人みたいです(笑) -
この界隈には、もう1軒有名な家があります。
それがココ。芸術家「マルティン・ショーンガウアーの家」です。
細い通りにあるので、見逃してしまいそうですが、家の壁に石造りの記念碑が埋め込まれているので、注意して歩けば見つけられます。
私は芸術家方面は全く不勉強で、「ショーンガウアー」さんを存じ上げなかったのですが、この家の前の道は「ショーンガウアー通り」と彼の名前が付けられているくらいなので、コルマールでは自慢の芸術家なんだろうな程度に思っていたのですが…。
調べたら、ドイツ後期ゴシック絵画の代表者であり、初めて本格的な銅版画活動を行った画家として、15世紀に大活躍された方だそうで、「ミケランジェロはショーンガウアーの『聖アントニウスの誘惑』を模写していた」と言われるほどの方だったそうです。1477年から1490年(亡くなる前年)までここに住んでいらしたと、壁に書かれています。
無知ですみませんでした。 -
「ツム・クラーゲンの家」を過ぎると、1階がアーチ形にくりぬかれた通路になっている建物があります。そのアーチを覗くと抜けた先に見えるのが「サン・マルタン教会」と「カテドラル広場」です。
こりゃ近道じゃん、ってことでアーチを潜り抜けて向かいます。 -
潜り抜けたアーチは、れっきとした歴史的建造物でした。
この石造りの建物は、元々は市庁舎として建設されましたが、1575年に衛兵所へと改築されました。また、司法の場としても機能していました。1860年には軍の宿舎事務所となり、後に警察署となりました。今は「旧警察署」と言われています。
潜ってきた1階のアーチの屋根の下では、ナッツや油糧種子の市場が開かれていたそうです。 -
1577年から1582年にかけて建設されたバルコニーは、判事が有罪判決や刑罰を公に宣告するために使用されたそうです。
見事な彫刻で飾られたバルコニーは中世からの歴史を感じます。 -
そしてこちらが、1235年から1365年にかけて作られた「サン・マルタン参事教会」です。あれ?「コルマール大聖堂」ではないの?と思う方もいるかもですが、「サン・マルタン教会」には司教座が置かれていないため、正確には大聖堂ではなく参事会教会なんだそうです。
塔の上の部分は1572年に火災で焼けてしまったので、3年後にルネサンス様式で再建されたそうです。サン マルタン教会 寺院・教会
-
大きすぎて、カメラの画角に入りきらないので、2枚分割です(笑)
アルザスにおけるゴシック建築の傑作と言われていますが、赤みを帯びた外観が特徴的です。これはヴォ―ジュ山脈で採れた赤砂岩を使っているからだそうです。
そして、もっと特徴的なのは、屋根の上のコウノトリの巣でしょうか。屋根の右上にあるの分かりますか? -
せっかくなので、アップにしてみました。
コウノトリがまるで風見鶏のように佇んでいますね。
アルザスの象徴であるコウノトリが街の象徴の教会の屋根の上にいるなんて、出来すぎなシチュエーションですわ。 -
そうそう、教会の前には、観光列車プティトランがひっきりなしにやってきます。
緑色のプティトランは珍しいので、教会と2ショット撮ってみました。 -
「旧警察署」の隣には1350年頃に建てられた「アドルフ家」があります。この家は、コルマールで最も古い家の一つと考えられているそうです。
19世紀末にゴシック様式の窓枠を発見した「アドルフ家」がその名の由来とのことですが、中央の窓枠は「サン・マルタン教会」を彷彿とさせ、おそらく同時代のものだろうと言われています。
当時、宗教美術が街の建築に与えた影響を象徴するものと考えられています。
4階部分と木骨造りの切妻部分は16世紀に増築されたそうで、建物ファサードのデザインがアンバランスなのは、増築のせいなんですね。 -
この家の右側には、1592年に造られた、2頭のライオンの頭をあしらった井戸があります。
元々は、マルシャン通り側にあったそうです。 -
街を歩いていると、窓辺を可愛く飾っている家だらけで、何枚写真を撮ったことやら…
その装飾を見て歩くだけで、十分楽しい街なのです。 -
この家なんて、上から下まで、とにかくジョウロがぶら下がっちゃってます。ジョウロの展示会状態ですが、べつにジョウロ屋さんではありません。普通にフランス料理のレストランでした。
-
そして、お店の看板。これがまたどこもかしこも趣向を凝らしていて、これまた何枚写真を撮ったことやら…。
この手の看板は、ヨーロッパの街には結構ありますが、ドイツ語圏が特にきれいなものが多いような気がしています。
この手の看板大好きなんで、これからも時々登場すると思いますが、お許しください。 -
こちらの看板も綺麗なんですが、その手前の家の窓のフライパンも気になります(笑)
写真って、的を絞らないと、どっちつかずのつまんない写真になっちゃう代表格のような写真になっちゃいました。
取りたいものが多すぎるんですぅ。。。 -
こちらは、「ラ・メゾン・デ・テット(頭の家)」と呼ばれる建物で、17世紀初頭にコルマールの裕福な商人が、教会建設で有名な建築家に設計させたものだそうです。ちなみに切妻屋根の天辺についている像は、あの自由の女神の作者「オーギュスト・バリトルディ」作の「アルザスの樽職人」の像だそうで、この建物がワイン取引所として使われていたことを物語っています。
今は現役の5つ星ホテル&レストランです。La Maison Des Tetes ホテル
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「ラ・メゾン・デ・テット(頭の家)」という名前は、建物に106個もの首が装飾として施されているからだそうで、近づいて見てみると、ホントに顔がいっぱいで、ちょっと不気味です。
ただ、この正面の出窓は、遠目で見ている分にはとてもエレガントでした。 -
「ラ・メゾン・デ・テット(頭の家)」の向かいには「ハンシ―博物館」があります。
ここには、アルザス出身の芸術家「ジャン・ジャック・ヴァルツ」、通称「ハンシー」の作品が展示されています。アンシ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ハンシ―の絵は、一度は誰もが見たことあるんじゃないでしょうか。
私も、どこで見たかは覚えていないのですが、彼の描いた素朴なアルザスの女の子の絵を見たことがありました。
入口も可愛いくデコレーションされています。ハンシ―の描く男の子と女の子がたくさん並んでます。 -
べつにハンシ―のファンってわけではなかったのですが、せっかくだから博物館に入ってみました。
一歩足を踏み入れれば、そこはハンシ―の世界。アルザス文化遺産の一部となっている彼のオリジナル作品を通して、ハンシ―が生きた時代のアルザスの村の風景を感じることができますし、美しい水彩画や看板、手描きの食器や衣服に至るまで、幅広い展示を見ることができます。 -
展示室は2階なのですが、展示室の窓から中を覗くと、1階のお土産コーナーが見えるのですが、まるでアルザスの村の一角を見ているような気分になれるようになっていました。
-
コルマールに来たら、絶対やるべきことと言われているボートクルーズ。旧市街を流れる運河を小さな小さなボートで巡ります。昔野菜を運んでいたボートらしいのですが、よく沈まないなって感じです。
チケットは乗り場近くのレストランで購入するのですが、ボートクルーズは大人気なのですぐには乗れず、30分後の乗船になりました。 -
プティットベニスの風景も、船の上からだとまた違って見えます。
このプティットベニスの辺りは野菜栽培者が暮らしていた地域で、その野菜を船で運ぶためにこの運河が利用されていたそうです。
今は観光客をいっぱい積んで運んでいますけどね -
街中だけではなく、こんな緑あふれる中にも入って行って、ちょっとですが森林浴もできちゃいます。ボートの進む水音と、風にそよぐ葉っぱの音だけが聞こえて、物凄く癒されました。
25分のツアーで9ユーロ。おすすめです。 -
街の道標に、アルザスの民族衣装を着た女の子や、赤ちゃんではなくお魚をぶら下げたコウノトリさんなんかもいます。
どこまで可愛い街なんざんしょ。 -
丸1日コルマールを堪能し、ホテルのある「シックス・モンターニュ・ノワール広場」に戻ってきました。
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広場中央にある噴水には、あの彫刻家「オーギュスト ・バルトルディ」によって 1888 年に制作されたコルマールの偉人「ジャン・ロッセルマン」の銅像があります。
「ジャン・ロッセルマン」は13世紀に命を懸けてコルマールをストラスブール司教ヴァルテル・ド・ゲロルセックの軍隊から守った英雄だそうです。 -
今夜の宿「オステルリー ル マレシャル」の看板です。
1562年の年号に当時の馬車、ホテルらしく家型の中に鍵とナイフとフォークがデザインされてて素敵です。 -
このホテルは歴史的建造物だけあって、なかなか趣のある階段です。
私の部屋は3階でしたが、運河沿いの旧館なのでエレベーターは無く、ミシミシいう階段を昇って行きます。素敵です。
事前にエレベーターがないと聞いていたので、スーツケースはコルマールホテルに預けてリュックだけで来たので、階段でも問題ありません。
というか、朝、チェックイン時間前に着いたので、リュックを預けて街歩きに出かけていたのですが、リュックは既にお部屋に持って行ってくれていました。
さすが、4つ星ホテル!と言いたいところですが、街歩きを終えてチェックインをしようとレセプションに行ったら、お部屋の鍵を渡されて「荷物は部屋に運んであるから。2階(日本の3階)だけど、階段しかないから階段上がってね」で終わり。
普通は、もうちょっと説明ありますよね。非常口の場所とか、WiFiの話とか、朝食の場所とか。何の説明もなく終了で、ちょっとビックリ。私常連だった?って感じ。ホテル ル マレシャル ホテル
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お部屋はこんな感じです。特段感激するような美しさではありません。
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そしてこちらがバスルーム。これが無駄に広い!
寝室と同じくらいの広さがあります(笑)なのに、狭いシャワーブースしかありません。ま、バスタブはもっとランクの高い部屋じゃないと無いとは聞いてましたが。
で、アメニティも4つ星なのに貧弱でした。4つ星だからシャンプーとコンディショナーはあるだろうと思って持ってこなかったら、なんとボディーウオッシュ兼シャンプーがあるのみでした。 -
ただ、照明器具は美しく、照明好きの私は、これが嬉しかったですね。
あ!もひとつ4つ星なのに…とビックリしたのが、水。
前泊の3つ星ホテルは冷蔵庫内飲み放題だったのに、ここは水1本も付いてないのです。しっかり値段書いてありました。4つ星に泊まる方は水代なんて気にしないからかしら…。(ちなみに翌日泊まった2つ星のホテルですら水1本はサービスでした) -
と、文句ばっかり書きました、窓からの眺めを見れば、すべて帳消しです。
そう、この景色を部屋から見たかったんですよ!
事前にメールで川沿いの部屋をリクエストしておきましたが、ベストロケーションのお部屋でした。
見えている橋が、例のプティットベニスの橋です。 -
こちらは、反対側の景色。
運河めぐりの船が行き交っています。 -
私の部屋はここ。赤丸付けたところです。
-
外から見ると…オレンジ色で囲んだところが私の部屋です。右の窓がバスルーム、左の窓が寝室です。
窓から乗り出して写真を撮ってはしゃいでいたんですが、プティットベニスの風景を橋から写している人の大迷惑になっているのではと気づき、早々止めました。
ごめんなさ~い。 -
このホテルはレストランとしても有名らしいのですが、私の泊った水曜日はレストランはお休みです。
もちろん私は最初からホテルのレストランでディナーを食べるつもりはなかったので、問題ありません。閉ざされた扉の美しさの方が嬉しいです。 -
そして私の今日のディナーはこちら。
ホテルの前の広場を挟んだところに、「Island Poké Colmar - Poké Bowls」という丼屋さんがあり、お店でも食べられますが、テイクアウトしてお部屋で頂きました。
5種類の好みの具をご飯の上に載せもらうこともできますが、お薦めの8種類の丼の中から、私は「ポップサーモン」と名付けられたものを選んでみました。
ゆず風味のサーモン、枝豆、マンゴ、チェリートマト、アボカド、そしてわさびです。なかなか美味しかったのですが、私にはちょっと量が多くて残しちゃいました。結構人気で、行列してました。 -
夕食も終わり、あとは美しいと言われるコルマールの夜景を見に行くだけと待っていたのですが、この時期なかなか暗くなってくれません。
この写真は、21:00過ぎに撮ったものです。やっと夕陽になってきましたが、橋の上には減ってはいるものの、まだまだ普通に観光客がいます。
治安のいい街なので夜遅い外出に心配はありませんが、1日歩き回って疲れちゃったので、夜景は諦めてシャワー浴びて寝ることにしました。
明日からも元気に動かなきゃいけないしね。
明るいけど、おやすみなさ~い。
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