7年ぶりの開催　王子神社例大祭　Oji Shrine Festival

2025/08/03 - 2025/08/03

7年ぶりに開催の王子神社のお祭り。
王子神社は平安時代に創建されたと伝えられ、地名の由来ともなっている神社です。熊野信仰の拠点として栄え、歴代の領主や徳川将軍家からも崇敬を受けてきました。特に、八代将軍吉宗が飛鳥山を寄進したことで、江戸名所として知られるようになりました。また、子育てにご利益があるとも言われています。

王子神社の田楽（でんがく）は古より王子田楽と呼ばれ、東京都北区・王子神社の夏8月の祭礼に奉納される形式美に優れた田楽踊りで東京都北区指定無形民俗文化財（民俗芸能、1987年〈昭和62年〉4月1日指定）です。

エリア 王子・十条(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

今日は王子神社の本祭。7年ぶりの開催だそうです。朝8時に挨拶からスタート。神輿が動き出したのは8時半ぐらいからかな。

王子神社(王子権現) 寺・神社・教会

列の始めは町の提灯をもった人。そこに神輿が続きます。神輿は全部で16基。

お祓いをしてもらいます。

お祓い後は、みこしを持ち上げるようです。

16:30から田楽が始まりました。
鎧武者の刀の数は何本？7本？8本？

鎧武者たちに護られた8人の舞童が大太鼓と笛の音にのって、びんざさら(ささらのうち、棒ささらでない編木のもの）を打ち鳴らしながら踊ります。

一般の田楽が農耕儀礼であるのに対し、魔事災難除けを祈念する魔除けの田楽として赤い紙垂れを付けた花笠をかぶって踊る、というのも珍しいらしい。

第二次世界大戦までは舞童のかぶる8基の花笠が観衆の頭上に投げられ、それを縁起物として奪い合う「王子の喧嘩(けんか)祭り」として知られていたそうです。