長府庭園、「孫文蓮早朝観蓮会」で孫文ゆかりの蓮に会う

2025/07/13 - 2025/07/13

先月初訪問した下関市の長府庭園。長府毛利藩の家老・西運長の屋敷跡を整備した池泉回遊式の庭園です。

中国の革命家孫文より友好の証しとして贈られた蓮が、「孫文蓮」と呼ばれ、長府庭園を象徴する花になっていることを、そのとき初めて知りました。
蓮が見頃の時期は蓮の開花時間に合わせて早朝開園が行われます。今年は７月１２日、１３日、１９日、２０日、２１日の5日、６時開園されます。

孫文蓮が見ごろとの情報をゲットしたので、主人と再訪しました。

エリア 下関(山口)

7時ごろ長府庭園に到着。

駐車場に8割ほど停車していたので、まず、びっくり！先月、訪問したときは私たちが広い庭園をほぼ独り占めだったのです。

孫文蓮の開花に合わせて7月下旬の土日のみ6時から開園しています。みなさん、孫文蓮めあてに早朝から訪問しているようです。孫文蓮の人気、恐るべし。

三脚や大きなカメラを持った方がたくさん訪問していました。

私たちも、張り切って入場です。

長府庭園は池のほとりに建つ書院エリアと、散策路エリアに分かれます。

まずは、池方面に。

池のすぐそばに建つ一の蔵、二の蔵の前に蓮鉢が置かれ、一輪だけ開花していました。

孫文蓮は、つぼみの時は濃いピンクですが、

開花すると、白地にふちが淡いピンクの花弁になります。

大輪で、清楚な蓮です。

書院前の池に向かいます。

石橋手前に水連や蓮の植栽エリアがあります。

前回訪問したときよりも、水蓮はたくさん開花していました。

ピンクの水蓮。

このエリアの孫文蓮はこれから。

残念ながら蕾が二輪あるだけでした。

でも、ふんわりした蕾も愛らしい。

綺麗です。

「夏のさんぽ道」と名付けられた散策エリアに向かいます。

夏に咲く花が植栽された林の中のエリア。

入り口に蓮畑があります。

ここの孫文蓮は、見ごろ！

たくさん開花していました。

蓮の花は11時ごろには花が閉じてしまいます。早朝の花見が必須です。

咲き始めのピンクの花が美しいですね。

「とんぼがいるよ！」と主人が教えてくれたのでパチリ。

アブもパチリ。

早朝なので、まだ涼しく、気持ちよく散策できました。奥へ進みます。

紫陽花はほぼ終了。咲き残った花をパチリ。

桔梗が満開でした。

涼し気な花ですね。良き。

前の訪問では咲き始めだったハンゲショウは、

そろそろ見ごろ終盤。

以前、菖蒲園だったエリアは、ミソハギが植栽されています。

満開でした。

ブルービーが好きな花です。長府庭園にもブルービーが飛来することがあるらしい。

さらに散策路を進むと、

蓮園の後ろにもどってきました。

こちら側だと、蓮園は高いところにあります。

よじ登ってパチリ。

さらに進みます。

書院のある池までもどってきました。

書院。

蓮鉢が置かれていた一の蔵、二の蔵が見えます。

書院の前にも、小さいですが蓮の植栽スペースがあります。

孫文蓮の説明。

孫文が、長府在住の支援者に中国古蓮の種を送り、それを有名な大賀博士が育成したらしい。

ここの蓮も見ごろ。たくさん、開花していました。

真っ白じゃなくて、ふちがピンクなのすごく良い。

同じ大型の古蓮、大賀蓮とは違った魅力があります。孫文から送られた由来も良い。人気があるのも、頷けます。

いつもは、有料で中にはいれない書院ですが、このイベント中は開放され、

蓮うどんがいただけます。(ネットによると、前日は早々に完売したらしい)

私は食べたかった(書院に入りたかった)けど、主人は断固拒否！

しぶしぶ、長府庭園を後にしました。。

近くの「コーヒーカフェ・フリッジ」さんへ。

主人はここのモーニングを楽しみにきたのです。

土・日は8時から開店している昭和レトロな喫茶店です。

国道9号に面しているので、座席から関門橋や関門海峡をみることができます。

ぎりぎり、最後の窓際の席をゲットできました。人気のお店です。

主人はCモーニング。

先客がみなさん、頼まれていたので私はこの店の人気メニュースペシャルモーニングを頼みました。

パンは2つ切りです！コスパよくて美味しかったけど、さすがにボリュームありすぎでした。次回来店したときはＣモーニングを頼もう。(笑)