2025/04/23 - 2025/05/02
42位(同エリア1112件中)
Noraさん
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古来より様々の民族に支配され、文明の十字路とも呼ばれた地中海の島シチリアは長い間私にとって興味のつきない対象でありました。昨年11月に訪問予定していたものの、予期せぬ家人の発病とその看護、加えて私自身の病のため予定変更せざるをえなくなったのです。その後状況が好転し始め、複雑な法的手続き、医療関係の処理、家事等、何とか青息吐息で片付け、改めて2月も終わりの頃、現在の自分の置かれた状況に無理のない範囲で(1週間)行けるシチリア旅行のプランに変更しチケットを手配しました。気が付いたら雪の降る日がすくなくなってシカゴにもやっと遅い春が近づいていて。。。
斯様な事情で、今回の旅は4月後半出発、5月初め帰国という超コンパクトなものです。
因みにシチリアという名称は、紀元前241年にローマ帝国の属州と言う形で与えられました。これは鉄器時代に島の東部に住んでいたシケル人に由来します。さらに遡ると、古代ギリシャ時代にはその形状からこの島はトリナクリア(ギリシャ語でΤρινακρία「3つの岬を持つ」)という名で呼ばれていたことがわかります。
さて、シチリアはどんな顔を見せてくれるでしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
オヘア空港にて。
整備や積み込みを終えようとするUA416便。ミラノまで8時間45分のフライトです。念のため、空腹で倒れてはいけないので、空港売店でチキンパヴロバのサンドイッチを買って食します。
それにしてもカタニアへの道のりは遠いっ!!
乗り継ぎでバタバタするのは嫌なので余裕をもってフライトをアレンジするとこんな3枚ものつぎはぎチケットになってしまって。。。
UA416 オヘア空港9:35pm~ミラノ空港 翌日の1:20pm
LH6859 ミラノ空港5:10pm~ミュンヘン空港6:20pm
LH1904 ミュンヘン空港9:20pm~カタニア空港11:30pm
シカゴからシチリアまでの直行便はないのでどうしても1回はどこかで乗りつぎをしなければなりません。その乗り継ぎに余裕をもたせようとすると、あまりチョイスがなくて2回の乗り継ぎ、こんなとんでもない迂回路になってしまうんですね。
ま、何とか行けるだろう!っと。。 -
オヘア空港の国際線搭乗手続きではCAT-2(顔認証システム)が導入されているので、顔写真を撮られます。旅行者の身元と搭乗便の詳細の確認が目的とフイていますが、その使用に関し懸念の声もあがっているのです。TSAは、撮影された顔写真は身分証明書の画像と照合され、一致した場合は例外を除き(写真は)破棄されると言っていますが、それ本当でしょうか?。。。。ま、犯罪歴はないし、税金も滞納してないんですが。。
https://www.dailysunny.com/2025/05/22/nynews250522/ -
オヘア空港を無事飛び立ち、機内食(パスタとサラダ)。モントリオール上空を通過し大西洋をグングン進む機。
*UA416の機種は787-8ドリームライナです。この旅行記を書いているのは6月中旬過ぎなのですが、6月17日にエアインディア(同機種)墜落事故で241人が死亡しています。FAAは調査結果が判明するま同機種の運行の停止を決定しました。今のところ人為的なミスか機械的ミスかは不明です。ひょっとすると同様の事故は私が乗ったったこのUA416で起きたかもしれないと。。。ということはこの旅行記も本人不在で書けなかったかも。。。。ウ~ム -
大西洋を横断し、ブリテン島上空を通過し、ドーバー海峡をグイ~ンとまたいでヨーロッパ大陸に接近。
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アルプス越え。
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ミラノ・マルペンサ空港に到着。思ったよりも小さい空港です。空港職員は英語苦手っぽい人が多くて質問してもトンチンカンな回答が返ってくるので2,3人の人に確認のため聞かねばなりません。なにかと不便でした。UAをはじめ国際線はT1に到着です。
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ちょっと予習したところでは第1ターミナルはマルペンサ2000計画によって増築されたとのこと。シェンゲン協定で入国審査はこのマルペンサ空港でやるのですが、表示や案内版が少なく、明確性が希薄。旅行者には優しくない空港の感ありです。なんとか入国スタンプを押してもらって乗り継ぎのターミナルを探すも電光掲示板には私が乗る予定のフライト情報は早すぎてまだ出ていません。空港職員らしき人や関係者に聞きまくって、どうやらミュンヘン行はAのコンコースからと判明。
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ミラノファッションのお店や免税店もありますが、買うものはないのでスナックやジュースを買って通り過ぎる旅人たちを眺めながら休憩。それにしてもスカーフで頭を覆い、ぞろりとしたムスリムコートを着た女性たちの多いこと。メッカ巡礼の途中?!!時期が早いからそうではないだろうな、等と思いつつ。
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LH6859 ミラノ空港5:10pm~ミュンヘン空港6:20pm。こちらの機材はエアバスA320-200。ナローボディ機、中短距離路線用。
*エアバスはフランス、ドイツ、スペイン、イギリスの4カ国の企業連合として設立された旅客機会社で、現在米国のボーイングと市場を二分している。とはいうものの受注数ではエアバスが過去数年間にわたってリードしているようで。。。 -
機内サービスは水のみ。過剰サービスが一切ないのが潔く感じられます。
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ミュンヘン空港到着。ルフトハンザ第二のハブ空港(フランクフルトにつぐ)バイエルンの森を切り開いて作られた空港です。
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ミュンヘン空港のターミナルは2つ。
ターミナル1はスターアライアンスに加盟していない航空会社の飛行機が、ターミナル2はスターアライアンスに加盟している航空会社とルフトハンザ・ドイツ航空が利用しています。ターミナル2に到着するとこのようなアートフルな空間を通りながらゲートに進むように設計されています。 -
ルフトハンザ航空のエアバス350?の巨大なイメージボード。
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インフォーメーションボードに私の乗るカターニア行のゲート情報はまだでていません。そっけなく8:20pmに表示とあります。
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暇つぶしー>T2内のDean & Davidのお店で買ったスピナッチとハムのパニーノ(ヒートアップしてくれる)、カプチーノ、ジュース等々。カターニアに着くのは真夜中になるので何か食べておいた方がいいだろうという賢い(?)判断です。
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セルフォンもチャージして。
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あの機材かな?と思ったら違っていて、Air Dolomiti Embraer(イタリア―ドイツ間を飛ぶルフトハンザ傘下の航空会社)の機材でした。
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やっと電光掲示版にカターニア行のルフトハンザ機が表示されました。ゲートはK03。
LH1904 ミュンヘン空港9:20pm~カタニア空港11:30pm。 -
K03のゲートで搭乗を待つ人々。この前にセキュリティーチェックとキャリーオンのバッグやスーツケースのチェックがありました。中にはこの2025年からキャリーオンのバッグやスーツケースのサイズ規定が変更になったのを知らず(22 x 14 x 9 inches) サイズオーバーのスーツケースを強制的にチェックインさせられている乗客もいて。。。
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搭乗開始は定刻。座席より見える雨のミュンヘン空港。
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機材はエアバスA321-100、エアバスA320の長胴型。カターニアまで2時間少々の飛行。
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プレフライト安全デモの途中。今は殆どビデオにとって変わっているのでこうした実演は希少。
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プッシュバック中。
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滑走路近く。そして間もなくテイクオフ。
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水平飛行中。スナックタイム。ミニサイズのサンドイッチやジュースは有料。確か15~20ユーロだったかをクレジットカードで払ったような。。。長時間のフライトで脳内酸素不足、ちょと記憶が薄れています。
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2時間少々のフライトを終え、シチリア島のカターニア空港到着。こじんまりとした小さな空港です。
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カターニア空港。出口及びバッゲージクレームに向かう乗客。
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カターニア空港。出口及びバッゲージクレーム
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出口に向かうところ。この後、Booking.comで予約しておいたエアポートピックアップのタクシーでカターニア市内のホテルに向かいます。
予約段階で担当のタクシードライバーには私の名前を書いたボードをもってゲート前に立っていてほしいとリクエストしておきました。が、それらしき人が見えない!!!。タクシー会社に電話すると、これまたきついイタリア語(シチリア語?)訛りの英語でわかりにくい。何度も聞き直してやっとわかったのは’ドライバーはもう空港にいる’と言っているのでした。出迎えの人混みの中をかきわけて汗だくで探し歩くと、人混みの後ろに私の名前を書いたボードをもって目だたぬようにそっと立っている人を見つけました。それが当のドライバー氏だったのです。もっと目立つところに立ってて派手な服とか着ててくれればいいのに。。一時はどうなることかと思ったけれども、お互いに’見つかってよかったね’的な短い会話を交わしながら今夜の宿舎に向かいます。曲がりくねった狭い市街の道を巧みなハンドルさばきで進んでいくドライバー氏。脱帽。タクシー料金はBooking.comでC/Cチャージ。しかし夜間の空港ピックアップなので下車時に10ユーロをエクストラで渡すととても喜んでくれて。。。もっとハズめばよかったかなと思ったくらいでした!! -
Residence Hotel la Ville(ホテルラヴィ―ユ)とその周辺。南に進むとアルキメーデ通りで各バス会社のターミナルがあります。が、そこに至るまでの道は形容しがたいひどさです。痛んだ石畳の歩道にはゴミが散乱し、道沿いには半分壊れかけたような住居や小商店がひしめき合うように並んでいます、アラブ系の人々が所在なさそうに道端に座っていたり。多分政情の不安定なアフリカ諸国からの難民も多いのでしょう。後で調べたところでは、カターニアは、地中海を挟んでアフリカ大陸に近いので、リビアなどからの難民がイタリア本土に渡る際の主要なルート上に位置しているとか。。
夜はあまり出歩かない方がよさそうです。
(これらの画像は翌朝撮影したものです。) -
上記のようなダークな背景はここに来て初めてわかったことです。Booking.comでこのホテルを選んだ時はそのロケーションのよさ(バスターミナルや旧市街の中心に近い)とフレキシブルなチェックインタイム:from 12:00 until 23:30(殆ど24時間オープン)が私のニーズにぴったりだったのです。もう一つわかったこと、それはコミュニケーションの問題。英語使いはフロントのナイトマネージャーであるマリオおじさんのみで後のスタッフは単語位ならわかるが、英語は超苦手なのです。ホテル業に携わる者としてこれはシリアスな問題でしょう。
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部屋のベランダから。。
もう1時すぎなので街は眠っているはずですが、時々バイクの音や通行人の声高な話声が聞こえます。ネットの書き込みには’このホテルは本当に心配なスラム街にあります。ゴミが散乱し、多くの人が路上で寝泊まりしています。夜歩き回るのは絶対にお勧めできません。’などとあったのですが、スラム街とまではいかないでしょうね。ただ荒廃している感はあります。 -
角部屋なのでこちらのベランダからも通りの様子が見えます。。かなり痛みの激しい家屋もあるようで。。
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部屋は清潔でシンプル。スタンダードベッド、ソファー、ライティングデスク、テーブル、キチネット、冷蔵庫あり。早速PCを出し、きいていたWifi のパスワードをタイプインするもつながりません。フロントに降りていってマリオおじさんにそういうと、'変だな~、じゃこれでやってみて'と違うパスワードをくれるのです。なんでそんなにいろいろパスワードがあるのか不明なんですが、今度はバッチリ。
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部屋の天井は高く、備え付けの家具は重厚感のあるアンティーク。バスルームは最近リノベーションしたようでとても清潔でモダン。
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フロントとその周辺、ダイニングルーム(翌朝撮影)。
カターニア地方の伝統的な建物をリニューアルして使っているという感じ。調度品は豪華ではないが、年代を感じさせるアンティークです。 -
翌朝の朝食:
ダイニングルームとフレンドリーで親切な係のおねーさん。
バッフェ形式でフルーツ、チーズ、サラミ、ゆで卵、ハムの盛り合わせ、焼きたてのクロワッサン、パイなどなどがあり、どれも美味でした。ただカットフルーツや新鮮なサラダ等はありません。種類は多くないが、クオリティーではそれなりにいい線をいっていると言えます。 -
朝食(コーヒー類とタンパク質系)。コーヒーメーカーでエスプレッソやカプチーノを自由に作れます。
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朝食(シリアル、パイ、パン等の炭水化物系およびジュース類)。
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私の朝食。これでカットフルーツがあればいいのだけれど。
ダイニングルームを出る時、貴重品をいれる金庫の使い方のインストラクションがないので使い方を教えてくれとスタッフにいうと、’わからない。でも金庫に入れずに部屋に置いてても大丈夫だよ、何もなくならないから’。と言った意味のことをゼスチャーを交えて訥々とした英語で宣います。マリオおじさんは6時半で業務終了なので必要なコミュニケーションは困難を乗り越えて他のスタッフとやらざるをえないのです。仕方ないので、だいじょうぶかな~と思いつつ、CIAとかFBIものの映画でみた自分でできるマックスの防御をして部屋を出ます。
初めてのシチリア、まさにホットな7日間(2日目, 4/24:ずっとカターニア)に続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- tetsuyaaaさん 2025/08/25 19:25:49
- 飛行ルート図
- 楽しい旅行記ありがとおうございます。
飛行ルート図は各社により色々あり、私の搭乗中楽しく拝見しています。
動画があればみて見たいです。
- Noraさん からの返信 2025/08/27 14:22:47
- Re: 飛行ルート図
- こんにちわ、Eremiyaさん、訪問頂ありがとうございます。いえ、搭乗中はビデオは撮りません。間欠的に絵になるフライトマップが出たらiPhoneで撮るくらいです。映画を見たり、目的地の資料を読んだり、食事をしたり、眠ったりで忙しいでしょ?貴兄の旅行記は情報満載で勉強になります。頑張って下さい。
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