2025/04/02 - 2025/04/02
7位(同エリア9件中)
chikiroomさん
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トルコ国民が大移動するという砂糖祭に当たってしまった今回。去年はラマダンの真っ最中だったから影響がなかったのでした。ラマダンの最中は旅行者には影響はないけれど、終わると大影響があると学んだ今回。
さて、とにかく天気に恵まれなかった二回目のトルコ。気球見物をするために選んだパムッカレは結局入園せず、カラハユットも中途半端。天気が悪いから気球見物も無理だろうと思っていました。
エスキシェヒルに行く交通機関は何を使うか、まだ迷っている。
さて、エスキシェヒルは若者の街と呼ばれていて、新しい文化や暮らしぶりがあるという。さらに温泉もあるらしい。
長旅のここらでどっぷり湯船に漬かりたいけれど、去年イスタンブールではとんだ扱いをされてしまったハマム。今度こそちゃんとトルコ風呂に入ることができるでしょうか。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
-
夜中にトルコ国鉄につないでみたら、当日のエスキシェヒルーイスタンブールのHigh speed trainがキャンセルがあったようで各時間帯5席とか3席とか空いています。
夜が遅くなるとキャンセルが出るみたい。
昨日持ち帰ったピラフと煮込みは外が寒くて冷蔵庫代わりになるのでベランダに出しておきました。
そのピラフを取り込もうとベランダに出ると、「ごーー」という聞きなれた音が。 -
気球だ!
しかも発着場がホテルから目と鼻の先の100mほどのところ!
昨日雨だったし、諦めていた気球見物ができる! -
カメラを抱えて急いで走ってきました。
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カッパドキアほど豪勢ではありませんが、それでも多くの気球が準備をしています。
いろんな国の言葉が聞こえます。 -
去年カッパドキアで気球に乗ったし、これで気球の上からと下からを見ることができたことになります。
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あちら側からも飛んでます。なんだか逆さの水風船が飛んでいるよう。
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すごいすごい!飛んでけ、気球!
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昨日がこんな天気だったらなぁ。
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石灰棚の方に飛んでいきます。きっといい眺めでしょう
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それほどお土産屋がびっしりという感じでもないパムッカレ
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見物を終えてホテルに戻りました。雨の後なので今日の朝食は室内ですね。ただ、朝食は8時からなので、9時のバスに乗らなければならない私はゆっくりと朝食を食べられません。
列車を諦めきれない私は、ホテルの男性に「エスキシェヒルに行く列車はないの?」と聞いてみました。するともっさりし冴えないと思っていた男性がわかりやすい英語で答えてくれました。
「ローカル列車はエスキシェヒルとイスタンブールの間にはない(High speed trainのみ)エスキシェヒルからイズミルに行って、それからイスタンブールに行く。8時間かかる。列車は朝夕2本のみ」とのこと。
昨日来た道を戻るようにイズミルに行くんだ~。こりゃダメだ。 -
朝食会場。昨日とは違う若い女性ふたりが朝食準備をしていました。
私はここでわたわたと食べるよりもお弁当にしてもらって、バスの中でゆっくり食べたい。
お願いしてお弁当にしてもらいました。
バスに遅れるとアウトなので、せかせてしまってすみませんでした。
お弁当を受け取って走ります。
このホテルは「Akapella」1泊43ユーロでした。
Sefa Sokak no 8, 20190 パムッカレ, トルコ -
-
デニズリに行くバス停前。バス停らしき目印は何もありません。
写真は昨日メトロ社と連絡をとってくれた彼。
お兄さんが川崎新町でケバブ屋をやっているそうです。日本語が少しできます。気球やパラグライダーのお申し込みはこちらへ。
Turgut Özal Cad.No:2/B, Cumhuriyet Meydanı No:7/C, 20190 Pamukkale/Denizli, トルコ
帰国後、彼のお兄さん(従兄さんでした)のお店のある川崎新町に行ってきました。
「アリババケバブ」
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140502/14082453/
バスはデニズリまで30分かかります。ギリギリです。「着いたら走れ!」と彼。
「走るのはいいけれど、メトロバスの乗り場がわかんないのよ」と言うと、「こいつは一緒にデニズリまで行くから頼んでおくよ」と他の若い男性を護衛につけてくれました。
何から何までごやっかいになりました。 -
デニズリに着き、9:00発のバスにも間に合いました。バスは10分遅れて発車。
バスの中でお弁当を広げます。きれいに詰めてくれてました。水もジュースも入っています。 -
噂に聞く、バスの中の車内サービス。お菓子やコーヒーが配られます。
後から配られた冷たいペプシが美味しかった。
モニターはありますが、何が映るのかわかりません。見ている人もいなかったような。 -
バスは平原を走ります。どこまで行っても似たような景色。汽車で見たかったなぁ。たぶん同じような景色なのだろうけれど、駅舎の風景とか見たかったのよね。
ここで事件が。
バスが止まったかと思うと、警察官が二人乗り込んできました。すると乗客が全員「IDカード」を出す。日本のマイナンバーカードと形も色もそっくりな「トルコのIDカード」何の説明もありません。(されてもトルコ語ではわからないけど)
警官はスーパーのレジにあるようなハンディタイプの読み取り器で「ピッ」「ピッ」とIDカードを読んでいきます。
私は当然パスポートを出します。警官は「え?」という感じでパスポートを持って降りていくと、また戻ってきて笑顔でパスポートを返してくれました。
このバスに乗り込んでくる検問はいつもやっているものやらわかりませんが、乗客は慣れている様子でした。それにしてもIDカードを忘れたりしたらどうするんだろう。
こういう乗り物に乗る時は必ず携帯するようになっているんだろうな。
でも、これでトルコ国民の〇山×夫さんが2025年4月2日にどこにいたかはバレバレですね。そういえばATMもトルコ国民は最初にIDナンバーを入れないと使えませんでした。いつ、だれが、どこで、いくらお金をおろしたか一目瞭然。
日本政府もこれ、やりたいんだろうなぁ。 -
バスはいくつかのオトガルに止まります。エスキシェヒルの街に近づくごとににオトガルが大きくなっていきます。
-
エスキシェヒルのオトガルです。
トルコは列車がほとんど走っていないので、バスが駅の役目をしています。設備も駅と同じ。
ここからトラムに乗って駅に行き、明日の列車の切符が買えるものなら買おうと思いました。そのトラムとやらはどこから出るのか。 -
人に聞きながらトラムを見つけて乗り込むとき、運転手さんに「トレインステーション」と言ったら「??」周りの乗客も「??」
もし日本なら、どんな田舎に行っても「トレイン」と「ステーション」ぐらいはわかってもらえると思うのですが、ここは「??」
トラムの一番前に座っていた若い男性が「駅に着いたら僕が教えてあげるよ」ときれいな英語で行ってくれたので、ほっと一安心。
彼はイスタンブールの大学に通っていて、砂糖祭なので実家のあるエスキシェヒルに帰ってきているそうなのです。
「明日ブルサに行くんだけど、バスの時間、わかる?」と聞くと、私のスマホにOBILITというアプリを入れてくれました。このOBILIT、イスタンブールでもラッピングバスが走っている有名なアプリらしく、飛行機、バス。フェリー、ホテルが予約できるアプリなのでした。
賢そうな彼と少し会話して、駅前で降りました。駅で電車の様子を聞こうと思ったのですが、キャリーがあるのでまずホテルに行き、また戻ってくることにしました。ホテルは駅から10分とのことなのでその方がいいと判断。 -
ガイドブックにあったエスキシェヒルのポルスク川と、それに架かる紫色の橋。荷物を置いたら、このあたりを散策してみよう。
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ホテルを探しますが、なかなかみつかりません。雲行きも怪しくなってきました。
駅から10分って、それは嘘だな。 -
やっと見つけたヴァンドーム ホテルです。最上階の屋根裏部屋です。当初、1日でデニズリから乗った列車からエスキシェヒルでイスタンブール行にhigh speed trainに乗り継ごうと思ったのですが、きちんと接続できるのか、どれくらい余裕をもたせたらいいのかと考えました。
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デニズリから9:55に乗った列車は18:25にエスキシェヒルに到着。最短で乗り継いでもイスタンブールに到着するのは22時前。イスタンブールで降りるのはカドキョイのSöğütlüçeşmeだから土地勘はあるものの、さすがに22時到着して夜道は怖い。昼ならば歩く距離だけど、ウーバーにしようかと考えていました。
ならいっそのことエスキシェヒルに一泊したら?
朝7時台のHigh speed trainに乗れば10時頃に到着する。当日夜遅く着いても翌日行動するのは大して変わらない時間だろう。
ということでエスキシェヒルに1泊にしたのでした。
無駄に広いトイレとバスルーム。アンティーク風の鏡 -
冷蔵庫付きです。
エスキシェヒルはあまりホテルがなくて選択肢がありません。駅近くに手ごろなホテルが無く、ここも候補に入れていたのですが、私の予算から外れる。 -
ところがある日、booking comを覘いていたら、変更不可なれど5000円台で出ていたので思わずポチしました。
なるほど良い部屋です。 -
屋根裏ですてきな家具が置いてあります。テーブルセットがあるの部屋は今回初めてです。
-
外は黒い雲が低くなり、雷の音もしてきました。
どうもこの旅はお天気に恵まれません。 -
ともかく外に出ようとエレベーター。
このホテル中世をモチーフにしているよう。
フロントの人に街の案内を聞いていたら、このホテルの正式名称は「Spa」がついている。スパがあるなら使いたいなぁ。
ここまでで結構疲れているし、スパがあるの?と聞いたら「温泉はない」とのこと。
「でも、このそばにkent Hamami」というのがあるりますよと伺い、行ってみることにしました。 -
雨が強くなってきました。トルコリラが心細くなってきたのでPTTのATMでキャッシングしていたら、男性に声をかけられました。
「仕事は何をしているの?」「○○につとめてますけど」「僕は教師なんだ」って。
何を聞きたかったのしょうか?? -
途中でKent Hamamiを見つけました。入り口にいたお兄さんが「チケットはあっちで買って」と言われましたが、このハマムのお値段もルールもわからない。
マゴマゴしていたら、女の子たちが英語のできるかっぷくのいい男の人をどこからか連れてきてくれました。
「利用料金は150TL。マッサージは別料金だと思う」とのこと。
それはお手頃のお値段なので、さっそく入ってみると子どもや普通の若い女性がいっぱい。みんなシャンプーなどのお風呂セットを持っていてまるで銭湯です。
「さあさあ、こっちに来い、これがあなたのロッカーの鍵だ」と強引に鍵を持たされロッカーに連れていかれる。
「これはボラレることはない」とは思いましたが、何しろ何の用意もしていない。番台のおばさんに「私は近くのホテルに一旦帰ってもどってくるから」とお願いして解放してもらいました。
徒歩2分のホテルに戻りお風呂セットを持って戻ってきて服を脱ぐ。。が、みんな水着を着ている。
あ、水着忘れた。
もう戻る気力がない。着ているものが水着と言えば通る感じのものだったので、それで入ることにしました。 -
写真はKent HamamiのHPからお借りしました。
中はこんな感じです。男女別です。久しぶりの湯船に浸かって「極楽、極楽」
誰もいなかったら泳いでましたね。
湯船に浸かる人がいません。湯船に入るという習慣がないのかな。 -
大浴場の隣はマッサージエリア。気持ち良さそうなのでお願いすると番号を書いたプラ札を渡されました。マッサージは110TL。KEZEというのも110TL。両方合わせても220TLなのでこれお得です。
番号札を持って待っていると、「こっちこっち」と手を引っ張られ、この手術台のような上に寝かされマッサージ。
去年のイスタンブールのような手荒なことはなく、ちゃんとツボも押してくれてこちらも極楽極楽。
マッサージ女性の手はふやけてゴツゴツ。大変だなぁ。20分ほどやってもらったのでチップを渡そうとしましたが、220TLのチップっていくら渡したらいいんだろう??と思い、50TLを渡そうとしたらものすごい勢いで怒られ。
こちらがトルコ語がまったくわからないのにトルコ語でまくしたてられ。
え?え?と、わけもわからずいたら、そばにいた英語ができる女性が2000TLだという。
えーーー、8,000円??それってぼったくりじゃん!
えーーーっとなっていたら、女性は私の財布から250TLを持っていき、「これでいいよね」と。
あのー、hundred をthousandって言うのやめません? -
ともかく久しぶりのお風呂で気持ちが良くなり、通りのお店で大きな円盤状の金属の上で具材をかき回してパンにはさんだものを買いました。100TLです。安!いだけあってあまり美味しくありませんでした。
-
さて、明日できればHigh speed trainでイスタンブールに行きたいのでトルコ国鉄のアプリを立ち上げます。23時を過ぎると、ぽつぽつとキャンセルが入るのですが、普段PCをメインで使っているので、スマホを打つのが遅く、もさもさしている間に誰かに取られてしまう。
こりゃダメだと思って昼間の彼に教えてもらったOBILETのサイトからバスの予約をしようとしましたが、なぜかうまく行かない。
またトルコ国鉄に戻ってキャンセルが出ないか見てみたら、ビジネスクラスにキャンセルが出た。
これはラッキー。ビジネスクラスといっても750TL。3000円で、65歳以上は半額なので1500円。これはいただきと思ったら、スマホのメッセージに「予約が確定しました」。さっきダメだったバスが取れてしまった。。。
デニズリの時と同じようにバスが取れてしまいました。。。ただ、列車は7時30分のだったので、それに間に合うように起きて出る気力がなかったので、まぁ、いいですが。
ところがメッセージに「予約が完了」と出るが、そのチケットが出ない。どうやっても出ないので、夜中の12時過ぎにフロントに行き、夜番の若いお兄さんにスマホを渡してやってもらいました。
若い子たちってすごいね。
明日はまたオトガルに行き、そこからブルサに行きます。
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