
2025/04/17 - 2025/04/17
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ぶどう畑さん
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2025年4月17日(木)
台湾2日目、午前中は「天燈上げ」を体験しました。
「九分」から瑞芳駅までバスで行き、ローカルな平渓線に乗って「十分」へ。
タブレット交換を目撃するオマケつき。
ランタンに願い事を書いて飛ばすと、それが叶うそうです。
願いによってランタンの色が異なるので、赤と白、2つのランタンを上げることに。
これがとても楽しくて、大満足!!
線路沿いに並ぶお店、天燈上げをする人たちの様子、短い時間ながら「十分」をエンジョイしました♪
(旅行期間:2025年4月16日~4月20日)
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝5時半のテラスからの景色。 静かな海が広がっています。
台湾と日本の時差は1時間。体内時計は正確で、やはり早く目が覚めた。キューフン コマチ ホテル
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6時半、標高588mの「基隆山(雞籠山)」に朝日が当たり始めました。
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「深澳湾」にも朝日が当たり、海の景色が明るくなる。
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8時、「九分小町」の本館へ。
宿泊プランは朝食付き。
チェックインの時に「食堂は呼び鈴を押した所よりさらに上です」と言われました。
建物脇の階段をのぼっていくと暖簾のかかった入口が。
ここが正面玄関に違いない。
本館にも客室があるようですね。 -
四方がガラス張りの食堂からも、海を眺めることができました♪
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椅子とテーブルがある所、ぶどうの部屋「富士の間」のテラスじゃない?
こういう位置関係になっているのか。 -
同行のカワセミさんが、電線の鳥に気がついた。
羽が緑色!
宿に居ると、いろいろな鳥の声が聞こえてきて癒されます。(^^) -
厨房の様子。
写真に写っていませんが、厨房に居る男性のお父さんが宿のオーナーで、息子さんが予約や部屋の管理を担当する家族経営のお宿のよう。
#写真は許可を得て掲載しています -
この日の朝食はサンマ!
最近、縁遠くなっていた。嬉しいなぁ♪ -
ご馳走さまでした~!
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9時、宿を出発。
坂をくだる途中、お寺が気になって寄り道。
「聖明宮」というお寺でした。聖明宮 城・宮殿
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「九分」は、19世紀末、金の採掘に伴って町が発展し、日本統治時代(1895年~1945年)に最盛期を迎え、その当時に路地や石段が造られたそうです。
このお寺も最盛期に建てられたのでは?と思ったら、1950年に以前からあったお寺を建て替えたよう。 -
それにしても立派。装飾が見事なこと!
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本殿脇の建物の彫刻も本当に細かくて美しい。
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昨日歩いた道をくだり「基山街」へ。
「頼阿婆芋圓」では、早くもオニイサンたちが「芋園」作りに精を出していました。頼阿婆芋圓 スイーツ
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その少し先に「郵便局」。
夕べ、ゴミ収集車に生活の一端を垣間見ましたが、郵便局も九分で暮らす人たちに必要不可欠な公共施設だよね。 -
まだシャッターの閉まる「基山街」を進みます。
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あ、あの車は…、宅配便かな?
今の世の中、これも必要不可欠ですね~。 -
「基山街」を抜け、9時半前、バス停に到着。
九分を通るバスは何本かあるようで、時刻表を探したもののわからずじまい…。
地図アプリで検索するとそこそこ本数があるため軽く考えていたのですが、電光掲示板に表示されている次のバスは、えぇ、11時過ぎ?ウソでしょ…。
焦って停留所に貼られた時刻表をよくよく見たら、台北まで行く「965番」は30分おきくらいにあるよう。
中国語でわからないけれど、電光掲示板の「前の停留所にまだ到着していない」がそのバスと思われる。ホッ。 -
でも…、瑞芳駅10:03発の電車に間に合うのか?
それを逃すと、次の電車は1時間後。ウ~ム…。
ヤキモキしてもしかたない、なるようになるさ。
バス停からの景色なんぞを撮ったり。 -
そうこうしているうち、バスが来ました!
9:50には瑞芳駅前のバス停に到着。15分かからなかったじゃないかな。
965番は「台湾好行」のバスサービスで、台北の「新北板橋公車站」まで行くらしい。
乗り換えなしで行けるのは便利ですが、バスはくねくねの坂道を飛ばす、飛ばす。
運転が荒いし、停留所に何度も停まるから、バスに酔うぶどう畑には無理だ…。(T-T)
【台湾好行シャトルサービス:九分金瓜石線】
https://www.taiwantrip.com.tw/Frontend/Route/Select_p?RouteID=R0111 -
十分に行く「平渓線」は3番線。
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ホームに行くと、すでにたくさんの人が電車を待っていました。
人気の路線なんだなぁ。 -
ホームの壁にはトビウオやら海の生物が描かれています。
ナニナニ「国立海洋科技博物館」…? 瑞芳、海に近くないのに…?
調べてみたら「国立海洋科技博物館」は瑞芳駅から出ている「深澳線」でひと駅で行けるよう。
「九分」から見える湾の近くにありました。 -
そして「深澳線」は、2007年にいったん廃線になって「国立海洋科技博物館」の開業に伴い、2014年に再開した路線とわかります。
再開当初は「国立海洋科技博物館」の最寄り駅「海科館」で折り返していましたが、騒音や排気の苦情が相次ぎ、ひと駅先の「八斗子」まで延長したそうな。
「八斗子駅」は海沿いにある小さな無人駅。
その写真を見て惹きつけられました。いつか行ってみた~い! -
「平渓線」が入線してきました。
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この電車、単線ならではの「タブレット交換」が行われていました!
電車から輪っかが出ているのがわかりますか?
ホームにいる車掌さんがこれを受け取ると、柱にあるボックスに入れていました。
鉄ちゃんじゃないので詳しくありませんが、珍しい光景にひとり感激! -
「瑞芳」を出てひと駅「ホウトン」に停車。
通称「猫村」のとおり、ニャンのイラストがホーム脇の建物に。
帰りに寄りま~す!猴ドン駅 駅
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次の駅は「三貂嶺」。
ここが「花蓮」に行く路線と「平渓線」との分かれ道。三貂嶺駅 駅
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次の「大華駅」を過ぎてほどなく、右手に「十分瀑布」が見えました!
滝のシャッターチャンスは逃してしまったけれど、結構、大きかった。
吊り橋があったり、なかなか良さげな遊歩道です。 -
瑞芳から約30分、両側にお店の並ぶ場所を通過して「十分駅」に到着。
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あっ、ランタン! ここまで飛んで来るんだ。
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ホームから「静安吊橋」も見えました。
渡ってみたいね。 -
では、改札に向かいましょう。
ここで列車交換が行われるため、向かいのホームに瑞芳行きの電車が停まっていました。十分駅 駅
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駅から歩いて少しすると、線路の左側に屋台が並び始めます。
小っちゃいカニが美味しそう♪ -
これはナニ???「バンレイシ」って書いてある。
日本語では「釋迦頭(シャカトウ)」と呼ばれる果物で、台湾で人気なんだとか。
どんな味なんだろう。 -
ニャン、発見! 綺麗な猫ですにゃ。
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ランタンのチャーム、可愛いね♪
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線路の両側にお店が並ぶエリアに来ました。
ランタンが上がっています! -
心がはやるものの、ランタン屋さんは何軒もあって戸惑う…。
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ランタン(願い事)の色は9色。
赤:健康、平安
黄:金運、富
青:事業、仕事
紫:試験、勉強、専門
白:明るい未来
オレンジ:恋愛、結婚
緑:幸運、成功
濃いピンク:人間関係
ピンク:幸福
単色、4色(4パターン)、8色(2パターン)のいずれかを選択するようです。 -
どの店にしたらいいのやら…。
思いながら歩いている時、客引きのオネエサンに声を掛けられました。
「4色の組み合わせを変えることができないの?」尋ねると、日本語の上手な別のオネエサンを呼んできてくれました。
それが写真の彼女で、お店の名前は「凱元」。
#写真は許可を得て掲載しています凱元天燈 体験・アクティビティ
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自由な色の組み合わせはできず、組み合わせはどの店も同じとのこと。
ランタンは4枚(8色は8枚?)を貼り合わせたもの。
好きな色を貼り合わせ、糊が渇くのを待って…なんてやってたら日が暮れちゃうよね、納得。 -
4色にしたいけれど、どれかが要らなかったり、どれかが欠けていたり…。
ぶどう畑もカワセミさんもピッタリくる組み合わせがない。
それで、2人が共通する赤と白を1つづ上げることにしました。1色200TWD
ランタンに願い事を書いて飛ばすことで、それが叶うらしい。
4面あるので、1色につき、ひとり2面づつ願い事を書きます。 -
まずは「健康・平安」を願う赤からあげましょう!
願い事を書いたランタンを持って、線路の真ん中に移動。
ランタンの端を持つように言われ、ポーズの指示。
面を変えて、またポーズ。
それを繰り返している間に、オニイサンが下部のチップに火を点けてくれます。
いつの間にかランタンが膨らんで、「手を放していいですよ」の言葉に従って手を放すと、空に上がっていく。わぁ~!! -
続いて「明るい未来」の白。
ポーズを取ることでテンションもアップ♪ -
オネエサンは、ぶどう畑のミラーレス、カワセミさんのスマホで写真を撮ってくれました。それだけでなく動画も。ホント、プロです。
点火担当のオニイサンは空にのぼるランタンを眺めながらニコニコ。
それも嬉しい。
こっちはランタンを持ってポーズを取ってただけなんだけどね。
メッチャ楽しいよ~!! -
遠くまで飛んでいけ~!!
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飛んでいったランタンを眺めたあとも、ポーズ作りはまだ続く。
思い出作りをありがとう!!
ほかのお店も同じなのかはわかりませんが「凱元」にして大正解。(^^) -
天燈上げは、2016年11月、チェンマイの「コムローイ」で体験したことがあります。
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あの時は、自分たちでチップに火を点けました。
「ランタンが燃えないように気を付けてください」と言われて、ムムム…。 -
周りのランタンが膨らんでいるのに、自分たちのランタンがなかなか膨らまなくて焦ったり。
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周ってきたガイドさんに「手を放しても大丈夫」と言われてようやく手を放すと、無事、ランタンが上がっていきました。ホッ。
【夜空に浮かぶコムローイは星、大宇宙とつながる祭りイーペン 私にしては弾丸・初チェンマイの旅3-4】
https://4travel.jp/travelogue/11221377#google_vignette -
無数のランタンが空に浮かぶ様子は、言葉に尽くせないほど綺麗で感動します。
ただ、「コムローイ」は大規模な仏教行事なので、ランタンをあげる前に読経が続き、お坊さんが広場をぐるぐる廻ったり。
自分のささやかな願いではなく、世界平和とか規模の大きい願いがふさわしい感じ。
正直言うと「コムローイ」は、ただ観ているほうが感激すると思いました。自分で上げるんじゃなくてね。
あげるのに瀬一杯で、気持ちに余裕がないから。(^^;
これは、ぶどう畑でなく、一緒に行ったイトコのY姉さんも同意見。 -
ホテルに戻ると、近くの橋でもランタンを上げていたので、またまたトライ。小さいサイズが60バーツ(当時約200円)
ランタン売りのオニイサンが火をつけてくれると、あっという間に膨らんで、天燈上げ会場とは比較にならないスピード。
ランタンが小さかったこともあるけれど、チップが燃えやすいようになっている?
ゆらりと空に上がったランタンは、どんどん遠くなっていきました。
「十分」の天燈上げは火を点ける苦労がないし、自分のささやかな願いをこめることができます。
なにより、店のオネエサンが気分をアゲてくれたことに感謝です♪ -
ほかの人たちがランタンをあげる様子を眺めながら、
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線路沿いを歩きます。
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両側に並ぶお店が途切れる所に来ました。
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右手の少し坂になった路地には、まだまだお店が続いています。
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その先にあった小学校、門扉やフェンスにランタンの装飾。いいね、いいね!
十分国小学校 建造物
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時刻は11:15。
平渓線は1時間に1本なので、次の瑞芳行の電車はたぶん11時半頃。
あと1時間、十分でぶらぶらするのもありだけど、猫村へ行こうか。 -
吊り橋、渡れなかったね…。
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往きに気になったお店で「ニガウリの蜂蜜シェーク」を買って、ノドを潤しながら急ぎ足。
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瑞芳からの電車が入線してきました。
十分駅 駅
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気がつけば、ランタンがホームに落ちている。
それを拾う駅員さん、ご苦労様です。 -
11:37の瑞芳行きの電車がやって来ました。
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「十分」をあとにして、猫村の「ホウトン」に向かいます。
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