ご覧戴きましてありがとうございます。<br />　2025年３月29日の土曜日から2025年３月31日の月曜日にかけての３日間、当時、JR西日本が発売していた「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」という割引商品を利用して北近畿エリアを旅してきました。<br />　この旅行記では、京都駅を出発し、２泊３日の行程で北近畿エリアを旅した後、新大阪駅まで移動するまでの様子を紹介させて頂きますが、６部構成での公開を予定しております。<br />　そのうちパート１では１日目となる2025年３月29日の土曜日の行程の全て、主には①福知山でのランチの様子、②福知山から天橋立まで元JR東海のキハ８５系という特急用ディーゼルカーを使用した「たんごリレー」という特急列車で移動した時の様子、③天橋立を散策した時の様子等をご覧戴きます。

「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」で行く北近畿の旅2025・03(パート１・１日目編))

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2025/03/29 - 2025/03/31

289位(同エリア1025件中)

エリア

天橋立・宮津(京都)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

グルメ: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 船 JR特急私鉄徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

　2025年３月29日の土曜日、時刻は10時00分過ぎ、只今、京都駅付近に来ています。
　まずは京都10時25分発特急はしだて５号天橋立行きで福知山まで向かいます。
　特急はしだてですが、福知山を経由して京都と宮津・天橋立等を結ぶ特急列車です。
　２８７系というJR西日本の特急車両が使用され、この日は４両編成での運転でした。
　座席は全て指定席で、自由席はありません。
　そのうち１号車の一部はグリーン車、以外は全て普通車指定席でした。
　なお、４号車の後寄りには５～７号車の３両の車両が連結されていますが、こちらは特急まいづる３号東舞鶴行きとして運転します。
　特急まいづるですが、綾部を経由して京都と東舞鶴を結ぶJR西日本の特急列車です。
　なお福知山までは所定の乗車券と特急券(チケットレス特急券)を別途購入し、乗車しました。
　途中の綾部駅では１～４号車の特急はしだて天橋立行きとして運転される４両編成の車両と、５～７号車の特急まいづる東舞鶴行きとして運転される３両編成の車両に分かれる通称「切り離し」という作業が行われました。
　福知山駅には11時45分頃に到着しました。

　福知山駅で一旦下車し、ランチを頂くべく「ビエラ福知山」の中にある・・・
　「餃子の王将JR福知山駅店」に立ち寄りました。
　ビエラ福知山ですが、福知山駅の豊岡寄りの鉄道高架下に位置するJR西日本系列の商業施設、餃子の王将ですが、京都市山科区に本拠地を持つ王将フードサービスという会社が運営するチェーンタイプの中華料理店です。
　当日は638円する炒飯(焼きめし)の他・・・
　365円するジャストサイズの回鍋肉・・・
　390円するジャストサイズの鶏の唐揚げを頂きました。

　再び福知山駅です。
　福知山からは京都丹後鉄道に乗ります。
　京都丹後鉄道ですが、夜行の高速バスでお馴染みの「WILLER EXPRESS」の系列会社である「WILLER TRAINS」という会社が福知山～宮津間、宮津～西舞鶴間、宮津～豊岡間で鉄道運行を行う際のブランド名です。
　そして利用したのは福知山12時52分発特急たんごリレー３号網野行きで、当日は天橋立まで利用しました。
　特急たんごリレーですが、特急きのさき・特急こうのとりに接続して福知山と宮津・天橋立・網野等を結ぶ京都丹後鉄道線内のみで運転する特急列車です。
　くどくなりますが、特急きのさきは、京都と福知山・豊岡・城崎温泉等を結ぶJR西日本の特急列車、特急こうのとりは大阪・篠山口等を経由して新大阪と福知山・豊岡・城崎温泉等を結ぶJR西日本の特急列車です。
　元JR東海のキハ８５系という特急用ディーゼルカーを用いた8500形という特急用ディーゼルカーが使用されていました。
　２両編成での運転で、１号車は指定席、２号車は自由席でした。
　なお、2025年３月29日現在、自由席は勿論、指定席でも車内での切符拝見がありましたので、利用の際は注意が必要です。
　ここから先はこちらの「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」を利用しました。
　この城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス、「tabiwa」というJR西日本の旅行情報アプリでのみ取扱いしていた割引商品でした。
　2024年10月２日から2025年３月31日までの間、利用することができ、期間中のうち連続する好みの３日間、4,800円で以下に示す「１　利用可能な交通機関」は何回でも利用し放題(乗り放題)になる、「２　利用可能な観光施設」は期間中のうち１回に限り利用可能になるというものでした。

１　利用可能な交通機関

○JR山陰本線・・・綾部～福知山～和田山～豊岡～城崎温泉～香住～浜坂間
○JR播但線・・・寺前～竹田～和田山間
○JR舞鶴線・・・綾部～西舞鶴～東舞鶴間
○京都丹後鉄道・・・全区間(宮津～福知山間、宮津～西舞鶴間、宮津～豊岡間いずれも利用可能)
○全但バス・・・①城崎温泉駅～日和山(城崎マリンワールド)間、②豊岡駅～出石間、③豊岡駅～コウノトリの郷公園間の各路線バスと④観光周遊バス「たじまわる」のみ
○城崎温泉ロープウェイ・・・全区間(山麓駅～山頂駅間)
○天橋立観光船・・・天橋立～一の宮間(宮津～天橋立間は利用不可)
○天橋立ケーブルカー＆リフト・・・全区間(府中駅～傘松駅間)

２　利用可能な観光施設

○城崎マリンワールド
○城崎文芸館
○城崎麦わら細工継承館
○出石家老屋敷

３　その他

　城崎温泉レンタサイクルが期間中の毎日、１日２時間に限り追加料金不要で利用可能

　紙の切符ではなく、スマホの画面が切符代わりとなるいわゆる「デジタルチケット」でした。
　但しこの城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス、2025年３月31日をもって利用を終了しました。
　が、しかし2025年４月１日から「JR西日本✕京都丹後鉄道　北近畿おでかけパス」(以下「北近畿おでかけパス」と紹介させて頂きます。)という割引商品が使えるようになりました。
　というわけでここからはその「JR西日本✕京都丹後鉄道　北近畿おでかけパス」(以下「北近畿おでかけパス」と紹介させて頂きます。)について触れたいと思います。
　この割引商品、tabiwaではなく、「KANSAI Maas」という関西の７つの鉄道会社が運営するおでかけ情報アプリでのみ取扱いしている商品で、2025年４月１日から2026年３月31日にかけての間、期間中の連続する好みの３日間4,800円で「４　利用可能な交通機関」(「北近畿おでかけパス」)が利用し放題(乗り放題)になるというものです。

４　利用可能な交通機関(「北近畿おでかけパス」)

○JR山陰本線・・・綾部～福知山～和田山～豊岡～城崎温泉～香住～浜坂間
○JR播但線・・・寺前～竹田～和田山間
○JR舞鶴線・・・綾部～西舞鶴～東舞鶴間
○JR福知山線・・・相野～篠山口～福知山間
○京都丹後鉄道・・・全区間(宮津～福知山間、宮津～西舞鶴間、宮津～豊岡間いずれも利用可能)
○全但バス・・・①城崎温泉駅～日和山(城崎マリンワールド)間、②豊岡駅～出石間、③豊岡駅～コウノトリの郷公園間の各路線バスと④観光周遊バス「たじまわる」、⑤竹田城跡「天空バス」のみ
○ウイング神姫・・・①相野駅～兵庫陶芸美術館間、②篠山口駅～篠山営業所間の２路線の路線バ

　☆ここからは「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」から「北近畿おでかけパス」に変わり、メリット・デメリットをですが、以下の通りです。

◎メリット

・新たにJR福知山線の相野～福知山間が利用し放題となる
・新たに神姫バスの一部路線が利用し放題になる

◎デメリット

・城崎マリンワールドや出石家老屋敷等の観光施設の利用が出来なくなり、別途、入場料が必要になったこと
・天橋立観光船や城崎温泉ロープウェイ等船やケーブルカー、リフト、ロープウェイ等の利用が出来なくなったこと

※加筆
　2025年11月28日現在、2025年10月～2026年３月31日までの間、「城崎温泉・天橋立周遊パス」という別の割引商品が使えるようになったそうです。
　2026年３月31日までの連続する好みの２日間、3,700円で以下に示す「５　利用可能な交通機関」は何回でも利用し放題(乗り放題)になる、「６　利用可能な観光施設」は期間中のうち１回に限り利用可能になるというものです。
　ちなみにこちらの商品、tabiwaと「KANSAI Maas」の両方で購入可能らしいです。

５　利用可能な交通機関

○JR山陰本線・・・綾部～福知山～和田山～豊岡～城崎温泉～香住～浜坂間
○JR播但線・・・寺前～竹田～和田山間
○JR舞鶴線・・・綾部～西舞鶴～東舞鶴間
○京都丹後鉄道・・・全区間(宮津～福知山間、宮津～西舞鶴間、宮津～豊岡間いずれも利用可能)
○全但バス・・・①城崎温泉駅～日和山(城崎マリンワールド)間、②豊岡駅～出石間、③豊岡駅～コウノトリの郷公園間の各路線バス、④観光周遊バス「たじまわる」、⑤「天空バス」のみ
○城崎温泉ロープウェイ・・・全区間(山麓駅～山頂駅間)
○天橋立観光船・・・天橋立～一の宮間(宮津～天橋立間は利用不可)
○天橋立ケーブルカー＆リフト・・・全区間(府中駅～傘松駅間)

　なお、こちらの商品では、①JR福知山線の相野～福知山間、②神姫バスの一部路線の利用は出来ません

６　利用可能な観光施設

○城崎文芸館
○城崎麦わら細工継承館
○出石家老屋敷

　なお、城崎マリンワールドはこの商品では入場出来ません

７　その他

　城崎温泉レンタサイクルが期間中の毎日、１日２時間に限り追加料金不要で利用可能
　
　JR・京都丹後鉄道ともに別途特急券を購入すれば、特急列車に乗車できる為、今回は福知山～天橋立間の自由席特急券を購入し、利用しました。

　この日は途中の宮津駅ですれ違う13時24分発普通列車の西舞鶴行きが遅れて運転した為、天橋立駅には所定到着予定時刻である13時30分より６分程度遅れとなる13時36分頃に到着しました。
　天橋立駅から歩くこと５～10分、「天橋立」に来ました。
　天橋立ですが、この地の東側に位置する宮津湾という海と西側に位置する阿蘇海という海を分ける地帯らしく、砂が堆積して出来たそうです。
　なお、日本三景の１つであり、京都有数の観光名所であることは言うまでもありません。
　その天橋立ですが、まずは西側となるこちらのエリアから阿蘇海の景色を眺めました。
　その時眺めた阿蘇海等の景色がこちらで、当日眺めた景色の写真を３枚ご覧戴きます。
　まずは１枚目からです。

　２枚目です。
　これが最後です。
　かわって今度は東側に位置する「天橋立海水浴場」という海水浴場から宮津湾等の景色を眺めました。
　その天橋立海水浴場から眺めた宮津湾等の景色がこちらで、こちらもその時撮影した写真を３枚ご覧戴きます。
　まずは１枚目からです。
　２枚目です。
　これが最後です。
　実はこの日、天気予報では晴れ時々曇りの予報でしたが、この辺りから本格的に曇り空へ変わり始めました。
　続いては天橋立観光船に乗るべく、天橋立観光船の天橋立駅に来ました。
　天橋立観光船ですが、丹後海陸交通という会社が天橋立駅(京都丹後鉄道の天橋立駅側)と４km弱先のところに位置する一の宮駅を結ぶ遊覧船です。
　また丹後海陸交通ですが、京都府与謝野郡与謝野町に本拠地を持ち丹後半島一帯で路線バス・船舶・リフト・ケーブルカーを運行している会社で、阪神阪急ホールディングスに属しています。
　当日は天橋立14時00分発一の宮行きの観光船に乗り、一の宮まで向かいました。
　当日は「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」の提示のみで乗船することができましたが、「北近畿おでかけパス」の場合、利用できないので、別途、片道800円、往復の場合は1,300円の運賃が必要です。
　但し「城崎温泉・天橋立周遊パス」であれば利用可能らしいです。
　その天橋立観光船から眺めた景色の写真がこちらで、当日眺めた景色の写真を３枚ご覧戴きます。
　まずは１枚目からです。
　２枚目です。

　これが最後です。
　一の宮駅に到着しました。
　一の宮駅を後にし、歩くこと５分程度、天橋立ケーブルカーの府中駅に来ました。
　天橋立ケーブルカーですが、先程紹介した丹後海陸交通が市街地寄りに位置する府中駅と山側に位置し、この後紹介する府中駅を結ぶケーブルカーです。
　当日は14時30分発府中行きのケーブルカーに乗車しました。
　なおこちらも「城崎温泉・天橋立tabiwaぐるりんパス」の提示のみで乗車することができましたが、「北近畿おでかけパス」の場合、利用できず、別途、片道400円、往復の場合は800円の運賃が必要です。
　但し「城崎温泉・天橋立周遊パス」であれば利用可能らしいです。
　ケーブルカーの車窓からはこのような景色を眺めることが出来ました。
　傘松駅に到着しました。
　その傘松駅ですが、駅舎のすぐ近くにこのような展望台があったので、付近の景色を眺めました。
　その時眺めた景色の写真がこちらです。
　もう１枚ご覧戴きます。
　なお、どうやらこの辺りで青空は完全に姿を消し、一面曇り空になりました。
　あわせて付近には股のぞき台もあった為・・・

　股のぞき台からも景色を眺めました。
　こちらでは当日眺めた景色の写真を３枚ご覧戴きます。
　まずは１枚目からです。
　２枚目です。
　これが最後です。
　加えて近くに「傘松公園」という公園があるとのことで、寄ってみることにしました。
　このような感じのところです。
　その傘松公園ですが、このような股のぞき台があり・・・
　こちらからも付近の景色を眺めました。
　もう１枚ご覧戴きます。
　参考までに傘松公園へはこのような階段を上る必要があります。
　再び傘松駅に戻りました。

　傘松15時00分発府中行きのケーブルカーで府中まで戻ります。
　府中駅に到着しました。
　そして府中駅から歩くこと５分程度、再び天橋立観光船の一の宮駅に戻りました。
　そして一の宮15時15分発天橋立行きの観光船で天橋立まで戻ります。
　再び天橋立観光船の天橋立駅に到着しました。
　そしてその足で京都丹後鉄道の天橋立駅に向かいました。
　曇り空になった為、これ以上天橋立に滞在しても・・・という気になり、早めにホテルに入り、体を休める決断をしました。
　ちなみに期間中、福知山駅付近のホテルで一夜を明かすことにした為、天橋立15時51分発特急はしだて６号京都行きで福知山まで向かいました。
　京都丹後鉄道内のみであっても座席は全て指定席での運行となる為、利用するには指定席特急料金が必要となります。
　ちなみにその指定席の特急券ですが、京都丹後鉄道内のみの場合、特急券そのものはこちらの紙面となり・・・
　別途、号車番号・座席番号を記された「指定券」を併せて交付されるかたちになります。
　福知山駅には16時32分頃に到着しました。