
2025/02/23 - 2025/02/24
1642位(同エリア3050件中)
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この旅行記のスケジュール
2025/02/23
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車での移動
宿からレンタカーで一路仙台へ逆戻り
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徒歩での移動
ヒイコラ言いながら坂のぼり
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仙台の象徴、伊達政宗像!!ついにたどり着きました!!
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車での移動
ガソリン淹れてレンタカーを返却
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電車での移動
地下鉄で勾当台公園駅まで移動
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徒歩での移動
ホテルが国分町のど真ん中にあるので、基本どこでも徒歩移動
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この旅行記スケジュールを元に
さて、長年の憧れだった「ホテルから出ずに何もしない」を果たしたわたしたち。
最高にリラックスできた鳴子温泉を後にして、2泊目の宿が待つ仙台市内へと向かいます。
ただ、ここで立ち寄ってみたかった場所があることを友達に告げ、友達も快諾してくれたので一路向かうことに。
そこは、震災で更地同然になった町にたたずむ廃校でした。
もちろん、ド定番の観光地訪問も欠かしません!
初めて滞在した仙台の様子をお楽しみください。
【旅程】
2月22日(土)
・新幹線で東京駅から仙台駅へ
・レンタカーに乗り換え一路鳴子温泉郷へ
・温泉旅館にチェックイン
・ひたすらご飯と温泉を楽しむ
2月23日(日)
・遅起きして朝食ビュッフェへ
☆今回ここから☆
・レンタカーで仙台市内へ戻る
・震災遺構となった旧荒浜小学校を見学
・仙台市博物館を見学
・仙台城跡へ登る
・レンタカーを返却しホテルにチェックイン
・牛タンを食べたりお酒を飲んだり
★今回ここまで★
2月24日(月)
・仙台から電車で松島海岸駅へ
・牡蠣小屋で腹がはちきれるまで牡蠣三昧
・松島を散策
・電車で仙台駅へ戻る
・新幹線で東京駅へ帰着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
-
温泉宿をチェックアウトして、高速道路を乗り継いでたどり着いたのが、仙台市の海岸部分にある集落に佇む元小学校だった建物。
「震災遺構・旧仙台市立荒浜小学校」です。
元々の旅程には入っていなかったのですが、前日に色々調べ物をしているときにここが検索に引っかかり、震災の爪痕を友人にも見てほしいということで恐る恐るここへの訪問を切り出したところ、友人も快諾してくれました。震災遺構 仙台市立荒浜小学校 名所・史跡
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今は田畑くらいしか残っていないこの土地にも、震災前には2000人以上の住民が住んでいたそうです。
当時通っていた90人の児童と近隣住民合わせて300人以上がこの学校に逃げ込み、無事全員生存したそう。
集団転居と建物に加わったダメージのせいで小学校自体は廃校になってしまいましたが、当時の様子を伝える震災遺構としてほぼその時の状態のまま保存が決まった…という背景があるようです。 -
ちなみにここの訪問は無料。かつて校庭だった場所が舗装されて駐車場になり、そこからすぐ入場できます。
この学校は震災当時2階まで津波に飲み込まれたものの(2階のベランダ部分までぐしゃぐしゃになってるのはそのせい)、児童を含む避難者たちは全員3階以上に逃げ込み難を逃れ、翌日の午後遅くに全員屋上からヘリコプターで救助されたそうです -
津波の侵入を受けた家庭科室
今は片付けられてガランとしてますが、1階と2階の教室は震災直後は瓦礫という瓦礫が流れ込んだようです。当時の写真がいくつも展示されていました。 -
2階の廊下に当時のまま置かれたキャビネット。よくよく見ると一定のラインから下が錆びています。
「ここまで津波が来た」という証だそうです -
4階の一室が、震災時の状況について語る当時の教員や児童の方々のインタビュー動画の放映場所になっていました
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震災発生直後、一旦は体育館を避難場所にする話も出たけど、津波のリスクを察知した先生たちがプランを急遽変更し校舎の3・4階を避難場所にすることに。その結果が避難民全員生存という結果につながったそうです。(代わりに体育館は丸ごと津波に呑まれ完全に破壊されたとのこと)
体育館の復旧は放棄されて今は更地になっており、瓦礫の山から取り出された時計だけが震災の証人となっていました。 -
こうしてみると一見ほんと何の変哲もない地元の公立小学校って感じなのですが、廊下には転々と震災前後の人々の暮らしの様子が展示されています
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屋上にも出られるようになっていました。非難した人々は全員ここから救出されたそうです。
ご覧の通り、今はだだっ広い更地しか残っておらず、2000人以上が暮らしていた痕跡は見当たりません。
現在、荒浜地区に戻ったのは200人ちょっとで、震災前の1/10にも満たないそう -
震災について学んでしんみりした後、市内中心部に戻って博物館を見ることに
ハイキュー!の書下ろしイラストが入口に展示されていました。そうかあの漫画舞台設定は宮城県だもんな仙台市博物館 美術館・博物館
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中は開放感があってオシャレな感じ。
あまり撮影はできないので写真はほぼありませんが、縄文時代から始まって伊達家や仙台藩の様子、明治以降の仙台の風景に至るまで時代順に解説されています。
伊達政宗の甲冑を見た友人が「覚えてるよ!きのうの晩御飯で出てきた三日月型だね!」と小声で言ってて、ああこの人の記憶力を舐めてはいけないなあと思いました -
仙台藩の統治範囲を記した地図の超絶拡大バージョン
これを見ながら午前中まで滞在してた鳴子温泉郷を探したりしてました -
一通り博物館を見学し終えたら、坂を延々と上って仙台城跡を目指します。
近隣にも駐車場はあるのですが、「駐車場代>博物館入場料」だし、何なら博物館見れた方が学識つきそうで面白いしで、結局このプランになりました -
魯迅の胸像が飾られていました。
この人、(今の)東北大で勉強してたんですもんね。大昔に現代文の教科書で読みました -
思いのほか急な坂にヒィヒィ言いながら登ってたら、友人に「ほら!運動不足だからだよ」とたしなめられました。悪かったな!
当時の天気は良く気温も高かったのですが、ちょっと残雪がありますね仙台城跡 名所・史跡
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息を切らしながら最後まで登ったところには、よくテレビでも出てくる伊達政宗の騎馬像が!!
仙台城跡 名所・史跡
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友人がカッコイイとかなんとか言いながら写真を撮ってたので、Wikiで調べた通り「このsamuraiをドラマで演じたのは渡辺謙らしいよ」と教えたら、えらく感動していました。
ケンワタナベは世界の共通語ですね -
それにしてもいい眺め
城下町をここから見下ろす仙台藩のお偉いさんたちはさぞかし気持ちが良かったことでしょう -
仙台城跡の碑をクールだと言って写真に収める友人
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戦没者を弔う立派な記念碑
こういう明治大正昭和あたりの記念碑ってなんかツボなんですよね。つい見ちゃう -
レンタカーを返却し、最寄りの地下鉄駅からホテルを目指します。
五橋駅 駅
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数駅乗った先にあるホテルに無事チェックイン。
事前予約で見た通り「ウェルカムバー」なるサービスがあるので、荷物を置いてさっと見に行くことにスーパーホテルPremier仙台国分町天然温泉 宿・ホテル
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思っていた以上に酒の種類が豊富!!
これには友人もわたしもびっくり -
なんならHUBとかで見るようなジュースを出す機械まで備わっています。
あの機械、見るたびに操作してみたい気持ちになってたので、個人的には大興奮です。
夜9時までは際限なく利用でき、しかも部屋に飲み物を持ち帰るのも問題ないということで、しばらくここで二人でウダウダ過ごしてしまいました。 -
ちなみに室内のバスルームはこんな感じ。典型的なビジホスタイルです。
ただここのホテルは大浴場があるので、そっちでかなり満足できます。 -
お腹がすいてきたので、ホテルから徒歩圏内にある牛タン屋さんへ直行!
親切なことにホテルがロビーで「近隣のグルメマップ」的な冊子を無料配布していたので、それで目星を付けることができました。旨味太助 グルメ・レストラン
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仙台来てまで牛タン食わない手はなかったよね…1枚追加して頼んじゃいました。
牛タンってもっとコリコリしてるもんだと思ってたんだけど、ここのは案外柔らかくてビックリ。これが本当に牛の舌!?ってくらい -
牛タン自体もさることながら、わたしはこのテールスープの旨味にやられました。
一見白湯かよってくらいうっすいのですが、コクがあるんですね。テールスープだけでも何杯でもいけそうな感じでした(笑) -
部屋に戻って一旦ゴロゴロします。
ご覧の通り、ツインルームとはいえ狭いので実質ダブルベッドみたいなもんです。二人で大笑いしましたスーパーホテルPremier仙台国分町天然温泉 宿・ホテル
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居酒屋巡りをした後、おしゃべりしているうちに仲良くなった若者軍団と一緒にラーメンを食べて帰りました。いい人たちだったなあ…
さあ、宿に帰ってひと眠りしたら、最終日の予定をこなしましょう!一閃閣 グルメ・レストラン
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