
2025/03/11 - 2025/03/11
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ケロケロマニアさん
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この旅行記スケジュールを元に
2025年の春旅、前半戦は北海道東日本パス(以下北東パス)を利用した、廃止駅探訪をメインにした鉄道旅旅程となりますが、その北東パス旅程としては3日目の様子を、本旅行記では綴らせて頂きます。
前々日は東滝川駅、前日は抜海駅と、今春廃止予定の駅を巡ってまいりましたが、この日は小休止で、来年廃止予定の留萌本線旅に出かけることにしました。
大体にして、廃止がわかっていて、その前年というのに、車内はガラガラという…。
2016年・2023年の2段階廃止で、既に増毛どころか留萌にも行けなくなってしまっている最後の留萌本線区間。
この消滅は、かつての札沼線の終着駅としての消滅も意味する訳でして、私にとって、この駅がなくなってしまうことで、完全に札沼線の歴史も終了、という印象も抱いております。
そもそも現在残されている15キロにも満たない留萌本線は、下手をすれば全線分を1日で歩いてしまうことも可能な位、なのですが、ここに残された4つの駅も、廃線までまだ猶予のある今の時期に、それなりに見ておきたい思いがありました。
特に、鉄道で行くのは困難な北秩父別駅へ、鉄道を利用して行っておきたかった、というのが本日の最大目的でもありますので、敢えて残されている4駅のうちで一番マイナーなこの駅をタイトルとさせて頂きます。
(表紙:実は2022年にリニューアルされたばかりの北秩父別駅待合室。綺麗なので、廃線後、すぐに壊してしまうのは勿体ないな。是非、何らかの形でマニアに販売して欲しい(自分は買えないけど…。)。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北東パス旅の3日目。
この日も勿論、ケロアメちゃんに乗って自宅をしゅっぱとです。 -
昨日は寒かったけど、今朝はそうでもないですね。
木々に樹氷も見られません。 -
で、本日の日の出。
お天気は引き続き大丈夫そうです! -
三日連続でほぼ同じ時間帯で和寒駅へ。
和寒駅 駅
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駅のホームから、もう一度、違う山からの日の出。
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で、平日ですので、高校生と一緒に並んで、この子に乗車。
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平日なので、勿論行われる”蘭留の大移動”を目で追いつつ、自分は既に着席していた席を移動することなく、旭川にとうちゃこ。
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さて、本日は比較的軽めの予定でして、後は留萌本線を巡るのみなのですが、深川→石狩沼田だと北秩父別に停車する便はなんと16時台までありませんので、何とか、北秩父別を鉄路で訪問すべく、一旦石狩沼田まで行き、折りカエルしの北秩父別停車の便でこの駅を目指しましょう。
旭川からの運賃はこんな感じ。
ここからの往復だけで、北東パスの一日ノルマ金額(1620円)は達成出来そうです。更に和寒からの往復分を考えても、この日は無理して他に行くことは、たとえ時間的には可能でも、止めておきましょう。 -
で、旭川駅前にて発見した、雪だるまさんのカップル(?)。
可愛いっ!!!!!!!!!!
カエルさんには負けるけど…。 -
後ろ姿も撮影。
こっちからだと哀愁を感じてしまう…。 -
で、ここでは二日前と同じく、8時10分発の岩見沢行に乗車します。
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勿論、前日と同じく、この方なので、途中の撮影の気力もなく…。
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あっという間に深川にとうちゃこ。
深川駅 駅
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深川駅も深名線を失い、留萌本線も失ってしまうと、鉄路としては何の接続もない、只の函館本線の一駅、ということになってしまいますね…。
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で、ここでは9時13分の石狩沼田行きに乗車します。
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このホームも、そのうち使われなくなるのかもね。
既に奥のホームは使ってないしな…。 -
で、ここではこの子に乗車します。
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早めに入線してくれていたので、一昨日の滝川駅での40ちゃんと同様、乗車時間は短いですが、54ちゃん時間を車内で長めに楽しむことが出来ます。
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この駅名標も、あと1年できたいちやんが消されてしまうんですね…。
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廃線の年でないので、車内もひっそりとしたものです。
逆に有難く、読書に没頭させて頂きましょう。 -
という訳で、今頃宗谷本線は賑わっているだろうな、と想像しつつ、余命僅かな留萌本線旅を楽しみましょう。
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本日は、唯一立ち寄らない北一已駅。
ここはまだ、深川市域ですね。北一已駅 駅
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胡散臭い半額ますのすしを携えて籠城した日のこと(←あいカワズ、ろくな思い出がないな…。)を思い出していました。
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で、旧札沼線沿線でもよく眺めていた山並みが近づいて来ると…。
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程なくして、秩父別駅にとうちゃこ。
カエルりは、この駅から乗車予定です。秩父別駅 駅
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よくかんガエルたら、この駅は両方の隣駅が北を冠しているんですね。
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で、ここではまず停車せずに通過してしまう、北秩父別駅の接近標をゲット!
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で、折りカエルしの同じ子で下車予定の駅を通過。
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最後に雨竜川を渡って…。
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あっという間に終点の…。
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石狩沼田駅にとうちゃこ。
石狩沼田駅 駅
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おっ!記念スタンプがありますね。
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やはり夜高あんどん祭が描かれていますね。
今年の夏は留萌本線で見物に来られる最後のチャンスですね。是非来ないと! -
5年前の春は、札沼線の最後を見届けてから、最終的には碧水からここまで歩いたりしましたね…。
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運賃表。
全線乗車しても340円で行けてしまう距離です。 -
幌新温泉も、行かなくなっちゃうだろうな…。
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駅の待合室内にはこんなのも。
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文化祭でこういうのを製作しようという気持ちが素晴らしいですね。
どうか、周囲の大多数の大人達を反面教師に、公共交通を大切に思う人に成長して下さいね。 -
で、整理券を取って、、折りカエルしの子に乗り込みましょう。
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さいなら~、石狩沼田駅さん。
今度はあんどん祭りの時に来ますね~♪ -
で、すぐ隣の北秩父別で下車します。
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雨竜川に架かる鉄橋。
と言えば、どうしても旧深名線の遺構を思い出してしまう…。 -
で、こちら側からの北秩父別駅接近標も、無事ゲット。
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で、いよいよ降り立ちますよ~。
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ホームが短すぎて、駅名標越しのお顔が撮れない~(;´Д`)。
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ホーム端がこんなところだもんね。
停車中に、後ろからお顔が撮れる訳ないね。 -
なので、動き出してから撮ります。
さいなら~。
下手したら、この駅の利用は人生最後となるかもしれません。
短い時間ですが、しっかりと記憶を焼き付けていきましょう。北秩父別駅 駅
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見えなくなるまで見送ってから…。
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改めて、待合室を見学しましょうね。
元々は、木製板張りホームに寄り添うように、横長の待合室があったのですが、倒壊の危険性あり、ということで、廃線が決まっていた時点で、待合室がリニューアルされた、という、結構レアな事例かもしれないですね。 -
一旦、対岸からも片面ホームを撮っておきましょう。
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雪山があったので、登ってみましょう。
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この高さからの眺めは、雪山があるこの時期しか、楽しめないかもしれないですね。
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という訳で、待合室内へ。
この4色カラーの分離したベンチが良いね。
駅寝防止なのかしら? -
てか、床がフローリングでとても綺麗。
これなら、ここに銀マット敷いて、シュラフで寝られそう♪ -
長時間、停車列車が来ない駅でもありますので、純粋に乗降の両方を楽しみたい方は、こちらの本などを読み耽って過ごしましょう。
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運賃表。
札幌圏を除くJR北海道管内で、3キロ未満の最低運賃200円で済む隣駅があるのは、とてもレアだと感じる…。
まあ、廃線が決まってなければ、この駅だけ先行廃止されていた可能性は十分にあったかもね。 -
北秩父別駅時刻表。
通過列車が多いので、特に日中時間帯は停車が皆無。
石狩沼田方面なんて、始発が16時台、という…。 -
駅ノートの様子。
色々ありますね。 -
取りあえずは、駅ノートを読み耽る筆者の様子。
上述の本が置かれた棚があるので、三脚なしでも自撮りがしやすい( ´∀` )。
まだ、留萌本線が留萌まで通じていた時代に、真布駅で「マップを見る筆者」というイベントを開催したことを思い出した…。
留萌本線というのは、自撮りがしたくなる路線なのかもしれないね♪
何のこっちゃ…。 -
本日は3月11日。
東日本大震災から14年の節目の日でもあります。
慰霊の意味も込めつつ、余計なことをごちゃごちゃと記しながら、静かに合掌させて頂きます。
後ほど、14時46分に合わせて黙祷しましょう。 -
古いページを見ていると、4トラ界の有名な方の記述を発見。
朝焼けが美しかったんですね~。 -
という訳で、名残惜しいですが、駅を後にしましょう。
廃線までにまた来られることを願いつつ…。
まあ、秩父別からは近いし、秩父別には停車列車も結構あるので、秩父別から往復歩いて来ても良いかもね。場所も解りやすいし。 -
もっと言えば、深川からも11キロちょっとしかないので、十分に歩けちゃう距離よね。石狩沼田から歩くのも3キロちょっとだし、結構楽しそう♪
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秩父別市街地までの道はホントに簡単。
駅のある道をまっすぐ南に進むのみです。
運賃200円が示す通り、距離的にも3キロありません。 -
一面に広がる雪原。
ちょっと南極とは違うな。
行ったことないけど…。 -
で、秩父別のランドマーク、開基百年記念塔の姿も、大きくなってきました。
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こんなお寺もあります。
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悲しみを通さないと みえてこない世界がある
廃駅探訪中の身には、とても沁みるお言葉…。 -
本日は3・11、あの大災害から14年の日でもあります。
ここでも、静かに合掌させて頂きましょう。 -
この時期の雪山は見ていて楽しい。
ある意味、車社会の無駄な除雪が生み出す、副産物的な芸術とも言えます。 -
雪山2
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雪山3
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雪山4
あー、楽しい~♪♪ -
秩父別のセコマ。
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で、秩父別と言えば、の、これ。
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この素敵な壁画が見られるのが…。
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秩父別の図書館です。
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秩父別に来たからには、やはり登っておきましょう!
開基百年記念塔 名所・史跡
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こういう螺旋階段が延々と続きます。
ここに来る度、何となくボストンのバンカーヒルとか、NYの女神さんのことを思い出してしまいます。 -
半分登ったよ!
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もう少し、あと少し(ZARD風~。)
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で、とうちゃこ。
他に高い建物がないので、勿論、360度の絶景が楽しめます。
右上の方に、これから向かう秩父別駅が見えますね。 -
深川方面はこんな感じ。
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で、鐘のアーチを起点に、今歩いてきた道がこちら。あの辺りが北秩父別駅ね。
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この辺りのJAは北いぶき、と言います。
和寒は北ひびき、なので、呼称が似てて紛らわしい…。
にょろにょろ殿が怖いケロ~。 -
秩父別のご当地グルメと言えばこちら。
町の特産品がブロッコリーですからね。 -
ミドナポ食べようと思ったら、まだ営業時間前だったので、一旦先程の図書館に戻って待ちましょう。
ここの本を持ちカエルっても良いそうです♪ -
てか、この子達を連れてカエルりたい~♪♪♪
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で、こちらがミドナポ。
サラダ・スープ・デザートも付いてきます。
私が1回の外食に1200円も投資するのは、なかなか珍しい…。秩父別温泉ちっぷ ゆう&ゆ 宿・ホテル
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で、食後は10分近く歩いて秩父別駅へ。
秩父別駅 駅
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秩父別駅は深川駅の管轄ですが、ここもまた営業時間の短縮。
てか、今まで0時過ぎまで開いてたのか!
これだけ急激な短縮も珍しい…。 -
待合室内の様子。昨日の抜海駅と同様、千羽鶴が見られるのが物悲しい…。
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運賃表はこちら。
旭川までの運賃が和寒と同じなのが親近感。 -
時刻表。
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で、実は先ほど頂いた緑のナポリタン、ですが、美味しかったのですが量が少なく、昨日も今日も沢山歩いている割には、大して栄養補給していなかったので、まだお腹が減っておりました。
秩父別のセコマはホットシェフ対応、だったので…。
そりゃ買うわな。ホットシェフのカツ丼。
うんみゃいんだなぁ~、これが。 -
で、別にフリー切符なので、この子に乗って石狩沼田で折りカエルしても良かった(どうせ、乗る子は同じだし…)のですが、秩父別で出発後の写真を撮りたかったので、ここでは乗らずに、まずはお見送り。
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こんなのを作成されている人もいたね。
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という訳で、もう20分ほど待ってから、折りカエルしてきたこの子に乗車しましょう。
秩父別駅 駅
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廃止される来年はまた、混雑するんだろうけど、1年前なんてこんなもの。
マニアはみんな、宗谷本線か東根室駅・東滝川駅へと向かってるんだろうな。 -
と言う訳で、本日の秩父別駅の整理券。
ホントは、北秩父別で乗りたかったんだけどね…。
上述の通り、北秩父別の深川方面の始発は16時台なので、それを待っていると相当カエルのが遅くなり、翌日以降に疲労を蓄積することになりますので、前日も結構歩いていますし、休養の意味も込めて、本日は早めに和寒のお家にカエルります…。 -
で、途中ネタ(まあ、途中駅は北一已しかないけど…)は一切なく、深川にトウチャゲッソヨ。
深川駅 駅
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で、札幌圏以外のJR北海道管轄エリアでは、結構珍しい、僅か3分程度での他路線(留萌本線→函館本線)への接続。しかもすぐ向かいのホームで。
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で、勿論、函館本線のこの子はロングで、やる気ないので途中ネタもなく…。
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あっという間に旭川にとうちゃこ。
旭川駅 駅
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そして、ここでも20分ほどで乗り継げるという宗谷本線へ。
こんなスムーズな乗りカエルが連続するなんて、良い意味でJR北海道らしくないわ! -
勿論、来るのはH100殿ですが、おっ、ラッピングさんや!
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で、塩狩駅を出発したのは14時40分頃。
塩狩駅 駅
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で、和寒に到着する直前に、14時46分になりますので、より東北地方に近い車両後方へと移動して、線路を眺めつつ黙祷を捧げさせて頂きました。
あの日、同じように鉄道を利用中に、被災された方々も沢山いらっしゃったんだなと思うと、胸が締め付けられる思いが致しました。普通に鉄道旅が楽しめるこの環境に感謝しつつ、黙祷を終えて、急いで前方へと移動し…。 -
和寒に到着しましたので、勿論下車します。
まだこんなに明るい時間帯ですが、本日の鉄活はこれにて終了です。和寒駅 駅
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後ろの方は、秋のデザインになっておりますね。
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という訳で、本日はさいなら~。
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自転車での帰宅途中、和寒橋から眺める剣淵川の様子。
水面の柔らかさに、春を感じますね♪
という訳で、北東パス3日目旅程、留萌本線をメインに移動した行程に関する本旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有り難うございました。
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