2025/03/12 - 2025/03/13
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ケロケロマニアさん
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本旅行記では、2025年春に北海道東日本パス(以下北東パス)を利用した旅の4日目の様子を記させて頂きます。
1・2日目にそれぞれ今春で廃止となる東滝川駅・抜海駅との惜別をしてまいりましたが、本日のメインは南幌延駅です。
駅傍にご在住のご夫婦の方それぞれと、まったりとお話ししながら過ごしました。
(表紙:木製板張りの片面ホームが美しかった南幌延駅)
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ここ二日ほど、かなりの好天でしたが、本日は少々曇り気味の朝です。
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明日は天気が崩れる予報となっていますが、本日中は天候が大丈夫なよう、和寒神社にて祈願していきましょう。
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駅前通りの雪山。
大分小さく、そして汚くなってきました。 -
定位置にケロアメちゃんを置いて、本日もしゅっぱとです。
和寒駅 駅
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北行きの始発なので、勿論、乗車するのはこの子。
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本日の整理券。
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基本的に混んでいるので、撮影はやる気ないのですが、たまたま目前に瑞穂駅ちゃんがいらしたので撮ってみました。
瑞穂駅 駅
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で、あっという間に名寄にとうちゃこ。
名寄駅 駅
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本日、稚内まで行く子はこちら。
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で、名寄で切り離されるのはこちら。
一昨日と同様、利尻山が切り離され、羊さんが稚内へ行くパターン。 -
ちょっと時間があったので、距離を取って横長の名寄駅舎の全景を撮ってみました。
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恒例の切り離しも完了。
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で、ここからの車内。
ほぼマニアのみの風情の、ディープな空間。 -
車内の気温は28℃。
ちと暑い位。 -
暫くは特にやる気なく、本を読んだり、ウトウトしたり…。
佐久駅 駅
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で、問寒別からは幌延町域。
そろそろスイッチを入れましょう。問寒別駅 駅
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で、マニア垂涎の地、糠南。
糠南駅 駅
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維持費軽減のために、駅を廃止するというのなら、みんな物置駅舎にしたらいいのにな…。
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で、宗谷本線唯一のトンネルを通過中。
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で勿論、マニアでデッキが溢れカエル中で…。
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雄信内駅へ。
2日後に再訪しますので、本日は他の皆様の撮影のご迷惑とならぬよう、この位置からひっそりとお見送りしましょう。雄信内駅 駅
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で、雄信内である程度の方が下車されましたので、前方へと移動して…。
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本日の目的地、南幌延へ。
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この可愛らしい、木製板張り片面ホーム駅との、約1時間半にわたる惜別タイムの始まりです。
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この車両よりも短いホームは、昨日訪問した北秩父別とそっくり。ま、正確には停車位置が違うので、こっちの方が大分長いけど…。
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という訳でさようなら。
この駅から停車車両をお見送りするのは、これが人生最後となります。
今度は、人生最後のお見送られ時刻まで、この駅付近での最期の時を、沁々と過ごしましょう。南幌延駅 駅
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勿論、名残を惜しみつつ、見えなくなるまでお見送りしました…。
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で待合室内へ。
還暦は大分前に過ぎましたが、古稀をむカエルことは出来ずに、約66年の歴史を間もなく終えることになります。 -
展示の一例。
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正確な開業日は昭和34(1959)年11月1日。町内の2駅が共に11月生まれ(和寒駅は15日、塩狩駅は25日)の和寒町民としても、親近感を持っていた駅の一つでした…。
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最期の時期の時刻表。
朝、昼、夜の上下3本ずつでした。 -
運賃表の様子。
4月からの運賃値上げは経験することなく、これでお別れです。 -
南幌延駅と言えば牛。
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で、この駅にはミナミほろりんさんもいらっしゃいましたね。
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個人的な南幌延駅の思い出と言えば、やはりこの貫禄が感じられる木製の雪はねスコップですね。
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お花も飾られていました…。
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こういうのもお持ちになって…。
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待合室前にて、記念撮影に応じて下さる鎌田さん夫妻。
(駅傍にお住まいで、これまでにも各種メディアで紹介されている方々ですので、加工なしでのupをご容赦下さいませ。) -
で、今度はホーム上での撮影会。
ただ、自分はご高齢の鎌田さん夫妻を連れ回すのは、ちょっと可哀想にも思えたので、一歩(以上だけど…。)引いた立ち位置にて、静観させて頂きましょう。 -
その間に、待合室の外観を…。
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駅が消えても、踏切の歴史は続きます。
この鉄路の歴史すら、途絶えてしまわぬよう、願うばかりです。 -
で、やっぱり南幌延と言えば、車窓からも楽しめたこの子ですよね~♪♪
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ホーム撮影会も終わったようで、去り際にもう一度撮らせて頂いたご夫妻。
本日を含めてあと3日間、マニアの相手も大変かと思いますが、ご自愛の上で、自分を含めた多くの迷える旅人達の、心の拠り所でいらして下さいね!
また、宗谷本線南方の町から、南瓜やらキャベツやら携えて、きっとカエルってきますね! -
と言いつつ、その後は奥様と10分程立ち話に付き合わさせてしまいました。
色々なこれまでの人生から、ちょっとした厳しい本音まで、共感することばかりで、この思いは絶対に、後世に語り継いでいかなければならないですね。 -
雄信内駅で白寿祭が行われた際に、この南幌延駅でもちょっとしたイベントが開催されたそうです。
99年余りの雄信内駅と、約3分の2の66年弱で運命を共にすることになった南幌延駅。
4年前の宗谷本線12駅廃止の際に、この路線上には、同時に管理が各市町村に託された駅も多数生まれましたが、既にその中からも、どんどんと廃止が進んでいますね。
何かJR北海道の、「ほら、あんたらの経済力で、利用者がマニアしかいない駅なんか、維持できる訳ないべや!」と、ほくそ笑む声が聞こえてきそうです…。
なら勿論、自前のお金で高速鉄道も維持できるんですよね?JR北さん。
まさか、失政の血税の大いなる無駄遣いとか、当てにしてませんよね? -
抜海駅が消えて…。
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幌延町域の二駅か消えても、この路線にはまだまだ駅が消えてしまうキャパシティに溢れています。
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南幌延駅のもう一つの名物と言えば、こちらのグリーン席。
富裕層でなくても、座らせて頂くことが出来ました。ここでも最後に腰掛けて、今度は鎌田さんのご主人と、4年前と同じように、暫くお話させて頂きました。 -
四年前は、この駅の両側(安牛・上幌延)が消えたことを示す、駅名標の上貼り。
幌延町域に残される駅は、幌延・下沼・糠南・問寒別の四つのみになってしまいました。 -
で、遮断機がおり始めて…。
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最後のお見送りとしての特急列車イベントです。
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あっという間に…。
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さようなら。
これで後は、惜別乗車を待つのみとなりました。 -
待合室前にて、最後の春の雪割に勤しまれる鎌田さん。
今まで、駅を守って下さって、有難うございました! -
という訳で、乗車する54さんがやって来ました。
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では、準地元ご在住の鉄子さんと、遥々九州からいらした鉄男さんと共に、大好きだった南幌延駅ともお別れです…。
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人生最後の南幌延整理券。
世間一般の記憶と同様、月日が経てば薄くなって、そのうち消えてしまうことでしょう。
私の記憶は、絶対に消させない! -
で、勿論次が…。
先程の鉄男さんも、スタンバイ中。 -
ハイ、雄信内駅です。
こちらも二日後、最後にきちんとお別れしましょう。雄信内駅 駅
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で、先程の御二人もここで下車。
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で、この日の惜活(本当はしたくないけど…。)は全て終了。
本当は南幌延駅の待合室で食べようと思った、自家製のキャベツ焼き。色々と忙しく、あっという間の1時間半だったので、すっかり忘れていたのを、ここで食べましょう。
あいカワズグチャグチャで、旅行記映えしなくてごめんなさい…。(味は絶品よ!)
二日前の坂の下バス停で頂いたのと同様、入れ物はクアラルンプールで購入した93円ナシレマ弁当の空き容器です。 -
この日はまだ、意外と空いていますね。
夜の便の方が、混雑するかも。 -
たまには天塩川でも撮るか…。
本旅においては完全に脇役でごめんなさい…。 -
筬島を経て…。
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少し長めの停車時間がある…。
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音威子府駅です。
ここも本旅では何度も経由していますが、完全に裏方さんです…。音威子府駅 駅
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申し訳なかったので、少しだけ構内巡礼。
天北線の歴史を今に伝える資料室。 -
音威子府にも、これがありました。
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お蕎麦屋さんの跡地。
やっぱり切ないですね…。 -
構内跨線橋より。
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只今乗車中の子はこちらです。
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では、車内に戻りましょう。
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智北駅。
4年前の3・11は、この駅付近にて黙祷させて頂きました…。智北駅 駅
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そして日進駅。
名寄市域に残るこの二駅も、いつまで生き残れるでしょうか?日進駅 駅
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そして3年前には入院した、負の思い出の地でもある名寄に。
本日は、ここでこの子とお別れです。名寄駅 駅
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この先はH100殿なのでやる気なし。
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まあ、元和寒の隣駅だった、旧東六線駅跡地だけでも激写しておきましょう。
奇跡的に踏切名称を付した距離標が、キレイに撮れた~♪東六線駅 駅
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で、間もなく今シーズンの営業も終了するスキー場が見えてくると…。
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和寒までカエルってきました。
まだ抜海の残る運賃表。
本日は敢えて、南幌延・雄信内側は撮らない。 -
たまには、車内から構内跨線橋でも撮ってから…。
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下車。
たまには、この方もホームでお見送りしましょう。和寒駅 駅
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という訳で、この日の旅は終了となりました。
ケロアメちゃんの隣に、弟(妹?)のように別の子が駐輪されてた~。 -
で、実はこの翌日13日は、天気も良くないため、和寒から士別まで、お洗濯往復したのみ、運賃にして880円分しか乗らない、北東パスの一日ノルマ未達成の、駄目な一日となりました。
という訳で、南幌延駅とのお別れをメインとした本旅行記は、これにて終了となります。
最後までご覧下さり、どうも有難うございました。
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