日帰りで湯田中温泉

2025/03/02 - 2025/03/02

定期的にどこか遠くへ行きたくなる。長野は程よい遠さで遠くへ行く気分が味わえる。昔の小田急ロマンスカーへ乗りに行く。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 新幹線 私鉄

思いつきで行動しているので11時になってしまった。この時間なら日曜日でも席は空いている。と思ったが、東京駅時点でほぼ満席。長野を舐めていた。

東京駅 駅

半分くらいの人は軽井沢で降りて行った。長野駅には12:46到着。

長野駅 (JR東日本) 駅

長野電鉄は長野市内に地下鉄区間がある。地方鉄道では珍しいのではないだろうか。

長野駅 (長野電鉄) 駅

入口が綺麗になっていたので、改札もリニューアルされているのかと思ったが、昔ながらの雰囲気を残す改札は健在だ。なんだか安心。

長野駅 (長野電鉄) 駅

終点湯田中温泉駅近くにある日帰り温泉と、往復切符がセットになった切符を購入。特急券も含まれているいい切符。

長野駅 (長野電鉄) 駅

13:08発特急ゆっくりゆけむり号へ乗車。通常の特急より乗車時間を長くとっており、長く列車旅を満喫できる。列車中央には別途予約、料金が必要だが信州ワインの飲み比べができる車両もある。

特急ゆけむり 乗り物

往年のロマンスカーに乗車。展望席も自由席とは太っ腹。これで特急料金が100円なのだから素晴らしい。

特急ゆけむり 乗り物

2階運転席へ登るところを見ることができるのもここだけではないだろうか。

車内販売もあり、信州名物おやきを購入。それをつまみにビールをごくり。

千曲川を渡る。通常の特急と違い合間合間に観光案内放送をしてくれる。

特急ゆけむり 乗り物

橋の中央で一時停車。雄大な信濃川の流れと山々。長野らしい光景。

途中小布施駅で20分ほど停車。長野電鉄の特急にはトイレが無い、トイレ休憩も兼ねているのだろう。駅舎には観光案内所も併設されており、この辺りの観光拠点になっているようだ。

小布施駅 駅

ホームの端には長野電鉄で使用されていた特急列車が保存されていた。

小布施駅 駅

近くで見ることもできる。線路の上を歩いていくのだが、なんだか悪いことをしている気分になる。

小布施駅 駅

外から中を覗くこともできる。長野電鉄オリジナルの車両は現役を退いても大事にされているようだ。

小布施駅 駅

乗ってきた特急へ戻る。今はあまりみなくなった片開き式のドア。

特急ゆけむり 乗り物

色付きの透明な仕切りも時代を感じさせる。

特急ゆけむり 乗り物

湯田中温泉へ向かう途中、上りの特急スノーモンキーと待ち合わせ。特急スノーモンキーは昔の成田エクスプレスを使用している。

山へ近づくにつれ雪の量が増えていく。志賀高原の山々も一望できる。

特急ゆけむり 乗り物

湯田中駅には14:32着。

湯田中駅 駅

昔ながらの温泉地、という感じがする。

日帰りのつもりなので折り返し15:32発に乗りたい。滞在時間は１時間。

湯田中駅旧駅舎が待合所として開放されている。

湯田中駅旧駅舎 名所・史跡

3月なこともあり、中は雛人形が飾られていた。

湯田中駅旧駅舎 名所・史跡

旧駅舎の隣には日帰り温泉施設が併設。乗車券を見せて入る。ちょうどスキー帰りの団体さんと鉢合い混んでいたがしばらく入っていると落ち着いてきた。源泉掛け流しのお湯は無色透明だが、ほのかに硫黄の香りがする。

湯田中駅前温泉 楓の湯 温泉

帰りの特急ゆけむりにギリギリに駆け込むと、自由席はほぼ埋まっていた。先頭車は指定席となっており、300円支払えば座ることができる。安い。車掌さんへ300円払いゆったり長野を目指す。

特急ゆけむり 乗り物

車掌さんから受け取った特急券。こんなタイプは初めてみた。

長野駅には16:19着。最後に長野らしいものを食べておこうと思う。

ナカジマ会館 グルメ・レストラン

月見そばを注文。卓上の七味は八幡屋礒五郎。数回ふりかけそばを啜る。うまい。食べながら新幹線切符を取ろうと、えきねっとを開くと夕方の時間帯は全て満席だ。長野を舐めていた。

ナカジマ会館 グルメ・レストラン

自由席で帰ることに。15分ほど前からホームで並び窓側に座ることができた。長野駅時点でほぼ満席で立ち客もでていた。

上野駅の新幹線ホームにはきたことがなかった。こんなオシャレなパンダの絵があるとは知らなかった。まだまだ行ったことのない場所はたくさんある。改めてそう思う。