クラウン・プリンセスで巡るシドニー発着ニュージーランド周遊クルーズ①渡航編

2025/02/07 - 2025/02/23

　47年かけて色々な海域をクルーズしてきましたが、クイーンエリザベスに乗ってバルセロナからシンガポールまで航海し、やっと世界一周を達成したのが2022年10月。あれから2年経過したので、久しぶりにロングクルーズに挑戦したくなりました。
1995年にフェアスターで南太平洋をクルーズして以来、30年以上南半球を訪れていないのに気づき、寒い日本を脱出して未踏地だったニュージーランド海域のクルーズに一人で出かける事にしました。

2月は一番寒い時期なので日本とは正反対の季節で温かいオーストラリアとニュージーランドに行く計画をたて、ニュージーランドの北島と南島を15日間かけてクラウンプリンセスで巡るニュージーランド・クルーズに挑みました。

先ずはシンガポール航空に乗って中部国際空港からシンガポール経由でシドニーへと飛びたちました。
出掛けた頃は冬型の気圧配置が続き、日本海側で大雪が降り続いて名古屋でも雪が降った寒い日でした。

エリア 常滑・セントレア（中部国際空港）(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 船 ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

早朝、金山駅から中部国際空港駅まで名鉄電車に乗って出発。

金山駅 (愛知県) 駅

通勤時間帯で駅は混雑しており、大きなスーツケース持参なので、この時ばかりは全社座席指定の名鉄特急のミュースカイに乗車。
先頭車に乗ったらほぼ満席でした。

予定通りの時間に中部国際空港駅に到着しホッと一安心。

中部国際空港駅 駅

セルフ・チェックイン機でパスポートの写真が載っているページをスキャンしますが、何度やってもできずギブアップ。やっと話ができたスタッフに相談した所、ビジネスクラスのチェックインカウンターに誘導され、難なくチェックインできました。

出発便の案内板
9時5分発の大韓航空ソウル行きが第一便。
5番目の10時20分発シンガポール航空SQ671便で出発します。

搭乗時間まで時間があるので暫くゴールドカード会員向けのラウンジで時間つぶし。

プレミアムラウンジ・セントレアと第２プレミアムラウンジ・セントレアの2箇所あり、営業時間が少し違います。

プレミアムラウンジセントレアの室内。
結構利用者があり混んでいます。

ナッツ類のおつまみは自由に取れますが、持ち出しは厳禁。

キリン一番搾り、氷結、ハイボールが飲めます。
1年前利用した関西国際空港のゴールドカード会員向けのラウンジはおつまみは少ないしアルコール類はなく、中部国際空港の方が充実していました。

コーヒーサーバー

烏龍茶、カルピスソーダも選択できます。

プレミアムラウンジセントレア二人かけ用の席で時間つぶし。

出発準備中のベトナム航空機とシンガポール航空機。

これから搭乗するシンガポール航空SQ671便のボーイング787ｰ10機

機内に乗り込み座席に向かいます。
座る座席はもちろんエコノミー席。

座席に着き安全ガイドをしっかり読んでおきます。
機種はボーイング社製のB787-10である事を確認。
見渡した所ほぼ満席。

中部国際空港からシンガポールまでの飛行ルート。
台湾の東側そしてフィリピンの西側の空を飛んでいきます。

出発予定時間を少し過ぎて後進を開始。

日本では中部国際空港しか見れないドリームリフター。

ＳＱ671便は離陸。
昼間の飛行なので窓側席にしました。
これから5,300km離れたシンガポールを目指して飛んでいきます。

左に旋回し、松阪から奈良県、和歌山県を南下しシンガポールを目指して飛んでいきます。

離陸後30分位で高度1万メートルに達し水平飛行となりました。

水平飛行となりCAさんからいただいたHeinekenビールとおつまみで寛ぎます。

配膳された昼食と赤ワイン。
ハンバーグとブロッコリー、ニンジン煮と蕎麦、チーズ、ビスケット。
この時の高度は9,750m、速度は950km。

デザートのハーゲンダッツのバニラアイス。

フィリピンのセブ上空を飛行中。

間もなくシンガポール。
高度を下げていきます。

シンガポール湾に浮かぶ貨物船群。
この風景を見るとシンガポールに来たことを実感します。

間もなくシンガポール・チャンギ国際空港に着陸。

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

チャンギ国際空港に無事着陸。
パチ！パチ！パチ！
中部国際空港からシンガポールのチャンギ国際空港までの飛行距離は5,339km、飛行時間は6時間20分でした。

シンガポールでトランジット。
3時間以上空港内で時間をつぶし、後の19時20分発のシドニー空港行きSQ261便に乗り換えします。

3時間の乗継時間を経てこれからSQ261便に搭乗。

SQ261便に乗り込み着席。
機種はエアバス350ｰ900型である事を確認。
非常口や脱出方法等をしっかり読んでおきましょう。

今度は夜間飛行になるので座席は通路側席にしました。
見渡した所、この便もほぼ満席。
隣席の人はマレーシアからきたという女性2人連れでした。

CAさんが忙しそうに飲み物を配っています。

シンガポールからシドニーまでの飛行ルート。
インドネシア上空を飛行したあとオーストラリア大陸を斜めに縦断していきます。

水平飛行となり配膳された夕食。

シンガポール産のタイガービール。
通路側にしたのでトイレに行くのも気楽。

デザートのアイスクリーム

シドニー到着予定時間は午前5時55分。
着陸1時間半前に配られた箱に入ったホットドッグ。

箱を開けたら温かいホットドッグが出てきました。

間もなくシドニー・ キングスフォード・スミス国際空港に着陸。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

無事、シドニー空港に着陸。
シンガポールからシドニーまでの飛行距離は6,420km、飛行時間は7時間20分。
中部国際空港～シンガポール～シドニーの合計飛行距離は11,759km、飛行時間は13時間40分でした。
座席はエコノミー席で修行僧のような飛行機旅でしたが、これからクラウン・プリンセスに乗船し、ニュージーランド・クルーズが始まると思うと期待に胸が膨らみます。

このあとは　クラウン・プリンセスで巡るシドニー発着ニュージーランド周遊クルーズ②シドニー出港編に続きます。

シドニー国際空港 (SYD) 空港