西宮神社本殿裏特別拝観（お砂もち神事）＋多田神社の紅葉

2024/11/26 - 2024/11/30

2024年の初詣で四宮神社を参拝した際、2025年4月1日に、西宮市の市制100年奉告祭の斎行に合わせ、本・拝殿の屋根葺替工事に使用する、銅版の寄進を行いました。
＊謹賀新年2024　神戸三社・三福詣り＋多太神社、多田神社参拝の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11878149

もう1年近く前の事なので、忘れかけていたのですが、この令和の本殿御屋根葺替事業の銅板奉賛者に、お砂持ち神事と本殿裏特別拝観の案内が届きました。

神事は11月24日、25日、26日の3日間ですが、休日は混むだろうという事で、天候と相談して最終日の26日に、同じく銅版を奉賛した娘と、何も解らないまま、出かけてきましたが、中々体験する機会のない、良い体験が出来ました。

また、ご近所の散歩ついでに、丁度紅葉が進み、見頃となっていた多田神社を参拝してきました。

2024年、秋の神社巡り編です。

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

初日の日曜日は、凄い人のようでしたが、最終日はいたって静か････。

境内の駐車場にも、余裕で止めることが出来て、一旦外に出て、1604～1609年にかけて、豊臣秀頼が寄進したと伝えられる、全体が赤く丹塗りされているため「赤門」と呼ばれている表大門から入場します。

こちらは、毎年1月10日の午前6時から行われる「開門神事福男選び」でお馴染みですね。

西宮神社 寺・神社・教会

こちらが令和の本殿御屋根葺替事業の案内です。

目標は3億円、1口5,000円で募集中のようです。
因みに、私達が奉賛した屋根銅板は3,000円でした。

本・拝殿の屋根葺替作業中は、本殿の「えびす様」は仮殿に移動されているそうです。

こちらが仮殿です。
先ずは、参拝させて頂きます。

お砂もち神事を終えた28日の夜に、神様のお引越しが行われるようです。

西宮神社の本殿は、第２次世界大戦で焼失し、1961年に再建され、1995年の阪神・淡路大震災で柱が折れる等の被害も修理されましたが、銅板拭きの屋根の老朽化が進行し、2024年の1月末から、およそ60年振りとなる大規模改修が行われていました。
ただ、焼失前の屋根は、銅版ではなく檜皮葺だったそうですが、火災防止の観点から銅版に変更されたようです。

扁額はダイエーの創業者 中内?氏が、日本の小売店初の年間売上げ一兆円達成記念のお参りの際、奉納されたものだそうです。

11月に終了し、24日から社殿を清める「お砂持ち神事」が行われています。

拝殿横、社務所に設けられた受付で、案内ハガキを出すと白い布袋と紙袋を頂きます。

それぞれに、用意されている白砂を入れて、中に進んでいきます。

東翼殿から御垣内に入り、本殿を見ながら奥に進んでいきます。

屋根に葺かれた銅版のどれかに、私達の名前が記されているんですね。
神社のお話では、本殿と拝殿の屋根に使われていた約23,000枚の銅板が、葺き替えられたということです。

グルーっと本殿裏に進むと、そこには皆様が、3日間で敷き詰めた白い砂が敷き均されていました。

お砂持ち神事とは、清浄な砂を運び、土地や建物を清めることを目的とした、神社や寺院で行われる神事の一つで、西宮神社では、本殿大改修の際に普段は入れない本殿裏に、白砂を撒いて清める行事が行われています。?

普段は非公開の本殿裏ですが、受付で紙袋に入れた、清められた白い砂を私達も撒かせて頂きました。

もう一つの布袋に入れた砂は持ち帰り、家の周辺に撒いて下さい、との事でした。

三連春日造を、裏側から見る機会は余り無いと思いますので、非常に良い体験をさせて頂きました。

左が第一殿で、えびす大神を祀り、中央が第二殿、天照大御神及び明治初年に大国主大神を配祀、右が第三殿で須佐之男大神を奉斎されています。

天照大御神、えびす大神、須佐之男大神の三神は、日本書紀によれば御兄弟の神と言われています。

境内の広場では古本市が開催されていました。

参道沿いには、少しだけ屋台も出ていて、境内は七五三詣りの人達も見られました。

西宮神社を後に、R171経由で帰路につきますが、娘の「ご飯～」という声で、PISOLA 尼崎西昆陽店に立ち寄ります。

人気店のようで、続々とお客さんが入ってきます。

メニューはQRコードからスマホで注文するスタイルで、私達は平日限定セレクトランチを発注です。

プレミアムドリンクバー、サラダorキッシュ、メイン１種類（パスタ・リゾット・ピザからセレクト）を選びます。

私達は、サラダ＆キッシュと、パスタ2種、ピザを発注。
ピザの具材ははハーフ＆ハーフも選べて、お得感がありますね。

パスタも結構ボリュウムがあり、3人でシェアしながら頂きました。

プレミアムドリンクバーの種類も豊富で、オレンジ・マンゴー・赤ブドウ・シャルドネ等、そのままで美味しいのですが、組み合わせて楽しむレシピも掲示されていました。

お腹一杯のはずですが、ドリンクバーを飲みながら追加でドルチェを発注。

ゆっくりと食事を楽しみ、満腹となった私達、娘を送り届けて無事帰宅しました。

頂いた砂は、娘は自宅の敷地廻りに、私達はマンションですので、玄関に盛塩の要領で置いてあります。

ここからは、ご近所巡りの備忘録です。

紅葉真っ盛り、とのニュースが報じられていますが、京都を始め、名のある所はインバウンド客でごった返しているそうです。
四季の国 日本、どこかに行かなくても、ご近所で紅葉を楽しめるよねという事で、とある秋の休日、ご近所の散歩に出かけました。

丁度ランチタイムという事で、能勢電多田駅近くに新しく出店された「肉そば 仁」に初訪問です。

肉そば 仁 グルメ・レストラン

肉そばって、どのような物か知らなかったのですが、こちらは豚バラ肉を甘辛く煮込んだものがメイン具材のラーメンのようです。

奥様は、つけ肉そば、煮卵トッピングを発注。
鶏白湯スープに鰹を合わせたスープが、良い風味を出していました。
私は、醤油肉そばを発注、鶏と鰹のWスープに、小豆島の醤油を使ったラーメンは、あっさりしていて私達でも食べることが出来るラーメンでした。

川西クーポンの餃子サービスを利用し、美味しく頂きました。

お腹も膨れ、良い天気の中をトコトコ歩いて、20分程で多田神社に到着です。

シンボルだった朱色の御社橋は架け替え作業中で、2027年6月頃まで、仮橋での運用となっています。

多田神社 寺・神社・教会

多田神社は970年の創建で、清和源氏発祥の地と謂れ、清和源氏興隆の礎を築いた源満仲から、曾孫 源義家までの五公が祀られている神社で、旧社格は県社、現在は神社本庁の別表神社です。

境内は約5万m2あり、東門から続く参道脇や、随神門から拝殿の間、田尻稲荷神社の周辺等に紅葉が植得られていて、広い敷地内の樹々は紅く色付いています。

青空に映える紅葉、とても綺麗です。

本殿や拝殿を始め、国の重要文化財等も多くあり、家運隆昌・勝運厄除の守護神として地域に愛されている神社です。

そんな多田神社ですが、土地に16億円を上限とする根抵当権が設定され、2024年9月に神戸地方裁判所尼崎支部により競売開始が決定し、多田神社が異議を申し立てているとの報道がありました。

ただ借入直後に、借り入れた宮司が急逝したり、借入手続きについても、神社関係者への説明が全く成されておらず、根抵当権の債権者は、神社と直接的な関係が見えない不動産や自動車販売業の企業で、中国系の不動産業者の存在も噂されていて、背景等不透明な部分が多く指摘されています。

国の史跡にも指定されている歴史的な場所であり、今後の動きを注視する必要がありますね。

神社本庁組織の内紛や、運営に対する不満等により、鶴岡八幡宮や金刀比羅宮等の有名神社が、神社本庁を脱退するという事例も増えているようです。

神社本庁は、保守派で自民党とは密接な関係のようで、特にずぶずぶの関係と言われていたのが安倍晋三で、統一教会もそうですが、宗教をうまく利用して、選挙を主導してきた罰が当たったとしか思えない事件で、殺されてしまいました。

安倍という、強力な後ろ盾が無くなり、弱体化した企業や団体が多数あるようですが、神社本庁もその一つかもしれませんね。
中国資本････、というのも安倍政策の闇ですからね。

脱・安倍を成し遂げ、綺麗な紅葉を純粋に楽しめる国に、誰が出来るのでしょうか。

紅葉を満喫して、自宅に向かいますが、多田駅前で誘惑に負け、CAFEタイムとなりました。

いつものフルーツCAFE いちごで、休憩です。

いちご 1CHIJYU FRUIT CAFE グルメ・レストラン

私はフルーツクレープに珈琲、奥様はフルーツサンド（ハーフ）に洋ナシの生ジュースです。

秋のゆったりとした休日、今回これまで。