2024/09/04 - 2024/09/04
87位(同エリア162件中)
ちゃんさん
JR西日本の1日フリーきっぷの旅。新幹線・特急乗り放題の「うまみ」は一休みして、鳥取のローカル私鉄の小旅行を楽しみました。
猛暑の中の鉄道乗りまくり旅の疲れを癒すべく、鳥取市では温泉で一休み。鹿児島市と並ぶ「県庁所在地温泉」は熱くて濃くて、いかにも効きそうな湯でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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郡家駅から分岐する、若桜鉄道に乗り換えます。1987年に旧国鉄若桜線から転換した、いわゆる第三セクターの鉄道です。
鉄道車両なのに「SUZUKI」のロゴを誇らしく掲げた、バイク「隼」のラッピング車が待っていました。郡家駅 駅
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転換クロスシートが並ぶ、快適な車内。12時03分、10人ほどの乗客を乗せて、若桜駅を離れました。
乗客の半分は趣味人といったところ。ここまで俊足ランナーばかりだったので、ローカル線の雰囲気にほっとします。若桜鉄道 乗り物
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のどかな田園風景が、車窓のお友。集落に入ると、立派な蔵を持つ旧家が並んでいて、昔から豊かな土地だった匂いがします。
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隼ラッピング車両が生まれるきっかけにもなった駅、隼に停車。ライダーの聖地になっているとか。
留置されている青色の12系客車は、ライダーハウスとして活用中。僕が高校生の頃に乗った「ムーンライト松山」にも連結されていた車両で、懐かしさもひとしおです。隼駅 駅
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収穫間近の田んぼの中を快走。「令和の米不足」となりスーパーから米が消えた9月、収穫が待たれます。
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木造駅舎が残る駅が多く、JRよりも国鉄の匂いがする路線です。沿線の駅舎や橋梁の多くが登録有形文化財に登録され、観光資源にもなっています。
今日は終点まで往復する時間しかなく、途中下車する余裕がないのは残念。朝、もう1時間早く起きられれば1駅降りられたのですが。安部駅 駅
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八東駅には2020年に交換設備が設置され、増発を実現。ノスタルジーに訴えるだけではなく、今を生きる公共交通機関として輸送改善に取り組んでいるのは立派です。
上下分離(施設を自治体が保有し、会社は営業に専念する運営方式)も2009年にいち早く導入していて、鉄道を続けていく強い意志を感じます。八東駅 駅
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お隣の徳丸駅は、2021年に改修されたばかり。変哲もない片面ホームの無人駅も、お化粧次第では「使いたい」と思える場になります。
徳丸駅 駅
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30分あまりで、終点・若桜着。大時計を掲げた、立派な木造駅舎です。清掃・整備が行き届いています。
それこそ僕が幼い頃は、ありふれた形の駅舎でしたが、今や文化財。若桜駅 駅
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登録有形文化財の登録プレートは、沿線の構成資産も一括でまとめて、駅前に掲げられていました。
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駅構内は見学自由で、一部は300円の入構券を必要とする有料エリアになっています。
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駅舎内は、オリジナルの雰囲気を大事にしつつも手が加えられていて、待合室にはカフェが入っています。
見る人が見れば分かる通り、JR九州の列車でおなじみ、水戸岡鋭治氏のデザインです。 -
待合室も、九州では見慣れたソファやロゴで装飾されていました。昔のままでも充分魅力ある駅舎だったのではと思うけど、観光客を呼び込むには仕方ないですね。
カフェ利用者でなくとも利用できるのはいいですね。テーブルは、高校生の勉強にも重宝しそう。 -
ハンバーガーとビールでランチ。雰囲気が雰囲気だけに、ビールは「生」を期待されてしまうそうですが、缶ビールとのこと。
でも、きちんと冷やされたグラスに注がれ、この夏の猛暑というプラス要素を差し引いても、実においしかったです。 -
若桜の滞在時間は59分しかなく、ハンバーガーを食べた後は駆け足で駅前散策へ。
宿場町の名残りを留め、メインストリートの仮屋通りには雪避けの庇が付いた家が並びます。連続性が失われているのは残念。とんかつ 新 グルメ・レストラン
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道路には車がビュンビュン行き交うし、昔ながらの街並みと今の生活を両立させるのは難しいところ。水路にじゃんじゃん清水が流れているのは、涼しげで心地よかったです。
地震時のことを考えると怖い、3階の高さにも達しそうな塀。防火対策なのか、さて… -
一歩裏に入った蔵通りは自動車の通行も困難な幅で、より落ち着いた雰囲気。同じ県内の、倉吉の街並みを思い出しました。
駆け足の若桜散策を終え、駅に戻ります。 -
車両こそ第三セクター標準仕様の軽快気動車ながら、駅や構内のたたずまいは、時が止まったかのよう。鉄臭い「匂い」が、若い頃に乗り歩いたローカル線の駅の記憶を呼び覚ましました。
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水戸岡デザインの車両「若桜」は、駅構内でお昼寝中。
こんな列車に乗ってしまっては、九州にいるのか鳥取にいるのか分からなくなってしまいそうだったから、運用に入ってなかったのは幸いかも。 -
郡家駅に戻り、JR因美線の普通列車に乗り換え。オレンジ色の国鉄型気動車ながら、車内はすっかりリニューアルされ、ピカピカです。
ローカル線の運営には消極姿勢も見え隠れするJR西日本だけど、車両をきれいに保つ努力は、評価されてもよいと思います。汚れでびっしりの窓に慣らされた、JR九州沿線民の所感に過ぎないのかもしれませんが。JR因美線 乗り物
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15分で県都の玄関口・鳥取駅に到着。3方面の路線が集う、高架のターミナル駅です。
なのに非電化というのが、新鮮な眺め。空が広く、すっきりしています。鳥取駅 駅
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有人改札もまた、今では貴重な光景。
チケットレス化が進む昨今、自動改札が入る日も、そう遠くはないようにも思えます。 -
山陰側に来たのは、およそ10年ぶり。
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駅前にはワゴンタイプの黄色いUD(ユニバーサルデザイン)タクシーが集結していて、ちょっと海外の街っぽいです。
14社のタクシーに導入されており、会社の枠を超えデザインを統一しているみたい。 -
県都の駅前とはいえ人通りは少なく、アーケード街は久留米と同様、飲食店中心になっていました。
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ただ9月になっても留まる勢いをしらぬ猛暑では、アーケードの存在が心底ありがたかったです。
駅から徒歩10分の、日乃丸温泉まで歩いてきました。鳥取市は県庁所在地ながら、市街地に温泉が湧く珍しい都市。全国でも、他には鹿児島市くらいでは? -
ただ温泉銭湯の数は減っていて、ピーク時には30軒を超えていたものが、今や4軒を残すのみだとか。40軒近くある鹿児島市とは対照的です。
しかし温泉の実力は甲乙つけがたい! 少ししょっぱめの熱くて濃~い温泉、さっぱりしました。日乃丸温泉 温泉
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汗を洗い流し、下着も着替えて元気復活だけど、少し歩けばまた汗が噴き出してきます。
アーケード街の延長が思ったより長く、歴史ありげな建物も散見されて、いい季節にゆっくり歩いてみたいです。 -
そういえば政界きっての鉄道通の先生(笑)、鳥取が地盤でしたっけ。
この時はまさか一ケ月後、総理の座を射止めるとは思ってもみませんでした。つづく。
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