2024/05/23 - 2024/05/23
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kimi shinさん
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島根県を訪れ、一泊させてもらった「道の駅 キララ多伎」
昨日の夕陽はとてもドラマチックな光景を見られ、印象に残る道の駅でした。
今回掲載する稲佐の浜と弁天島は、ここから20分程海岸線を北上した出雲市大社町杵築北に位置します。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
島根県を訪れ、一泊させてもらった「道の駅 キララ多伎」
-
昨日の夕陽はとてもドラマチックな光景を見られ、印象に残る道の駅でした。
今回掲載する稲佐の浜と弁天島は、ここから20分程海岸線を北上した出雲市大社町杵築北に位置します。 -
道の駅 キララ多伎から、くにびき海岸道路を時間にして20分程東の稲佐の浜を目指す。
途中「道の駅 大社ご縁広場」の前にあるコンビニで朝御飯を調達。
この時間を利用し、コンビニから徒歩1.2分の出雲大社 宇迦橋大鳥居の写真を撮りに行く。
ここから伸びる参道が遥か先の出雲大社に続きます。
鳥居の先に見える山並みは、左から鶴山、八雲山、亀山と連なり、それらを背にして出雲大社が鎮座します。
手前を流れる堀川やその先の白い大鳥居一帯は現在架橋工事が行われていました。 -
国譲り神話の最初の舞台。
国生みで生まれた国土は、大国主と少名彦名が地上世界を作り上げていました。
伊邪那岐、伊邪那美が一生懸命掻き混ぜて作った国土を、天照は豊葦原水穂国を孫の瓊々杵命に治めさせようと考えていただけに、国土を興していた大国主へ使者を送り国を譲るように求めた。
国譲りがすんなり行くはずもなく、最初に降りた天穂日命は大国主に取り込まれ家臣になるは、次の使者天若日子に至っては大国主の婿殿になり、一向に国譲りは進展しない。
満を持して遣わされたのが建御雷神・経津主神。
稲佐の浜に降ると、砂浜に剣を逆に刺し、その先にあぐらをくんで座り、大国主に国を譲るか否か迫ったという。
大国主は譲る条件に自らが収まる大きな宮殿を要求し、交渉は成立し、大国主は国を譲った代わりに天にも届く宮殿を得た、それが出雲大社だとも云われます。
その交渉の舞台がこの伊佐の浜で「伊佐」は「否か」から転じたものとされます。
旧暦10月10日、全国の八百万の神々はここから出雲の國を訪れる。
この浜は海水浴場でもあり、投げ釣りをしたくなるような長い砂浜が続いています。
「出雲国風土記」に記される「国引き神話」にも現れるこの浜は、朝な夕なに神話の世界を感じさせてくれる光景が見られるでしょう。
目の前に伊佐の浜第一駐車場があるので夕陽目的で泊まり込んでもいいかもしれない。 -
正面の岩山は「弁天島」と呼ばれ、岩山の頂付近に木造の鳥居と社が祀られています。
以前はその名の通り砂浜の先の海面にあったそうです、しかし砂浜の成長もあり陸続きとなっています。
弁天島の直下に賽銭箱が立てられており、そちらで参拝します。
岩に触れるところまで近寄れますが、浸食された岩のため落石の危険性を予見しておくべきでしょう。 -
岩の上に鎮座する社殿全景。
切り立った岩肌、社殿の手入れも大変な事だろう。 -
神仏分離以前は「弁財天」が祀られ、地元では弁天様さまとして親しまれていたそうです。
見るからにリスクしかないこの島、好奇心旺盛な子供らに神の住む弁天島には近寄るなと教え込んでいたとも。
陸続きとなった今でも登ってみようなんてことはやめた方がいい。
明治に入り祭神は海神の「豊玉毘古命」が祀られています。
この弁天島にいつ頃社が祀られたのか、調べて見たが定かにはならなかった。
土壌もろくにない海に聳える大岩ですが、樹々の生命力の逞しさには驚くばかりだ。
さて、弁天島の参拝を済ませたら、稲佐の浜の波打ち際に向かいましょう。 -
海水で湿った砂を袋に入れ、これを出雲大社に持って行きます。
本殿後方に鎮座する素鵞社の廻り縁の下にある砂箱にこの砂を納め、代わりに既にある砂を袋に詰め替えて自宅に持ち帰り、敷地の四方に盛ると魔除けになるという事です。
出雲大社を訪れる前に立ち寄る理由はここにある。
参拝に訪れる方がこれを繰り返していれば、浜の砂は痩せていくのだがそんなこともないようです。
この広い浜辺の砂の供給源は神戸川なんだろうか、自然には人の及ばぬ底知れぬ力がある。
穏やかな自然は豊かさを与えてくれるが、牙をむいた時は全てを奪い取っていく。
近頃の自然の振舞いは、自然への畏敬の念を忘れてしまった我々に対し、怒っているように感じられる時があります。
そんな時この砂が護ってくれる…と思いたいものです。
稲佐の浜と弁天島
弁天様
祭神 / 豊玉毘古命
創建 / 不明
祭礼 / 神迎神事・神迎祭(旧暦10月10日)
所在地 / 島根県出雲市大社町杵築北2711 -
稲佐の浜の駐車場から東の細い路地を1分程進んだ三叉路の角に、樹が生い茂る大岩があります。
その岩の東側で出雲大社に向かって鎮座するのが出雲大社の末社の一つ下宮になります。
旧暦10月、稲佐の浜から全国の神々が訪れ、「神議り」が行なわれる上宮の手前60㍍程の所に位置します。
因みに社殿の前から奥に続く生活道路の200㍍程先には、古事記にも記されている天照大御神が満を持して遣わした建御雷神と大国主命の「国譲りの交渉の場」とされる「屏風岩」に至ります。
屏風岩に社殿などはなく、屏風状の古い大岩があるだけです。
自分は参拝しませんでしたが、下宮・上宮から少し離れますが、屏風岩から奥に進むと出雲大社の摂社で建御雷神を祀る因佐神社に続きます。 -
海岸沿いから一歩踏み込んだ住宅街にポツンと大きな岩がある。
一帯は砂地のように見え、往古はこの辺りまで波打ち際でこの岩も磯に聳えていたのかもしれません。
そんな岩にも樹々は逞しく生い茂り、岩と共に海風から社殿を護っているようにも見えてくる。
檜皮葺の一間社流造で、創建時期は定かではないですが、延享元年(1744)に再建され、平成19年(2007)に仮殿遷座祭が執り行われているようです。
社殿前の解説は以下のような内容。
「出雲大社末社 下の宮
御祭神 天照大御神
由緒 天照大御神は皇室の御祖先神です
優れた御霊徳で、御神徳は広大無辺とされます
祭日 1月13日、9月13日」
と書かれています。
稲佐の浜で砂を手にして、混みあう出雲大社の駐車場に早く駐車したいところですが、下宮が鎮座するこの通りを歩いてみるのもお勧めです。
出雲大社末社 下宮
祭神 / 天照大御神
創建 / 不明
祭礼 / 1月13日、9月13日
所在地 / 島根県出雲市大社町杵築北2711 -
下宮から1分程路地を進んだ左側に上宮(仮宮?が鎮座します。
出雲大社の御神体八雲山から西の鵜山を経て、稲佐の浜に続く奉納山の南麗に鎮座する社殿全景。 -
上宮(仮宮)。
出雲大社摂社 上宮
祭神 素戔嗚尊・八百萬神
由緒 一般に旧暦10月神無月と云われ、全国の八百萬神の神々が大国主大神の許に集まる事からそのように呼ばれます。
出雲では「神在月」と呼ばれています。
上宮は生きとし、生けるものの幸福と社会の繁栄の縁を結ぶ神議が行われます。 -
随神門
檜皮葺の八脚門で、左右の間の格子の先に随神の姿は見られません。
中には素木の厨子らしきものがあり、その中に随神が安置されているのか?
檜皮の屋根で、懸魚や全体の意匠は飾りや彩色のないシンプルなもの。 -
神井
随神門の突き当りの石垣の前に、玉垣で囲われ、屋根に覆われた神井があります。 -
上宮社殿全景。
出雲大社が鎮座する東を向いて随神門・拝殿・本殿が鎮座します。 -
随神門の軒先から破風・鬼板の眺め。
上宮の社殿も歴代補修が行われ、直近では平成27年(2015)に保存修復が施されています。
建立時期はいずれも不詳。 -
拝殿・本殿の眺め。
切妻檜皮葺の妻入りで、本殿は平入。 -
旧暦の10月10日、稲佐の浜に集結した八百万の神は、龍蛇(ウミヘビ)の先導でここに集まる。
上宮は神謀が行われる神議場件宿泊施設で、八百万の神々が翌年の縁結びや運勢などの重要案件を決める場所。
この間は審議の妨げにならないように歌舞音曲も慎まれるという。
神無月を出雲では神在月と呼ぶそうで、神々が全国に出張している神在月以外は、ある意味「空室」という事だろうか。
上宮
祭神 / 素戔嗚尊・八百萬神
創建 / 不明
祭礼 / 祭日 1月3日・5月14日・旧暦10月11日から17日
所在地 / 島根県出雲市大社町杵築北仮之宮2962-1 -
上宮の前から写真の路地を1分程上がった右側にも末社の大歳社が鎮座しています。
参拝者の大半はここで稲佐の浜に戻って行かれます、あと少し上に歩いてみてください。 -
大歳社
上宮から路地を東に抜けた国道431号線沿いに鎮座する神社。
国道沿いの東西に細長い社地の一番奥に写真の社殿が鎮座します。
「祭神は田畑の守護神で素戔嗚尊の御子神大歳神が祀られており、穀物の豊穣を護る功徳がある」
大歳社
祭神 / 大歳神
創建 / 不明
祭日 / 1月3日、9月13日
所在地 / 島根県出雲市大社町杵築北
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