阿寒湖を子連れで満喫 【カムイルミナ、遊覧船、アイヌコタンなど】～ホテル御前水泊～

2024/07/26 - 2024/07/27

今年の夏休みの旅行は、3回目となる北海道道東へ3泊4日。ANAのセールで、帯広in→根室中標津outの航空券が（ルートとしては多少広すぎますが）比較的安く確保でき、訪問を決めました。

7/25（木）～7/26（金）の午前中までは帯広・十勝エリア
（https://4travel.jp/travelogue/11919198）

【この旅行記の行程】
●7/26（金）
・夕方に阿寒湖エリアに到着～ホテル御前水で先に夕食～カムイルミナへ
●7/27（土）
・阿寒湖遊覧船（マリモ観察センター含む）～アイヌコタン～昼食（そば）

この後、7/27（土）午後から7/28（日）まで、屈斜路湖エリアを訪問していきました（https://4travel.jp/travelogue/11919389）。

エリア 阿寒(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

7/26（金）

帯広・十勝エリアから2時間ほどドライブし、17時くらいに阿寒湖温泉のホテル御前水に到着。

ホテル御前水 宿・ホテル

リーズナブルな温泉ホテルですが、お部屋から阿寒湖が見える絶景は素晴らしい！

ホテル御前水 宿・ホテル

夕食には鹿肉を使ったシチューが。ちょっとパサついた感じではありますが、普段食べないもので新鮮な感覚ですし、美味しいです。
本日は、この後、カムイルミナに行くため、まだお酒も飲まず、風呂にも入らずの状態。

ホテルからカムイルミナまでは、徒歩で7～8分くらいです。湖畔の散歩道を歩いて行きましたが、これが良い感じ。
アイヌ独特の紋様が映し出されるライトが歩道の脇を埋め、湖の景色と相まって、とても雰囲気の良い散歩道になっています。

カムイルミナに到着。この日の一番早い回である19:30～を予約していったのですが、かなりの人が集まってきています。人気観光スポットなのですね。

カムイルミナ（Kamuy Lumina）は、アイヌに伝わる伝承を、プロジェクションマッピングや音響などを駆使して夜の森に幻想的に再現したものです。
世界的なデジタルアート集団、カナダの「モーメント・ファクトリーが、現地の人たちと一緒に制作したものだそうです。

オフィシャルサイト↓
https://www.kamuylumina.jp/

内容としては、「飢えに苦しんでいた人間界を救うためフクロウと小鳥のカケスが活躍する」といったもの。自然界への畏怖を忘れた人間への警鐘というのがテーマになっているようです。

ただ、周囲が暗すぎて光が足りず、写真にはほとんど収めることができませんでした。。。

アイヌの村の守り神であるフクロウ。

木に映されているところもあります。

このような光と音を駆使して参加者に訴えかけてきます。

（写真撮影が全体としてほぼ成功しなかったのが残念。）

7/27（土）

この日は、天気が良く、雄阿寒岳も見えます。

一応、撮影スポットで撮っておきます。

阿寒湖 自然・景勝地

午前中は、この阿寒湖遊覧船に乗ります。

オフィシャルサイト↓
https://www.akankisen.com/exBoat1.html

阿寒湖遊覧船 乗り物

温泉街が遠ざかっていきます。

本日は天気も晴れて気持ちが良いです。

さっきまで雲がかかっていた雄阿寒岳もしっかり見えます！

このように狭い滝口の近くにも行き、スリリングです。

このあたりは、湖というよりは川のような雰囲気です。

遊覧船は、マリモ展示観察センターがある、チュウルイ島に立ち寄ります。
以前は天然のマリモを観察できたそうですが、現在は、こういった観察センターとして整備されています。 阿寒湖のひとつの名物になっています。

マリモ展示観察センター 動物園・水族館

「マリモ」は、藻の一種でもともとは小さな糸状の繊維になっているのが、集まって球状になったものだそうで、まだ謎が多い生物だそうです。阿寒湖のマリモは、特別天然記念物に指定されているそうです。

遊覧船を降り、温泉街に戻ると、目の前に「Akan Art Gallery & Art Gift Shop」というこぎれいなアートスペースがあります。アイヌの村を守る神として象徴的なフクロウの彫刻を始め、様々な作品がきれいに展示されています。

鹿の角で作った椅子もありました。

歩いて数分で、アイヌコタンへ。
アイヌコタンは、アイヌの様々な文化を発信している場所です。アイヌの舞踊を観られるシアター、民芸品の売り場、アイヌの住居を再現したもの、アイヌ料理レストランなどいろいろなコンテンツがあります。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

町並みも独特。

本州などとは明らかに違う雰囲気を感じることができます。

こちらの建物で、アイヌの古式舞踊とを観られるようですが、今回は時間の関係で外から建物を見るだけにします。

アイヌの昔の住居が、生活記念館「ポンチセ」として整備されています。

中には、アイヌの人たちがどのように生活していたか、再現され説明されています。

何やら、和風の器などがあるなと思ったら、本州と交易することもあったアイヌの世界には、少し和のものも入っていたようです。興味深いです。

幸福の窓と書かれていた小屋が、隣にありましたが、説明書きなどもなく、これが何なのかよく分かりませんでした。。。

昼食は、近くの「奈辺久」というおそば屋さんで。
わかさぎの天ぷらも美味しい！

郷土料理 奈辺久 グルメ・レストラン

この日はこの後、屈斜路湖エリアに移動し、カヌー体験などする予定ですが、車で1時間ほどかかり、その間にいくつかの絶景スポットがあります。
そのうちの「双湖台」へ。
ペンケトーとパンケトーという、二つの湖が同時にみられる展望台ということでこの名が付いたそうです。

双湖台 名所・史跡

しかし、夏で植物の緑が生い茂っていたからか、一つしか湖が見えませんでした。それでも十分絶景です。

この後、屈斜路湖エリアでは、至上のカヌー体験、素晴らしいペンションでの宿泊、牧場体験など堪能しました。（別途旅行記作成中）

この旅行記へのコメント （2）

• ひでじいさんさん 2024/08/05 08:54:15

  またお邪魔します。

  阿寒湖には数年前に行きました、ホテルの御前水に泊まりました。料金の割に食事が良かった記憶です。
  アイヌコタンは夕方行きましたが観光客は少なかったです。
  お土産屋さんは暇そうでした。
  双湖台にも行きましたがお土産屋さんが廃墟でしたね。
  アイヌの人たちは寒い北海道でよくも暮らしていたと思います。
  暑い日が後2ケ月続きます、夏の暑さにも冬の寒さにも負けづ旅に出ましょう。

  shushu tany さん からの返信 2024/08/05 11:37:38

  Re: またお邪魔します。

  コメントありがとうございます。
  
  私もホテル御前水は、値段の割にしっかりした温泉旅館という感じで、印象が良かったです！
  阿寒湖は予想以上に人が多く、日本人も多い上に韓国や中国などのアジア系観光客も多く、「こんなに観光地なんだ」と驚きました。それに対して、この後に訪問した屈斜路湖はあまり観光客がいないわりには見所満載で、再訪したいという思いを強くしました。