2024/07/20 - 2024/07/21
3323位(同エリア7441件中)
Tomoさん
この旅行記のスケジュール
2024/07/20
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バスでの移動
京阪神ドリーム高知号 三宮BT23:25→5:32高知駅
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電車での移動
JR土讃線 高知5:39→7:59窪川
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電車での移動
JR予土線 窪川10:43→11:10土佐大正
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電車での移動
JR予土線 土佐大正11:38→12:35松丸
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電車での移動
JR予土線 松丸16:36→17:19北宇和島
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電車での移動
JR予讃線 北宇和島17:22→54卯之町
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高知から土讃線・予土線・予讃線を乗り継いで卯之町まで、鉄道と歴史を楽しむ旅。予土線沿線の37番・岩本寺と続日本100名城の河後森城、卯之町では古い町並みと43番・明石寺を巡ります。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜行バスに乗って高知に5:15に到着。すぐに土讃線の始発列車に乗ります。
高知駅 駅
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途中の影野駅にて。1両のワンマン列車がのんびりと走っていきます。
影野駅 駅
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土讃線の終着駅、窪川駅です。観光列車が走るようになってから、モダンな駅舎に生まれ変わったようですね。
窪川駅 駅
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四万十町の中心である窪川駅前。町役場と小さい商店街があります。
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駅から歩いて10分ほどで岩本寺に着きました。
岩本寺 寺・神社・教会
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729~749年に聖武天皇の勅命を受けた行基が七難即滅・七福即生を祈念して開創したといいます。仁王門が少し窮屈な感じに建っています。
岩本寺 寺・神社・教会
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鉄道でも高知から3時間かかりましたが、歩き遍路の場合は36番:青龍寺、38番:金剛福寺ともに離れているのでさらに大変です。
岩本寺 寺・神社・教会
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こちらが本堂、1978年に新築されています。朝早い時間ですが、バスツアーの巡礼者で境内は賑やか。
岩本寺 寺・神社・教会
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画家や一般の方によって描かれた天井絵が見ものです。
岩本寺 寺・神社・教会
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本堂の前に咲いていた大きな蓮。
岩本寺 寺・神社・教会
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大師堂。右側にある円形のお堂は歓喜天を祀る聖天堂です。まだ9時なのにもう30度近い暑さ。御朱印をいただいたら一休み。
岩本寺 寺・神社・教会
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列車までまだ1時間半ありますので、早い時間から営業している、うなぎの専門店「うなきち」さんに寄っていきましょう。テレ東のローカル路線バス乗り継ぎの旅でもここに立ち寄っていましたね。
うなきち グルメ・レストラン
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思い切って・・・うな重を注文!!夏の暑い日にぴったりですね!四万十川の天然物なのでしょうか?食べ応え十分でした。
うなきち グルメ・レストラン
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窪川駅に戻って、これから乗る予土線は1日4本しかなく乗り潰しが難しい路線の1つです。
窪川駅 駅
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ホビートレイン、キハ32新幹線がやってきました!
窪川駅 駅
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車内には海洋堂による鉄道模型のショーケースがあります。さすが、鉄道ホビートレインというだけあって鉄道旅行を楽しくさせてくれますね。
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駅前には緑しか見えていない家地川駅。打井川と並んで予土線では秘境駅の1つです。
家地川駅 駅
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土佐大正駅では停車時間が20分以上ありますので、駅舎の外に出てみました。
土佐大正駅 駅
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ベンチやテーブルなども置かれていて、列車待ちにも、観光の合間にもくつろげる駅舎になっています。
土佐大正駅 駅
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国鉄時代の貨車を連結したしまんトロッコがやってきました。この駅で下車して、宇和島方面に折り返す観光客が多かったです。
土佐大正駅 駅
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発車時間になりましたので、新幹線に乗り込みましょう。
土佐大正駅 駅
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土佐大正の隣駅、土佐昭和。この駅も凄いところに造られています。今度来たときはここで降りてみたい。
土佐昭和駅 駅
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松丸駅で途中下車しました。予土線には似合わない立派な駅・・・ですが、ふれあい交流館と日帰り温泉施設を兼ねたものなんです。
松丸駅 駅
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駅前の風景。宇和島自動車のバス停があり、JRの時間が合わないときは宇和島行きのバスに乗ることができます。
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河後森城跡へ向かう途中、旧松丸街道に昔ながらの酒造場がありました。
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この酒造で扱う銘柄は「野武士」。宇和島は闘牛で有名ですが、この名前は昔飼ってていた闘牛の名前から付けられたそうです。
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城跡の登山口は俳句の小径になっています。この地で生まれた俳人、芝不器男の句碑がありました。
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いや~暑い!駅から20分ほどで河後森城の入口に着きました。
河後森城跡 名所・史跡
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風呂ヶ谷にある井戸跡。はっきりとわかる遺構ですね。
河後森城跡 名所・史跡
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西曲輪に向けて登っていきましょう。夏場の登城は決して楽ではありません。
河後森城跡 名所・史跡
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険しい山道。光が見えてきたから、あと少しかな。
河後森城跡 名所・史跡
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西第九曲輪の入口に着きました。あぁ~一休みしよう。
河後森城跡 名所・史跡
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河後森城跡の見どころの1つである西第十曲輪。馬屋と思われる建物が建っていたとされる場所です。見張りの場所であると同時に、城での生活が行われていた場所。
河後森城跡 名所・史跡
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西第八曲輪、七曲輪を見上げます。曲輪が階段状のように作られているのが河後森城の面白いところなのです。
河後森城跡 名所・史跡
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西第七曲輪から第十曲輪方を見る。高台から曲輪を見下ろすのが好きなんですよ。いかにも山城、といった光景です。
河後森城跡 名所・史跡
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西第六曲輪。棚田のように築かれていて、曲輪の大きさも大小さまざまです。
河後森城跡 名所・史跡
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本郭に向けて、曲輪を登っていきます。この気温の中登るのは苦しい。。
河後森城跡 名所・史跡
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西第三曲輪と第二曲輪の間にある堀切。
河後森城跡 名所・史跡
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西第三曲輪です。ここを過ぎれば本郭に入っていきます。
河後森城跡 名所・史跡
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草の間に石垣が残っているのが確認できます。
河後森城跡 名所・史跡
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西第二曲輪から見る城下町の眺め。四万十川の支流である広見川が広がります。日本のふるさとらしい風景。続日本100名城は険しいところにあることが多いのですが、本丸から見る景色にはいつも感動します。
河後森城跡 名所・史跡
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河後森城で最高地点にある本郭。城主の居所だったという建物跡も発見されています。発掘では瓦も出土していることから、天守があったともいわれている。
河後森城跡 名所・史跡
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本郭から見る景色。田んぼと山の緑、その間を流れる川が美しい。
河後森城跡 名所・史跡
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河後森城は1196年、この地で勢力を誇っていた伊予西園寺氏の家臣であった渡辺氏が築いたとされています。1583年の四国の役の後は、豊臣秀吉の家臣・戸田勝隆が治め、さらに藤堂高虎、宇和島藩の付家老・桑折氏が城主となりました。
河後森城跡 名所・史跡
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本郭から西第二曲輪方の眺め。藤堂高虎の時代には河後森城の天守を宇和島城の月見櫓として移築したとも伝えられています。
河後森城跡 名所・史跡
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本郭から少し下ったところ、古城第二曲輪にやってきました。
河後森城跡 名所・史跡
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古城と呼ばれる東側の曲輪。ここは番小屋や櫓のような建物があり、見張りを行っていたと推測されています。
河後森城跡 名所・史跡
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東第四曲輪と古城第二曲輪の間に造られた見事な堀切。
河後森城跡 名所・史跡
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最後に、南端にある新城に行ってみましょう。また険しい道のりだなぁ。
河後森城跡 名所・史跡
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上空から見ると丸くなっている曲輪。防御用に築かれたといわれています。
河後森城跡 名所・史跡
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発掘調査で新城には見張り用の櫓が建っていたとされ、なるほど、ここからは城下の様子を一望できますね。水分補給して、駅まで向かいます。
河後森城跡 名所・史跡
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ふたたび松丸駅から列車に乗っていきましょう。このときの列車は自分を含めて2人だけでした。
松丸駅 駅
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徐行運転が続く峠を越えて北宇和島駅に到着し、予讃線に乗り換えます。乗り換える列車もまた1両なのです。
北宇和島駅 駅
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立間駅での列車交換待ち。キハ54系ですが、北海道のものとは違い、こちらはロングシート。宿泊する卯之町までは結構険しいところを走るんですよ。
立間駅 駅
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高知から171km、卯之町に到着しました。15年くらい前に訪ねたときは有人駅でした。立派な待合室があって木造の温もりを感じられる駅舎ですが、無人駅で券売機が1台あるだけで寂しい雰囲気。
卯之町駅 駅
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駅前で賑やかなラーメン店「笑福」がありましたので、ここで夕食をとっていきましょう。チャンポンと半チャーハンのセットをいただきました。野菜たっぷりで美味しかったです。
Terra グルメ・レストラン
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卯之町の小さなビジネスホテルで一泊して、2日目は半日だけなので、朝から行動を開始します。歴史ある町並みのなかに、江戸時代の医者・蘭学者であった高野長英が住んでいたという屋敷跡があります。
高野長英の隠家 名所・史跡
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高野長英は江戸幕府の政策であった鎖国を批判したとして捕らわれる。その後、牢屋敷で火災が起きた際に脱獄、宇和島藩に庇護されて、ここに隠れ住んだといわれています。
高野長英の隠家 名所・史跡
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卯之町の歴史ある町並みを抜けて、宇和米博物館まで行ってみましょう。
卯之町の町並み 名所・史跡
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松屋旅館。実はビジネスホテル松屋さんに泊まったのですが、もとはこの旅館から続いているのですね。江戸時代の雰囲気そのままです。
卯之町の町並み 名所・史跡
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卯之町は江戸時代に宇和島藩の在郷町として栄えました。ベンガラの家も見られます。旅館か料亭だった建物でしょうか。
卯之町の町並み 名所・史跡
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白壁の建物が多く残っています。
卯之町の町並み 名所・史跡
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坂道を登っていくと宇和米博物館があります。15年ぶりか、懐かしい~。昭和3年に建てられた木造校舎旧宇和町小学校を移築したもので、中も無料で見学できます。
宇和米博物館 美術館・博物館
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お米のことを詳しく知ることができる資料が展示されています。
宇和米博物館 美術館・博物館
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昔、使用されていた農機具ですね。
宇和米博物館 美術館・博物館
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今では田植え機やコンバインを使って行われる農作業ですが、昔はこれらの器具を使って手作業で行われたのですね。
宇和米博物館 美術館・博物館
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米博物館の名物、109mという長い廊下。ぞうきん掛けレースが有名で、有名人もたくさん挑戦しています。
宇和米博物館 美術館・博物館
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今ではイベントで使用されているという旧宇和町小学校講堂。こちらも見学していきましょう。
宇和米博物館 美術館・博物館
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広~い。支輪張という技法が用いられている天井が珍しいです。
宇和米博物館 美術館・博物館
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100年という歴史をもつピアノが展示されています。
宇和米博物館 美術館・博物館
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博物館の前には大きな釜が置かれていました。
宇和米博物館 美術館・博物館
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また古い町並みに戻ってきました。戦国時代に松葉城を拠点とした西園寺氏の城下町が始まりで、宇和島と大洲を結ぶ宇和島街道の宿場町としても栄えました。
卯之町の町並み 名所・史跡
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古い町並みに付き物、丸ポストがいいですね~
卯之町の町並み 名所・史跡
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風情ある坂道を登っていくと、先には開明学校があります。
卯之町の町並み 名所・史跡
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坂道の先には光教禅寺というお寺があります。
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卯之町を代表する文化財、開明学校にやってきました。明治15年に住民の寄付によって建築された洋風の学校です。
開明学校 名所・史跡
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中を見学すると、昔ながらの教室風景が。自分が小学校の頃も木の椅子だったなぁ。
開明学校 名所・史跡
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この建物は資料館としても活用されていて、明治時代の掛図をはじめ、教育資料が展示されています。
開明学校 名所・史跡
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開明学校の向かいにある宇和民具館も見学します。
宇和民具館 美術館・博物館
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懐かしさを感じさせる生活道具や商売道具が展示されています。
宇和民具館 美術館・博物館
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6000点以上の展示がある資料館で、思っていたよりも見ごたえ十分でした。
宇和民具館 美術館・博物館
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15年前もこの風景を撮ったなぁ~変わらない白壁の商家と蔵元が並ぶ通り。いいですね。
卯之町の町並み 名所・史跡
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休憩所も昔ながらの建物を活用しています。時間があればもう少し町並み散策をしたいところですが、今回は明石寺の参拝が必須なので、またの機会にしたいと思います。
卯之町の町並み 名所・史跡
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この蔵元では「開明」という純米酒を扱っています。開明学校がある卯之町にふさわしい銘柄ですね。
卯之町の町並み 名所・史跡
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卯之町の商店街を抜けて宇和高校を目標に左折し、しばらく進むと遍路道。
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心地よいのですが、強烈な暑さがそれを上回る。
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最後に急な坂道を登って、お寺の境内に入ります。緑が爽やかです。
明石寺 寺・神社・教会
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明石寺は欽明天皇の勅願によって正澄上人が千手観音菩薩を祀るために創建したという古刹。立派な仁王門が建っています。
明石寺 寺・神社・教会
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明石寺は734年に寿元行者が紀州熊野より十二社権現を勧請して修験の道場になったといわれる地。仁王門をくぐると、そんな雰囲気が漂っていました。
明石寺 寺・神社・教会
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822年に嵯峨天皇の頼願により弘法大師が巡錫し、伽藍が再興されました。石見地方でよくみられる石州瓦が葺かれた本堂にお参りしましょう。
明石寺 寺・神社・教会
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大師堂を参拝して、今回の旅の目的は果たせました。夏に歩きで来るのは大変でしたが、感動も大きくなります。
明石寺 寺・神社・教会
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立派な夫婦杉があります。
明石寺 寺・神社・教会
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歴史ある本堂をもう一度。やがて青空が出てくると、35℃を超える暑さに。御朱印をいただいて一休みしよう。
明石寺 寺・神社・教会
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本堂と同じ石州瓦の地蔵堂。1672年には宇和島藩主であった伊達宗利によって諸堂が再興されたそうです。
明石寺 寺・神社・教会
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無事にお参りできました。ここから大阪まで帰るのか・・・どう帰るか迷いましたが、駅まで行くのも辛いし高い。ということで思いついたのが宇和島自動車の卯之町営業所へ行くことに。
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卯之町から松山までの移動は宇和島自動車の特急バスを利用。大洲ICから高速を経由するので結構速いんですよ。JR特急と比べても安いので、松山の中心部に行くならこちらが便利です。
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松山市内は渋滞がありましたが、それでも大きな遅れはなく松山市駅に到着しました。高島屋があって、路面電車や伊予鉄バスも頻繁に発着するので賑やかです。
松山市駅(郊外線) 駅
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大阪までは神姫バス・ハーバーライナーで舞子、JR神戸線快速を利用します。これだと大阪駅までの所要時間は4:46になります。JR特急+新幹線でも4時間かかり、4500円高いので圧倒的に前者がおすすめ。しかも独立シートで快適、さらに15分短縮されることもあります。
松山市駅(郊外線) 駅
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