【2024年　台湾】6　カタツムリの次は安平でライオンを探そう（安平樹屋、徳記洋行、安平古堡、安平老街）　

2024/05/24 - 2024/05/24

台南へ行くと決めた時に、不思議な写真をみました。
ガジュマルに侵食された建物。
そんな不思議な安平をまわって、最後に安平老街で、ライオン（安平劍獅）を探そうと思います。
が、最後はトイレ探しになっちゃいました。

エリア 台南(台湾)

おはようございます。
今日もホテルの朝食を頂きます。

前日は、気が付かなかったけど日本人も泊まっているようで、日本語を話すグループがいらっしゃいました。

ホテル タイナン ホテル

昨日は、食べ物が並んでいないので、こちらまで来なかったのですが、
ここは牛肉湯とサバヒーのコーナーだったのです。
スープ系は冷めないように、注文だったのですね。

今回台南で食べたいと思っていたのは、玉井のマンゴーと豆花、牛肉湯、サバヒー。
サバヒー以外は昨日食べられたので、ここでサバヒーを注文。
お店で食べた方が美味しかったのかもしれませんが、ホテルのサバヒーも美味しかったです。
サバヒーとは台湾では虱目魚と書かれる魚です。
私は帰国するまでサバだと思っていたんですけどね。
サバヒーは世界で一番養殖されている魚なのに、日本にはいないそうです。

ホテルをチェックアウトして荷物を預けてバスに乗って出発。

向かった先は、こちら安平樹屋。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

ガジュマルの樹に覆われた建物
写真を見て気になっていました。

ここは徳記洋行という会社の倉庫でした。
日本統治時代初期にかけて建てられた倉庫で、かつては「大日本塩業株式会社」出張所倉庫だったこともあるそうです。

今ではその面影もなく、ガジュマルの樹に埋もれています。

ガジュマルの樹どんどん成長するのに、おまけにこの種からも根が出て新しい生命が誕生するらしい。恐るべしガジュマルの繁殖力。

階段を上がっていきます。
頭上に注意！

安平樹屋は台湾のアンコールワットと呼ばれています。

外の階段にいってみます。

ちょっと離れてみる安平樹屋。

安平樹屋と徳記洋行は同じ敷地にあるので入場券も1枚でOK。

私は徳記洋行っててっきり、日本人のひろゆきさんが創業者だと思っていたんですよ。
ところが、中国語の洋行は「外国人が営むお店」という意味で、外国人の商社ということだそう。
当時安平には5大商社があってイギリス3社、ドイツ1社、アメリカ1社で徳記はイギリスの会社だったそうです。

17世紀の貿易はこんなだったよ、ってことですね。

こんなものを運んだよ。

年代別に展示されていたのだけど、これが未来の安平らしい。
これが、目指す安平でいいの？

安平古堡（あんぴんこほう）はオランダ人が建てた台湾最古のお城です。
要塞として築かれ1634年に完成しました。ゼーランディア城と呼ばれていました。

安平古堡 史跡・遺跡

1662年、オランダとの戦いに勝った鄭成功が城を取りました。
だから、鄭成功は英雄なのですね。
鄭成功ポテチを購入したので、一緒にパチリ。

400年前の壁
当時はセメントがなかったため「三合土」という砂糖水、もち米、カキの殻などを混ぜたものが使われたそう。
まるで料理みたいだねえ。

史跡記念館
オランダ時代から現在に至るまでの安平にまつわる史料が展示されています。

こちらにも鄭成功さん。

大砲は清時代に台湾で鋳造されたものですが、もともとここにあったわけではなく日本統治時代にここに持ってきた鑑賞用だそうです。

展望台は日本統治時代の1945年につくられました。

60段の階段をのぼります。

展望台からのながめ。

古堡石碑には「安平古堡」と書かれていますが、日本統治時代には贈從五位濱田彌兵衛武勇之趾」（その功績をもって濵田弥兵衛に従五位を贈る）と刻まれていたそうでうです。
過去の彫跡はわかりませんでしたが。

安平老街を歩きます。

安平老街の脇道の住宅地に安平劍獅が複数あるところがあります。
ここから安平劍獅を探して歩こうとおもいます。
安平劍獅は魔除けの印

この白い建物にある安平劍獅が多分ここで一番大きいような気がする。

住宅地を歩いていると

安平老街 (延平街) 旧市街・古い町並み

上にいる安平劍獅

細い路地を歩きます。

昨日の蝸牛巷も良かったけどここもいい感じ。

宝探しのようにドキドキしながら。

3種類の安平劍獅

こちらはお店だったかな？

剣をくわえていないけど、これも安平劍獅

この安平劍獅は戸別番号の様で各家にありました。

どこだっけ？

海山館
海山館のある延平街は台湾でもっとも古い街道にあたり、むかしは台湾街と呼ばれていました。当時の建物はほとんど残っていませんが海山館は当時のものだそうです。

海山館 史跡・遺跡

屋根の上にも安平劍獅
これ、安平劍獅？っておもうでしょ。
上にのった人のお腹みて！

セブンイレブンにも安平劍獅が。
なぜ、セブンイレブンに来たかというと、高齢者膀胱問題が勃発しまして、日本だったらコンビニでトイレ借りられるじゃないですか。でもなかったんですよ。

それで、近くの飲食店で食べるついでに借りようかと思ったのに、貸してくれるところがない！

なので、駅方面に戻ろうとバスに乗りました。
バスは台南開府400年仕様
嬉しいけど、ただいま落ち着きません。

ホテルまで我慢できないかもってことで、途中下車して林百貨店へ。
トイレの場所わかっているから、ダッシュでお借りしちゃいました。

使用料としてお菓子お買い上げ。

林百貨店 建造物

キティちゃん、バイバーイ！
ホテルに戻って預けていた荷物を受け取ります。

この旅行記へのコメント （2）

• aoitomoさん 2024/07/30 22:52:42

  台南まだまだ見所いっぱいで驚きます～

  ちちぼーさん こんばんは～
  
  『サバヒー』
  台湾グルメに何でもチャレンジするちちぼーさんも凄いです。
  台湾の食用魚として大量に養殖されるも日本では皆無っていうのが、
  不思議と言うか気になります。
  ちちぼーさんが美味しかったといわれるとまた気になります。( ´艸｀)
  
  『安平樹屋』
  確かにアンコールワットの『タ・プローム遺跡』のイメージですね～
  『安平樹屋』前に立って『カンボジアに来てます!』って言われたら信じてしまいます。
  台南でこんな景観が見れることも凄い。
  
  『安平劍獅』
  沖縄のシーサーのような感じの魔除けなんでしょうね。
  しかしカラフルのなのとそれぞれに個性があるのには驚きます。
  どうアレンジしても絵でもOKみたいな軽い感じが若者ウケしそうでいいです。
  
  海外はどこでも行ける時にトイレに行っておかないと大変ですよね。
  ライオン探しの後にトイレ探し・・
  ナイスな展開です。( ´艸｀)
  
  aoitomo

  ちちぼーさん からの返信 2024/07/30 23:53:33

  RE: 台南まだまだ見所いっぱいで驚きます?

  aoitomoさん、こんにちは。
  
  『サバヒー』
  名前からサバを想像して青臭いお魚だと思いましたが、美味しく頂くことが出来ました。
  台湾で大量に養殖されているなら日本にもありそうなのに、なぜ日本でたべることができないのか不思議です。
  きっとお店で食べるともっと「魚」を感じるのだと思いますが、ホテルの朝食ということもあってガッツリではなかったかもしれません。
  
  
  『安平樹屋』
  アンコールワットの『タ・プローム遺跡』、写真を検索しました。
  雰囲気ありますね。
  私は、仏頭があったらアユタヤのをワット・マハタートを思い浮かべました。
  台南は台湾の中でも南の方なので東南アジアの雰囲気がありますよね。
  
  
  ライオン探し、ライオンを探すのも楽しいですが路地っていいですよね。
  きっとaoitomoさんは、撮影を楽しむことができると思います。
  それにしても最後はトイレ探しになってしまいました。
  海外は日本より公衆トイレもなく旅の時は要注意ですよね。
  
  ちちぼー