島根＋備中松山城　③足立美術館

2024/06/01 - 2024/06/01

足立美術館は、手入れの行き届いた美しい日本庭園で有名で、国内外の観光客から非常に高い人気を得ています。日本画を中心とする美術品のコレクションも充実しています。

旅の全体日程は以下のとおりです。
1日目：新神戸駅→備中松山城→米子（米子泊）
2日目：レンタカーで、月山富田城、足立美術館（米子泊）
3日目：松江城と城下町、茶室（出雲市泊）
4日目：レンタカーで、古代出雲の遺跡巡り（出雲市泊）
5日目：レンタカーで、奥出雲たたら製鉄の歴史巡り、出雲空港→羽田空港

エリア 安来・鷺の湯温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

これから入館します。

足立美術館の庭園は、アメリカの日本庭園・日本建築専門雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園全国ランキングで毎年１位に選ばれていることでも有名です。
このランキングは、日本の庭を規模や知名度によらず 純粋にその美と質によって評価する試みで、旅館や旧別荘を含む約1,000の候補地の中から世界各国の専門家により選出された日本庭園のランキング上位5％を毎年発表しています。
足立美術館庭園についてのコメント(2023年度)は以下のとおりです。

長所：神管理
　40年間年中無休
　庭を美術作品と認識している
　予備用植栽の植え溜めを持ち、問題があれば数十分で同サイズ、同じ枝振りの樹木に植え替えが出来る
　全職員参加の庭掃除　更なる向上を目指し変化を恐れない姿勢

改善できる箇所：きちんとしすぎていてリラックスできないという意見も
　屋外でのんびり座って鑑賞できるスポット（ベンチ、待合、オープンカフェテラスなど）があると喜ぶ人もいると思われる

日本庭園の格付けとしては、まずは文化財保護法に基づく名勝、特別名勝への指定ということになると思いますが、このランキングも面白いですね。

苔庭
杉苔を主体とした京風の雅な庭園です。ゆるやかな曲線を描いた苔の緑と、白砂の城との対比が美しく、秋には紅葉の赤が一層の彩を添えてくれます。[美術館のパンフレットより]

枯山水庭
自然との調和が美しい足立美術館の主庭です。中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水がやがて大河となる、雄大な山水の趣を表しています。[美術館のパンフレットより]

生の額絵
窓枠がそのまま額縁に。大小の木や石がバランスよく配置され、芝生の稜線が美しく、まるで琳派の。絵を見ているような、自然による絵画です。[美術館のパンフレットより]

鶴亀の滝
昭和53年に開館8周年を記念して開瀑した高さ15メートルの人工の滝です。滝口から勢いよく流れ落ちる水が、庭園に動きと緊張感を与えています。[美術館のパンフレットより]

池庭
周囲との調和を考え、新しい感性と伝統的手法を用いて造られた庭園です。優雅に群泳する鯉は、見る人の心にやすらぎを与えてくれることでしょう。[美術館のパンフレットより]

生の掛け軸です。
写真は少し加工したものですが、残念ながら人が写り込んでいない写真を撮影するのは困難なようです。

白砂青松庭
横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られた庭園です。白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配置し、対照的な調和美を生み出しています。[美術館のパンフレットより]

池庭に浮かんでいるような喫茶室「大観」で昼食にします。

窓際の席に案内してもらえました。

島根和牛のビーフカレー、1,500円也。

庭園を眺めた後は、美術品を鑑賞しました。
横山大観、竹内栖鳳、上村松園その他日本画の大家の作品が数多く展示されていました。

米子駅前に戻って夕食です。食べログで「ワイン酒場 CHARIANO」を予約しました。

どの料理も美味しかったですが、写真はその中から蛸のアヒージョです。