2023/12/28 - 2023/12/31
6位(同エリア37件中)
タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
- タヌキを連れた布袋(ほてい)さんTOP
- 旅行記112冊
- クチコミ183件
- Q&A回答0件
- 110,064アクセス
- フォロワー33人
「昭和20年に入ると,フィリピン全土がほぼ連合軍の手中に陥ち,日本軍の戦線は本土と南方に分断されてしまった。加えてビルマのインパール作戦失敗により,マライ方面に大きな穴があいた。
そこで豪北方面の無傷の兵力(第5師団,第46師団,第48師団)を南西方面,すなわちシンガポール,ジャワへ転進させることになった。チモールの海兵団(第48師団)も3月には主力をジャワに移すよう命令が届いた。
だが問題はその輸送である。四海は潜水艦が取り囲み,オーストラリアから1時間で飛行機が飛んでこれるチモール島駐留の2万の軍勢をいかにジャワまで移動させるのか。
輸送船は危険,というよりすでにない状態である。チモール島へは,入ることも出ることもできなくなっていた。その隙をぬうというのは,移動というより脱走に近かった。
それでも少しずつない船をかき集めて,クーパンより出航させた。
4月5日には,レイテ沖海戦に傷ついた軽巡洋艦五十鈴と駆逐船雁,それに掃海艇12号と34号が出航した。しかし,速力もバラバラなら,援護の飛行機があるわけでもない。出港1時間後には偵察機に見つかり,4時間後には敵機2,30機に取り囲まれた。さらに潜水艦の魚雷攻撃も受けた。結局,五十鈴と12号艇は魚雷に沈められ,その人員の救助もできないありさまだった。この時の戦死者だけで約800人といわれている。
さらに押しせまってくると,いよいよ船はなくなり,ついに病院船が回航されてきた。
病院船には赤十字のマークが入れられ,国際条約により攻撃してはならないことになっている。もちろん,そのかわりに病人以外は乗せられないし,武器は積みこめない。
あえて条約違反を承知で,兵員を輸送しようというわけである。
船は橘丸(広瀬丸)といった。橘丸は,総トン数1772トンで伊豆七島航路を通っていた元旅客船である。そこに約1500人の兵士と武器を積みこんだ。全員分の偽カルテと偽病床日誌がつくられ,武器を詰めた箱には赤十字のマークが入れられている。兵士も白衣を着たり,病人のふりをして寝ころがった。
幸い,このチモールからの輸送は成功したが,後に橘丸はアンボンからの第5師団を同じ手口で輸送中,連合軍の臨検に会っている。その結果,偽装は見破られ船ごと捕虜となり戦犯となった。第5師団の師団長山田清一中将と参謀長浜島厳郎大佐は自決した。
一方,チモール島に残留する独立守備隊は捜索第48連隊,台湾歩兵第2連隊第1中隊,35飛行場大隊,第5野戦憲兵隊の一部など約1340名だった。
とても残り2万人近くを船では輸送できないため,ついに大部分は島づたいに歩くことになった。大発や急造の木船でチモールの北に面したアロール島に渡り,小スンダ列島を歩いてジャワをめざすのである。
島の端から端まで縦断し,海峡だけを小船ですばやく渡りながら進むのだ。主要な島だけで,アロール島からバンダル島,ロンブレン島,フロレス島,スンバワ島,ロンボク島,バリ島‥‥‥と続く数千キロの行軍だった。水も食料だって十分ない。自動車や速射砲などはとても持って行けず,海岸に捨てられた。
ところで,この大移動(マル海輸送と名づけられた)の間,逆無線隊はチモールへの兵力大増強を伝えていた。
すでにこれまでもチモール防衛部隊の兵力を大幅に水増しして報告している。1943年のクリスマス・イブには,メルボルンの日本語放送が『我々はチモール島に4万の兵士が待機していることを知っている』と伝えていた。約2倍に思われていたのだ。
その後も,食料の自給を達成したこと,石灰岩からセメントを製造し全土を要塞化していることなどを伝えて戦力判断を大きく狂わせることに成功している。
マル海輸送に関しても,ちょうど移動の方向を反対に『日本軍は島づたいに,ジャワよりチモールに守備兵力を増強中』という”情報”を流した。
それに合わせて,島内を走るトラックも,東に向かう時はライトをつけ,兵を満載した西向きの時は,夜でもライトを消した。
こうして,連合軍側のチモール島兵力の見積りは10万から15万にも達していた。」
田中淳夫『チモール 知られざる虐殺の島(増補版)』(彩流社1999)より
-
宿から徒歩で行ける距離に「オエボボOebobo市場」があった。大規模な公設市場である。
(座標:-10.160985029377745, 123.60904536757552) -
大きな店舗が連なっていて,
-
それなりに人も集まっているのだが,
-
朝の時間帯だというのに,「市場の熱気」のようなものをあまり感じない。
-
その市場の一角に,人が詰めかけている掘っ立て小屋のような店(失礼!)があった。
-
さっそく列に並んで,店や客の様子を観察する。
どうやらここはナシクニンの店で,ブンクス(持ち帰り)の客が列をなしているようだ。
店頭で客を捌いているのは,かなり高齢のご夫婦だ。ナシクニン(黄色いターメリックライス)や白飯を,円錐形に丸めた防水クラフト紙(ポリラミ紙)によそい,客が選択するおさい(肉の佃煮,野菜の煮いたん,サンバルゴレン,ミーゴレン,サンバルマタ,アヤムゴレン,煮抜きなど)をのせて折り詰める。
そのうち順番が回ってくる。店の奥に小さなテーブルがあり,席が空いていたので「Makan di sini.(ここで食べます。)」と言ってみる。すると,皿を出してきて盛ってくれた。 -
店頭に並んでいるトレイのおさいは次々になくなっていくが,店の隣の家屋からお替わりのトレイが次々と運ばれてくる。運んでいるのは若い人で,たぶん高齢夫婦の家族であろう。
味のほうは上々で,お替りしたくなるくらいだった。値段が15kIDRというのも人気の重要な要素だろう。
(1kIDR=約10円)
「Nasi Kuning Ibu Bahar」
(座標:-10.159315340023742, 123.60885415731339) -
この市場の周辺には,清潔でなかなか美味しいブブル(粥)の店があったり,
「Bubur Ayam Tanjung」
(座標:-10.154438377364489, 123.61088889450902) -
大人気のフライドチキンの店があったりした。
「Freid Chicken BROTTUS」
(座標:-10.159976331178779, 123.60811928556839) -
フライドチキンの店のほうは,クパンに2店舗を構えるだけの規模ではあるが,このようにファストフードチェーンを模した店づくりになっている。
こういうのを「新鮮」「カッコイイ」と思う気持ちは,私自身もよく憶えている。子供の頃,近所に初めてハンバーガーチェーンやファミリーレストラン,そして「ミスド」や「ケンタ」が出店したときは,物珍しくて何度も連れて行ってもらったものだ。 -
この店ではアヤムグプレッayam geprekをブンクス(持ち帰り)した。箱はずっしりと重たく,値段は25kIDR。味のほうは,美味しいと評判の食堂や屋台のものに何ら遜色ない。
けだし当然のことで,この店はクパンに2店舗あるだけなのだから,厨房では普通に手作りをしているのである。いわば「外観はファストフード,しかし中身は手作り」というわけだ。店内が清潔で料理の味が良いのだから申し分なし。
その対極にあるものを考えてみると,それは「外観とイメージは”手作り”,しかし中身はセントラルキッチンの冷凍チルド・あるいはそれ以下」になる。あれれ,そういう店は我らが日本に数多く存在するような気がするが‥‥。 -
さて,オエボボ市場周辺でもっとも美味しい,というより,クパンでの食体験の白眉は,この店であった。
「Depot Se'i Babi Aroma, Pasar Oebobo」
(座標:-10.159964624859, 123.61022516471456)
ここはセイバビ(豚の燻製肉)の専門レストランである。セイとは,ティモール島特産の燻製で,この店で出す豚肉製の他に,牛肉・鹿肉・魚肉のものなどもある。 -
これはセットメニュー。これを見ると,この店の売れ筋が分かる。
-
次はアラカルトのメニュー。専門店だけあって,選択肢は豊富だ。
Nasi Babi Tore:バビトレとは,タイのムーゴーp(カリカリ豚=茹でてから乾した豚三枚肉をカリカリに揚げたもの)。つまりこれはタイの屋台めしの定番「カーオ・ムーゴーp」(カリカリ豚の皿飯)と同じ。
Nasi Se’i Babi:セイバビ(看板料理の豚肉燻製)と野菜(チャカンクン,ダウンウビまたはブンガプパヤ)の皿飯
NABAS:バビケチャp(バリ風豚の角煮)・野菜・ミーゴレンの皿飯,のっているおさいの頭文字を並べた名前なのでこの店のオリジナルの呼称か
Nasi Daging Kete:Daging Keteというのは肉の佃煮のようなもので,それと野菜・ミーゴレンの皿飯
Nasi Sate Babi:豚串5本の皿飯,実はアラカルトでこれがもっとも高価(44kIDR)
Nasi Sup Brenebon:Sup Brenebonはマナド料理で,豚骨出汁の金時豆のスープ
Nasi Se’i Sambel (Matah):セイバビと(生)サンバルと野菜の皿飯
Nasi Babi Tore Sambel Matah:カーオ・ムーゴーpの生サンバル添え
Nasi Goreng Se’i / MIe Goreng Se’i:セイバビのナシゴレン/ミーゴレン
量り売りとサイドメニューは未出のものだけ記す。
Rusuk Babi (Bakar):豚のスペアリブの焼いたん
(Cah) Daun Ubi Bunga Pepaya:イモの葉とパパイヤの花の炒めたん
Cah Kangkung:空心菜炒め
(Cah) Kangkung Bunga Pepaya:空心菜とパパイヤの花の炒めたん
Taoge Cah Polos:もやし炒め
(Cah) Taoge Ikan Asin:魚の塩漬けともやしの炒めたん -
店内は簡素ながらそこそこ洒落ている。
-
店内の掲示によれば,この店はまもなく長い新年の休業に入るところであった。滑り込みだ。
メニューを熟読して,セイバビとバビトレの皿飯をひとつずつ,ルスックバビを単品で注文した。
しかし,残念ながらルスックはまだ焼き上がっておらず,注文できなかった。 -
やがてセイバビの皿飯が運ばれてきた。
付け合わせは,空心菜とパパイヤの花の炒めたん。たっぷり盛られているのがうれしい。
ひと切れのセイバビを口に運んでみる‥‥おお,何これ,旨いっ!未知の味だ。
燻製肉というので,ある程度固い食感のものを想像していた。少なくとも,炙り叉焼くらいの。
しかし,もっと柔らかいのである。
そして,豊かな燻製のアロマ。知っているものとずいぶん違う。マイルドで深い。スモークチップが地域独特のものなのだろう。 -
そして,こちらがバビトレ。
言っては悪いが,タイの一般的な食堂で食べるムーゴーpよりはるかにおいしい。フレッシュなのである。カリカリに深揚げした豚の三枚肉を,粗熱が取れたところをすぐにバンバンッと叩き切って供されているような感じ。「できたての美味しさ」が漲っている。
(なお,ムーゴーpとタイ料理の名誉のために言っておくと,ムーゴーpは一種の保存食なので,それとこのバビトレを比較して「バビトレはできたてで旨い」と評するのはアンフェアなのかも知れない。それに,個別の話をするなら,バンコクで絶品のムーゴーpを出す店は何軒もある。) -
セイバビとバビトレを原味で味わったあとは,付いてきたサンバルマタ(生サンバル)とともに頂く。これがまたイケる。
-
メニューに記載はなかったが,スープがひと椀だけ出てきた。豚の排骨を煮出したもので,前編で書いたトゥトゥランtetelan(骨汁)のたぐいだ。これも旨かった。お店のサービスなのかな?
-
最後に野菜。
空心菜はインドネシアでもっとも口にすることが多い葉野菜だが,それと一緒に炒めてあるのが↑,パパイヤの花(ブンガプパヤbunga pepaya)。
日本でいえば「なばな」のように少し苦味があり,それがおいしさのポイント。画像のように空心菜など他の葉野菜と炒めたり,パパイヤの花だけで炒めることもある。
市場で売られているパパイヤの花を眺めているとなかなか愛らしく,それを炒めつけて食べてしまうのはやや可哀そうな気にもなるのだが,野菜不足に傾きがちなインドネシアでは,このあとも折につけてお世話になる食材だ。 -
この店で食を堪能したことで,クパンのお株が一気に上がった。
はるばる小スンダ列島の東の端まで来てみた甲斐があったというものだ。
今一度,店の場所を記しておく。ナカNakaホテルの近くである。
「Depot Se'i Babi Aroma, Pasar Oebobo」
(座標:-10.159964624859, 123.61022516471456) -
さて食事のあとは,店のすぐ近くにあった「Lippo Plaza Kupang」というモールへ行ってみる。
ここにハイパーマートがあったので,非常用の食品を買う。 -
買ったもののひとつは,インスタント袋麵のクイティオ(粿條)。これは旅行中の非常食として重宝している。
クイティオなので油で揚げていない。そうすると余計な油分が入らないので,そのぶん味が良くなる。麺はもっとも細いセンミー,スープは無駄に風味がついていないナームサイが,個人的にはおすすめ。
珍しく”PaPa”ブランドのものを買った。ママーMamaブランドで即席麵シェア№1のタイ・プレジデントフーズ社自身が持っているブランドで,ママーの知名度に乗っかかるバッタもんというわけではない。同社は”PAMA”というブランドも持っている。シャレが好きなんやね。 -
これは今回初めての試し買い。ついにインドネシアでも,ノンフライの即席麵が発売された。
やっぱりインドネシアの人たちも,油ギトギトの油揚げめんには疑問を感じていたのだ。
この流れに乗って,技術を持つ日本の食品メーカーが東南アジア市場のシェアを奪ってくれたらいいのに。 -
これはコピブブッkopi bubukのパケット。中身は極細かく挽いたコーヒー豆の粉である。
普段は「茶飲み」の私でも,インドネシアではコーヒーを飲むようになる。茶よりコーヒーのほうがおいしい国だからだ。
今回はまずフロレス島で島内産のコピブブッを買った。インドネシアでは,このコーヒー豆の粉をカップに茶匙大盛1~2杯くらい入れ,加糖する場合は砂糖も入れ,そこに熱湯を注いでかき混ぜ,3~5分ほど(ふたをして)蒸らし,コーヒーの粉が沈殿したところで上澄みを飲む。これをコピトゥブルッkopi tubrukといい,かつてアラブから伝わった嗜(たしな)み方らしい。
トルココーヒーも上澄みを飲むところは同じだが,トルコではカップとは別の手鍋(ジェズヴェ)にコーヒーの粉・砂糖と水を注ぎ,鍋を火にかけてコーヒーを煮出し,それをカップに注いで頂く。道具も手間もかかるのだ。
その点,インドネシアのコピトゥブルッは単純明快。日本の家庭で主流のペーパードリップよりもさらに簡単だ。
インドネシアのコピトゥブルッを楽しむのに「失敗する」パターンは次のとおり。
1)とりあえず自分の家にあるコーヒー豆の粉を使って,上記のコピトゥブルッの嗜み方で飲んでみる →→→ まずい。味が薄くて酸っぱい。日本で手に入るコーヒー豆の粉は「価格が高いアラビカ種」の豆のもので,コーヒーメーカーないしペーパードリップ用に中細挽きにしている。一方,インドネシアのコピブブッは「価格が安いロブスタ種」で,ペーパーフィルター用よりずっと細かく挽いたものだ。日本で手に入るアラビカ種のコーヒーの中細挽き粉では,コピトゥブルッのパンチの利いた味は出ない。
あのヴェトナムコーヒーの味を日本では決して再現できない理由もこれと同じである。
2)インドネシアの土産にコピブブッを買って帰国し,家でいつものとおりペーパードリップで淹れてみる →→→ インドネシアで飲んだのと違う味のコーヒーになる。これは理由を説明できるだけの知識がないので結果だけだが,ペーパードリップで淹れると味が変わってしまうんである。
3)インドネシアでまれにある,コピトゥブルッに適さないコーヒー豆・粉をつかまされる。→→→ とくに「コピ・ルアクkopi ruwak」(いわゆるジャコウネコのコーヒー)を名乗るような,外国人観光客向け土産物店で売っているコーヒー粉は,欧米や日本で流通しているものに挽き目を合わせている可能性がある。そうすると,1と同じ原因でおいしくないコーヒーを飲む破目になる。
これは個人的な意見だが,損をしたくない人は,インドネシアでコーヒー製品に「ruwak(ジャコウネコ)」の文字を見かけたら,それは絶対に購入しないことを無意識の習慣にするべきだと思う。あれは「レターパックで現金送れ」と同じである。
もし,日本茶と縁の薄い外国(ほとんどの外国がそうだが)の商店に,中華フォントで「日本茶」「玉露」と印刷された茶のパックが置いてあるとしよう。そのときどんなに日本茶が恋しかったとしても,それを買ったら確実に負けだ。
さて,それでは「失敗しない」ためにどうすればいいのかというと,実は簡単だ。
インドネシアの普通のスーパーマーケットか商店(コンビニ)で,もっとも安いランクのコピブブッ(挽いたコーヒー豆)のパケットを2銘柄くらい買うのだ。70g入りのパケットが7kIDRちょっと,150g入りのパケットが15kIDRちょっとくらいの価格だと思う。(1kIDR=約10円)
そして,それをインドネシア滞在中に,上記のコピトゥブルッの方法で味わうのである(前述したとおり,ペーパードリップより簡単)。たぶん,70gのパケットがなくなる頃にはコピトゥブルッの嗜み方が板についてくるだろうし,どの銘柄が好みかも判断できるはずだ。
この「インドネシア滞在中に好みの銘柄を判別する」のが重要なポイントだ。
長くなったが,画像↑のコピブブッは「カパルアピkapal api」(蒸気船印)というブランドのもの。たぶんインドネシアでもっともよく見かけるブランドで,たくさんの種類のコピブブッを発売している。 -
他日,オジェッkに乗って,クパンの旧市街へ行ってみた。
-
改めてマップを示すが,宿から旧市街はやや離れている。
-
旧市街は,そこまで大きくない川の河口を中心に形成されていて,河口には時代を感じさせる白い灯台が立っている。大きくない川とはいえ,ここに寄港するヨーロッパからの船舶にとって,その真水は貴重なものであっただろう。
-
白灯台の近くの海岸は,きれいに整備されて観光スポット然としている。
-
旧市街の街並みには,多くの貿易商店が軒を構えている。
静かな街で,港町独特の胡散くさい空気はあまり感じなかったが,雰囲気がマカッサル(ウジュンパンダン)の海沿いの商店街にちょっと似ているような気がした。 -
貿易商店とは別に,地元民がシリーピナン(インドでいうパーン,台湾の檳榔)の露店を出している。クパンでは,路上が赤く染まっている光景をほとんど目にしなかったので,シリーピナンの露店があるのはやや意外だった。
画像↑のような壁アートがあるのはお約束。 -
クパン滞在の最終日は,ビーチエリアにあるホテルに1泊だけ移動。
次の目的地マカッサルへ向かうペルニ船が元旦早朝出航なので,それに対応してくれる宿泊施設を1泊だけ利用するのが便利だったのだ。 -
移った先のホテルの部屋は,浮浪の我が身には身分不相応なキレイな客室だった。とはいえ,このあいだはこんなでも南京虫(トコジラミ)が出たのだ。警戒が必要。
-
ホテルのあるビーチエリアは,クパンの上流層や,域外からの観光客が集まるエリアのようで,シーフードなどの高級店や高級ホテルが点在している。
魚好きの日本人が海外の高級シーフード店へ行ったところで,食味として満足できる確率は低い。たぶん碌なことはない。
よって,クパンのビーチエリアでは,シーフード店以外で地元民の支持を集めていそうな店を探索することにした。
炎天下の行脚である。画像↑のように,ガスを逃がすためか排水溝の蓋が開いていて,夜は歩いてはならないと確信する。 -
探索の結果,どうやらビーチエリアでは,地元客はこの食堂に集まっているようだった。
そこは,ラモンガンのソトアヤムの食堂‥‥「Soto ayam Lamongan cabang Kupang」(ラモンガンのソトアヤム/クパン店)と看板に書いてあるから,全国チェーンなのかもしれない。
日本で自然の恵みが豊かな田舎の町へ行って,地元の人に人気のある食堂を一生懸命に探したら,それは県道沿いのファミレスだった‥‥という感じに肩すかしを喰った。
まあでも,せっかく歩いたのだから,ここでクパン最後の食事をしよう。 -
まずは看板料理のソトアヤムを注文して,
-
あとはタフゴレンとテンペゴレンのララパン定食をお願いした。
ソトアヤムは,ニンニクとコブミカンの葉の香りが利いていて,いい感じ。
テンペゴレンは,揚げたてのあちこーこーで,テッパンのおいしさ。
広い店内には,地元の家族連れがたくさん入っていた。ジュースのストローをくわえたチビっ子たちが「なんじゃこやつは?」という好奇の視線をこちらへぶつけてくる。
最後の食事ではティモールグルメを逃したものの,ローカル食堂での食事はやはり楽しい。
「ペルニ船の旅5000km その4:クパンからマカッサル」
https://4travel.jp/travelogue/11911779
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ウォレス線の東,ライデッカー線の西
-
前の旅行記
クパン逍遥・前編(2023年12月インドネシア・ティモール島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その3
2023/12/26~
ヌサ・トゥンガラ諸島
-
次の旅行記
マカッサル逍遥(2024年1月インドネシア・スラウェシ島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その5
2024/01/02~
スラウェシ島
-
ワインガプ逍遥(2023年12月インドネシア・スンバ島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その1
2023/12/16~
スンバ島
-
エンデ逍遥(2023年12月インドネシア・フロレス島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その2
2023/12/20~
フローレス島
-
クパン逍遥・前編(2023年12月インドネシア・ティモール島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その3
2023/12/26~
ヌサ・トゥンガラ諸島
-
クパン逍遥・後編(2023年12月インドネシア・ティモール島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その4
2023/12/28~
ヌサ・トゥンガラ諸島
-
マカッサル逍遥(2024年1月インドネシア・スラウェシ島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その5
2024/01/02~
スラウェシ島
-
アンボン逍遥・市場編(2024年1月インドネシア・アンボン島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その6
2024/01/07~
その他の都市
-
アンボン逍遥・食堂篇(2024年1月インドネシア・アンボン島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その7
2024/01/07~
その他の都市
-
アンボン逍遥・カフェ篇(2024年1月インドネシア・スラウェシ島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その...
2024/01/07~
その他の都市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
インドネシア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
294円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ウォレス線の東,ライデッカー線の西
0
38