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「マルク諸島は,北部のテルナテ島ティドーレ島周辺が丁子の,南部バンダ諸島が肉荳&#34098;の原産地で,古くから交易が盛んであった。アンボン地域はもともとはこれら香料を産せず,マルク諸島内では周辺地域であったが,欧州人が来航し始めた16世紀ごろに,北部の影響下に丁子栽培が始まり,その後まずポルトガル,次いでオランダが交易の拠点として以降栄え,同諸島の政治的経済的中心となり現在に至っている。<br /> ポルトガル支配下でキリスト教布教がはじまり,その後オランダ支配時代を通じて次第にキリスト教徒が増加し,さらに19世紀末アチェ戦争が背景となって,この地域から多数のキリスト教徒が植民地軍兵士となるようになり,キリスト教多数地域との印象が一般的である。また,インドネシア共和国独立に際しては,元植民地軍兵士らが中心となって初めは独立反対の後には親オランダ的な南マルク共和国建国の運動を展開し,最終的にインドネシア軍による武力鎮圧を受け,彼らがオランダに亡命したため,彼らがキリスト教徒の中でも少数派に過ぎなかったにも拘らず,親オランダ的地域との誤解を受けた。<br /> しかし実際には,植民地時代末期においても現在でも,『アンボン人』のキリスト教徒とムスリムの人口比は拮抗している。なお,キリスト教とイスラムの到来は,わずかにイスラムが早く,それ以前からの土着信仰はアニミズム的なもので,現在もそれを保持する人々は,少数ながら主にセラム島内陸に居住し,アリフルあるいはヒンドゥー等と呼称される。<br /> また,17世紀以降交易の中心として栄えたこともあり,スラウェシ南部および東南部など周辺との交流も盛んで,マカッサル人ブトン人は早くから往来あるいは移民した。独立後はジャワからの出稼ぎや移民も多く,人口に占めるムスリムの比率は一層高まっている。 」<br /><br />「近年におけるこの地域を考えるとき,避けることができないのが,1999年1月に始まった地域紛争である。ささいな喧嘩から始まった紛争は,瞬く間に地域をキリスト教徒とムスリムに二分する激しい殺戮に発展した。<br /> 同年2月軍が本格的に投入されたが,事態は沈静化せず,5月にはジャワなど地域外からのムスリム義勇兵が大量に流入し,紛争は一層激しさを増した。最終的に死者は数千人,難民も20万人以上に及んだ。<br /> このような紛争の激化に際して,地域内でも全インドネシア的にも,口コミからマスメディアまで,さまざまなレヴェルで,対立を煽る流言蜚語が飛び交ったが,状況から見て軍の少なくともその一部による意図的情報操作,煽動工作があったことは疑いようも無い。<br /> 事態がようやく収拾に向かったのは,2001年に入ってからで,安全地帯の設定や安全地帯内での学校や市場の再開が実現した。2002年2月政治家・宗教指導者・村落首長らが,マリノⅡ合意を結んで以降は,さまざまな紆余曲折を経つつも,情勢は沈静化へ向かった。<br /> 現時点で最近の激しい宗教対立は,2011年9月11日の911暴動に始まった,アンボン市内での一連の衝突である。死者は7人だったが,4000人以上が一時的に避難生活を強いられ,1ヶ月以上の間市民生活は半ばかつての紛争状況に逆戻りしたかのような緊張状態となった。<br /> 一人のムスリムの交通事故死をきっかけに,流言蜚語が飛び交い,キリスト教徒とムスリムが,たとえ互いに少数だったとしても,激しい衝突にいたったことは,この地域における宗教紛争の危険性の高さと,住民自身の自覚を物語っている。実際多くの住民が,いまだに大量の武器弾薬等を隠し持っている事実は,その証である。<br /> 以上に述べたように,宗教対立はいまだ地域において重大な危険性を孕んでいるが,2002 年2月のマリノⅡ合意以降は,キリスト教徒とムスリムとの紛争事件は稀にしか発生せず,むしろキリスト教徒同士,ムスリム同士の紛争事件が多数発生するようになった。それらのほとんどはアンボン市街地ではなく,村落地域における隣接する村落間の紛争である。しかし,中には同一村落内で住民同士が争う場合や,地理的に離れた村落同士が争った例もある。」 <br />     河野佳春「2014年のアンボン情勢について ー紛争・和解と地域伝統ー」(弓削商船高等専門学校紀要第 37 号 2015)より<br />

アンボン逍遥・カフェ篇(2024年1月インドネシア・スラウェシ島)~ウォレス線の東,ライデッカー線の西 その8

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2024/01/07 - 2024/01/14

24位(同エリア110件中)

タヌキを連れた布袋(ほてい)

タヌキを連れた布袋(ほてい)さん

「マルク諸島は,北部のテルナテ島ティドーレ島周辺が丁子の,南部バンダ諸島が肉荳蔲の原産地で,古くから交易が盛んであった。アンボン地域はもともとはこれら香料を産せず,マルク諸島内では周辺地域であったが,欧州人が来航し始めた16世紀ごろに,北部の影響下に丁子栽培が始まり,その後まずポルトガル,次いでオランダが交易の拠点として以降栄え,同諸島の政治的経済的中心となり現在に至っている。
 ポルトガル支配下でキリスト教布教がはじまり,その後オランダ支配時代を通じて次第にキリスト教徒が増加し,さらに19世紀末アチェ戦争が背景となって,この地域から多数のキリスト教徒が植民地軍兵士となるようになり,キリスト教多数地域との印象が一般的である。また,インドネシア共和国独立に際しては,元植民地軍兵士らが中心となって初めは独立反対の後には親オランダ的な南マルク共和国建国の運動を展開し,最終的にインドネシア軍による武力鎮圧を受け,彼らがオランダに亡命したため,彼らがキリスト教徒の中でも少数派に過ぎなかったにも拘らず,親オランダ的地域との誤解を受けた。
 しかし実際には,植民地時代末期においても現在でも,『アンボン人』のキリスト教徒とムスリムの人口比は拮抗している。なお,キリスト教とイスラムの到来は,わずかにイスラムが早く,それ以前からの土着信仰はアニミズム的なもので,現在もそれを保持する人々は,少数ながら主にセラム島内陸に居住し,アリフルあるいはヒンドゥー等と呼称される。
 また,17世紀以降交易の中心として栄えたこともあり,スラウェシ南部および東南部など周辺との交流も盛んで,マカッサル人ブトン人は早くから往来あるいは移民した。独立後はジャワからの出稼ぎや移民も多く,人口に占めるムスリムの比率は一層高まっている。 」

「近年におけるこの地域を考えるとき,避けることができないのが,1999年1月に始まった地域紛争である。ささいな喧嘩から始まった紛争は,瞬く間に地域をキリスト教徒とムスリムに二分する激しい殺戮に発展した。
 同年2月軍が本格的に投入されたが,事態は沈静化せず,5月にはジャワなど地域外からのムスリム義勇兵が大量に流入し,紛争は一層激しさを増した。最終的に死者は数千人,難民も20万人以上に及んだ。
 このような紛争の激化に際して,地域内でも全インドネシア的にも,口コミからマスメディアまで,さまざまなレヴェルで,対立を煽る流言蜚語が飛び交ったが,状況から見て軍の少なくともその一部による意図的情報操作,煽動工作があったことは疑いようも無い。
 事態がようやく収拾に向かったのは,2001年に入ってからで,安全地帯の設定や安全地帯内での学校や市場の再開が実現した。2002年2月政治家・宗教指導者・村落首長らが,マリノⅡ合意を結んで以降は,さまざまな紆余曲折を経つつも,情勢は沈静化へ向かった。
 現時点で最近の激しい宗教対立は,2011年9月11日の911暴動に始まった,アンボン市内での一連の衝突である。死者は7人だったが,4000人以上が一時的に避難生活を強いられ,1ヶ月以上の間市民生活は半ばかつての紛争状況に逆戻りしたかのような緊張状態となった。
 一人のムスリムの交通事故死をきっかけに,流言蜚語が飛び交い,キリスト教徒とムスリムが,たとえ互いに少数だったとしても,激しい衝突にいたったことは,この地域における宗教紛争の危険性の高さと,住民自身の自覚を物語っている。実際多くの住民が,いまだに大量の武器弾薬等を隠し持っている事実は,その証である。
 以上に述べたように,宗教対立はいまだ地域において重大な危険性を孕んでいるが,2002 年2月のマリノⅡ合意以降は,キリスト教徒とムスリムとの紛争事件は稀にしか発生せず,むしろキリスト教徒同士,ムスリム同士の紛争事件が多数発生するようになった。それらのほとんどはアンボン市街地ではなく,村落地域における隣接する村落間の紛争である。しかし,中には同一村落内で住民同士が争う場合や,地理的に離れた村落同士が争った例もある。」
     河野佳春「2014年のアンボン情勢について ー紛争・和解と地域伝統ー」(弓削商船高等専門学校紀要第 37 号 2015)より

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
4.0
ショッピング
2.0
交通
3.0
同行者
その他
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
徒歩
  • アンボンの街を何日か歩いていると,ここに独自のカフェ文化が根付いていることに気がついた。<br /><br />インドネシアの街には,どこでもワルコプwarkopと呼ばれる簡易なカフェが存在するのだが,アンボンはちょっと違う。もっと大きくて,メニューもそれなりに充実していて,そして時間帯によっては広い店内がほぼ満席になっているようなカフェを何軒も見かけるのだ。<br /><br />一方,全国展開しているようなチェーン系のコーヒー店(J.COみたいなの)は見かけない(モールの中にはあるようだが)。<br />

    アンボンの街を何日か歩いていると,ここに独自のカフェ文化が根付いていることに気がついた。

    インドネシアの街には,どこでもワルコプwarkopと呼ばれる簡易なカフェが存在するのだが,アンボンはちょっと違う。もっと大きくて,メニューもそれなりに充実していて,そして時間帯によっては広い店内がほぼ満席になっているようなカフェを何軒も見かけるのだ。

    一方,全国展開しているようなチェーン系のコーヒー店(J.COみたいなの)は見かけない(モールの中にはあるようだが)。

  • アンボンで知名度の高い「Rumah Kopi Sibu-Sibu」(シブシブカフェ)へやってきた。<br /><br />このカフェは,本店のすぐ近くに新しい2号店があり,入ったのはその新店のほうである。<br /><br /><br />「Cafe Sibu-sibu 02」<br />(座標:-3.696912281521329, 128.18188980160582)<br />

    アンボンで知名度の高い「Rumah Kopi Sibu-Sibu」(シブシブカフェ)へやってきた。

    このカフェは,本店のすぐ近くに新しい2号店があり,入ったのはその新店のほうである。


    「Cafe Sibu-sibu 02」
    (座標:-3.696912281521329, 128.18188980160582)

  • 店頭のボードには,おすすめとして「Kopi Rarobang」と書かれている。どんなコーヒーだろう。好奇心をそそられる。<br />

    店頭のボードには,おすすめとして「Kopi Rarobang」と書かれている。どんなコーヒーだろう。好奇心をそそられる。

  • 席についてメニューを見せてもらう。<br /><br />ドリンクメニューを眺めると,さっきのコピラロバンKopi Rarobangには英語が付記してあって”ginger coffee mixed spices &amp; nuts”となっている。ぜひ試してみよう。<br /><br />それより驚いたのは,フードメニュー,そしてクエ(スイーツ)メニューの多彩さで,地元アンボン独特のものがずらりと並んでいる。<br /><br />ちなみに店名の”Sibu-Sibu”というのは,アンボンの言葉で「そよ風」というほどの意味らしい。<br />

    席についてメニューを見せてもらう。

    ドリンクメニューを眺めると,さっきのコピラロバンKopi Rarobangには英語が付記してあって”ginger coffee mixed spices & nuts”となっている。ぜひ試してみよう。

    それより驚いたのは,フードメニュー,そしてクエ(スイーツ)メニューの多彩さで,地元アンボン独特のものがずらりと並んでいる。

    ちなみに店名の”Sibu-Sibu”というのは,アンボンの言葉で「そよ風」というほどの意味らしい。

  • 喜んで注文したのがこれ「パンの実」の素揚げsukun bakar。このあいだレストランで初めて食べたのだが,カフェのスナックとしても食べられているようだ。

    喜んで注文したのがこれ「パンの実」の素揚げsukun bakar。このあいだレストランで初めて食べたのだが,カフェのスナックとしても食べられているようだ。

  • そしてすっかり気に入ったマルク料理のコフコフkohu-kohu。<br />

    そしてすっかり気に入ったマルク料理のコフコフkohu-kohu。

  • 店頭のボードに書いてあったおすすめメニューのナシバカール・イカンnasi bakar ikan(バナナの葉で包んで焼いた米飯・魚入り)を注文したら,あとから「売り切れました」といわれて,特製ナシゴレンnasi goreng spesial Sibu-Sibuに変更となった。<br /><br />もう少し面白いものにすればよかった。おいしかったけど。<br />

    店頭のボードに書いてあったおすすめメニューのナシバカール・イカンnasi bakar ikan(バナナの葉で包んで焼いた米飯・魚入り)を注文したら,あとから「売り切れました」といわれて,特製ナシゴレンnasi goreng spesial Sibu-Sibuに変更となった。

    もう少し面白いものにすればよかった。おいしかったけど。

  • そしてこれが コピラロバン。<br /><br />強烈といっていいほどショウガが利いている。ほかにクローブ,レモングラス。そして割ったクナリナッツkenariが浮かんでいる。<br /><br />この店のメニューは,後のために資料化しておこう。<br />以下,羅列する。(価格の単位はkIDR。1kIDR=約10円)<br /><br />ドリンクメニューMinuman<br /><br />Kopi Sibu-Sibu   16<br />Kopi Rarobang   18(上記)<br />Kopi Rarobang Susu Madu   25(練乳・はちみつ入り)<br />Kopi Areng   12(ブラックコーヒー)<br />Kopi/Teh Gingseng   20(朝鮮人参のコーヒー/茶)<br />Teh Panas   10<br />Teh Halia/Jahe   15(ジンジャーティー)<br />Susu Panas   12(粉ミルク・温)<br />Coklat Susu Panas   20(粉ミルクチョコ味・温)<br /><br />Es Teh Manis   12<br />Teh Susu Es   15<br />Coklat Susu Es   22<br />Kopi Susu Es   20<br />STMJ   25(ミルクセーキ,Susu/Telur/Madu/Jahe)<br />Es Kelapa Burne Sibu-Sibu   25(不明)<br /><br />ジュースメニューJus<br /><br />Apokat   25(アボカド)<br />Gandaria   35(マプラーン)<br />Mangga   25<br />Nangka Belanda/Sirsak   25(サワーソップ)<br />Jeruk   25(オレンジ)<br />Pala   25(ナツメグ)<br />Anggur Pala   15(ナツメグワイン→シロップ?)<br />Buah Campur   30(ミックス)<br />Tomat   25<br /><br />地元スイーツメニューLokal kue<br /><br />Portjies(ポッフェルチェPoffertjesと同じ?浅いたこ焼き器で作るパンケーキ:オランダ伝統菓子)<br />Gogos/Lemper Bakar(なまり節を混ぜたもち米の粽をバナナの葉で包んだまま焼いたん)<br />Onde-Onde(クルポンのような団子,一般的には揚げ胡麻団子を指すこともある)<br />Kue Sagu Pake Kenari(クナリナッツを使ったサゴクッキー)<br />Namu-Namu/Panada(揚げ餃子のようなペストリー,パステルpastelともいう)<br />Kasbi Tone(キャッサバの焼きケーキ)<br />Koyabu(キャッサバの蒸しケーキ)<br />Panakuk(ブリヌイ風にたたんだ薄いパンケーキ)<br />(以上のスイーツの価格はいずれも4)<br />Bruder Sageru   7(小麦粉・玉子・ヤシ酒を材料に焼き上げた欧風ケーキ)<br />Tart Labu   5(なんきんのタルト)<br />Keripik Pisang Goreng   25(パリパリに揚げたバナナチップ)<br />Keripik Singkong/Keladi   25(パリパリに揚げたキャッサバ/タロイモ)<br />Sukun Goreng   35(パンノキの実の揚げたん)<br />Bubur Ne   15(サゴパールを甘いサンタンに浮かべたもの,bubur mutiaraと同じ)<br />Sinoli Sagu   15(ココナッツ・クナリ・ナツメグ・サゴなどを薄く焼いて巻いたん)<br /><br />フードメニュー(炭水化物)Makanan Maluku(carbohydrate)<br /><br />Sagu/Sagoo   4(サゴ,これを注文してどうするのかは不明)<br />Papeda   25<br />Singkong/Kasbi Rebus   25(キャッサバの蒸したん)<br />Keladi Rebus   25(タロイモの蒸したん)<br />Petatas   25<br />Ketupat   25(ちまき)<br />Nasi Putih   10(米飯)<br /><br />フードメニューMakanan<br /><br />Nasi Goreng spesial   40<br />Sarmento spesial/Sarimi Telur Bakso   25(玉子と肉団子入り即席麺)<br />Kentang Goreng Ayam Bakar   45(ローストチキンとフレンチフライ)<br />Kentang Goreng   25<br />Pulut Unti  10(サンタンで炊いたもち米に甘いココナッツをトッピング)<br />Pulut Siram   10(蒸したもち米にココナッツをのせてグラメラのソースをかけたん)<br />Pisang Goreng   25(揚げバナナ)<br />Pisang Keju   30(揚げバナナ+チーズ)<br />Roti Bakar/Panggang Selai(ジャムトースト)   25<br />Roti Panggang Pendekas(ピーナッツバタートースト)   25<br />Roti Panggang Telur Dadar(玉子焼きトースト)   25<br />Roti Sosis Keju(ソーセージチーズパン)   25<br />Kolak Pisang   20(バナナのチャンクが入った甘いサンタン)<br />Kentang Goreng &amp; Nuget Ayam/Ikan   25<br />Roti Bakar Mayonaise Abon Ikan/Daging Sapi   25(田麩マヨネーズパン)<br />Soto Ayam   25<br />Nasi Bakar Ikan/Ayam   25(上記)<br /><br />鶏肉メニューAyam<br /><br />Ayam Lalapan   35(チキン+野菜の付合せ)<br />Ayam Goreng Mentega  40(鶏唐揚げ)<br />Ayam Goreng Saus Inggris   45 (英国ソースチキン)<br />Ayam Lada Hitam   45(黒胡椒チキン)  <br />Ayam Cah Cili   40(鶏肉のチリ炒め)<br />Ayam Asam Manis   40(甘辛ソースチキン)<br />Ayam Goreng Pandan   40(鶏肉をパンダンで巻いて蒸して揚げたん)<br />Ayam Goreng krispi Sambal Mata   35(鶏唐揚げと生サンバル)<br />Ayam Katzuu   40(チキンカツ)<br />Chicken Sandwich   35<br /><br />魚メニューIkan<br /><br />Ikan Kadondong   50(ぶつ切りの魚をニンニク・生姜・カドンドンの葉で炒めたん?)<br />Sate Ikan   50(魚のサテ)<br />Ikan Bumbu Sibu-Sibu 小/中/大 50/60/80(揚げ魚特製ペースト)<br />Ikan Rampa Sibu-Sibu(不明)<br />Ikan Goreng 小/中/大 50/60/80(揚げ魚)<br />Ikan Pepes 小/中/大 50/60/80(バナナの葉で包み蒸した魚)<br />Ikan Bumbu Sate   40<br />Ikan Asam Manis   40<br /><br />野菜メニューAneka sayur lokal<br /><br />Gudangan Kelor   25(モリンガのグダンガン=コフコフ)<br />Kohu-Kohu Sayur   25(野菜のコフコフ)<br />Kohu-Kohu Ikan Asar   25(なまり節のコフコフ)<br />Dabu-Dabu Ketimun   25(キュウリのダブダブ,ダブダブ=マナドの生サンバル)<br />Papari Kenari/Kacang   35(ゴーヤとクナリナッツ/豆の炒めたん,あるいは詰め物?)<br />Terong Kukus Rica Padis   30(蒸しナスを激辛のリチャリチャで和えたん)<br />Sayur Paku-Paku   25(ワラビに似たシダpakisのことか?)<br />Bunga karang Laut   35(海綿?何のことか不明)<br />Papaya Lada   25(パパイヤの胡椒炒め)<br />Kangkung Bunga Papaya   35(空心菜とパパイヤの花の炒めたん) <br /><br />サンバルAneka sambal(価格はいずれも15)<br /><br />Sambal Ikan Julung(サヨリのサンバル)<br />Colo-Colo(チョロチョロ)<br />Sambal Matha(生サンバル)<br />Sambal Tumis(炒めサンバル)<br />

    そしてこれが コピラロバン。

    強烈といっていいほどショウガが利いている。ほかにクローブ,レモングラス。そして割ったクナリナッツkenariが浮かんでいる。

    この店のメニューは,後のために資料化しておこう。
    以下,羅列する。(価格の単位はkIDR。1kIDR=約10円)

    ドリンクメニューMinuman

    Kopi Sibu-Sibu 16
    Kopi Rarobang 18(上記)
    Kopi Rarobang Susu Madu 25(練乳・はちみつ入り)
    Kopi Areng 12(ブラックコーヒー)
    Kopi/Teh Gingseng 20(朝鮮人参のコーヒー/茶)
    Teh Panas 10
    Teh Halia/Jahe 15(ジンジャーティー)
    Susu Panas 12(粉ミルク・温)
    Coklat Susu Panas 20(粉ミルクチョコ味・温)

    Es Teh Manis 12
    Teh Susu Es 15
    Coklat Susu Es 22
    Kopi Susu Es 20
    STMJ 25(ミルクセーキ,Susu/Telur/Madu/Jahe)
    Es Kelapa Burne Sibu-Sibu 25(不明)

    ジュースメニューJus

    Apokat 25(アボカド)
    Gandaria 35(マプラーン)
    Mangga 25
    Nangka Belanda/Sirsak 25(サワーソップ)
    Jeruk 25(オレンジ)
    Pala 25(ナツメグ)
    Anggur Pala 15(ナツメグワイン→シロップ?)
    Buah Campur 30(ミックス)
    Tomat 25

    地元スイーツメニューLokal kue

    Portjies(ポッフェルチェPoffertjesと同じ?浅いたこ焼き器で作るパンケーキ:オランダ伝統菓子)
    Gogos/Lemper Bakar(なまり節を混ぜたもち米の粽をバナナの葉で包んだまま焼いたん)
    Onde-Onde(クルポンのような団子,一般的には揚げ胡麻団子を指すこともある)
    Kue Sagu Pake Kenari(クナリナッツを使ったサゴクッキー)
    Namu-Namu/Panada(揚げ餃子のようなペストリー,パステルpastelともいう)
    Kasbi Tone(キャッサバの焼きケーキ)
    Koyabu(キャッサバの蒸しケーキ)
    Panakuk(ブリヌイ風にたたんだ薄いパンケーキ)
    (以上のスイーツの価格はいずれも4)
    Bruder Sageru 7(小麦粉・玉子・ヤシ酒を材料に焼き上げた欧風ケーキ)
    Tart Labu 5(なんきんのタルト)
    Keripik Pisang Goreng 25(パリパリに揚げたバナナチップ)
    Keripik Singkong/Keladi 25(パリパリに揚げたキャッサバ/タロイモ)
    Sukun Goreng 35(パンノキの実の揚げたん)
    Bubur Ne 15(サゴパールを甘いサンタンに浮かべたもの,bubur mutiaraと同じ)
    Sinoli Sagu 15(ココナッツ・クナリ・ナツメグ・サゴなどを薄く焼いて巻いたん)

    フードメニュー(炭水化物)Makanan Maluku(carbohydrate)

    Sagu/Sagoo 4(サゴ,これを注文してどうするのかは不明)
    Papeda 25
    Singkong/Kasbi Rebus 25(キャッサバの蒸したん)
    Keladi Rebus 25(タロイモの蒸したん)
    Petatas 25
    Ketupat 25(ちまき)
    Nasi Putih 10(米飯)

    フードメニューMakanan

    Nasi Goreng spesial 40
    Sarmento spesial/Sarimi Telur Bakso 25(玉子と肉団子入り即席麺)
    Kentang Goreng Ayam Bakar 45(ローストチキンとフレンチフライ)
    Kentang Goreng 25
    Pulut Unti 10(サンタンで炊いたもち米に甘いココナッツをトッピング)
    Pulut Siram 10(蒸したもち米にココナッツをのせてグラメラのソースをかけたん)
    Pisang Goreng 25(揚げバナナ)
    Pisang Keju 30(揚げバナナ+チーズ)
    Roti Bakar/Panggang Selai(ジャムトースト) 25
    Roti Panggang Pendekas(ピーナッツバタートースト) 25
    Roti Panggang Telur Dadar(玉子焼きトースト) 25
    Roti Sosis Keju(ソーセージチーズパン) 25
    Kolak Pisang 20(バナナのチャンクが入った甘いサンタン)
    Kentang Goreng & Nuget Ayam/Ikan 25
    Roti Bakar Mayonaise Abon Ikan/Daging Sapi 25(田麩マヨネーズパン)
    Soto Ayam 25
    Nasi Bakar Ikan/Ayam 25(上記)

    鶏肉メニューAyam

    Ayam Lalapan 35(チキン+野菜の付合せ)
    Ayam Goreng Mentega 40(鶏唐揚げ)
    Ayam Goreng Saus Inggris 45 (英国ソースチキン)
    Ayam Lada Hitam 45(黒胡椒チキン)  
    Ayam Cah Cili 40(鶏肉のチリ炒め)
    Ayam Asam Manis 40(甘辛ソースチキン)
    Ayam Goreng Pandan 40(鶏肉をパンダンで巻いて蒸して揚げたん)
    Ayam Goreng krispi Sambal Mata 35(鶏唐揚げと生サンバル)
    Ayam Katzuu 40(チキンカツ)
    Chicken Sandwich 35

    魚メニューIkan

    Ikan Kadondong 50(ぶつ切りの魚をニンニク・生姜・カドンドンの葉で炒めたん?)
    Sate Ikan 50(魚のサテ)
    Ikan Bumbu Sibu-Sibu 小/中/大 50/60/80(揚げ魚特製ペースト)
    Ikan Rampa Sibu-Sibu(不明)
    Ikan Goreng 小/中/大 50/60/80(揚げ魚)
    Ikan Pepes 小/中/大 50/60/80(バナナの葉で包み蒸した魚)
    Ikan Bumbu Sate 40
    Ikan Asam Manis 40

    野菜メニューAneka sayur lokal

    Gudangan Kelor 25(モリンガのグダンガン=コフコフ)
    Kohu-Kohu Sayur 25(野菜のコフコフ)
    Kohu-Kohu Ikan Asar 25(なまり節のコフコフ)
    Dabu-Dabu Ketimun 25(キュウリのダブダブ,ダブダブ=マナドの生サンバル)
    Papari Kenari/Kacang 35(ゴーヤとクナリナッツ/豆の炒めたん,あるいは詰め物?)
    Terong Kukus Rica Padis 30(蒸しナスを激辛のリチャリチャで和えたん)
    Sayur Paku-Paku 25(ワラビに似たシダpakisのことか?)
    Bunga karang Laut 35(海綿?何のことか不明)
    Papaya Lada 25(パパイヤの胡椒炒め)
    Kangkung Bunga Papaya 35(空心菜とパパイヤの花の炒めたん)

    サンバルAneka sambal(価格はいずれも15)

    Sambal Ikan Julung(サヨリのサンバル)
    Colo-Colo(チョロチョロ)
    Sambal Matha(生サンバル)
    Sambal Tumis(炒めサンバル)

  • 他日,今度は港の近くにあったこのカフェに入ってみた。<br />

    他日,今度は港の近くにあったこのカフェに入ってみた。

  • こちらはシブシブカフェより店の雰囲気が庶民的だ。英語表記はなく,インドネシア語での注文になる。<br /><br />シブシブカフェのメニューを詳しく読んでみた結果,やはりアンボンのカフェは独自の世界を築いていることが分かった。欧米のコーヒーチェーンを模倣するような店づくりをしているところはほとんどないし,コピティアムKopitiamのような華人文化の匂いも全然しない。あくまでアンボンらしさ,アンボンならではの独自性を前面に押し出しているように見える。<br />一方,マルク諸島はスマトラ島のようなコーヒーの産地ではないから,コーヒーそのものに地域の独自性を持たせるには限界がある。そうすると,コーヒー以外の菓子・軽食や料理が重要になってくるだろう。カフェにプロパーなのはやはり菓子・軽食である。だからアンボンのカフェを知る上でのポイントとなるのは,店で出す地元のクエということになるのかも知れない。<br /><br />これからは,少しずつアンボンのクエを憶えていくことにしよう。<br />

    こちらはシブシブカフェより店の雰囲気が庶民的だ。英語表記はなく,インドネシア語での注文になる。

    シブシブカフェのメニューを詳しく読んでみた結果,やはりアンボンのカフェは独自の世界を築いていることが分かった。欧米のコーヒーチェーンを模倣するような店づくりをしているところはほとんどないし,コピティアムKopitiamのような華人文化の匂いも全然しない。あくまでアンボンらしさ,アンボンならではの独自性を前面に押し出しているように見える。
    一方,マルク諸島はスマトラ島のようなコーヒーの産地ではないから,コーヒーそのものに地域の独自性を持たせるには限界がある。そうすると,コーヒー以外の菓子・軽食や料理が重要になってくるだろう。カフェにプロパーなのはやはり菓子・軽食である。だからアンボンのカフェを知る上でのポイントとなるのは,店で出す地元のクエということになるのかも知れない。

    これからは,少しずつアンボンのクエを憶えていくことにしよう。

  • 注文したのは「(ナシ)プルッシラムnasi pulut siram」というアンボン名物のクエで,パンダンとともに蒸したもち米に削りたてのココナッツをのせ,その上からグラメラの赤黒い蜜を回しかけたというものである。<br /><br />甘そうなのは覚悟していたので,コピはコソンkosong(ブラック)で注文したら,女給さんに「ああ,***ね」と訂正された。このカフェでは何と呼んでいるのか知りたかったが,聞き損ねてしまった。<br /><br />コピとクエが揃って,さっそくクエをひと口‥‥。<br /><br />甘っ!!!<br /><br />これは想像を超えていた。グラメラの蜜は,ケチャップマニスを入れてるんじゃないかと思うほど甘いうえに重たい。<br /><br />食べ終えるまで,ジョッキで出された湯冷ましばかり飲んでいた。アンボン名物の洗礼だった。<br /><br /><br />「Lela Coffee shops」<br />(座標:-3.694851207985931, 128.17916597664035)<br /><br />

    注文したのは「(ナシ)プルッシラムnasi pulut siram」というアンボン名物のクエで,パンダンとともに蒸したもち米に削りたてのココナッツをのせ,その上からグラメラの赤黒い蜜を回しかけたというものである。

    甘そうなのは覚悟していたので,コピはコソンkosong(ブラック)で注文したら,女給さんに「ああ,***ね」と訂正された。このカフェでは何と呼んでいるのか知りたかったが,聞き損ねてしまった。

    コピとクエが揃って,さっそくクエをひと口‥‥。

    甘っ!!!

    これは想像を超えていた。グラメラの蜜は,ケチャップマニスを入れてるんじゃないかと思うほど甘いうえに重たい。

    食べ終えるまで,ジョッキで出された湯冷ましばかり飲んでいた。アンボン名物の洗礼だった。


    「Lela Coffee shops」
    (座標:-3.694851207985931, 128.17916597664035)

  • 次に訪れたこのカフェは,アンボン滞在中で一番のお気に入りとなった。2つのシブシブカフェの間にある。<br /><br />かなり人気のあるカフェで,時間帯にかかわらず地元客でにぎわっている。<br /><br />

    次に訪れたこのカフェは,アンボン滞在中で一番のお気に入りとなった。2つのシブシブカフェの間にある。

    かなり人気のあるカフェで,時間帯にかかわらず地元客でにぎわっている。

  • 注文している客が多かったように見受けられたのが,ロティバカールroti bakar。<br />ピロシキのようなもので,揚げたてアツアツを持ってきてくれた。これはうれしい。<br />

    注文している客が多かったように見受けられたのが,ロティバカールroti bakar。
    ピロシキのようなもので,揚げたてアツアツを持ってきてくれた。これはうれしい。

  • そして,これはアンボン名物「(ナシ)プルッウンティnasi pulut unti」。<br /><br />ココナッツミルクとパンダンで炊いたもち米の上に,グラメラで甘く炊いた削りココナッツがトッピングされている。こちらは先に述べたプルッシラムほど激甘でなく,ほっとした。<br />

    そして,これはアンボン名物「(ナシ)プルッウンティnasi pulut unti」。

    ココナッツミルクとパンダンで炊いたもち米の上に,グラメラで甘く炊いた削りココナッツがトッピングされている。こちらは先に述べたプルッシラムほど激甘でなく,ほっとした。

  • そしてレマンlemangと,<br />

    そしてレマンlemangと,

  • 半熟玉子telur setengah matangを試してみた。<br /><br />インドネシアで半熟玉子というのはやや冒険かもしれないが,出てきた卵黄をスプーンですくってみるとかなり固まっている。やはり鶏卵の安全度を考えると,日本の温玉のようなゆるさでは出せないのだろう。<br /><br />半熟玉子と一緒に,店員さんがホワイトペパーの入ったコショウ入れの瓶を2つ置いていった。<br /><br />‥‥ん,これってどうしたら‥‥?<br /><br />としばらく固まってしまったが,たぶん店員さんが片方「食塩入れ」の瓶と間違えたんだね。<br /><br />ということは,アンボンのカフェでは半熟玉子を塩コショウで食べるということだ。<br />シンガポールやマレーシアのように,シーズニングソース(インドネシアではケチャップサンバルマイルドkecap sambal mild)をかけて食べる文化はまだないのかな。<br /><br /><br />「Kopi Tradisi Joas」<br />(座標:-3.697349326391193, 128.18124151825245)<br />

    半熟玉子telur setengah matangを試してみた。

    インドネシアで半熟玉子というのはやや冒険かもしれないが,出てきた卵黄をスプーンですくってみるとかなり固まっている。やはり鶏卵の安全度を考えると,日本の温玉のようなゆるさでは出せないのだろう。

    半熟玉子と一緒に,店員さんがホワイトペパーの入ったコショウ入れの瓶を2つ置いていった。

    ‥‥ん,これってどうしたら‥‥?

    としばらく固まってしまったが,たぶん店員さんが片方「食塩入れ」の瓶と間違えたんだね。

    ということは,アンボンのカフェでは半熟玉子を塩コショウで食べるということだ。
    シンガポールやマレーシアのように,シーズニングソース(インドネシアではケチャップサンバルマイルドkecap sambal mild)をかけて食べる文化はまだないのかな。


    「Kopi Tradisi Joas」
    (座標:-3.697349326391193, 128.18124151825245)

  • アンボンを去る前に,今度はシブシブカフェの本店のほうに行ってみた。

    アンボンを去る前に,今度はシブシブカフェの本店のほうに行ってみた。

  • 店内にはライブ演奏をするステージが設えてあって,ステージの背後にはマルクの英雄カピタン・パティムラKapitan Pattimuraの肖像が飾られている。彼は,オランダの植民地支配に対する反乱を指揮して暴れまわるが,裏切りにあって捕えられ,1817年アンボンでオランダ軍により処刑された。<br />

    店内にはライブ演奏をするステージが設えてあって,ステージの背後にはマルクの英雄カピタン・パティムラKapitan Pattimuraの肖像が飾られている。彼は,オランダの植民地支配に対する反乱を指揮して暴れまわるが,裏切りにあって捕えられ,1817年アンボンでオランダ軍により処刑された。

  • 店の壁一面に,海を渡って欧米で活躍したインドネシア人のアーティストやスポーツ選手などが顕彰されている。<br />

    店の壁一面に,海を渡って欧米で活躍したインドネシア人のアーティストやスポーツ選手などが顕彰されている。

  • 本店も2号店とメニューはほぼ同じ。今日もあの強烈なコピラロバンを頂く。<br />ここまでショウガが強烈だと薬効もありそう。<br />

    本店も2号店とメニューはほぼ同じ。今日もあの強烈なコピラロバンを頂く。
    ここまでショウガが強烈だと薬効もありそう。

  • 今日は来るのが遅かったのか,クエの在庫が残り少なく,メニューから注文するのではなく在庫が並んでいる水屋から指差しで注文することになった。<br /><br />選んだのは,なんきんのタルトtart labuをほんのひと口大に切ったものだった。菓子としては平凡なものだから何の気なしに口に運んだのだが,思わず「!」となるほど美味しかった。<br />アンボンのカフェを支える菓子職人に,よい腕前を持った人がいることは確かなようである。<br /><br />今回はほんのさわりだけだったが,アンボンのカフェ文化はもっと深そうである。色々な店を回ってみたい。もうアンボンを去らなければならないが,また次に来るいい口実ができた。(でも,バンドンのカフェにも行っとかないと‥‥。)<br /><br /><br />「Rumah Kopi Sibu Sibu」<br />(座標:-3.6978693778189, 128.18091530327087)<br /><br />

    今日は来るのが遅かったのか,クエの在庫が残り少なく,メニューから注文するのではなく在庫が並んでいる水屋から指差しで注文することになった。

    選んだのは,なんきんのタルトtart labuをほんのひと口大に切ったものだった。菓子としては平凡なものだから何の気なしに口に運んだのだが,思わず「!」となるほど美味しかった。
    アンボンのカフェを支える菓子職人に,よい腕前を持った人がいることは確かなようである。

    今回はほんのさわりだけだったが,アンボンのカフェ文化はもっと深そうである。色々な店を回ってみたい。もうアンボンを去らなければならないが,また次に来るいい口実ができた。(でも,バンドンのカフェにも行っとかないと‥‥。)


    「Rumah Kopi Sibu Sibu」
    (座標:-3.6978693778189, 128.18091530327087)

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