羽前・山形　風薫る心誘われ ＳＫＹメイっぱい満喫セールで飛ぶ かみのやま温泉 ぶらぶら歩き旅ー４

2024/05/26 - 2024/05/26

かみのやま温泉連泊なので特にすることも無いのですが暇つぶしに市内をぶらぶら歩いて散策でもします！～。

観光スポットである武家屋敷通りを見学しながら湯町・新丁・十日町と昭和の湯治の雰囲気や景観が残る町歩きは楽しいです。

且つては各町内に共同浴場が在りましたが老朽化なども問題で少なく成り、一番往時の面影が残っていた新丁・鶴の湯がなんと２月に閉鎖に成りとても残念でした…。

町のシンボルである上山城・月岡公園の天守は美しく整備された郷土資料館として一般公開されてますが今回はパスです（内容的に興味が無かったので）。

駅前から市営バスに乗車して郊外に在るショッピングタウンに出掛けてみましたが、都会も地方も同様なチェーン企業ばかりが目立って面白くないです？。
それでもローカル企業の美味しい物や珍しい物を見つけた時は嬉しくなりますがね？。

撮影使用カメラ　オリンパスＳＺ-１１・ルミックスＦＸ３３

エリア かみのやま温泉(山形)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

昨夜は隣接旅館の排水管の騒音で何度も目が覚めて寝不足です…、

宿の女将さんに話したら初めて聞きました？…って惚けられて参りました…、あれほどの騒音が聞こえないことはまずないと思うのですが最悪です…。

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菊屋ホテル 宿・ホテル

温泉街の北西には今でも「武家屋敷通り」が在ります～、

上山藩４万石の城下町として発展したご城下に唯一残る武家屋敷が並んでいます。

藩の要職に就いていた家臣４軒の住居が往時の仲丁通りに佇んでいます。

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武家屋敷通り 名所・史跡

１軒目は「武家屋敷 森本家」です、

現在も子孫が居住する私邸のため外観と軒下までと庭のみが見学出来ます。

正面に長屋門などが無い為に中級以下の身分で在ることが判ります。

家屋の玄関までは見学が出来ました、

代々藩主の随伴役が多く寛永3年に定住し文久年間以降、現在の屋敷に移住したと言われてます。
茅葺建ての家屋と石垣や綺麗に手入れされた小庭が印象的です。

２軒目は「武家屋敷 三輪家」です、

唯一内部まで一般公開されて見学出来る武家屋敷で、入館料が大人￥２２０必要。

同じく長屋門などは見当たらなく木製の門のみです？。

主は三輪十郎左衛門重胤とこの地で改名したそうです、

寛政８年に家臣となりこの地にやって来ました、江戸藩邸上屋敷に勤務し後に側用人まで出世したそうです。
家屋の規模（３００坪）も大きく立派であることから身分も中・上級だと判ります。

屋敷の周りには石垣が築かれています、

元々は土塀や土塁で築かれて屋敷が囲われていた様ですがより強固な石垣に修復されたのでしょうか？。

庭に咲く季節の花花々が長閑な雰囲気を醸し出す～、

どの武家屋敷も茅葺屋根、鉤型の曲屋、玄関と通用口とを別にする武家中門造りの建築様式で約２００年前の建造です。

３軒目は「武家屋敷 山田家」です、

現在も子孫が居住する私邸のため外観と軒下までと庭のみ見学が出来ます。

森本家同様に家屋の規模（１５０坪）から中級の身分下だと推測します。

庭先に咲いた大きな芍薬の花がご立派！、

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花…と有る様に美しい女性の容姿を花にたとえた素晴らしい日本語の言葉です。

最後は「武家屋敷 曾我部家」です、

現在は誰も暮らしておらず外観と軒下までと庭のみが見学出来ます。

宝永５年に家臣となり代々藩の役職を務めた家柄のようです。

現在は「紫苑庭」として一般開放しています、

例年４月下旬から１１月上旬まで花咲く憩いの場として開園しています。

特に土日祝にはお茶等のおもてなしも行われているようです。

空地に建つ「明新館跡」の石碑です、

旧上山藩三万石の藩校・明新館が在った所です、詳細は解説板を読めばなるほど孔子の教えの儒学から成る文武両道を推奨していたようです。

閑静な温泉街が佇む「湯町」に来ました、

かみのやま温泉は湯町・新湯・十日町・河崎・葉山の５地区から構成されている上山温泉郷ですが一般的にかみのやま温泉と称しています。

温泉街中心に在る「湯町の足湯」は鶴の休石が立つところ、

市内に５カ所ある無料足湯の一つでかみのやま温泉発祥の地に在りのんびりと旅情を楽しめる足湯です。

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鶴の休み石 湯町の足湯 名所・史跡

こちらには「鶴の休石」があります、

発祥の地のシンボルとも言える休石は親子の鶴が仲良く居ます…、その昔、鶴がここのお湯で傷を治療していったという話を元にしたのでしょう。

鉤の手のような路地が印象的です、

周辺には４軒ほど営業する宿・温泉が在りますががまるで黒石・温湯温泉の客舎を思い出させる雰囲気と景観です？。

威風堂々たる木造２階建て旅館・松本屋です、

が惜しくも廃業されてそのまま放置されてるようです…、創業は判りませんが家屋は大正から昭和初期に竣工された意匠が感じられます。

これほど風情のある旅館を放置は勿体ない？…、

リノベーションして宿の存続やカフェ、郷土資料館などに出来ないものでしょうか？。
どう観ても重要有形文化財としての価値はあると思うのですが？。

その隣には土蔵が並ぶ好い景観です！、

漆喰仕上げの白壁ではなく土壁をそのまま活かした土蔵も風情があって好いです。

三日月不動堂から下って新丁に来ました、

細い通りが真っ直ぐ県道へ延びる昔ながらの商店が軒を並べています。

新丁に有る「共同浴場・鶴の湯」です、

が今年の２月末で閉鎖されたばかりで湯の暖簾が掛かればまだまだ現役で頑張れそうですがとても残念です。

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かみのやま温泉 新丁共同浴場 (鶴の湯) 温泉

玄関まで入らせて頂きました～、

昭和３３年に建て替えられたそうですがレトロ感いっぱいの雰囲気が懐かしい！…。

券売機には大人￥１５０・小学生￥１００・洗髪料￥１００とありました。

県道１３号線は旧羽州街道に当たる通りです、

角の商家も堂々たるもので築１００年は超えてそうですが実に好い雰囲気です。

手前の篠原精肉店の揚げ物総菜・焼鳥は旨いと評判ですよ！。

十日町へ向かって進めばドン突きが鉤の手に成っています、

バス通りで鉤の手に成ったいるのはここだけで珍しいです？、が雪の季節は大型車の対向は大変でしょうね？。
且つての旧街道筋として栄えた大きな商家が建ち並んでいます。

鉤の手の角に建つ商家も立派です、

雰囲気からして築１００年以上はあるので燃料・旅館・呉服・金物・菓子でしょうか？。
意外と蕎麦屋の様な飲食店だったことも考えられますが想像するのは愉しい！。

ここからは十日町通りに成ります～、

二日町・荒町川まで直線上の通りが１ｋｍほど続く且つての十日町商店街として栄え経済を担ってきたところです。
が今は閑散としています…、車も郊外の上山バイパスに役目が移行されました。

当時は卸売りから一般小売りまで在ったのでしょう！、

よく見ていると醸造醤油・味噌屋に燃料屋、金物屋に電気屋に文房具屋、書店・美容院から医院に銀行、菓子屋に飲食店までと何でも揃うだけの店が並んでました。

十日町の中心に在る交差点に来ました、

角に建つ木造２階建てモルタル造りの長屋建築・４軒続きですがノスタルジックな雰囲気が堪りません？…。
何とかリノベーション活用が出来ないものでしょうか？…。

通りを入れば旅館の壁が続きます、

玄関は十日町通りなので奥へ続く長い木造一部３階建てですが休業中なのかも知れません？。

「下大湯 開湯三百八十年記念碑」の石碑が建っています、

ここも石の上には番いの鶴がお湯で傷を治療していったということでしょうか？。

十日町温泉・下大湯の歴史が刻まれています。

市内最大の公衆浴場「下大湯公衆浴場」です、

市内に４カ所ある中の一つですが、沢庵禅師も入浴した開湯４００年を迎える最も歴史の古い湯は地元住民と観光客で賑わっていました。

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下大湯公衆浴場 温泉

１本内側の旧街道筋を歩いて行きます～、

１階部分の意匠がどう観ても旧カフエからの旧赤線の雰囲気が臭うのですが？…、また、２階壁面部分も臭いますね？。
歴史的にも経緯的に考えても在っても不思議ではありませんからね？。

古い町並みが残ります…、

醸造蔵元であるマルイ「石井伊惣治商店」の味噌・醤油蔵が観えます。

空地から直ぐ上に上山城天守が観えます、

余りにも近いのでびっくりしましたが城下町に天守が有るだけで印象がアップするのは私だけでしょうか？…。

月岡公園へ上がる道路からも天守が観えます～、

町並の中に城が観える景観が一番いいですね！、城だけだと余りにもわざとらしくて嫌味に成ってしまうので出来れば生活感があれば尚好いと思います。

曲りくねった道と階段を使って「上山城郷土資料館」に来ました、

昭和５７年に二の丸跡に建てられた復興天守は望楼型の３層模擬天守で資料館として開館しました。

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公益財団法人上山城郷土資料館 名所・史跡

天守と続く櫓門もご立派！、

上山城の歴史は最上家の最南端の城塞でしたが改易後は歴代藩主が入れ替わり、城下町まで含めた諸施設が整ったのは土岐家２万５千石の支配の時代です。

壮麗な城郭は「羽州の名城」として広く知れわたりました、

が元禄５年に土岐氏の転封と共に藤井家３万石と成り幕末まで続きましたが、幕府により取り壊され払い下げられて廃城と成り濠跡の一部が当時の名残を残すだけです。

十日町通り沿いに在る「長屋門ギャラリー」です、

昔ながらの長屋をそのまま活用したレンタルスペースとして活用しています。

以外にも歯科医・居酒屋などが営業しています。

長屋門ギャラリー 美術館・博物館

長屋門の中程が入口で玄関へ至るようです、

立派な長屋門が構えている武家屋敷なので梅津家は身分の高い家柄のようです。

現在は歯科医として大正１１年築の座敷蔵が登録有形文化財に成っています。

裏側に回ればその全体が見渡せます～、

武家屋敷に相応しい板塀に囲まれ庭園が施され裏門も有り贅沢な造りです。

この歩道も整備されて実に好い風情ではありませんか？。

「かみのやま温泉観光案内所」で一休みします、

案内所以外にも休憩スペース・トイレ・カフェなどが在るので利用価値は大です～、但し、カフェは高いので隣のコンビニで買った方が合理的です。

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かみのやま温泉観光案内所 名所・史跡

１３：２０発「上山市営バス・市内循環線」に乗車します、

バスと言ってもワゴン車で業務委託なのでしょう、市内南部を一方通行で走ります。
大人１回￥２００で一周すれば市街地の主なところはカバー出来そうです。

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上山市営バス 乗り物

昨日買い物した「ヤマザワ前」バス停です、

駅からは１０分ほどなので待ってる時間内で歩いて来られますが、買い物してから宿のある新湯まで乗車すれば時間は掛かりますが楽です。

＊新規クチコミ登録は却下でした

２５分ほどで「ヨークタウン前」で下車します、

国道１３号線バイパス沿いに出来たショッピングタウンでヨークベニマル上山店やホームセンターに専門店から成るロードサイド大型店です。

ヨーカ堂系列のスーパーですがお昼食べて買い物していきます～。

４００ｍほどで「おーばん上山店」にも寄ってみます、

５年前にも一度来ましたが店内で焼いてるパンが美味しいので買って帰ります。
企業名は本社の在る尾花沢で一番に成りたいのでおーばんと名付けたそうです。

買い物した荷物も在るので一度宿に戻ります。

前川に架かる眉橋からの眺めです、

月曜日なので観光客も見当たらず市街地も閑散としています…、この静かさが本来のかみのやま温泉の風情かも知れません。

今夜も連泊なので「菊屋ホテル」に戻って来ました、

今夜は宿泊客がいるんでしょうか？…、まぁ年金生活者は国内にごまんといますから平日も週末もないわけです。
経済活性化の為にお金を使ってくれないと景気が良く成りませんから。

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菊屋ホテル 宿・ホテル

観光客が少なくなる夕方に来ました「下大湯公衆浴場」～、

窓から浴場で寛ぐ湯の音が聞こえてくる湯治場の雰囲気が今でも感じられます…。

昔ながらのスタイルでずっと守り続けて来た湯の文化を大切にしたいです。

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下大湯公衆浴場 温泉

玄関を入って下駄箱に靴を入れて券売機で大人￥１５０を購入～、

奥の２階の階段を上がれば有料休憩室が一人￥２００で利用出来るそうです。

では、源泉掛け流しの湯を愉しみましょう！～。

身体が温もり過ぎて汗が出て来ます？…、

浴場内は昭和の面影が残る大きい浴槽であつ湯とぬる湯ですがやはり熱い？…、地元の皆さんはやせ我慢比べのように思えて成りませんね？。

自販機で水分補給とクールダウンしましょう！…。

下駄の音を鳴らしながら♪路地を歩いて帰ります～、

火照った身体を冷ますには丁度好い頃合いで、毎日浴場を巡りながら暮らせば病気もしない体に成って健康にいいだろうなぁ？って思いました。

町中の至る所から観えるか上山城の天守です、

当然ながら復興天守ですが、江戸時代の庶民はどのような思いで本丸や天守を眺めていたのでしょうか？…、気には成りますがね？。

暗い部屋の「ホテル菊屋」に戻ってきました…、

カビ臭さと湿気には参ります？…、朝は冷えるのでストーブは確かに有難いです。

そして、夜にはまた悩まされる隣の排水管から漏れる騒音で寝不足に成ります？。

菊屋ホテル 宿・ホテル

１階のシャワールームです、

ユニットバスなのでシャワーの利用だけは問題なく熱い湯が出るので朝シャンには好いです。
が脱衣場には足ふきマットが無く、貞子がいないか確かめないといけません？…。

この後は、風薫る心誘われ ＳＫＹメイっぱい満喫セールで飛ぶ 赤湯温泉 ぶらぶら歩き旅ー５へ続きます