2024/05/02 - 2024/05/05
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レイジーさん
この旅行記のスケジュール
2024/05/03
2024/05/04
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GW富山旅の2・3日目です。2日目は「木彫りの町 井波→錫鋳物の能作→富山駅を経由して越中八尾の曳山祭」という流れです。本旅行記では3日目午前の白川郷まで記します
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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GW富山旅の初日は福野夜高祭が深夜2時にまで及ぶ関係でホテルは取らず(正しくは取れなかった)JR城端線福野駅の駅舎で一夜を明かしましたが
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富山旅2日目は福野駅→砺波駅→井波→能作本社工場→高岡駅→富山駅→越中八尾駅という行程です
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福野駅始発の電車で砺波駅に移動し、そこからバスで井波に午前8時過ぎに到着です
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井波は木彫りの町として知られており、町の各所には素晴らしい木彫りが飾られています
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木彫り細工のお店も沢山あります
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こんな彫刻作品を自宅の欄間などにできたらどんなに素晴らしいことか
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ともあれ、井波に来たのは「井波よいやさ祭り」のため。夜高もそうですがこの地方の祭りの掛け声はヨイヤサーで、重い物などを動かす際にいう掛け声の意や、よいやさ→世弥栄(いやさか)→ますます栄えるといった意味があるよう
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先ずは獅子舞が行われております
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一軒一軒の軒下に獅子が頭を突っ込み厄払いをしていきます
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神輿神幸のスタート地点に向かいます。途中には勝駒の兄弟蔵である若駒酒造場の直売部門である清都酒店
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前回来たときはお酒を購入しましたが、今日はお店は開いているものの店員さんが不在だったので瓶だけ眺めて退店
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はす向かいの酒屋さんには飲酒猫が。八日町通りの各お店には特色のある木彫りの猫が配置されており「井波ねこ探し」として井波散策スポットになっています
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井波は道路側溝の蓋すら芸術的
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鯉の滝登り側溝蓋
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神幸のスタート地点に来ました。これは子供神輿ですね
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大神輿は3種類。6角形
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4角形
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8角形
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各神輿が晴天に映えています
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ヨイヤーサーの掛け声も勇ましく、いよいよスタート。大神輿は約40人で担ぎます
井波八幡宮よいやさ祭 祭り・イベント
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神輿について行って
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瑞泉寺のあたりに来ましたので
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瑞泉寺に。写真は山門
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去年来たときに堂内を拝観したので今回は庭だけ
井波別院瑞泉寺 寺・神社・教会
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丁度藤の花が見ごろを迎えていました
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地元の人が樹齢100年ぐらいだよと教えてくれました
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ツツジも負けずと咲き誇っていました
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天皇の勅使をお迎えする勅使門には獅子の子落とし
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瑞泉寺の脇には芸術性で世界でベストテンに入るであろうコカ・コーラの自販機
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ちょっとかわいすぎんよ
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少し歩いて井波城本丸跡にある井波八幡宮に。「井波よいやさ祭り」は井波八幡宮春季例大祭の神事となっています
井波八幡宮 寺・神社・教会
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角ありの狛犬
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その後は神輿のところに戻ってきました
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屋台
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夕方の宮入まで約10km担ぐとか。横棒のない神輿なので大変だ
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きょうも天気が良く暑いぐらい。となれば
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クラフトビールのブルワリー「NAT.BREW ナットブリュー」に来ました。現在午前10時。本来は午前11時開店ですが、お神輿をお迎えするために店主がいらっしゃったのでお願いしたら
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いいですよ~とのことで一杯飲ませていただけました。オープンからまだ2年とのことで綺麗な店内
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代表銘柄?の「HEY HEY HOO」をパイントでいただきました。土着の素材を取り入れているそう。このヘイヘイホーには香木にもなる黒文字(クロモジ)が使われています。シトラスを感じられる私の最も好きなタイプのビールでした
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御厚意で店内からお神輿の神幸を見させていただきました。まさに僥倖。ただ、大神輿が来るまでにバスのタイムリミットが来てしまい井波を去らざるを得ません
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木彫りの町 井波。観光地としてはマイナーですが、本当に楽しかったです
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その後は良い天気の中、錫鋳物の能作の本社工場に向かいます
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到着。5年前に移転したばかりとのことで、全てが新しく綺麗な建物でした
能作 専門店
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あとで調べたら横浜の高島屋にもテナントで入っていました。意外と身近にあった
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今日はオープンファクトリーということでイベントの日。人が沢山来ていました
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仕上げ工程の仕事場が見学できました
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錫鋳物+氷水。熱伝導率が高いので手に冷気がすぐに伝わってきます
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キーワードラリーで能作クリアファイルをいただきました(ボールペンなどのノベルティから選べました)
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ここに来たメインの目的は「わけあり&蔵出し市」のため。結構いい値段がする錫鋳物が30~50%OFFのセールが行われています。考えることはみな一緒で、すごい人出でした。11時半ぐらいに到着したものの、整理券を渡され13時の回になりました
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今日は訳あり市に来ましたが、カフェレストランや製品を買える施設なのでおすすめです。後述する世界遺産バスの停留所にもなっているのでそれで来ることもできます。
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今回はこれの内面金箔張りのを3割引きで購入しました。「金箔の輝きがより一層日本酒をひきたてます。錫100%のためやわらかく機械作業に向かないため、一つ一つ職人の手で仕上げられたぐい呑は、金沢の職人の手により一枚一枚金箔を貼ることでやっと完成します。(公式HP)」とのこと
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能作から砺波駅→高岡駅→富山駅→越中八尾駅と移動
越中八尾駅 駅
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越中八尾というと9月に行われる「おわら風の盆」が有名ですが、 今回は越中八尾曳山祭に来ました。富山県有形民俗文化財
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駅から歩くこと約15分、最初の曳山に出会えました
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八尾の曳山はWikipediaによると「江戸時代の名工が手掛け、改良されていった彫刻、漆工、彫金、金箔などを纏った絢爛豪華な曳山と、曳山内で演奏するお囃子は、良質な蚕種の販売が全国の4分の1のシェアがあったとされる養蚕業(蚕種・絹糸)と、配置薬の包紙などに使用された八尾和紙で豊かな財力を誇り(つづく)
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イチオシ
江戸時代には富山藩の財政の多くを支える「富山藩の御納所(おなんどころ)」と呼ばれ、曳山は裕福な豪商の旦那衆によって造りあげられていったもので(つづく)
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おわら風の盆とともに八尾町民文化の繁栄の証であり誇りとなっている」とのことで、それを今に伝えている八尾も凄い
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車輪だけみても漆と彫金が・・・素晴らしすぎる
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大彫:「関羽書を読むの図」
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大彫:「琴高仙人」
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大彫:「鹿に寿老人」
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この曳山祭は八尾八幡社の春季祭礼となっていますので八幡社にもお参りを。夜の宮入の時にも来ますが
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まだ日が高いので少し街歩きを
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八尾には酒造が2つあります。最初は福鶴酒造。ここの「八王」は以前高岡駅で買った記憶があります
福鶴酒造 専門店
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もう一つの酒蔵、玉旭酒造。代表銘柄は「玉旭」
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玉旭酒造店内。有料試飲は100円1種か、500円で30ml×6種。ちょうど一合が500円。気さくな店員さん含め、大変結構でした
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玉旭 PREMIUMシリーズWHITE 純米うすにごり生酒を購入
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若宮八幡社 蚕養宮
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若宮八幡社の裏から城ケ山公園へ登ってみます
城ケ山公園 公園・植物園
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写真の展望台脇の立札を見たら標高2040mと書いてありました。越中八尾の町自体が標高高いのでしょうけど
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その分眺めが良い。富山湾まで見えます
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諏訪町本通り。「日本の道100選」らしいです
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たこやき しみずさんで10個400円のたこ焼きを。地域に根差したお店はやっぱいい
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聞名寺。境内には露店が沢山出ていました
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曳山の場所に戻ってきました。飾りの解体と提灯の取り付けが終わり
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日も暮れてきたあたりで
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曳山の提灯に明かりが灯ります
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各曳山には約400もの提灯がつけられているらしいです
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遠目から
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八幡社へ坂を上っていきます
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八幡社へ宮入りしていきます。曳山は曲がれるようにできていないので人力で強引に曲げますが、その辺りも曳山の見どころです
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この後順次曳山が八幡社に宮入りしていきお祓いを受けて自分の町内に帰ってきます。最後まで見ていくと遅くなってしまうので富山駅に戻ってホテルに向かいます
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富山駅に戻りました。時刻は午後9時過ぎ。ラーメン一心 富山駅前本店に来ました
ラーメン一心 富山駅前本店 グルメ・レストラン
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ラストオーダーの時間になっても店外には行列が。富山ブラックをいただきました
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本日の宿はホテルリラックスイン富山。GWでしたがほぼ普段の価格で泊まれました。2連泊します。
ホテルリラックスイン富山 宿・ホテル
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普通のビジホですが駅から徒歩数分ですしトイレとバスがセパレートになっているのが良かったです。2日間まともに寝ていないので爆睡
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翌朝。朝食無料のホテルでしたが5時半ぐらいの電車で城端駅経由で白川郷に向かうので食べられず。明日は食べよう
JR城端線 乗り物
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白川郷へは「南砺金沢・世界遺産バス フリーパス」を利用します。金沢~城端~井波と、高岡~城端~五箇山~白川郷の路線が3,800円で3日間フリーになります。アプリのtabiwaから購入
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世界遺産バスの最も早い便は高岡ではなく城端駅前7時20分発
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岐阜県ですが白川郷に到着。乗客は私一人でした。
白川郷バスターミナル 乗り物
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ここは世界遺産 白川郷合掌造り集落
荻町城跡展望台 名所・史跡
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集落に入ったあたりで人の流れがあったのでついていったら展望台でした。道路沿いの展望台と、天守閣というレストハウスの展望台がありました。朝食食べていないので飛騨牛おにぎりと蓬莱 純米吟醸で乾杯。景色に焦点を合わせると格安スマホゆえのピンボケが残念
天守閣 グルメ・レストラン
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「天守閣」は土産屋も併設。折角なので蒲酒造 とろーりにごり原酒も購入。裏のラベルには「超・濃・厚!」と書いてありました
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白川郷マンホールもいい感じ
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展望台を後にして本格的に合掌造りを楽しみます
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ここはインバウンドの人が非常に多かったです
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まあGWですから日本人も多かったですが
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道端の水路にはニジマス?がわんさかいました
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内部見学できる和田家に来ましたが、めっちゃ並んでる~
国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡
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すれ違う幅のない階段を上り
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養蚕で使われていた道具類の展示
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この和田家は世界遺産地区内で最大級クラスの合掌造りとのこと
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夏は風通しが良くて良いなあと思いましたが、虫はどうしているんだろう。囲炉裏の燻蒸効果で防ぐのかな・・・
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公開されている建物ですが現在も住居として使われているそう
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和田家の後は
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点在している合掌造りを外から見つつ
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白川八幡神社に来ました。例年10月に行われる「どぶろく祭」の会場でもあります
白川八幡神社 寺・神社・教会
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通りしなの茶店でとちもちを購入。手作りのようです
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であい橋。駐車場と集落をつなぐ橋なので人が多い
であい橋 名所・史跡
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酒屋の今藤商店にて
今藤商店 グルメ・レストラン
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白川郷ビールを。小麦使用で暑いときにピッタリのビールでした。どぶろくソフトというのも名物のようです
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先ほどの和田家の他に内部見学が可能な神田家に来ました。合掌造りの家はみんな床がツルッツルのテカテカでした
神田家 名所・史跡
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合掌の頂点フロア
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梁と囲炉裏端。まるで絵画ですね
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さて、GW富山旅3日目午前中は岐阜県に少し入りましての世界遺産 白川郷でした。次の旅行記は富山県に戻って射水市の「やんさんま(流鏑馬神事)」からとなります。こんな長い旅行記を読んでくださった皆様に感謝。
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