1粒で3度美味しい、マイル特典旅 シンガポール、イタリア縦断、台湾　②

2024/04/27 - 2024/05/08

マイルで取ったイタリア。
日程が4/27～5/8でしか取れなかったので、せっかくだったらと
イタリアを縦断してきました。

通常は北のミラノから南のローマに行く方が多いようですが、
旅の終わりにできたら治安がいいところの方が安心かも？と思い
福岡→シンガポール→ローマ→ナポリ→カプリ島→ナポリ→
フレンチェ→ベネチア
→ミラノ→台湾→福岡という旅程です。

美術や歴史に詳しくないので、それは他の方にお任せして、
もっぱらトイレ情報や日常的な
ことを書いた備忘録的な旅行記です。

でもどなたかのお役にたてば幸いです。

今回はローマ編です。

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発です。
深夜便なので、ぐっすり眠れそう。
ちなみに席はお互いトイレに行きやすいように、通路側を取りました。

アジア系の航空会社だからなのかビーフン！

映画はみたいものがなかったので、ネットフリックスで
ダウンロードしてきた韓国ドラマ「涙の女王」を見てました。
おかげであっというまに着いた感じです。

ローマに着いたらまさかのタラップを降りるスタイル。

スーツケースがでてきたら、がーん！
ジッパーが壊れてました。
ジッパーの故障は保証されない、と言われました。

安物だし、詰めすぎた・・・・。

とりあえず、保安所のおじさんみたいな人からテープを借りてグルグル巻きに。

これからが思いやられる、と思ったけれど、これが案外功を奏すことに。

ローマから市内に出るにはレオナルドエキスプレスかバスで、と聞いてました。
時間もあるし、安いのでバスで向かいます。

ローマでのお宿はこちら。
ラカーサディアミー。

今回、キャリーを持って移動が多いので、できるだけ駅に近い所を探しました。
こちらも駅からほんの５分ほど。

受付に行くと陽気なイタリア人らしい青年が
「ぼんじょるの～、うえるかむ～。」と出迎えてくれてホッとしました。

で、お部屋に入るには、まずこの大きな門のカギをあけ・・・

そしたら、このステキなお庭があって、右に行くと古めかしいエレベーター。
それに乗って3階へ。

そして建物にはいるのにまだカギを開けて（これがメッチャあけづらい）
そしてお部屋のカギをあけるという、いかにも古いヨーロッパらしい構造でした。

今回の旅ではここが一番質素なんですが、それでもテーブルに椅子もあって
上等です。

ちなみに2泊で279ユーロ。
約47000円です。

ブッキングドットコムで予約しました。

そうそう、お金はカードもあるので、現金5万円ほどを小額紙幣で
天神の両替所で両替しておきました。

ベッドもまずまず。

冷蔵庫は何でもはいるタイプ。
これ、すっごく冷える冷蔵庫で、上の方に入れていたものは凍ってました。

洗面所はもちろんシャワーだけ。
でもお湯の温度も量もたっぷりでした。

窓をあけると通りの前の建物ビュー。
この建物の向こうがローマ、テルミニ駅という立地です。

テーブルの上には食べきれないほどのスナックや飲みものが置いてありました。
お皿もあって助かりました。

それではさっそく行動開始。
まずはコロッセオへ。

今回今年になって仕事が忙しかったことと、あまり調べすぎると
そこを確かめるような旅になる、とどなたかの旅行記で読んで
それもそうかも、と思いあまり下調べをしていませんでした。

だからどうしても行きたいところだけ。

コロッセオはその大きさを見てみたかったので、出発1ｹ月前くらいに慌てて
入場の予約をしました。

この日はすっごくいいお天気で暑いほどでした。
ここまではバスできました。

コロッセオの入場券を予約するとオープントップバスの一日乗車券も
ついていたので、それを利用しました。

世界中からたくさんの観光客がきています。
バスを降りてから入り口までややしばらく歩きました。

おおっ！
デカイ。

こんなのよく建てたよね～、とそんな感想しかでてきません。
でも昔の人が建てたところにこうしているなんて、なんかすっごく不思議です。

入場口はどこ？

入場は予約している時間にならないと入れてもらえません。
そうこうしていると、オットの「ボク、トイレに行ってこようかな？」が
始まりました。

そうです、オットは、というか私もトイレが近い。

イタリアに行く前に行った人に尋ねると「トイレはあまりないし、
あっても便座がない。」と言われ
二人ともびびっていたのでした。

で、オットは広いコロッセオの周りをぐるっ、と周りやっとトイレを探し
入ろうとしたものの、１ユーロ必要で、けれども小銭はなく、
またそこからお店のある所までテクテク歩き何か買おうとするも、
「コインでお釣りは渡せないよ。」みたいなことを言われたようで、
きっと困り果てた顔をしていたのでしょう、お店の人が
「トイレ使っていいよ。」と言ってくれたらしく、事なきを得たのでした。

なので、オットはいつも何か買っては小銭を用意していました。
ちなみに安いところで０．５ユーロ、もしくは駅などは１ユーロ、
どこか忘れましたが1.2ユーロというところもありました。

今回はもしかしたら私たちのような方もいらっしゃるかもしれないので、
トイレ事情もお伝えできたら、と思います。

そんなこんなでやっと入場。
世界遺産だからなのか、イタリアではだいたいどこに入る時も空港の
保安検査のようなことがありました。

コロッセオ、入場したらすぐ左手に無料のトイレがありました。
でも長い列です。

エレベータで３階まであがると展示場みたいなものがありました。
でもほんとにたっくさんの人がいて、ゆっくり見られる状態ではありませんでした。

それでも下はこうして見下ろすことができます。

高い所にはエライ人が座っていたらしいですが、そこに行くまで大変だったろうな、と下世話なことを思いました。

あそこに猛獣たちがいたらしい。
映画グラディエーターを思い出しました。

ホントは真実の口まで行きたかったのですが、なんだか暑さと人の多さに
ぐったりして次の目的地へ。

そうです。
スーツケースが壊れたので、今回予定にはなかったけれど、
これも神様の思し召しと思い、リモワ のスーツケースを買いに行くことに。
ローマ市内にショップがあるらしい。
えっへへへ。

欲しいものはなかったけれど、思った以上に高かったけれど
コレにしよう！とお会計。

今回出発数日前にいつものカードに不正利用があったとかで
カード会社から連絡がありました。
なのでいつも使わないカードを2枚持ってきていました。

ホクホク気分で会計しようとすると、お店の方が
「お客様、ピンコードの入力を。」と。

「ん？ピンコード、あっ、暗証番号か。」
でも、いつもは使わないこのカード達。
2回チャレンジするもダメ！
えー、なんやったっけ？？？？

オットはオットで入会キャンペーンのために新しく作ったカードを
持ってきていたため、「多分、そんなに枠ないと思う。」と。

ということで、ションボリ諦めました。
ふぇーん、
でも散財せずにすみました。
円安だしね、そこまで気に入ったわけじゃないし、
と自分を慰めながらホテルへ。

みなさま、海外に行くときはちゃんと暗証番号を確認していきましょう♪

なので、ホテル近くのお店で今日の夕飯を買って帰ります。
この時買ったこのマンゴージュースが濃くってすっごく
美味しかったのですが、このあとどのお店でも見つけることはできませんでした。

イタリア、どこでもオレンジがいっぱい。
ジュースもお願いします。

と、頼んだらトマトジュースのようなオレンジジュースがでてきました。

最近はオットのトイレを気にしなくっていいし、お店で気をつかわずに
すむので、もっぱらお気楽な部屋食です。

今日は日差しを浴びて疲れたので、もうホテルに帰ります。